2023福島牝馬S(GⅢ)予想
こんばんは。ちゃろです。
皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。
さて、本日は「福島牝馬S(GⅢ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
・今回はGⅠではないので簡易版となります。
・データについてはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
▼フローラSの血統分析はこちらから↓↓
▼マイラーズCの血統分析はこちらから↓↓
▼22日の狙い目はこちらから↓↓
4月22日 2023福島牝馬S(GⅢ)血統予想
~福島牝馬Sの過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)
※21年の新潟開催含む
・父の好走数 日本型 15回 北米型 2回 欧州型 13回
・母父の好走数 日本型 7回 北米型 10回 欧州型 13回
<血統のワン!ポイント>(過去10年)
・過去10年で父日本型のサンデー系(ディープ系)の好走数は30頭中15頭。21年の新潟開催を考慮すると27頭中13頭ということになる。数字だけを見ればそれほど悪くはないもの実はかなりの苦手分野。過去10年でサンデー系の勝ち馬は2頭いるがオンファイアとデュランダルといういかにもマイナーなサンデー系。ディープインパクトもハーツクライも勝ち切れず、ダイワメジャーに関しては7回出走があったが3着内はゼロ。
・17年から19年にかけては3年連続でサドラーズウェルズ系のメイショウサムソン産駒が馬券になった。3年異なる馬が好走しており、適性がマッチしたと考えられる。
・母父に関しては毎年北米型、欧州型を問わず毎年のようにノーザンダンサー系が馬券になっている。
・ハイペースになると母父北米型が不振で欧州型に軍配が上がる。タフな福島で問われる能力が変わってくるのだろう。
・近年のトレンドは母母父に欧州型ノーザンダンサー系やナスルーラ系など少し重厚な血統を持っていると好走しやすいの血を持っていること
~福島牝馬Sの注目好走ポイント~
※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。
枠順、ローテーション、騎手、調教師、ペース、脚質、性別、馬齢、斤量など。
今回の注目ポイントは
【枠順】・・・過去10年で勝率、複勝率は3枠、連対率は4枠がトップだった。逆に一度も勝利がなかったのは1枠と8枠。極端に内と外はやや不振なのかもしれない。
【ローテ】・・・過去10年の3着内トップは前走中山牝馬組で好走した30頭の内15頭が該当していた。ここまではっきりとした好走ローテは珍しく、今年も注目が集まる。また、巻き返しローテとして面白いのは愛知杯組(3回)。16年15人気1着のマコトブリジャールや20年15人気3着のランドネらが該当する。
【ペース・脚質】・・・過去10年はハイペース3回、ミドルペース3回、スローペース4回とこれまた極端にバラバラ。とにかくメンバーと馬場によってはっきり異なるうのでメンバー構成に注意したい。
【厩舎】・・・関東の重賞だが、成績的には関西馬やや有利。
【馬齢】・・・勝率、連対率、複勝率の全てで5歳馬がトップだった。軸を選ぶならデータ上は5歳馬から狙いたい。また6歳、7歳も健闘が目立つ。
~福島牝馬Sで狙うべき馬~
以上から
血統的には父非サンデー系の馬・・・①
母系(母父、母母父)にノーザンダンサー系血を持つ馬・・・②
※特に欧州型に注目
前走中山牝馬Sを走った馬・・・③
を狙ってみたいと思います
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
福島 福島牝馬S(GⅢ)分析と予想
~注目馬の血統分析~
人気上位馬を中心に血統的に気になる馬を数頭ピックアップして分析します
