犬でもできる競馬血統予想

血統を中心に組み立てた競馬予想をだれでもわかりやすいように書きます。筆者が犬顔らしいのでこんなタイトルですが深い意味はありません(笑)

MENU

2023根岸S(GⅡ)予想

 

こんばんは。ちゃろです。

 

皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。

 

さて、本日は「根岸S(GⅡ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。

 

※おことわり

・今回はGⅠではないので簡易版となります。

・データについては有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。

 

シルクロードSの血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

 

1月29日 2023根岸S(GⅡ)血統予想

 

根岸Sの過去血統傾向~

 

 

<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)

 

・父の好走数  日本型 10回  北米型 15回  欧州型 5回

・母父の好走数 日本型  6回  北米型 18回  欧州型 6回

 

 

<血統のワン!ポイント>(過去10年)

・父日本型であるサンデー系ディープ系)の不振が目立つ。サンデー系で過去10年で馬券になった馬30頭の内10頭。数字だけ見ると少なくないような気もするが、出走頭数の多さや13年、14年で上位独占した数字が残っているだけで近年は完全に不振。母父も同様でサンデー系の血はこのレースに合わないことがポイント

・ここで狙わずいつ狙うのかといっても過言ではない北米型血統。好走数は父15回、母父18回と他を圧倒している。ダートのレースに加え、非根幹距離である1400mという距離がここまで顕著な数字を生み出している。

・過去3年の勝ち馬は父も母父もサンデー系の血統ではなかった。また母父がストームバード系ヴァイスリージェントダンジグ系といずれも北米型のノーザンダンサーの血だった。

・父も母父も基本的には北米型ノーザンダンサーAD系)と北米型ミスプロAP系)に注目したい。

 

・サンデー系や北米型血統が薄い馬が危険で人気を裏切っているケースが目立つ。

▼上位人気で馬券にならなかった馬

ソリストサンダー(母父サンデー系のスペシャルウィーク。22年1人気9着)

・ミッキーワイルド(ロードカナロア×ファルブラヴと北米型血統が薄い。20年2人気11着)

サンライズノヴァ(父サンデー系のゴールドアリュール。19年1人気8着)

 

根岸Sの注目好走ポイント~

 

※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。

枠順、ローテーション、騎手、調教師、ペース、脚質、性別、馬齢、斤量など。

今回の注目ポイントは

 

【枠順】・・・過去10年のデータを見る限り5枠が謎の不振以外はある程度フラットと言える。勝ち数だけなら近4年で3勝の6枠がトップ。

【ローテ】・・・好走ローテがかなり偏りやすいのがこのレースの特徴。過去10年の3着内トップは前走チャンピオンズC組(6回)、カペラS組武蔵野S組(5回)、ギャラクシーS組(4回)と続く。カペラSを除くと距離延長組は不振で、1600m~1800mからの距離短縮を狙いたい。

【騎手】・・・ルメール騎手が過去10年で4度馬券になっている。昨年勝利の岩田康騎手戸崎騎手内田騎手が好走数3回で続く。

【ペース・脚質】・・・過去10年はハイペース6回、ミドルペース4回、スローペース0回。冒頭で説明した通り北米型血統が強いということはハイペースでスピードの持続力が求められるのが基本。ただ東京のダートは馬場によっては34秒前半ぐらいの上がりも出るため、結果的に差しが利くこともある。

【性別・馬齢・斤量】・・・基本的には4~6歳馬を狙う。7歳以降からはガクッと成績が落ちるが、8歳馬が穴を開けるケースがあり下記羅列する。

 

▼8歳馬で穴を開けた馬

・ワンダーリーデル(21年10人気2着)

・スマートアヴァロン(20年9人気3着)

・タールタン(16年6人気2着)

グレープブランデー(16年10人気3着)

 

根岸Sで狙うべき馬~

 

以上から

血統的にはとにかく北米色に注目して父か母父が北米型血統の馬・・・①

前走チャンピオンズC組、武蔵野S組の馬・・・②

を狙ってみたいと思います

 

そして今回はマイナスポイント(▼)として

父か母父が欧州型血統の馬

(ただしキングマンボ系・キンカメ系は除く)

をやや割り引いて考えたいと思います。

 

 

 

それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう

 

東京 根岸S(GⅢ)分析と予想

~注目馬の血統分析~

人気上位馬を中心に血統的に気になる馬を数頭ピックアップして分析します

 

馬番 名前 性別馬齢 騎手

前走成績

血統適性、能力実績(SA)の8段階で評価、狙い目該当

血統構成・血統分析・一言コメント

の順に表記

 

