2023阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)予想
こんばんは。ちゃろです。
皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。
さて、本日は2歳牝馬女王決定戦「阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
・データについてはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
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12月10日 2023阪神JF(GⅠ)血統予想
~阪神JFの過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)
・父の好走数 日本型 20回 北米型 2回 欧州型 8回
・母父の好走数 日本型 5回 北米型 12回 欧州型 13回
<血統のワン!ポイント>(過去10年)
・父日本型のサンデー系(ディープ系)は過去10年で馬券になった馬30頭の内20頭。父サンデー系(ディープ系)にとって絶好の相性と言える。
・馬券になった回数を大系統で見ていくとディープ系が9回、Lサンデー系7回、欧州型ミスプロ系4回、Sサンデー系3回。基本的には中距離を得意とするサンデー系を中心とした主流血統のイメージ。
・もう少し細かく種牡馬の成績を見てみるとディープインパクトが6回馬券になっており頭一つ抜けている。続くステイゴールドとダイワメジャーが3回、クロフネ、ハーツクライ、ルーラーシップがそれぞれ2回馬券になっている。ディープインパクトのように直仔がいない種牡馬もいるが、種牡馬を分析する場合そもそもどういう能力を求められているかと考えることができるため非常に大切な分析となる。
・昨年は父か母父にキングマンボ系を持つ馬が上位独占しワンツースリー決着。過去のレース傾向としてキングマンボ系がそこまで好成績を出し続けているわけではないのでたまたまかもしれないが、父か母父がキングマンボ系の馬は少しチェックしておこう。
・母父は伝統的にノーザンダンサー系が力を発揮していた。これは北米型、欧州型を問わず好走馬を出していた。しかしながら近年はその傾向にやや陰りがみられるのも事実で近3年に限ると母父ノーザンダンサー系で馬券になったのは21年3着のウォーターナビレラのみとやや寂しい数字となっている。それを理解した上で母父ノーザンダンサー系を狙うのであればダンジグ系、ストームバード系、リファール系などスピードを武器とする馬が良い。
・母父北米型の好走馬なら母母父も北米型で父系はサンデー系もしくはキングマンボ系など主流血統を選ぶのが基本。これは昔から2歳戦に強い成長が早いタイプでスピード血統の基本的な配合。また普段重賞では馬券になりにくいデヴィルズバッグ系やフォルティノ系が馬券になっていることも知っておき、該当馬がいれば狙ってみてもよい。
・最後にサンプル自体は多くないものの今後は母父ディープインパクトを中心とした母父サンデー系が成績を上げる可能性があるため一言追加しておく。昨年10人気で3着に入ったドゥアイズは母父ディープインパクトだった。
~阪神JFのレース質~
※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。
今回の注目ポイントは
【枠順】・・・過去10年で勝率、連対率、複勝率の3部門で5枠が三冠。ちなみにはがトップ。ちなみに勝率は1枠、複勝率は6枠も同点トップだった。基本的に大きな有利はないが、少し気を付けたいのが外枠。7、8枠とも連対率は10%に届かず、8枠に関しては複勝率もワーストを記録。先週のレモンポップのように不利を乗り越えるケースもあるが基本的に外枠は少し割り引き。
【ローテ】・・・過去10年の3着内トップは前走アルテミスS組(11回)で頭一つ抜けている相性の良さを見せている。ファンタジーS組(回)、サフラン賞組(回)、アイビーS組、京王杯2歳S組、札幌2歳S組(ともに2回)と続く。やはり注目はアルテミスS組で近3年はアルテミスSの連対馬が阪神JFを勝利している。アルテミスSで好走した馬は好評価したい。
【ペース・脚質】・・・過去10年はハイペース4回、ミドルペース5回、スローペース1回。GⅠの舞台だけあってペースは流れやすい。淀みのないペースで流れれば当然古馬ほど体力のない若駒は逃げ切るのが難しくなるため逃げ、先行馬は力尽きることも多い。34秒前後の末脚は必須で求められることが多く決め手のある馬を評価したい。ちなみに馬券になった馬の4角ポジションを集計すると8番手が8回馬券になっている。続くのが10番手、5番手ということを見てもいかに逃げ先行馬が凌ぎ切れないかということを示している。
【騎手】・・・まず過去10年の馬券内回数ならルメール騎手、戸崎騎手、川田騎手が3回馬券になっている。近年の相性なら20、22年と馬券になった吉田隼騎手、20、21年と連続で馬券になったM.デムーロ騎手に注目。
【性別・馬齢・斤量・厩舎など】・・・牝馬の世代限定戦のため限られるが、成長期真っ盛りなので馬体重から触れてみる。馬券になった30頭の内440キロ未満だったのはたったの5頭。勝ち馬は10頭中9頭が460キロ以上だったことから馬体重は460キロ以上あるのが理想的で最低でも440キロは欲しい(※ちなみに勝ち馬の例外は13年レッドリヴェールの418キロ)。また不思議なデータとして関東馬の健闘がすごく目立つレース。出走頭数の問題はあるが、勝率、連対率、複勝率のすべてで関西馬を上回っている。
~気になる血統馬~
▼サフィラ
まずサフィラから分析する。もう今さら説明不要かもしれないが母系はドイツにルーツを持つ近年活躍馬多数の牝系出身。半姉サラキアは府中牝馬Sの勝ち馬、全兄サリオスは朝日杯FSの勝ち馬という超良血。9日のリゲルSでは半兄のエスコーラが3着と馬場の問題はなさそうだ。ハーツクライ産駒がこのレース勝ち切れていない点は引っかかるが、ポテンシャルは十分。アルテミスS1着馬が回避した今、実力上位だ。
▼アスコリピチェーノ
次に取り上げるのはアスコリピチェーノ。父ダイワメジャーはこのレースに相性が良く2勝、3着1回と結果を出している。母系は欧州型ノーザンダンサー系のクロスで母父にダンジグ系、母母父にサドラーズウェルズ系の配合は19年に勝利したレシステンシアと同じ。母母リッスンは英GⅠフィリーズマイルの勝ち馬。近親にはローズSを勝ったタッチングスピーチや菊花賞2着のサトノルークスがいる。前走は新潟ではあるもののマイルをクリアしており距離的には問題ない。瞬発力勝負だとやや分が悪く、タフな展開に持ち込めるかがカギ。
次に取り上げるのはキャットファイト。しかしこれはプラスの意味で取り上げているわけではない。見ての通り4ラインすべてが北米型血統。ソダシのように父北米型でも突出したスピードや成長力の早さで勝利する馬はいるが、ソダシは母系にキンカメやサンデーの血を持っていたこれだけゴリゴリの北米型が人気である以上、血統で予想している私としては消さざるを得ない。ただしレース内容自体は1600mでもしっかりと上がりを使っており好レースをしているがこれで走ったら諦めか・・・。
▼ドナベティ
最後に大穴候補で1頭ドナベティに触れる。見ての通り2歳重賞に強い日本型サンデー系×北米型血統という配合。近親のエイシンスパルタンは京阪杯2着。前走のファンタジーSでは上がり2位タイの33秒9の末脚を披露。血統を証明するかのように能力の高さを見せた。馬体重が軽い、キャリア4戦以上などマイナス点が多いのも承知。まだ見せていない能力があっても不思議ではない。
~阪神JF血統予想~
<血統出馬表>
・予想は土曜夜までにアップ予定です(→更新済です)
※あくまで前日時点での予想です
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○⑱ドナベティ
▲⑭サフィラ
△⑯ルシフェル
△⑥ステレンボッシュ
△⑩コラソンビート
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