２０２３京都牝馬Ｓ（ＧⅢ）予想
こんばんは。ちゃろです。
皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。
さて、本日は「京都牝馬Ｓ（ＧⅢ）」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
・今回はＧⅠではないので簡易版となります。
・データについては有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
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２月１８日 ２０２３京都牝馬Ｓ（ＧⅢ）血統予想
～京都牝馬Ｓの過去血統傾向～
＜父・母父のワン！ポイント＞（過去１０年）
※２０年までは京都、２１年、２２年は阪神開催
・父の好走数 日本型 １７回 北米型 ５回 欧州型 ８回
・母父の好走数 日本型 ４回 北米型 １３回 欧州型 １３回
＜血統のワン！ポイント＞（過去１０年）
※２０年までは京都、２１年、２２年は阪神開催
・父サンデー系（ディープ系）がやや有利で過去１０年で馬券になった馬３０頭の内１７頭は父サンデー系（ディープ系）
・しかし阪神開催となった近２年では父サンデー系で好走したのは２１年２着のギルデッドミラーのみ。この馬は先日引退が発表されたがダート転向で才能を開花させたようにサンデー系らしい瞬発力を売りにする馬ではなかった。
・昨年は父ロベルト系のワンツー。京都時代にロベルト系の好走はなかったので新たな傾向の可能性もある。
▽父ロベルト系好走例
・２２年１着ロータスランド（父ポイントオブエントリー）
・２２年２着スカイグルーヴ（父エピファネイア）
・わずか２年なので推測要素も多いが、父か母父にキンカメ系の血を持つ馬が好走。
▽父か母父にキンカメ系を持つ好走馬
・２２年２着スカイグルーヴ（母父キングカメハメハ）
・２２年３着タンタラス（父キングカメハメハ）
～京都牝馬Ｓの注目好走ポイント～
※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。
枠順、ローテーション、騎手、調教師、ペース、脚質、性別、馬齢、斤量など。
今回の注目ポイントは
【実績】・・・阪神開催となる近２年で連対した４頭はいずれも過去にマイル以上の重賞で好走経験があった。
▽近２年連対馬のマイル以上重賞実績
２２年２着スカイグルーヴ・・・京成杯２着
２１年１着イベリス・・・アーリントンＣ１着
２１年２着ギルデッドミラー・・・ アーリントンＣ２着、ＮＨＫマイルＣ３着
【ローテ】・・・過去２年の少ないサンプルだが馬券になった６頭の内２頭がリゲルＳから。昨年の覇者ロータスランドはマイルＣＳからということもありマイルからの距離短縮に注意。また間隔を空けた馬の方が走りやすい傾向があり、年明け初戦の馬に注目したい。
【ペース・脚質】・・・過去２年はいずれもミドルペース。それでも最後は３３秒台後半の上がりが好走には必要とされる。
【馬体重】・・・これは競走馬の個体にもよるので一概には言えないが間隔を空けて２桁のプラス体重で出てきた馬が良く走っている。
▽２桁プラス体重で好走した馬
・２２年１着ロータスランド（＋１８）
・２０年２着プールヴィル（＋２４）
・１９年１着デアレガーロ（＋３２）
・１９年２着リナーテ（＋１０）
・１７年１着レッツゴードンキ（＋１０）
・１４年３着ノーブルジュエリー（＋１０）
逆に２桁減から馬券になった馬は過去１０年１度もいなかった。
～京都牝馬Ｓで狙うべき馬～
以上から
血統的には父ロベルト系の馬・・・①
父か母父がキンカメ系の馬・・・②
芝マイル（１６００ｍ）以上の重賞で３着内の経験がある馬・・・③
を狙ってみたいと思います
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
阪神 京都牝馬Ｓ（ＧⅢ）分析と予想
～注目馬の血統分析～
人気上位馬を中心に血統的に気になる馬を数頭ピックアップして分析します
