犬でもできる競馬血統予想

血統を中心に組み立てた競馬予想をだれでもわかりやすいように書きます。筆者が犬顔らしいのでこんなタイトルですが深い意味はありません(笑)

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2023ダイヤモンドS(GⅢ)予想

 

こんばんは。ちゃろです。

 

皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。

 

さて、本日は「ダイヤモンドS(GⅢ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。

 

※おことわり

・今回はGⅠではないので簡易版となります。

・データについては有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。

 

▼京都牝馬Sの血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

小倉大賞典の血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

フェブラリーSの血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

 

 

2月18日 2023ダイヤモンドS(GⅢ)血統予想

 

~ダイヤモンドSの過去血統傾向~

 

 

 

 

<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)

 

・父の好走数  日本型 20回  北米型 2回  欧州型  8回

・母父の好走数 日本型  8回  北米型 4回  欧州型 18回

 

 

<血統のワン!ポイント>(過去10年)

・父サンデー系ディープ系)が安定の好走を過去10年で馬券になった馬30頭の内20頭は父サンデー系ディープ系)。

・好走した20頭をもう少し細かく見ていくと14頭がスタミナを武器とするLサンデー系だった。種牡馬個別で見ると7回好走しているハーツクライや2回好走しているオルフェーヴルが該当する。

 

▽父ハーツクライ産駒の好走馬

・ポンデザール(21年3着)

フェイムゲーム(14、15、18年1着、16年2着)

・カフジプリンス(17年3着)

アドマイヤラクティ(13年1着)

ハーツクライ産駒好走の7回の内4回はフェイムゲームが記録。

 

・父キンカメ系も近年ではよく好走し健闘している。近4年で3度勝ち馬を出している。(すべて別の馬)

 

▽父キンカメ系の好走馬

・テーオーロイヤル(父リオンディーズ・22年1着)

・ランフォザローゼス(父キングカメハメハ・22年2着)

・グロンディオーズ(父ルーラーシップ・21年1着)

・ユーキャンスマイル(父キングカメハメハ・19年1着)

ラブラドライト(父キングカメハメハ・17年2着)

※共通点として母父はディープ系Lサンデー系だった

 

・母系は以前はノーザンダンサーリボー系などバリバリの欧州血統が良かったが、近年はそこまで目立たなくなっている。またこのレースと相性の良い血統にリヴァーマンゼダーンといったナスルーラが挙げられる。

 

~ダイヤモンドSの注目好走ポイント~

 

※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。

枠順、ローテーション、騎手、調教師、ペース、脚質、性別、馬齢、斤量など。

今回の注目ポイントは

 

 

【枠順】・・・過去10年で8枠が5勝、2着3回、3着2回と圧倒的に好走。長距離戦で外を回らされると考えれば一見不利な気もするが、ここまで顕著だとかなり重要視したいデータになる。

【ローテ】・・・過去10年の3着内トップは前走ステイヤーズS組万葉S組(ともに6回)。しかし近3年で万葉S組は馬券になっていない。他にはAJCC組と白富士S組(ともに3回)が続く。その下に日経新春杯組と有馬記念組(ともに2回)となる。

【騎手】・・・過去10年で複数回馬券になっているのはルメール騎手、岩田康騎手、三浦騎手、川田騎手、内田騎手、北村宏騎手。

【ペース・脚質】・・・過去10年はハイペース1回、ミドルペース0回、スローペース9回。現在は9年連続でスローペース。欧州のスタミナ志向からより日本よりのレース質になっていることを表している。近2年は上がり1位の馬が34秒5。19年の勝ち馬ユーキャンスマイルと17年の勝ち馬アルバートは33秒4の末脚を披露している。

【馬齢・斤量】・・・ハンデ戦ということで斤量に注目。53キロ以下の軽ハンデ馬がなかなか好走できない。リッジマン(18年52キロで2着)やサンデームーティエ(19年50キロ2着)はなかなかレアパターン。また7、8歳の高齢馬が穴を開けるケースがあるので注意したい。

 

~ダイヤモンドSで狙うべき馬~

 

以上から

血統的には父Lサンデー系の馬・・・①

キンカメ系×サンデー系の馬・・・②

8枠の馬・・・③

前走ステイヤーズS、万葉S、または白富士Sを使った馬・・・④

を狙ってみたいと思います

 

それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の注目馬を見て予想をしてみましょう

 

東京 ダイヤモンドS(GⅢ)分析と予想

~注目馬の血統分析~

人気上位馬を中心に血統的に気になる馬を数頭ピックアップして分析します

 