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適性、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価、狙い目該当
血統構成・血統分析
の順に表記
ウインピクシス 牝4 55 松岡
前走:23年中山牝馬(GⅢ)8着
血統:D 能力:D 該当:③
<血統構成>父ゴールドシップ(LS)×母父ロージズインメイ(TT)×母母父グラスワンダー(RB)
<血統分析>父ゴールドシップは3歳時は皐月賞、菊花賞の2冠。古馬では有馬記念、宝塚記念を制するなどGⅠ6勝。気性が激しくツボに嵌ったときの激走と時に愛おしく感じる出遅れは記録にも記憶にも残る名馬だった。産駒に伝える能力は類まれなる馬力とスタミナが最大の特徴で「道悪」と「距離延長」は要注意。非根幹の距離延長は得意中の得意。母父ロージズインメイは圧倒的なスピードとパワーを武器にドバイワールドカップを制すなどダートGⅠ4勝。配合タイプでいえばパワー・スタミナ型。
エイシンチラー 牝5 55 荻野極
前走:23年中山牝馬(GⅢ)13着
血統:D 能力:E 該当:(②)③
<血統構成>父リアルインパクト(DI)×母父フレンチデピュティ(AD)×母母父キャロルハウス(TT)
<血統分析>父リアルインパクトは安田記念とジョージライダーS(豪GⅠ)を制しGⅠ2勝。他にも阪神カップを連覇するなどマイル以下で活躍した。スピードの塊であるメドウレイクの影響を強く受けており、ディープ系の中でも短距離を得意とするスピード型を多く生み出している。母父フレンチデピュティはサンデー系との交配で活躍馬を多数生み出しスピードや瞬発力をより強化する特徴を持つ。母母のエイシンサンサンは小倉3歳S(現小倉2歳S)の勝ち馬。牝系一族には障害競走で活躍する馬も多く馬力やスタミナに優れている。
クリノプレミアム 牝6 55 柴田善
前走:23年中山牝馬(GⅢ)5着
血統:B 能力:C 該当:②③
<血統構成>父オルフェーヴル(LS)×母父ジャイアンツコーズウェイ(ED)×母母父ゴーンウエスト(AP)
<血統分析>父オルフェーヴルはクラシック3冠に加え有馬記念を2度制した。その父ステイゴールドから受け継ぐ激しい気性と爆発力が武器。その一方で繊細なタイプも多く、好走と凡走の振れ幅が大きい。闘争心を生かせる内枠や重馬場で期待値増。成長力も魅力的。母父ジャイアンツコーズウェイはエクリプスSなど芝GⅠ6勝。米国ダート最高峰のBCクラシックでも2着に入った“アイアンホース”。スピードというよりパワーあふれる血統構成。
ストーリア 牝4 55 横山武
前走:23年中山牝馬S(GⅢ)2着
血統:B 能力:C+ 該当:①③
<血統構成>父リオンディーズ(KK)×母父ジャングルポケット(EN)×母母父ティンバーカントリー(AP)
<血統分析>父リオンディーズはシーザリオから生まれた名牝系出身で朝日杯FSの勝ち馬。兄弟にエピファネイアやサートゥルナーリアがいる。母父ジャングルポケットは現役時にダービー、ジャパンカップと東京2400mのGⅠを2つ制すなど計重賞4勝。半兄のロードマイウェイはチャレンジカップの勝ち馬。血統的にはキレで勝負するより馬力を生かして長く良い脚を使う競馬の方が得意。このレースに相性の良い母系ナスルーラ系を唯一クリアしている。
ビッグリボン 牝5 55 西村淳
前走:23年関門橋S(OP・小倉2000m)3着
血統:E 能力:D 該当:①
<血統構成>父ルーラーシップ(EP)×母父ディープインパクト(DI)×母母父ドクターデヴィアス(HE)
<血統分析>父ルーラーシップはクイーンエリザベスⅡ世カップなど重賞5勝。キングカメハメハの直系だが、トニービンの影響を強く受けており距離延長を好む。ゆったりした追走を好み長く脚を使う馬が多い。基本的に距離は長い方が良い。母父ディープインパクトは日本競馬界の至宝。母母ロンドンブリッジはファンタジーSの勝ち馬。全兄キセキは大雨の中の菊花賞馬。他GⅠも2着4回と名勝負そ連発した人気馬。遡るとキリがないほど活躍馬がいる牝系一族でダイワエルシエーロ(オークスなど)、ビッグプラネット(京都金杯など)、グレーターロンドン(中京記念)などがいる。