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適性、能力実績（ＳＡＢＣＤＥＦＧ）の８段階で評価、狙い目該当
血統構成・血統分析・一言コメント
の順に表記
※騎手は予定。血統適性、能力ランクは後日更新します。
ウインシャーロット 牝５ ５５ 石川
前走：２２年ターコイズＳ（ＧⅢ）２着
血統：Ｃ 能力：Ｃ＋ 該当：①③
＜血統構成＞父スクリーンヒーロー（ＲＢ）×母父ジャングルポケット（ＥＮ）×母母父サンデーサイレンス（ＬＳ）
＜血統分析＞父は中長距離重賞で活躍し、ジャパンカップを制した。産駒には主にスタミナと成長力を伝える。また連勝しやすく固め打ちの傾向がある。母父も欧州型ナスルーラ系のジャングルポケット。全体的には欧州色が強い配合。
＜一言コメント＞キャリア１４戦で【5-6-2-1】と馬券にならなかったのは新馬戦の１度のみという堅実な走りが最大の武器。デビューから一貫して鞍上が同じなのも心強い。昇級しても壁に阻まれることない走りは可能性を感じさせる。唯一の懸念材料は初の長距離輸送だがスクリーンヒーロー産駒の好調時は要注意だ。
ウォーターナビレラ 牝４ ５５ 武豊
前走：２２年秋華賞（ＧⅠ）１２着
血統：Ｄ 能力：Ｄ 該当：③
＜血統構成＞父シルバーステート（ＤＩ）×母父キングヘイロー（ＥＤ）×母母父マヤノトップガン（ＲＢ）
＜血統分析＞父は度重なる屈腱炎で早期引退を余儀なくされたが、勝利はすべてノーステッキで底知れぬ能力を評価されて重賞未勝利ながら種牡馬入りした「幻の最強馬」。母父キングヘイローは直系こそ少なくなったがイクイノックスやディープボンドらの母父として地位を確立しつつある。４ラインで２ラインがロベルト系なのも特徴的。
＜一言コメント＞阪神ＪＦ３着、桜花賞２着と３歳春まではクラシック戦線の中心だったがオークス委呼応は２ケタ着順続き。そもそも距離が長かった可能性は否めない。今回大幅な距離短縮でレースの流れに乗れるかが１つのカギだが、ファンタジーＳで勝利したこともある舞台だけに適性から見れば上向きだ。
スカイグルーヴ 牝６ ５５ ムルザバエフ
前走：２２年ターコイズＳ（ＧⅢ）１５着
血統：Ｃ 能力：Ｆ 該当：①②③
＜血統構成＞父エピファネイア（ＲＢ）×母父キングカメハメハ（ＫＫ）×母母父サンデーサイレンス（ＬＳ）
＜血統分析＞父は菊花賞、ジャパンＣとＧⅠ２勝で中長距離で活躍。母系はキンカメ×サンデーの主流血統。母母はエリザベス女王杯連覇。近親に二冠馬ドゥラメンテなどがいる良血。フレッシュな状態と距離延長で力を発揮しそうなタイプ。
＜一言コメント＞元々はクラシック制覇を期待された素質馬。近走は２ケタ着順続きだが、枠や直線の不利など敗因は明確でそれほど気にならない。昨年のこのレース２着馬で距離やコース適性は合う。ここで巻き返しを。
ディヴィーナ 牝５ ５５ 坂井
前走：２３年睦月Ｓ（ＯＰ・中京１６００ｍ）４着
血統：Ｃ 能力：Ｅ 該当：①
＜血統構成＞父モーリス（ＲＢ）×母父ディープインパクト（ＤＩ）×母母父マキャヴェリアン（ＥＰ）
＜血統分析＞父は古馬になってから安定感のある走りで香港マイル、天皇賞（秋）など日香でＧⅠ６勝。母ヴィルシーナはヴィクトリアマイル連覇を果たした名牝。ジェンティルドンナとの名勝負は今も語り継がれている。半兄ブラヴァスは新潟記念の勝ち馬。
＜一言コメント＞大魔神・佐々木オーナーの歴史を作ったハルーワスイートの一族。前走はドスローなペースで前が止まらない流れ。今回１４００ｍは初めてだが距離短縮自体は悪くないはず。４勝すべてが左回りな点はやや気になるが使った分上積みも期待。
ミスニューヨーク 牝６ ５６ Ｍ．デムーロ
前走：２２年ターコイズＳ（ＧⅢ）１着
血統：Ｂ 能力：Ｃ＋ 該当：（②）③
＜血統構成＞父キングズベスト（ＥＰ）×母父マンハッタンカフェ（ＬＳ）×母母父ブロークンヴァウ（ＡＰ）
＜血統分析＞父はドイツ牝系のキングマンボ産駒で英２０００ギニーを制した。母系はスタミナ豊富なＬサンデー系のマンハッタンカフェにファピアノ系のスピードを伝えるブロークンヴァウという配合。正確には父キンカメ系ではないが同じキングマンボ系なので狙い目は（②）という形にした。
