2023シンザン記念(GⅢ)予想
こんばんは。ちゃろです。
皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。
さて、本日は「シンザン記念(GⅢ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
・今回はGⅠではないので簡易版となります。
・データについては有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
▼フェアリーSの血統分析はこちらから↓↓
アップされるまでお待ちください
1月8日 2023シンザン記念(GⅢ)血統予想
~シンザン記念の過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)
・父の好走数 日本型 16回 北米型 1回 欧州型 13回
・母父の好走数 日本型 9回 北米型 6回 欧州型 15回
<血統のワン!ポイント>(過去10年)
※21、22年は中京開催
・父サンデー系(ディープ系)が過去10年で馬券になった馬30頭の内16頭。近2年では3頭が馬券になっており、可もなく不可もなくという感じ。
・父ロベルト系の相性の良さは見逃せない。特に近2年の中京開催では21年に1、2着。22年も2着に入るなど出走数を考慮すれば無視できない好走ぶり。
・母系は欧州型の血統が目立つ。過去10年で馬券になった父日本型のサンデー系の母父の血統を調べたところ北米型は3回、欧州型は12回とその差は圧倒的。
~シンザン記念の注目好走ポイント~
※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。
枠順、ローテーション、騎手、調教師、ペース、脚質、性別、馬齢、斤量など。
今回の注目ポイントは
【ローテ】・・・過去10年の3着内トップは朝日杯FS組(6回)。新馬組、未勝利組も好走している馬が多いだけに個体の判断が必要。
【騎手】・・・過去10年で浜中騎手が3勝で馬券内4回の好走。ただ当時は京都開催なので参考程度に。
【ペース・脚質】・・・過去2年の中京開催ではミドルペース2回。ある程度ペースは流れて持続力勝負になる。瞬発力が武器で前走高速上がりでインパクトのある勝ち方をした馬を軽視することも馬券の1つのポイント。
【性別・斤量】・・・過去2年の中京開催ではいずれも1人気となった牝馬が凡走するなど牝馬はやや不振。今年はルール改正の斤量増もあってさらに苦戦する可能性大。
~シンザン記念で狙うべき馬~
以上の分析から
血統的には父ロベルト系の馬・・・①
サンデー系×欧州型血統の馬・・・②
を狙ってみたいと思います。
そして今回はマイナスポイント(▼)として
・牝馬
をやや割り引いて考えたいと思います。
イメージとしては欧州型血統の特徴である馬力を生かして粘り強く長く良い脚を使える馬がポイントとなりそうです。
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
中京 シンザン記念(GⅢ)分析と予想
~注目馬の血統分析~
人気上位馬を中心に血統的に気になる馬を数頭ピックアップして分析しますが、今回は7頭立てと少ないので全頭いっちゃいましょう!
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適性、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価、狙い目該当
血統構成・血統分析・一言コメント
の順に表記
①サンライズピース 牡3 56 和田竜
前走:22年万両賞(1勝ク・阪神1400m)5着
血統:C+ 能力:C 該当:②
<血統構成>父ブラックタイド(LS)×母父グラスワンダー(RB)×母母父スペシャルウィーク(LS)
<血統分析>父はディープインパクトの全兄でスプリングSなど重賞2勝。ディープインパクトと比べると瞬発力は不足するがパワーやスタミナに優れる一面を持つ。母系は筆者が大好きな99年有馬記念で激闘を見せた両馬の名が光る配合。瞬発力がないわけではないがややスピードが不足しており、陣営も適性距離を探している様子。
<一言コメント>新馬戦は稍重馬場で上がり34秒1の末脚。ここ2走は前有利な馬場で後方からでは物理的に厳しい競馬だった。渋った馬場の方が向く。
②ライトクオンタム 牝3 54 武豊
前走:22年新馬(東京1600m)1着
血統:E 能力:C 該当:なし ▼牝馬
<血統構成>父ディープインパクト(DI)×母父クオリティロード(AP)×母母父ポリッシュナンバーズ(AD)