ホウオウイクセル 牝5 55 丸田
前走:23年愛知杯(GⅢ)11着
血統:C 能力:D 該当:①
<血統構成>父ルーラーシップ(KK)×母父スペシャルウィーク(LS)×母母父メジロライアン(ED)
<血統分析>父ルーラーシップはクイーンエリザベスⅡ世カップなど重賞5勝。キングカメハメハの直系だが、トニービンの影響を強く受けており距離延長を好む。ゆったりした追走を好み長く脚を使う馬が多い。基本的に距離は長い方が良い。母父スペシャルウィークは98年のダービー馬。現在は母系からサンデー系の良さであるスピードや瞬発力を伝えている。牝系は「メジロ」冠名の馬が多く、母母メジロドーベルはオークス、秋華賞の二冠にエリザベス女王杯連覇などGⅠ計5勝の歴史的名牝。血統的にまとめると一瞬の瞬発力では分が悪いが、時計がかかる馬場でハマればと強い。
ホウオウエミーズ 牝6 55 菱田
前走:23年小倉大賞典(GⅢ)5着
血統:E 能力:D 該当:①②
<血統構成>父ロードカナロア(KK)×母父アグネスタキオン(SS)×母母父ホワイトマズル(ED)
<血統分析>父ロードカナロアは香港スプリント連覇などGⅠ6勝。非常に総合力が高く瞬発力やスピードは素晴らしい素質を持つ。内枠や距離短縮で期待値が高い。母系の良さを引き出すことができる万能種牡馬。母父アグネスタキオンは皐月賞馬で種牡馬としてはスピードはもちろん、パワーに優れるダート馬も出す。母系からはキレというよりはパワーや持久力を補完している。牝系はダートでの活躍馬も多く近親にUAEダービーを勝ったクラウンプライドや北海道2歳優駿の勝ち馬ディラクエがいる。
ミスニューヨーク 牝6 56 加藤
前走:23年ダービー卿CT(GⅢ)8着
血統:D 能力:C 該当:①
<血統構成>父キングズベスト(EP)×母父マンハッタンカフェ(LS)×母母父ブロークンヴァウ(AP)
<血統分析>父キングズベストは英2000ギニー(GⅠ)の勝ち馬。キングマンボの直系で母系にはドイツの血が流れる。闘争心と持続力に優れるタイプで本質的には芝馬が多い。日本の馬場で多い瞬発力勝負には分が悪く、極端な競馬や持続力を生かすタフな展開で力を発揮する。母父マンハッタンカフェは菊花賞など長距離GⅠ3勝。母母父ブロークンヴァウは米国でダート中距離重賞2勝。馬力に特化したタイプだが、スピードはおそらくこのブロークンヴァウの血が生きている。血統に似合わず瞬間的な脚も使えるが、後ろからの競馬しかできないため展開に左右されがちなところはある。
☆上記以外の狙い目該当馬
▽狙い目①父非サンデー
エリカヴィータ、ストゥーティ、ジネストラ、ニシノラブウインク
▽狙い目②母系にノーザンダンサー系
スライリー、ステラリア、ストゥーティ、ジネストラ、ニシノラブウインク
▽狙い目③前走中山牝馬S
スライリー
~福島牝馬S血統予想~
・予想は金曜夜までにアップ予定です(→更新済です)
※あくまで前日時点での予想です
馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。
福島はやはり独特なコースです。ましてや牝馬限定戦とくれば馬券妙味はしっかりと狙えるはずです。私はこの馬から狙ってみることとします。
◎クリノプレミアム
○ストーリア
▲ホウオウイクセル
△ウインピクシス
△スライリー
消ジネストラ
皆さまの馬券が的中し素敵な土曜日となりますように!
↓↓皆様の応援が励みになります。応援お願いします!!
↑↑ポチっとクリックをお願いします!競馬・血統理論ランキング
よかったら上記ボタンをポチっとお願いします。
パソコンなら右端に、
スマホなら少し下にスクロールすると上に、
現在の順位が表示されますのでまたそこから入っていただけますと幸いです。
↑↑ポチっとクリックをお願いします!競馬・血統理論ランキング