２０２３マイラーズカップ（ＧⅡ）予想
こんばんは。ちゃろです。
皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。
さて、本日は「マイラーズカップ（ＧⅡ）」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
・今回はＧⅠではないので簡易版となります。
・データについてはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
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４月２３日 ２０２３マイラーズカップ（ＧⅡ）血統予想
～マイラーズＣの過去血統傾向～
＜父・母父のワン！ポイント＞（過去１０年）
※２０年までは京都開催、２１、２２年は阪神開催
・父の好走数 日本型 １６回 北米型 ２回 欧州型 １２回
・母父の好走数 日本型 ９回 北米型 ８回 欧州型 １３回
（京都開催のみ）
・父の好走数 日本型 １４回 北米型 ２回 欧州型 ８回
・母父の好走数 日本型 ６回 北米型 ６回 欧州型 １２回
＜血統のワン！ポイント＞（過去１０年）
※２０年までは京都開催、２１、２２年は阪神開催
・父日本型のサンデー系（ディープ系）は過去１０年で馬券になった馬３０頭の内１６頭。可もなく不可もなくといったところか。
・近２年で４頭が馬券になったキングマンボ系に注目したいと言いたいところだが、近２年は阪神開催のため鵜呑みにはできない。
・母系に注目すると以前は欧州型ノーザンダンサー系がよく馬券になっていたが、近２年ではさっぱり。京都開催に戻る今回は巻き返しのチャンスか。
・母母父は伝統的にまだまだノーザンダンサー系が力を発揮しているが、ナスルーラ系の好走も目立ち注目したいところ。
～マイラーズＣの注目好走ポイント～
※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。
枠順、ローテーション、騎手、調教師、ペース、脚質、性別、馬齢、斤量など。
今回の注目ポイントは
【枠順】・・・過去１０年を見る限り枠順は不問。５枠があまり成績が良くないものの中枠が不利なわけではないのでバイアスととらえるのは不十分。
【ローテ】・・・京都開催である２０年までの過去８年で見ると前走ローテは様々で絞りにくいが東京新聞杯組が４回好走と頭一つ抜けている。続くのが京都金杯組、香港マイル組、阪急杯組、阪神Ｃ組、洛陽Ｓ組、六甲Ｓ組（いずれも２回）とやや絞りにくい。
【騎手】・・・京都開催の過去８年のデータ。騎手の勢力図も２、３年経つと変わってくるため参考程度だが、武豊騎手が３回馬券になっている。藤岡佑騎手、川田騎手、ルメール騎手が２回で続く
【ペース・脚質】・・・こちらも京都開催の過去８年のデータ。ハイペース１回、ミドルペース２回、スローペース５回。基本的にはスローペースが多く先行有利。
【厩舎】・・・こちらは輸送の関係を考慮して阪神時代を含めた過去１０年。関東馬が【1-0-1-19】と大不振。
【馬齢】・・・４歳、５歳の有利は動かないが、京都時代は６歳～８歳も馬券になった例がいくつかある。
～マイラーズＣで狙うべき馬～
以上から
血統的にはサンデー系×ノーザンダンサー系の馬・・・①
母系の２ラインにナスルーラ系の血を持つ馬・・・②
前走東京新聞杯を使った馬・・・③
を狙ってみたいと思います
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
京都 マイラーズＣ（ＧⅡ）分析と予想
～注目馬の血統分析～
人気上位馬を中心に血統的に気になる馬を数頭ピックアップして分析します
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適性、能力実績（ＳＡＢＣＤＥＦＧ）の８段階で評価、狙い目該当
血統構成・血統分析
の順に表記
エアロロノア 牡６ ５７ 武豊
前走：２３年東京新聞杯（ＧⅢ）５着
血統：Ｃ 能力：Ｂ 該当：③
＜血統構成＞父キングカメハメハ（ＫＫ）×母父ロックオブジブラルタル（ＥＤ）×母母父サンデーサイレンス（ＬＳ）
