犬でもできる競馬血統予想

血統を中心に組み立てた競馬予想をだれでもわかりやすいように書きます。筆者が犬顔らしいのでこんなタイトルですが深い意味はありません(笑)

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2023エリザベス女王杯(GⅠ)予想

 

こんばんは。ちゃろです。

 

皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。

 

さて、本日は「エリザベス女王杯(GⅠ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。

 

※おことわり

・データについてはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。

 

▼デイリー杯2歳Sの血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

▼武蔵野Sの血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

福島記念の血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

11月12日 2023エリザベス女王杯(GⅠ)血統予想

 

エリザベス女王杯の過去血統傾向~

 

 



 

 

<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)

・父の好走数  日本型 23回  北米型  0回  欧州型  7回

・母父の好走数 日本型  3回  北米型 10回  欧州型 17回

 

※京都開催のみ(20~22年は阪神開催)

・父の好走数  日本型 17回  北米型 0回  欧州型  4回

・母父の好走数 日本型  2回  北米型 7回  欧州型 12回

 

<血統のワン!ポイント>(過去10年または京都開催過去7年)

・父日本型サンデー系ディープ系)は過去10年で馬券になった馬30頭の内23頭。京都開催に限れば21頭の内17頭。父サンデー系ディープ系)にとっては絶好の舞台と言える。

・京都開催過去7年を種牡馬別に見ていくとディープインパクトが7回、ステイゴールドハーツクライがそれぞれ3回、キングカメハメハハービンジャーマンハッタンカフェがそれぞれ2回馬券になっている。ディープインパクトやスタミナ自慢のLサンデー系が好相性であることがわかる。

・好相性の父サンデー系との配合見るとノーザンダンサーが非常に相性が良い。欧州型ならヌレイエフ系サドラーズウェルズダンジグ系。北米型ならストームバード系が相性が良い。

・上の図をよく見ると母父北米型ボールドルーラーも好相性に見えるがこれはクロコスミア1頭が3年連続で馬券になったため。

・父キングマンボ系は過去10年の京都、阪神時代を含めても3着2回のみで連対はなしと不振な結果が続いている。

 

エリザベス女王杯のレース質~

 

※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。

今回の注目ポイントは

 

※基本的に京都開催のみ過去7年で集計

【枠順】・・・過去10年で見ると外枠の数字が良く見えるがここには落とし穴がある。近3年の阪神開催ではすべて8枠が勝利し、7枠は2着に3回(同着含む)なっている。京都開催に戻ることを考慮して京都の過去7年のデータをまとめると勝率、複勝率は1枠、連対率は3枠がそれぞれトップだった。言うまでもなく内枠有利阪神開催とはまったく特徴が異なる点は必ず押さえておこう。

【ローテ】・・・京都開催過去7年の3着内トップは前走府中牝馬S組(9回)で頭一つ抜けている。秋華賞(4回)、オールカマー(3回)と続く。府中牝馬S組で馬券になった9頭の内7頭は前走で5着以内に好走していた。前走府中牝馬Sで好走した馬はある程度信頼したい。また秋華賞から連対した3頭はすべて秋華賞で3着内に好走していた。オールカマー組も前走で5着以内の馬しか馬券になっていない牝馬女王決定戦は秋の好調馬を狙いたい。

【ペース・脚質】・・・過去10年はハイペース0回、ミドルペース1回、スローペース6回。近3年の阪神ではペースが流れていたが、競馬場が変われば流れはこうも変わる。スローからの瞬発力勝負になることが多く、勝利した7頭の内4頭が上がり最速を記録している。良馬場なら32秒台から33秒台中盤くらいの決め手を持った馬が有利だ。好走馬の4角位置取りはかなりバラバラの傾向があり、逆に言えばどの位置からでも瞬発力を使える馬が好走しやすい。

【騎手】・・・19年までのやや古いデータなので参考に。まず注目したいのはM.デムーロ騎手。集計期間中で2勝を含む4回馬券になっている。ちなみに阪神開催の近3年でも12人気で2着同着になったライラックなど2回馬券になっているため過去10年で6回馬券になるほどこのレースに相性が良い。続いて岩田康騎手が3回、ルメール騎手川田騎手浜中騎手がそれぞれ2回馬券になっている。

