2022ステイヤーズS(GⅡ)予想
こんばんは。ちゃろです。
皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。
さて、本日は日本の重賞最長距離を走る最強ステイヤー決定戦「ステイヤーズS(GⅡ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
・チャレンジカップの予想はそこまで手が回らないのでありません。ご了承ください。
・データについては有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
▼チャンピオンズCの血統分析はこちらから↓↓
12月3日 2022ステイヤーズS(GⅡ)血統予想
~ステイヤーズSの過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)
・父の好走数 日本型 20回 北米型 5回 欧州型 5回
・母父の好走数 日本型 5回 北米型 4回 欧州型 21回
<血統のワン!ポイント>(過去10年)
・父Lサンデー系の好走が多く過去10年で馬券になった馬30頭の内9頭は父Lサンデー系。特にオルフェーヴル、ハーツクライに注目
・母父の注目は圧倒的に欧州型血統
・欧州型ナスルーラ系の血がとても相性が良く、特にトニービンの血を持つ馬が好走している
・近2年で馬券になった6頭の内4頭がオルフェーヴル産駒。ヘロドの血にも注目したい
▼父オルフェーヴルの好走馬
オセアグレイト、タガノディアマンテ、アイアンバローズ、シルヴァーソニックなど
▼父ハーツクライの好走馬
▼4ラインにトニービンの血を持つ好走馬
(上記ハーツクライ産駒は重複するため除く)
シルヴァーソニック、アルバート、エイシンクリック、デスペラードなど
ステイヤーズSのその他の好走ポイント~
【枠順】・・・長距離戦で内枠有利かと思いきや、過去10年で8枠3勝、7枠が2勝。連対率も7、8枠が良い結果を残している。内枠がだめなわけではなさそうだが、外枠が有利。
【ローテ】・・・過去10年の3着内トップは前走アルゼンチン共和国杯組(11回)で少し抜けている。続くのが京都大賞典組(4回)。アルゼンチン共和国杯組では好走できなかった馬に巻き返しのチャンス。
【騎手】・・・横山典騎手が10年で3勝2着1回と素晴らしい成績。。田辺騎手が2勝2着1回で続く。ムーア騎手は毎年いるわけではないにも関わらずアルバートで3連覇達成の経験も。近3年で穴馬を2度馬券にした津村騎手にも注目。
【ペース・脚質】・・・過去10年はハイペース1回、ミドルペース0回、スローペース9回。タフな長距離戦。ハイペースやミドルペースに流れることは少なくスローペース濃厚。最後は35秒前後の末脚が要求される。
【性別・馬齢・斤量】・・・参戦自体が少ないがまず牝馬は走れない。10年馬券になったのは20年のポンデザールのみで1人気3着に敗れている。能力があれば高齢馬でも走れるが、基本的には牡4~牡6から選択したい。狙うべき斤量は56~57キロ。
~中山芝3600mの特注種牡馬~
【中山芝3600m】
<特注種牡馬>
<割引種牡馬>
特になし
以上から
血統的には父Lサンデー系の馬・・・①
4ラインにトニービンの血を持つ馬・・・②
前走アルゼンチン共和国杯組、京都大賞典組の馬・・・③
を狙ってみたいと思います
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
中山 ステイヤーズS(GⅡ)分析と予想
~出走馬全頭血統分析~
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適性、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価、狙い目該当
血統構成
血統分析・一言コメント
の順に表記
①ディアスティマ 牡5 56 北村友
前走:22年京都大賞典(GⅡ)5着
血統:D 能力:C 該当:③
<血統構成>父ディープインパクト(DI)×母父ストリートセンス(AP)×母母父マウントリヴァーモア(AN)
<血統分析>父は日本競馬の至宝で三冠に有馬記念などGⅠ7勝。種牡馬になってからは10年連続リーディングサイアー。母系は北米血統のスピードタイプだが、この馬にはパワーが強く出たようだ。
<一言コメント>走りの安定度はメンバートップクラス。前走の京都大賞典は後のJCを勝つ勝ち馬に離されたが2着以下は差のない競馬。今回もレースの主導権を握る。
②ユーキャンスマイル 牡7 56 石橋