<血統分析>父は日本競馬の至宝で三冠に有馬記念などGⅠ7勝。10年連続リーディングサイアー。母系はダート血統でスピードや瞬発力を補強している。母父はダートの本場アメリカでGⅠ4勝。母のイルミナントは米芝GⅠゲイムリーSなど重賞2勝。ディープ×北米ダート血統は爆発的なスピード、瞬発力を生み出す例多数。ディープインパクトのラストクロップ世代の代表格。
<一言コメント>実戦は昨年11月の新馬戦のみ。結果的に序盤でハナに立つと最後は34秒0の末脚で2着に2馬身半差の快勝。実力はかなりのもので持っているポテンシャルは魅力的だが、今回求められる能力を考えるとレース質に合うかどうかはやや疑問。
③スズカダブル 牡3 56 鮫島駿
前走:22年朝日杯FS(GⅠ)13着
血統:C 能力:C 該当:なし
<血統構成>父バゴ(EN)×母父ジャイアントレッカー(AD)×母母父トニービン(EN)
<血統分析>父は欧州型ナスルーラ系の名血で凱旋門賞をはじめ仏中長距離GⅠ5勝。母父はジャイアンツコーズウェイの産駒で北米の芝路線で主に活躍。重賞カナディアンターフHの勝ち馬。母母父はおなじみ欧州型の名血トニービンで4ラインにはサンデー系もキンカメ系も持たない少し珍しいタイプの血統。瞬発力の末脚勝負は分が悪いか。
<一言コメント>新馬、未勝利の内容から存在能力は高い。前走の朝日杯FSは直線でモタれてしまい弾けず相手も強かった。良績残す左回りに戻って巻き返しを。
④トーホウガレオン 牡3 56 福永
前走:22年未勝利(阪神1800m)1着
血統:E 能力:E 該当:なし
<血統構成>父リアルスティール(DI)×母父ソングアンドアプレイヤー(AP)×母母父デヴィルズバッグ(TT)
<血統分析>父はラヴズオンリーユーの全兄でドバイターフの勝ち馬。皐月賞などGⅠで2着3回の実績がある。母系も北米血統で一見スピードがあり成長も早そうなタイプに見えるがまだ体力が追い付いていないか。
<一言コメント>前走4戦目にして未勝利戦を突破。血統イメージに反してキレる脚を持たない反面、長い脚を使うのが必勝パターン。先行力はあるが更なる距離短縮は少し忙しい。
⑤クファシル 牡3 56 イーガン
血統:B+ 能力:D 該当:①
<血統構成>父モーリス(RB)×母父ディープインパクト(DI)×母母父トニービン(EN)
<血統分析>父は香港マイル、天皇賞(秋)など日香でGⅠ6勝。母父はディープで父、母父の組みあわせはジェラルディーナと同じ。牝系が超名門なのもジェラルディーナ同様でダイナカール~エアグルーヴの名門一族出身。半姉のアンドヴァラナウトはローズSの勝ち馬。成長力がありそうでピークはまだ先かもしれないがポテンシャルは十分。
<一言コメント>全成績は1戦1勝。新馬戦では積極的な競馬でハナに立つと直線でもしっかり伸びた。もちろん新馬戦特有のスローペースに恵まれたが、今回2戦目で叩いた上積みもある。
⑥シンゼンイズモ 牡3 56 浜中
前走:22年コスモス賞(OP・札幌1800m)5着
血統:D 能力:F 該当:①
<血統構成>父エピファネイア(RB)×母父キングマンボ(EP)×母母父プルピット(AN)
<血統分析>父はロベルト系のスタミナとサンデーのスピードを併せ持ち、菊花賞、ジャパンCとGⅠ2勝で中長距離で活躍。母系は仏名マイラーと北米の名血と真逆の方向性。このような血統は個体差を見極める必要があるが、長所を引っ張り合ってしまい特徴が出にくいイメージもある。
<一言コメント>ここ2戦は相手もやや強くて凡走。ただ前走は一気の距離延長も影響したか。過去4戦はいずれも北海道で、4か月の休み明けと未知の可能性もあるがどこまで。
⑦ペースセッティング 牡3 56 ムルザバエフ
前走:22年万両賞(1勝ク・阪神1400m)2着
血統:D 能力:C+ 該当:なし
<血統構成>父ショウケーシング(ED)×母父ファストカンパニー(ED)×母母父ヨハネスブルグ(AD)
<血統分析>父は英国のスプリンターとして重賞1勝。母父も短距離路線を走った馬で英重賞1勝。父も母父もダンジグ系で4ライン中3ラインがノーザンダンサー系。マル外馬で日本の競馬的には非主流血統と言える。
<一言コメント>全成績は4戦1勝だが、安定した走りはメンバー随一。逃げる競馬も控える競馬も経験しており経験値は高い。今回中1週で距離延長がどうか。
~シンザン記念血統予想~
※あくまで前日時点での予想です
馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。
◎⑤クファシル
▲③スズカダブル
▲①サンライズピース
消②ライトクオンタム
今回のポイントはズバリ人気の消し馬です。
馬券は本命◎の単複、オッズによっては▲2頭へのワイドを検討したいと思います。
皆さまも馬券が的中しますように!!
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