２０２３神戸新聞杯（ＧⅡ）予想
こんばんは。ちゃろです。
皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。
さて、本日は「神戸新聞杯（GⅡ）」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
・データについてはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
▼オールカマーの血統分析はこちらから↓↓
９月２４日 ２０２３神戸新聞杯（ＧⅡ）血統予想
～神戸新聞杯の過去血統傾向～
＜父・母父のワン！ポイント＞（過去１０年）
・父の好走数 日本型 ２０回 北米型 ０回 欧州型 １０回
・母父の好走数 日本型 ８回 北米型 １０回 欧州型 １２回
（１３年～１９年の阪神開催のみ過去７年）
・父の好走数 日本型 １５回 北米型 ０回 欧州型 ６回
・母父の好走数 日本型 ４回 北米型 ７回 欧州型 １０回
＜血統のワン！ポイント＞（過去１０年または阪神開催の過去７年）
・父日本型のサンデー系（ディープ系）は過去１０年で馬券になった馬３０頭の内２０頭。阪神開催に絞れば２１頭中１６頭と約４分の３が父日本型のサンデー系（ディープ系）だった。父サンデー系（ディープ系）にとってはすごく相性の良いレース。
・父サンデー系、キングマンボ系といった主流血統が好走している。
・阪神開催の過去７年で好走馬の種牡馬をもう少し細かく見ていくと、ディープインパクトが６回、キングカメハメハ、ゼンノロブロイ、ハーツクライが２回ずつ好走している。サンデー系の中ではスタミナを武器とするＬサンデー系に注目したい。
・サンデー系（ディープ系）をもう少し細かく見ると父Ｌサンデー系なら母父北米型血統、父ディープ系なら母父欧州型血統の配合が好走している。
・母系で注目したいのは欧州型血統。母父か母母父にノーザンダンサー系の血を持つ馬の好走が目立つ。
・１９年の２、３着の母父はモンズーンとアカテナンゴでドイツにルーツがある欧州型血統だ。
～神戸新聞杯のレース質～
※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。
今回の注目ポイントは
※基本的に阪神開催の過去７年で集計
【枠順】・・・阪神開催の過去７年を調べると非常に興味深いデータがある。勝率、連対率、複勝率で５枠が三冠。続くのは３枠で、４枠の成績もまずまず。要するに中枠が非常に良い成績を出している。１、２、７枠は０勝。８枠は数字上悪くはないものの出走頭数が多いことを考えると外有利という強調はできない。中枠を狙う珍しいレースだ。
【ローテ】・・・過去７年の３着内トップは前走ダービー組（１２回）。続くのが信濃川特別で２回なのでダービー組が圧倒的な成績を誇る。基本的にはダービー着順４着内を狙うのが吉だが、１３年２着サウンズオブアース（ダービー１１着）、１７年３着サトノアーサー（ダービー１０着）のような巻き返しもあるのでここは頭に入れておきたい。
【ペース・脚質】・・・過去７年はハイペース０回、ミドルペース１回、スローペース６回。馬券内になった２１頭の内上がり３３位内をマークしなかったのはわずか２頭。阪神の外回りは速い上がりが求められる瞬発力コース。
【騎手】・・・やや古いデータになってしまうので参考程度だがルメール騎手が４勝と抜群の相性を誇る。Ｍ．デムーロ騎手、川田騎手が複数回馬券になっていた。
【性別・馬齢・斤量・厩舎など】・・・池江厩舎、友道厩舎が３回ずつ馬券になっている。
～気になる血統馬～
▼サトノグランツ
血統分析の結果のテーマは「主流血統」「ディープ系×欧州型血統」「サンデー系×北米型血統」「速い上がりを使える瞬発力を持つ」こんなところになる。その血統適性として良さそうなのがサトノグランツ。父はディープ系のサトノダイヤモンドで母系は欧州型ノーザンダンサー系が並ぶ。少し重厚にも映るが末脚もきっちり使える特性はこの舞台にぴったり。牝系はイタリアの名門血統で母チェリーコレクトは伊牝馬二冠馬。半姉ダイアナブライトはクイーン賞の勝ち馬。半兄ワーケアはホープフルＳ３着の実績。
▼ハーツコンチェルト
このレースに抜群の相性を誇る前走ダービー組の中で最先着だったのがハーツコンチェルト。父はハーツクライはＬサンデー系で適性は合う。父Ｌサンデー系ならば母系からさらにスピードやキレを取り込む必要があり母系が北米型血統のこの馬は完全に満たしている。ダービーでの実績を考えれば中心視してよい。問題は明らかに目標が１つ先のため仕上がり具合と人気の兼ね合い。
▼ロードデルレイ
上がり馬組で注目したいのはロードデルレイ。父ロードカナロアは母系の良い部分を引き出す特徴があるため母系を確認すると「ハーツクライ×北米型血統」となり、上記のハーツコンチェルト同様に好走条件に合致する。レースレベルは低いとはいえ３戦のキャリアで上がりがすべて３３秒台前半な点も評価できる。前走から中２週のローテは大きなマイナス材料でグンと上がるレベルへの対応も不可欠だが、才能が開花する可能性を秘めている。
▼ファントムシーフ
最後に人気であれば軽視したいのがファントムシーフ。皐月賞３着、ダービー８着の実力馬ではあるが、上記で分析した通り、血統では主流血統の配合が望ましい。上記血統表をご覧の通り、サンデーの血もキングマンボの血も４ラインに内包されていない。もちろん実力通り走る可能性もあるが血統では推しにくい１頭だ。
～神戸新聞杯血統予想～
＜血統出馬表＞
・予想は土曜夜までにアップ予定です（→更新済です）
※あくまで前日時点での予想です
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馬場状態が心配されましたが、どうやら良馬場でできそうですね。
ならば分析通りここはシンプルに狙ってみたいと思います。
◎③サトノグランツ
○④ロードデルレイ
▲⑬ハーツコンチェルト
△⑧マイネルラウレア
△⑦ファントムシーフ
血統分析で話した通り、ファントムシーフは消す予定だったのですが、まさかの絶好枠に入ってしまったので一応印は打ちました。ただ人気を考えると妙味はあまりないと思うので印上位の馬から人気をみて狙ってみようと思います。
皆さまの馬券が的中し素敵な日曜日となりますように！
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