前走:22年アルゼンチン共和国杯(GⅡ)7着
血統:C 能力:C 該当:③
<血統構成>父キングカメハメハ(KK)×母父ダンスインザダーク(LS)×母母父シャーポ(EP)
<血統分析>父はNHKマイルCとダービーの変則二冠馬で基礎的なスピード能力を持ちながら母系の良さを引き出し様々な産駒を生み出す。母父はLサンデー系を代表するステイヤー。
<一言コメント>2走前の新潟記念で2着と好走。メンバー次第ではまだまだやれることを証明した。前走は7着に敗れたが上がり2位の33秒7の脚で追い込み勝ち馬とわずか0.4差の決着。もともとはダイヤモンドSを制したスタミナもあり不安はない。
③マンオブスピリット セ5 56 H.ドイル
前走:22年丹頂S(OP)6着
血統:D 能力:E 該当:②
<血統構成>父ルーラーシップ(KK)×母父サンデーサイレンス(LS)×母母父ソヴィエトスター(ED)
<血統分析>父はトニービンの影響を強く受け抜群のスタミナと馬力を持ち中長距離で活躍し重賞5勝。国内GⅠは制覇できなかったが、香港のクイーンエリザベスⅡ世Cを制した。母系はサンデー×ヌレイエフ系。母母父は仏2000ギニーなど英仏のマイルを中心にGⅠ5勝。
<一言コメント>前走は道中で大きく離されて終いだけのレースになってしまった。近走では複勝圏を外れているレースが続くが、昨年6着の経験を生かしてさらにステップアップへ。
④メロディーレーン 牝6 54 菅原明
前走:22年宝塚記念(GⅠ)13着
血統:D 能力:E 該当:①
<血統構成>父オルフェーヴル(LS)×母父モティヴェイター(ED)×母母父シャーリーハイツ(EN)
<血統分析>父はステイゴールド譲りの激しい闘争心と爆発的なスピードを武器に三冠と有馬記念などGⅠ6勝。母系は欧州型のスタミナと馬力に溢れる血統配合。半兄にタイトルホルダー(菊花賞など)がいる。
<一言コメント>ここ2走はGⅠで相手も強かった。休み明けの今回はメンバーレベルも楽になる。勝利から約1年遠ざかっているが大ブレイクの弟・タイトルホルダーに続き、浮上のきっかけをつかみたい。
⑤シークレットラン 牡6 56 内田博
前走:22年七夕賞(GⅢ)13着
血統:F 能力:E 該当:なし
<血統構成>父ダンカーク(AP)×母父キングカメハメハ(KK)×母母父サンデーサイレンス(LS)
<血統分析>父は北米の代表血統であるファピアノ系とエーピーインディ系を併せ持つ。現役時代はベルモントSの2着が最高でGⅠ制覇はならなかったがそのスピードとパワーを産駒に伝える。母系は王道血統。3代母のダイナカールはオークス馬。
<一言コメント>前走は約1年ぶりの休み明け。走れただけで収穫があったはず。条件時代に見せた先行して直線さらに加速するような競馬ができれば。
⑥ナムラカミカゼ 牡5 56 酒井
前走:22年古都S(3勝ク)3着
血統:E 能力:E 該当:なし
<血統構成>父キズナ(DI)×母父エンドスウィープ(AP)×母母父サドンソー(AD)
<血統分析>父は13年のダービー馬で重賞5勝。ディープの子だがパワーに優れダート馬も輩出する。母父のエンドスウィープはフォーティナイナー系の代表格でサウスヴィグラスやアドマイヤムーンなどスピードとパワーに強い馬を生み出す。
<一言コメント>秋から3勝クで2戦を消化したが、10着、3着と足踏み。まだ条件クラスの壁を突破できていない。格上挑戦の今回はしっかりと脚を溜めて自分競馬に徹するのみ。
⑦シルヴァーソニック 牡6 56 レーン
前走:22年天皇賞(春)(GⅠ)止着
血統:B 能力:C+ 該当:①②
<血統構成>父オルフェーヴル(LS)×母父トニービン(EN)×母母父リファール(ED)
<血統分析>父はステイゴールド譲りの激しい闘争心と爆発的なスピードを武器に三冠と有馬記念などGⅠ6勝。母系は欧州型のスタミナと馬力に溢れる血統配合。母系は欧州型の馬同士の配合。母父は凱旋門賞などGⅠ6勝、母母父はジャックルマロワ賞などを制した。
<一言コメント>昨年の3着馬。前走の天皇賞(春)はスタート直後に落馬。ゴール後に横たわる姿はヒヤリとさせた。今回が復帰戦。2走前の阪神大賞典では3着と結果も出しておりこのメンバーでは実力上位。
⑧アドマイヤアルバ セ7 56 松岡
前走:22年オールカマー(GⅡ)12着
血統:E 能力:F 該当:①②
<血統構成>父ハーツクライ(LS)×母父バーンスタイン(ED)×母母父シルヴァーデピュティ(AD)
<血統分析>父は抜群のスタミナを武器に国内で唯一あのディープインパクトに土を付けた有馬記念、ドバイシーマクラシックとGⅠ2勝。母系は北米型ノーザンダンサー系。パワーの源は母系から。