馬番 名前 性別馬齢 騎手

前走成績

血統適性、能力実績(SA)の8段階で評価、狙い目該当

血統構成・血統分析・一言コメント

の順に表記

 

※騎手は予定。血統適性、能力ランクは後日更新します。

 

アスクワイルドモア    牡4    56    田中勝

前走:22年中日新聞杯(GⅢ)18着

血統: 能力: 該当:なし

<血統構成>父キズナDI)×母父ゼンノロブロイDS)×母母父キャンディストライプス(EN

<血統分析>父は13年のダービー馬で重賞5勝。パワー、馬力も豊富で仏GⅡニエル賞も制した。母父もサンデー系だがパワーが高くダートの産駒も多いゼンノロブロイ。サンデー系同士の配合だが瞬発力で勝負するタイプではない。近親のペルーサ青葉賞の勝ち馬。

<一言コメント>3歳時は京都新聞杯の勝ち馬。レコード決着の菊花賞では着順ほど悪い内容ではない。長距離適性自体はある。

 

ウインキートス    牝6    55    横山和

前走:23年中山金杯(GⅢ)14着

血統: 能力: 該当:①③

<血統構成>父ゴールドシップLS)×母父ボストンハーバーAN)×母母父マジェスティックライト(AP

<血統分析>父は破壊力抜群の馬力でタフなレースにめっぽう強く、有馬記念天皇賞(春)などGⅠ6勝。母系は北米ダートの名血でスピードや持続力を強化。母母父のマジェスティックライトは芝ダート両GⅠを含むGⅠ4勝。

<一言コメント>引退を撤回してまさかの参戦。牝馬の出走頭数が少ないので何とも言えないところはあるが、馬券になったのは21年のポンデザールのみ。この馬の特徴であるスタミナと粘りの走りができれば。

 

シルブロン    牡5    55    ルメール

前走:22年グレイトフルS(3勝ク・中山2500m)1着

血統: 能力:C+ 該当:なし

<血統構成>父トーセンジョーダンEN)×母父サンデーサイレンスLS)×母母父ヌレイエフ(ED

<血統分析>父はジャングルポケット産駒でトニービンの直系。成長力に優れ現役時代は5歳で天皇賞(秋)を勝ち、7歳でジャパンC3着という成績を残した。母系にはヌレイエフの血を持つ。半兄のメールドグラースは豪GⅠコーフィールドCを含め重賞4勝。

<一言コメント>狙い目として区切ると該当こそないが、このレースに相性の良いトニービンの血を直系で受け継いでいる。昨秋から連勝で重賞初挑戦。単なるスピード勝負なら分が悪いがスタミナ比べのあとのスピード勝負であればこの馬の長所を生かすことができる。3勝をマークしている左回りに替わるのもプラス。

 

スタッドリー    牡5    56    モレイラ

前走:23年AJCC(GⅡ)6着

血統: 能力: 該当:なし

<血統構成>父ハービンジャーED)×母父フジキセキSS)×母母父トニービンEN

<血統分析>父はダンジグ系ながらスタミナに優れ英GⅠキングジョージ&クイーンエリザベスSを史上最大着差となる11馬身差で圧勝。母系にもトニービンの血を持ち欧州色が強め。スタミナと馬力に自信を持つ。近親には22年の年度代表馬イクイノックスがおり、今大注目の牝系一族だ。

<一言コメント>狙い目自体には該当しなかったもの血統的にはトニービンの血も持ち長距離適性はある。実戦では昨年12月に3勝クを卒業。年明け緒戦はこれまでのメンバーとは一味も二味も違うAJCC。そこで0.5差の6着は大健闘と言える。最長距離が2200mなので未知数な部分はあるが、相手なりに走れるタイプ。晩成型でまだ伸びしろもあるだろう。

 

タイセイモナーク    牡7    53    三浦

前走:23年万葉S(OP・中京3000m)2着

血統: 能力:C+ 該当:②

<血統構成>父ルーラーシップKK)×母父ゼンノロブロイDS)×母母父フレンチデピュティAD

<血統分析>父はトニービンの影響を強く受け抜群のスタミナと馬力を持ち中長距離で活躍し重賞5勝。国内GⅠは制覇できなかったが、香港のクイーンエリザベスⅡ世Cを制した。母父はスタミナとパワーを生かし今では皆勤出走すら難しい古馬三冠を3連勝したゼンノロブロイ。血統表から見てもスタミナは十分だ。