＜一言コメント＞前走でターコイズＳ連覇を達成。中山マイルが向くことを考えると今回はデビュー戦以来となる１４００ｍへの短縮は微妙か。脚を溜めてこの馬の末脚を生かせる展開となれば勝機はあるだろう。
前走：２２年キャピタルＳ（Ｌ・東京１６００ｍ）１着
血統：Ｃ 能力：Ｃ＋ 該当：なし
＜血統構成＞父ミッキーアイル（ＤＩ）×母父タニノギムレット（ＲＢ）×母母父フジキセキ（ＳＳ）
＜血統分析＞父はマイルチャンピオンシップなどマイルＧⅠ２勝、ディープ産駒ながら短距離戦線で活躍しその瞬発力、スピードを伝える。母父はダービー馬ながらロベルト系らしく産駒はタフで馬力が問われる条件に強い。サンデーのクロスで瞬発力は持っており、溜めて伸ばす競馬に合いそう。
＜一言コメント＞５歳馬だがキャリアはまだ１１戦と間隔を空けて大切に使われてきた印象。古馬になって初めての重賞挑戦となったスワンＳでは２着と健闘。続く前走のキャピタルＳは展開に左右されない内容の濃い競馬で地力をアピールした。過去成績を見れば休み明けを叩いて上昇するタイプにも見えなくないが能力上位。
ルチェカリーナ 牝５ ５５ 和田竜
前走：２２年阪神Ｃ（ＧⅡ）６着
血統：Ｄ 能力：Ｃ 該当：なし
＜血統構成＞父ディスクリートキャット（ＡＤ）×母父シンボリクリスエス（ＲＢ）×母母父サンデーサイレンス（ＬＳ）
＜血統分析＞父はストームバード系特有のスピードを武器に本場ダートで活躍し米ＧⅠシガーマイルの覇者。母父は天皇賞（秋）や有馬記念を連覇した。ロベルト系の種牡馬でスタミナ、馬力を長所とするが、ロベルト系の中ではスピード勝負にも対応できるタイプ。
＜一言コメント＞前走は昇級初戦でいきなりＧⅡの阪神カップ。短距離戦では致命傷ともいえる出遅れがあり終始外を回らされたにも関わらずほとんど差のない６着。数字ほどの差はない。コース成績も【0-1-1-1】と勝利こそないが堅実。人気の盲点になるなら面白い存在。
ロータスランド 牝６ ５６ 岩田康
前走：２２年阪神Ｃ（ＧⅡ）９着
血統：Ｃ 能力：Ｂ 該当：①③
＜血統構成＞父ポイントオブエントリー（ＲＢ）×母父スキャットダディ（ＡＤ）×母母父クリスエス（ＲＢ）
＜血統分析＞父は米国の芝中長距離を舞台にマンノウォーＳなどＧⅠ５勝。母父はストームバードの血を継ぐ血統で米ダートＧⅠを２勝。ツボにはまった時のスピードを強化する。父と母母父のラインはともにロベルト系でクロスだが、北米血統もありスピードは十分。そのスピードど持続力で勝負するタイプ。
＜一言コメント＞昨年のこのレースの勝ち馬。弾みをつけて挑んだ高松宮記念で２着の実績。秋のマイルＣＳでは一旦先頭に立ちあわやと思わせる内容。前走の阪神Ｃは案外だが後方にいたラウダシオンが直線だけで３着に入れたことからも先行馬に厳しい流れだったことは明白。このメンバーなら実力上位は間違いない。
☆上記以外の狙い目該当馬
▽狙い目①
▽狙い目②
▽狙い目③
テンハッピーローズ、メイショウミモザ
～京都牝馬Ｓ血統予想～
・予想は金曜夜までにアップ予定です（更新しました）
※あくまで前日時点での予想です
馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。
各馬の血統を見るとエピファネイア、タニノギムレット、スクリーンヒーロー、モーリス、シンボリクリスエス、ポイントオブエントリーとやたらとロベルト系祭りのこのレース。ロベルト系だからという理由では絞れ切りませんね。
そこで１４００ｍよりも長い距離の適性ともう一つ相性の良いキンカメ系（キングマンボ系）を重視してみました。
△押さえに入れた⑰スカイグルーヴ過去走から見ても走るとは思えません（笑）ただ狙い目該当にぴったんこしてしまったのでほんっっっの少し買ってみます。
◎⑭ミスニューヨーク
○⑱ロータスランド
△⑦テンハッピーローズ
△⑯ウォーターナビレラ
△⑰スカイグルーヴ
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