<一言コメント>7歳で迎えた今年も長距離のみで8戦を消化。最高着順は5着だが、この馬なりに走った印象。年齢やローテを考えると上積みは少ないが、リフレッシュが利けばもう少しやれても。
⑨ディバインフォース 牡6 57 戸崎
前走:22年京都大賞典(GⅡ)7着
血統:C 能力:D+ 該当:③
<血統構成>父ワークフォース(EP)×母父ゼンノロブロイ(DS)×母母父アルザオ(ED)
<血統分析>父はキングマンボ系で馬力を武器にタフなレースである英ダービーや凱旋門賞という欧州の代表的なGⅠを勝利。スタミナとパワーを武器に母父は秋の古馬三冠を制した。
<一言コメント>昨年の覇者。今年はGⅠにもチャレンジしたが壁は厚く結果を残すことはできなかった。ここ2戦はS上位の上がりを使っており、状態が上向いている印象。昨年比1キロ増の斤量ではあるが、連覇に向けていざ出陣。
⑩ベスビアナイト セ5 56 マーカンド
前走:22年札幌日経OP(L)8着
血統:D 能力:D 該当:②
<血統構成>父ルーラーシップ(KK)×母父アグネスデジタル(AP)×母母父サンデーサイレンス(LS)
<血統分析>父はトニービンの影響を強く受け抜群のスタミナと馬力を持ち中長距離で活躍し重賞5勝。国内GⅠは制覇できなかったが、香港のクイーンエリザベスⅡ世Cを制した。母父は香港Cや天皇賞(秋)、フェブラリーSなど芝ダート問わず多種多様なレースでGⅠ6勝を挙げた。
<一言コメント>オープンでのキャリアは2戦のみ。いずれも着外で判断材料が難しいが、長距離でも発揮できる自慢の末脚はこの馬の大きなストロングポイント。自分の走りに徹すことができれば一発チャンスがあっても。
⑪カウディーリョ 牡6 56 田辺
前走:22年ダイヤモンドS(GⅢ)14着
血統:F 能力:E 該当:なし
<血統構成>父キングカメハメハ(KK)×母父サンデーサイレンス(LS)×母母父ポトリラゾ(AN)
<血統分析>父はNHKマイルCとダービーの変則二冠馬で基礎的なスピード能力を持ちながら母系の良さを引き出し様々な産駒を生み出す。母父との組み合わせはザ・主流血統という感じ。母母父はアルゼンチンの血。
<一言コメント>昨年はオープン特別で結果を出し当レースで1人気に推されたが、7着に敗れた。今回は休養明けでリフレッシュできた状態。この馬のフレッシュさがいい方向に出れば。
⑫プリュムドール 牝4 54 横山武
前走:22年古都S(3勝ク)1着
血統:E 能力:D 該当:①
<血統構成>父ゴールドシップ(LS)×母父フレンチデピュティ(AD)×母母父ジェネラス(ED)
<血統分析>父は破壊力抜群の馬力でタフなレースにめっぽう強く、有馬記念や天皇賞(春)などGⅠ6勝。母系は米欧のノーザンダンサー系のクロス。
<一言コメント>牝馬ながら持前のスタミナで3000m級のレースでも結果を出している。前走比でまた斤量が増え、メンバーもやや厳しくなるが、この馬自身の伸びしろがあってもいい。
⑬アイアンバローズ 牡5 56 岩田望
前走:22年京都大賞典(GⅡ)6着
血統:B 能力:C 該当:①③
<血統構成>父オルフェーヴル(LS)×母父ロイヤルアンセム(ED)×母母父レッドランサム(RB)
<血統分析>父はステイゴールド譲りの激しい闘争心と爆発的なスピードを武器に三冠と有馬記念などGⅠ6勝。母系は芝の中長距離GⅠ3勝。
<一言コメント>昨年の2着馬。今年消化の4戦はすべてGⅡ以上。天皇賞(春)、宝塚記念といったGⅠにも挑戦した。良績を残す右回りで3000mを超える長距離レースとくればこの馬の出番。2着の昨年と同斤量で相手関係もこれまでに比べれば楽で上位候補となりそう。
前走:22年古都S(3勝ク)8着
血統:E 能力:F 該当:①
<血統構成>父ゴールドシップ(LS)×母父ブライアンズタイム(RB)×母母父ラムタラ(ED)
<血統分析>父は破壊力抜群の馬力でタフなレースにめっぽう強く、有馬記念や天皇賞(春)などGⅠ6勝。母系はスタミナ満載でのこの距離は十分守備範囲。
<一言コメント>前走で8度目の3勝ク挑戦だったが8着。惜しい競馬が続くが勝ち切れないのがこの馬の走り。今回は格上挑戦でどこまでやれるか。
~ステイヤーズS血統予想~
◎⑬アイアンバローズ
〇②ユーキャンスマイル
▲⑦シルヴァーソニック
注⑨ディバインフォース
消⑥ナムラカミカゼ
今回は印は4頭に絞っています。馬券の買い方も考えます。
妙味的には対抗の②ユーキャンスマイルに期待したいです。
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