<一言コメント>前走の万葉Sは9人気の低評価を覆す2着。ハナを切る競馬で自分のペースで逃げれたことや53キロの斤量が好走の要因。3000mを超えるレースで2着4回とスタミナを存分に生かせるレースになれば。

 

ミクソロジー    牡4    56    西村淳

前走:23年万葉S(OP・中京3000m)1着

血統: 能力: 該当:①④

<血統構成>父オルフェーヴルLS)×母父アフリート(AP)×母母父ダンジグ(AD

<血統分析>父はステイゴールド譲りの激しい闘争心と爆発的なスピードを武器に三冠と有馬記念などGⅠ6勝。母父はダートの名血アフリート。母母父はダンジグで母系はどちらかと言えばパワーやスピードを強化する血統。近親には盛岡のJBCスプリントなどダート重賞6勝のスターリングローズがいる。母系が北米血統なのでこのレースの適性としては素直に評価しにくいが・・・。

<一言コメント>現在3連勝中の上がり馬。初勝利までは4戦を要したが、そこからは馬券内を外したのはわずかに1度。前走の万葉Sは軽ハンデもあったが内容的にも完勝した。今回3キロ増で重賞初挑戦と相手強化は必須だが、勢いそのままに重賞制覇を目指す。

 

メイショウテンゲン    牡7    55    木幡巧

前走:23年万葉S(OP・中京3000m)10着

血統: 能力: 該当:④

<血統構成>父ディープインパクトDI)×母父フレンチデピュティAD)×母母父サドラーズウェルズED

<血統分析>父は日本競馬の至宝で三冠に有馬記念などGⅠ7勝。種牡馬になってからは10年連続リーディングサイアー。母系は米欧のノーザンダンサー系のクロス。母メイショウベルーガ日経新春杯京都大賞典とGⅡを2勝。4ライン中3ラインがノーザンダンサー系の配合。

<一言コメント>20年のこのレース2着馬。阪神大賞典で3着になった経験もある実力馬だが、長期休養の後はまだかつての良かったころには程遠い。再浮上のきっかけをつかみたい。

 

レクセランス    牡6    56    バシュロ

前走:23年万葉S(OP・中京3000m)4着

血統: 能力: 該当:④

<血統構成>父ディープインパクトDI)×母父シャンゼリゼED)×母母父ザール(EP

<血統分析>父は日本競馬の至宝で三冠に有馬記念などGⅠ7勝。種牡馬になってからは10年連続リーディングサイアー。母父はダンジグ系で米国、カナダなど北米の芝GⅠを3勝の実績。母エクセレンスⅡは仏GⅡのアンプリュダンス賞の勝ち馬で仏1000ギニーや仏オークス3着。

<一言コメント>昨年は万葉Sの2着からこのレースに挑み1人気に支持を集めるも9着と完敗。今年も昨年と同じローテでだが、前走はまだ仕上がり切ってはいなかったのもかえってプラスと判断できる。叩き2戦目となる今回は上積みも期待できる。

 

 

 

☆上記以外の狙い目該当馬

▽狙い目①

トラストケンシン、ヒュミドール、ヴェローチェオロ

 

▽狙い目②

カウディーリョ

 

▽狙い目③

ベスビアナイト

 

▽狙い目④

カウディーリョ、ベスビアナイト、タイセイモナーク

 

 

 

~ダイヤモンドS血統予想~

 

・予想は金曜夜までにアップ予定です(→更新しました)

※あくまで前日時点での予想です

馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。

 

予想は狙えば狙うほど非常に難解。

レベルは高いとは言いにくく長期休養や前走ぼろ負けの馬でもある程度走れる可能性を残す。

オッズの妙味と適性を考えれば軸はこの馬が最適と判断した。

 

◎⑪スタッドリー

○②シルブロン

▲⑯ベスビアナイト

△⑬タイセイモナーク

 

馬券はオッズ次第だが、単複を中心に組んでみたい。

馬券妙味で注目したいのは⑯ベスビアナイト。上の特集には書かなかったのでここで少し補足するとルーラーシップ産駒でトニービンの血を持ち、圧倒的好走の8枠に入った点も強調材料。母父はアグネスデジタルなので北米型なのが引っかかるが、ローテはこのレースに相性の良いステイヤーズSでメンバー最先着。このメンバーなら十分見せ場があっていいはず。

 

皆様の馬券が的中し素晴らしい土曜日となりますように!

 

 

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