＜血統分析＞父キングカメハメハは現役時代８戦７勝。ＮＨＫマイルＣとダービーの変則二冠馬を達成した。基礎的なスピード能力を持ちながら母系の良さを引き出し様々な産駒を生み出す特徴を持つ。キンカメ系がまとめて好走しやすいコースが存在するのも特徴。母父ロックオブジブラルタルは英２０００ギニーなどマイルを中心にＧⅠ７勝した欧州の名馬。母母のエアメサイアは秋華賞馬。叔父にマイル重賞３勝のエアスピネル、チャレンジカップの勝ち馬エアウィンザーの兄弟がいる。いわゆる主流血統のやや欧州よりといったイメージ。
ガイアフォース 牡４ ５８ 西村淳
前走：２３年ＡＪＣＣ（ＧⅡ）５着
血統：Ｃ 能力：Ｄ 該当：①
＜血統構成＞父キタサンブラック（ＬＳ）×母父クロフネ（ＡＤ）×母母父ダンスインザダーク（ＬＳ）
＜血統分析＞父キタサンブラックは菊花賞、天皇賞春秋、有馬記念などＧⅠ７勝。豊富なスタミナ、馬力と先行力で一時代を築いた。産駒は自身と異なり瞬発力があるキレるタイプも多数。母父クロフネは母系に入るとスピード、瞬発力を強化するヴァイスリージェント系。母母父ダンスインザダークはサンデー系の中では欧州型であるニジンスキーの影響を強く受けている。血統的には欧州色が強くスタミナもあるが、クロフネの血を見てもわかるように距離には一定の限界があるタイプ。距離短縮が良いショックになる可能性もある。
シュネルマイスター 牡５ ５８ ルメール
前走：２３年中山記念（ＧⅡ）４着
血統：Ｄ 能力：Ｂ 該当：②
＜血統構成＞父キングマン（ＥＤ）×母父ソルジャーホロウ（ＥＤ）×母母父ハイエストオナー（ＥＮ）
＜血統分析＞父はそのスピードを武器にセントジェームズパレスＳやジャックルマロワ賞などマイルＧⅠ４勝。母父ソルジャーホロウはサドラ―系で独、伊でＧⅠを計４勝。母系からはタフさや馬力を大きく強化しており、この馬自身の爆発的なスピード能力はダンジグ系の父系から受け継いだもの。母セリエンホルデは独オークス馬。どちらかと言えば成長が早く早熟なイメージもあり、能力は高く衰えているとは思わないものの血統からは推奨
ジャスティンスカイ 牡４ ５７ 川田
前走：２３年洛陽S（Ｌ・阪神１６００ｍ）１着
血統：Ｄ 能力：Ｃ 該当：②
＜血統構成＞父キタサンブラック（ＬＳ）×母父ニューメラス（ＡＰ）×母母父グルームダンサー（ＥＮ）
＜血統分析＞父キタサンブラックは菊花賞、天皇賞春秋、有馬記念などＧⅠ７勝。豊富なスタミナ、馬力と先行力で一時代を築いた。産駒は自身と異なり瞬発力があるキレるタイプも多数。母父ニューメラスは北米ダートで活躍しＧⅢダービートライアルを制した。近親のルーヴルは仏ＧⅠジャンプラ賞の勝ち馬。
ソウルラッシュ 牡５ ５８ 松山
前走：２３年マイルＣＳ（ＧⅠ）４着
血統：Ｂ 能力：Ｂ 該当：（①）
＜血統構成＞父ルーラーシップ（ＫＫ）×母父マンハッタンカフェ（ＬＳ）×母母父ストームキャット（ＡＤ）
＜血統分析＞父ルーラーシップはクイーンエリザベスⅡ世カップなど重賞５勝。キングカメハメハの直系だが、トニービンの影響を強く受けており距離延長を好む。ゆったりした追走を好み長く脚を使う馬が多い。基本的に距離は長い方が良い。母系は母父マンハッタンカフェはスタミナが武器のＬサンデー系で長距離ＧⅠ３勝。母母父に現代競馬のスピードの源であるストームキャットがあるが、血統表からはマイルより長い距離でも走れそうな印象を受ける。近親のヒラボクディープは青葉賞の勝ち馬。
☆上記以外の狙い目該当馬
▽狙い目①サンデー系×ノーザンダンサー系
グラティアス、ザイツィンガー、（トリプルエース）
▽狙い目②
マテンロウオリオン
▽狙い目③
なし
～マイラーズＣ血統予想～
・予想は土曜夜までにアップ予定です（→更新済です）
※あくまで前日時点での予想です
馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。
２２日から始まった京都開催。馬場を見る限りは思ったより時計はかからないですね。
そこまでタフになると考える必要はないと思います。
ならば主流血統の瞬発力、スピードも生きてくると考えられます。
シュネルマイスターの能力は非凡なものがあります。おそらく１番人気になるでしょう。しかしながら注目馬の血統分析にも書いたように血統と成長曲線を考えると別の馬から狙い、買うとしても紐候補とするくらいでいいでしょう。
私はこの馬から狙うことにしました。
◎ソウルラッシュ
○エアロロノア
▲ガイアフォース
△グラティアス
△マテンロウオリオン
皆さまの馬券が的中し素敵な日曜日となりますように！
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