【性別・馬齢・斤量・厩舎など】・・・馬齢には大きな傾向がある。テーマは「5歳以上は軽視」だ。京都開催の5歳以上の成績は【0-2-1-50】でかなり極端なデータになっている。出走頭数が多いものの成績が安定しているのは4歳馬で【5-3-5-30】。3歳馬は【2-1-2-20】となっている。厩舎所属にも顕著なデータがあり、関東馬は不振。頭数は多いが関西馬がダブルスコア以上の数字で結果を残している。

 

~出走馬全頭血統分析~

 

 

馬番 名前 性別馬齢 騎手

前走成績

血統適性、能力実績(SA)の8段階で評価

血統表・血統分析・コメント

の順に表記

 

 

①ブレイディヴェーグ    牝3    54    ルメール

前走:23年ローズS(GⅡ)2着

血統: 能力:

<血統構成>

<血統分析>父ロードカナロア香港スプリント連覇などGⅠ6勝。非常に総合力が高く瞬発力やスピードは素晴らしい素質を持つ。母系の良さを引き出すことができる万能種牡馬。母父はディープインパクトキングマンボ系×ディープ系という主流血統。このレースに好相性のヌレイエフ系を母母父に内包している。

血統からも見出せる非凡なスピードと瞬発力は過去走結果にも如実に表れている。新馬戦は超スローの上がり勝負とは言え32秒3を記録。前走のローズSは惜しくも2着に敗れはしたが32秒9の上がりをマークした。ここまでキャリア4戦はすべて上がり最速をマークしており瞬発力戦は大得意としている。京都開催のエリザベス女王杯は間違いなく追い風にはなりそうだ。

<コメント>前走のローズS見せた末脚は非凡。2着に敗れてはいるがレコードのペースを後方から追い込む競馬で内容は十分。勝ったマスクトディーヴァは秋華賞2着でレベルは高かった。疲労から秋華賞に進めなかったフラストレーションはここで晴らす。新たな歴史を創る"広い道"は自らの脚で切り拓く。

 

②ルージュエヴァイユ    牝4    56    松山

前走:23年府中牝馬S(GⅡ)2着

血統: 能力:

<血統構成>

<血統分析>父ジャスタウェイドバイデューティフリー天皇賞(秋)などGⅠ3勝。現役時代に日本競馬史上初の世界ランクで1位になった。長距離適性はあまり高くなく、その分スピードやパワーに長けている。母系は母父に欧州で14戦14勝の怪物フランケル。母母父ロミタスはドイツの名馬でサリオスやこのレースにも出走するサリエラの母父としても有名。母母デインドリーム凱旋門賞馬。

母系がガッツリ欧州ルーツで瞬発力やスピードはどうかと思っていたが、デビュー上がり最速を記録しつづけるなど非凡な能力を見せた。春のクラシックには無縁だったが、母系が後押しする成長力もしっかりと伝わり近2走の重賞で連続2着好走と本格化を迎えようとしている。分析してきたサンデー系×欧州型ノーザンダンサー系の相性の良さ、速い上がりを使える点、好走馬の多い府中牝馬Sからのローテ―ションと強調材料も多い。

<コメント>近3戦は1800mの競馬で高パフォーマンスを発揮。2ハロンの距離延長は適性として微妙ではあるが末脚勝負に徹すれば一撃は十分にある。1戦1戦力は確実に付けてきたがまだまだこんなものじゃない。GⅠの舞台でいまこそ”覚醒”の時。

 

③ハーパー    牝3    54    川田

前走:23年秋華賞(GⅠ)3着

血統:C+ 能力:

<血統構成>

<血統分析>父ハーツクライ有馬記念などGⅠ2勝。日本で唯一ディープインパクトに土を付け、種牡馬としても数々の名馬を生み出した。欧州血統で凱旋門賞馬であるトニービンの影響を強く受けており産駒は成長力があることが多い。

ハーツクライ産駒ながら母系の影響や育成方針もあって成長曲線は早い。怪物女王に惜敗する日々が続いたが世代屈指の能力の持ち主であることは疑いようがない。牝馬3タイトルの中でもオークスがベストパフォーマンスだと考えれば距離延長は歓迎だろう。問題は瞬発力が足りない点。場や馬場を考慮しても33秒台の末脚を1度も使っていないこの馬が京都開催に戻り、切れ味勝負になったときどこまで対応できるかはやや疑問符が付く。

<コメント>叩いて良くなるタイプなので秋華賞を使って距離延長はこの馬にとっては良い。クイーンCを制した鞍上との再タッグで勝利の音色を奏で、惜敗続きにピリオドを。

 

④ローゼライト    牝5    56    和田竜

前走:23年新潟牝馬S(L)3着

血統: 能力:

<血統構成>

<血統分析>父キズナは13年のダービーを含む重賞5勝。種牡馬としては自身の父のディープインパクトとは異なり、パワーがあり、上がりがかかる馬場や非根幹距離にも強い特徴を持つ。母父は北米型血統でダートの名血アフリート。ダートも走れるサンデー系×北米型の配合パターンはパワーや持続力を武器とするタイプと爆発的な瞬発力を武器とするタイプに分かれることが多いので意識したい。

この馬のレースパターンは先行してしぶとく脚を使うこと。先述したタイプで言えば前者だ。しかし京都のエリザベス女王杯は適性として瞬発力が求められることも多く、そこに対応するのは難しそう。大幅なメンバー強化もマイナス材料だ。

<コメント>メンバーレベルを考えると厳しいが、距離に問題がないことは前走で証明済。この馬としては自分の競馬に徹するしかない。まだ世に知られていない原石はこの大舞台で誰もが憧れる宝石となる。

 

⑤イズジョーノキセキ    牝6    56    岩田康

前走:23年府中牝馬S(GⅡ)9着

血統: 能力:

<血統構成>

<血統分析>父エピファネイアはロベルト系のスタミナ、馬力とサンデー系のスピードを併せ持つ種牡馬で現役時代は菊花賞ジャパンカップを制した。母父は変則二冠のキングカメハメハ

もともとは33秒台中盤の末脚を武器に勝負をしていたが年齢を重ねてやはりズブくなっている印象を受ける。エピファネイアの産駒が早熟性の高い産駒が多いこととも合致する。

<コメント>昨年の有馬記念は馬券内まであと一歩となる4着と好走したがその後はGⅢで掲示板に載るのがやっと。前走の府中牝馬で差し組は32秒台レベルの末脚を求められるもこの馬は対応しきれなかった。やや力の衰えは隠せない可能性が高い。このレースに好相性の鞍上に導かれ、淀の地に”キセキ”を起こせ。

 

⑥ディヴィーナ    牝5    56    Mデムーロ

前走:23年府中牝馬S(GⅡ)1着

血統: 能力:

<血統構成>

<血統分析>父モーリスは香港での3勝を含むGⅠ6勝。自身と異なり産駒は字面通りロベルトやサドラーズウェルズの影響でスピードより馬力に寄るタイプが多いのが特徴。母父は日本の至宝ディープインパクト。母ヴィルシーナヴィクトリアマイルを連覇。3歳で出走したエリザベス女王杯では2着に好走している。

5歳の夏に本格化を迎えるあたりはこの牝系一族の特徴とモーリスの良さが合致した部分だろうか。前走の府中牝馬Sで展開に恵まれたのは事実だが新たな競馬の形を披露し幅が広がった点は大きい。ヴィクトリアマイルで差のない4着に入っているように末脚勝負に徹すれば瞬発力が生かせるのも強み。

<コメント>前走はまさかの逃げ戦法。しぶとい脚で後続の追い上げをねじ伏せた。逃げて良し、差して良しの状態。完全に成長期を迎えて充実ぶりは著しい。今回も”神がかった”好走で初GⅠタイトル奪取へ。

 

⑦ジェラルディーナ    牝5    56    ムーア

前走:23年オールカマー(GⅡ)6着

血統: 能力:B+

<血統構成>

<血統分析>父モーリスは香港での3勝を含むGⅠ6勝。自身と異なり産駒は字面通りロベルトやサドラーズウェルズの影響でスピードより馬力に寄るタイプが多いのが特徴。母父は日本の至宝ディープインパクト。母は牝馬三冠馬で12、14年の年度代表馬ジェンティルドンナ

昨夏から秋でくすぶっていた能力が開花。その充実期を考えると今年は走ったレベルが高いレースが続いたことを考慮してもやや物足りないか。母とは異なり、馬力を生かして時計が掛かる馬場を好むため京都替わりとなる今年のエリザベス女王杯は昨年と比べると適性は下がる可能性が高い。

<コメント>阪神開催の昨年の女王。その後も有馬記念3着、宝塚記念4着と牡馬の一流クラスを相手に戦ってきたことを考えればやはり実績的にはトップ。前走は叩きの意味も強く、4角もスムーズとはいえなかった分で力負けではない。日本競馬界の牝馬の代表格としてこの舞台では絶対に負けられない。

 

⑧シンリョクカ    牝3    54    木幡初

前走:23年府中牝馬S(GⅡ)10着

血統: 能力:

<血統構成>

<血統分析>父サトノダイヤモンド菊花賞有馬記念とGⅠ2勝を含む重賞4勝。日本ダービー2着の実績を持つ。ディープ産駒の中では欧州色が強いタイプで馬力や持久力に優れる産駒が多い。母父はキングカメハメハでいわゆるディープ系×キンカメの主流配合。

やや欧州色が強く、キレッキレという印象はあまりなく、むしろ時計の掛かる我慢比べとなるような馬場に向く印象。オークスや府中牝馬Sはそのキレが足りずに好走することが難しかった。2歳GⅠの阪神JFで2着に好走しているように成長の伸びしろがどこまで残っているかがポイントだが、まだキャリア5戦でその余地は未知数。

<コメント>前走の府中牝馬Sでは斤量の関係もあって3人気に支持されるも10着に敗戦。関東馬に苦戦が続くこのGⅠでどこまで力を出し切れるか。心の鍛錬の成果を発揮する時は今だ。

 

⑨アートハウス    牝4    56    坂井

前走:23年中山牝馬S(GⅢ)4着

血統: 能力:

<血統構成>

<血統分析>父スクリーンヒーローは溢れんばかりのスタミナと成長力でジャパンカップアルゼンチン共和国杯を制した。母父ヴィクトワールピサはAWで行われたドバイWC(GⅠ)や皐月賞有馬記念を制した。

好走は中京や阪神の内回りなどタフな条件に偏っており、先行した位置から長くしぶとく脚を使うのが必勝パターン。距離延長はプラスだが京都開催になり瞬発力が求められるようになると適性は合っているとは言いにくい。

<コメント>長期明けは考えようだが、重賞2勝の実績はこのメンバーに入っても目立つもの。京都の馬場は初めてだが力を考えればもっともっとやれていい。見るものを感動させる映画のような、骨折からの復活ストーリー。主役は間違いなくこの馬だ。

 

 

 

⑩ククナ    牝5    56    浜中

前走:23年小倉記念(GⅢ)6着

血統: 能力:

<血統構成>

<血統分析>父キングカメハメハは現役時代8戦7勝。NHKマイルCとダービーの変則二冠馬を達成した。基礎的なスピード能力を持ちながら母系の良さを引き出し様々な産駒を生み出す特徴を持つ。母父は日本の至宝ディープインパクト。キンカメ×ディープという日本を代表する種牡馬を配合した主流血統。

血統表から見ても能力は非凡だが、条件時代からあと一歩勝ち切れない性質がある。瞬発力がないわけではないが、究極の切れ味勝負になるとあと1ランク足りないことが多い。5歳になった現在、よりキレよりタフに寄ってきた印象がある。2走前の七夕賞で2着に好走していることからも少し上がりがかかり我慢比べとなる方が向いてきている。

<コメント>このメンバーに入ると少し小粒な気もするが、じっくりと力をつけてきてはいる。間隔自体は悪くなく後は力を発揮できれば。太陽から降りそそぐ光を浴びて、伏兵が輝きを見せるか。

 

ライラック    牝4    56    戸崎

前走:23年府中牝馬S(GⅡ)3着

血統: 能力:

<血統構成>

<血統分析>父オルフェーヴルはクラシック三冠に加え有馬記念を2度制した。父ステイゴールドから受け継ぐ激しい気性と爆発力が武器。母父は万能種牡馬キングカメハメハ、母母父にはスピードを強化するフジキセキの名前が並ぶ。

父オルフェ―ヴルの影響かいい意味でも悪い意味でも走りに安定感がまったくない。人気で凡走したかと思えば2ケタ人気で馬券内に激走するなど、波のある走りこそがライラックの特徴だ。決してタフな勝負一辺倒ではなく、瞬発力勝負にも対応できる末脚の爆発力は兼ね備えているが、後方待機策が多く展開の恵まれ次第となる点の判断が難しい。距離は間違いなくこなすがどちらかというと気性安定のため距離短縮ローテの方が良さそうな気もするが。

<コメント>阪神開催の昨年の2着馬。その後少し凡走も多かったが前走は復活の兆し。スタミナは十分で昨年の2着がフロックではないと証明してみせる。淀の舞台にも美しく咲き誇れ。

 

⑫ゴールドエクリプス    牝4    56    岩田望

前走:23年大原S(3勝ク)1着

血統: 能力:

<血統構成>

<血統分析>父ドゥラメンテ皐月賞、ダービーの二冠馬。日本で活躍できる血統を詰め込んだザ・主流血統。母父は欧州型ノーザンダンサー系のダンジグ系で現在の日本の種牡馬の中では欧州を代表する血統の持ち主となったハービンジャー

瞬発力勝負に対応できないわけではないが、切れ味勝負になると上には上がいる。条件戦は稍重馬場で2勝しているように少し道悪気味になった方が自身の持つスピードや馬力を最大限に発揮できる。

<コメント>昇格組から唯一のチャレンジ。マーメイドS4着、小倉記念3着と重賞レベルでも戦える力を徐々に付けてきた。胸を借りる立場でも臆することはない。”皆既食”の如く人々を「アッと」言わせる瞬間を作り出せ。

 

⑬サリエラ    牝4    56    マーカンド

前走:23年新潟記念(GⅢ)7着

血統: 能力:

<血統構成>

<血統分析>父ディープインパクトは三冠などGⅠ7勝、2012年から11年連続リーディングサイアーであり、日本の現代競馬の代表的な種牡馬。今や説明不要の至高の瞬発力やスピードは最高クラスでサンデー系の中でも卓越したものがある。母父はロミタスはバーデン大賞など独GⅠ3勝。母サロミナは独オークス馬。全姉にサラキア、半兄にサリオスという超良血。

前走の新潟記念では牡馬相手に厳しい戦いを強いられた。欧州にルーツを持つ牝系で全姉サラキアも叩いて良くなる面があっただけに間隔を空けたローテにこだわっているのはやや疑問。

<コメント>未完の大器という言葉すら似合うポジションになってきた。重賞制覇はまだないがその素質は誰もが認めるところ。素質を完全開花させGⅠの舞台で黄金の輝きを見せる。姉が届かなかったエリザベス女王杯の頂点へ。

 

⑭マリアエレーナ    牝5    56    三浦

前走:23年オールカマー(GⅡ)4着

血統: 能力:

<血統構成>

<血統分析>父クロフネはNHKマイルCとジャパンCダートという芝ダート両方でGⅠ馬となった名馬。牝馬の代表産駒が多いフィリーサイアー。自身がそうであったように爆発的なスピードは産駒にも伝えているが距離には壁がある。母系はディープインパクトキングカメハメハという主流血統の代表的種牡馬が並ぶ。

派手さには少し欠けるが非凡なスピードを武器に着々と力をつけてきた。しかし今年は6走して3着1度あとは着外という成績に終わっている。凡走と言い切れるほど悪くもないが決め手に欠ける一面はある。距離に関してもやや不安が残るのと近走は速い上がりの要求されるレースに出ていないのでそのあたりの適性がどうだろうか。

<コメント>近走は決して凡走ではないが成績的には物足りない結果が続く。まだまだ老け込む年齢ではない。勝利を意味する”ワルツ”を京都の地に盛大に奏でよ。

 

⑮ビッグリボン    牝5    56    西村淳

前走:23年京都大賞典(GⅡ)8着

血統: 能力:

<血統構成>

<血統分析>父ルーラーシップはクイーンエリザベスⅡ世カップなど重賞5勝。キングカメハメハの直系だが、トニービンの影響を強く受けており距離延長ローテやゆったりした追走を好む。母父は日本の至宝ディープインパクト。活躍馬多数のオールフォーロンドンの牝系一族で、全兄に菊花賞馬のキセキがいる。

血統表を見てもスタミナを武器とする種牡馬が並び、全兄にキセキがいることを含めてもスタミナは十分だろう。ただし牝馬なので本来は距離は2000mほどで上がりが掛かるタフな条件が最もベストだろう。そのような条件で馬力が求められる福島牝馬SやマーメイドSで好走しているのも納得。京都開催でスピードがより求められる今回はどこまで対応できるか。

<コメント>マーメイドSの覇者。1つ1つ確実に力をつけてきた印象が強い。時計が掛かる馬場の方がいいのでどこまでやれるかは微妙だが、失うものはなくやり切るのみ。そのリボンは「誰よりも大きな結果を結べるように」。

 

 

エリザベス女王杯血統予想~

 

 

・予想は土曜夜までにアップ予定です(→更新済です)

※あくまで前日時点での予想です

馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。

 

 

 

 

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◎②ルージュエヴァイユ 

○⑬サリエラ

▲③ハーパー

△①ブレイディヴェーグ

△⑦ジェラルディーナ

△⑪ライラック

 

※予想が反映されていない場合はXにコメントまたはDMください

 

 

皆さまの馬券が的中し素敵な日曜日となりますように!

 

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