※騎手は予定。血統適性、能力ランクは後日更新します。

 

オーロラテソーロ    牡6    57    原

前走:22年兵庫ゴールドT(GⅢ)4着

血統: 能力:C+ 該当:①

<血統構成>父マリブムーン(AN)×母父ノットフォーラヴ(AP)×母母父クレヴァートリックAM

<血統分析>父は競走馬としては2走しかしておらず骨折で引退を余儀なくされているが、米国クラシック血統であるエーピーインディ系のため種牡馬入りして北米で活躍馬を多数生み出した。母系も北米型で4ラインすべてが北米型血統。ミスタープロスペクターの3×3という強いクロスを持っている。

<一言コメント>昨年のこのレースは14着とまったく結果を残せていないが、能力が本格化したのはその後から。3走前のクラスターCでは後にJBCスプリントを制したダンシングプリンスに完勝。その後の2戦も大崩れすることなく昨年とは違う姿で挑む。

 

ギルデッドミラー    牝6    55    三浦

前走:22年武蔵野S(GⅢ)1着

血統: 能力: 該当:①②

<血統構成>父オルフェーヴルLS)×母父ティズナウ(MA)×母母父シーキングザゴールドAP

<血統分析>父はステイゴールド譲りの激しい闘争心と爆発的なスピードを武器に三冠と有馬記念などGⅠ6勝。母系はスピードの源であるマッチェム系と北米型ミスプロ系のダートのスピード血統。母父はBCクラシックを連覇した名馬。半兄ストロングタイタンは鳴尾記念の勝ち馬。

<一言コメント>ダート転向後に1着、2着、1着と底を見せていない。ダートでも速い上がりを使うことができて今回も左回りなのも計算しやすい。ローテと適性距離がどうかだが、昨夏は1200mでも勝利をしている。

 

セキフウ    牡4    56    M.デムーロ

前走:22年すばるS(L)3着

血統: 能力:C+ 該当:①

<血統構成>父ヘニーヒューズAD)×母父キングマンボ(EP)×母母父サドラーズウェルズED

<血統分析>父は米ダートで活躍しキングズビショップSなどGⅠ2勝。成長の早さとスピード、パワーが売り。一方で母系は母父、母母父とも欧州の名馬で強い馬力とスタミナを持った配合。半兄ビッグアーサー高松宮記念の勝ち馬で現在種牡馬として活躍中。

<一言コメント>22年は海外で3戦をこなす充実ぶり。中でも2着になったサウジダービーは見せ場十分だった。今年緒戦のすばるSは上がり最速の末脚で3着。今回は叩いた上積みも。

 

テイエムサウスダン    牡6    57    ルメール

前走:22年JBCスプリント(GⅠ)7着

血統:C+ 能力: 該当:①

<血統構成>父サウスヴィグラスAP)×母父ラングフール(AD)×母母父シルヴァーデピュティ(AD

<血統分析>父は現役時代JBCスプリントを制すなどダート短距離重賞で活躍。ダートの名血でNARのリーディングサイアーに7年連続でなった。母父はカナダの競走馬で米国GⅠをメトロポリタンHなど米GⅠ3勝の実績を持つ。母系は北米型のノーザンダンサークロス。

<一言コメント>昨年の優勝馬フェブラリーSでも2着に入るなど飛躍を見せた1年だった。JBCスプリントでは調整不足もあったか本来の走りをできなかったが、ここでの巻き返しをもちろん狙っているはずだ。

 

デンコウリジエール    牡6    57    秋山真

前走:22年ギャラクシーS(OP)1着

血統: 能力: 該当:①

<血統構成>父メイショウボーラーTT)×母父スペシャルウィークLS)×母母父オーサムアゲインAD

<血統分析>父は芝ダート二刀流でフェブラリーSやデイリー杯2歳Sなど芝ダート両重賞で計5勝。その武器は抜群のスタートダッシュでスピードを産駒にも伝えている。母系だけを見ればサンデー系にヴァイスリージェント系いう成功すればクラシックにつながりそうなニックス配合。

<一言コメント>前走のギャラクシーSではバトルクライに勝利。もともとは決め手に欠ける側面があり、勝ち味に遅いところがあったが、前走を見る限り克服してきているといえる。少し間隔が空いたローテが気になるところだが、力は付けてきている。

 

バトルクライ    牡4    56    川田

前走:22年すばるS(L)1着

血統: 能力: 該当:なし

<血統構成>父イスラボニータSS)×母父キングカメハメハKK)×母母父ブライアンズタイムRB

<血統分析>父はサンデー初年度の成功種牡馬フジキセキの後継で、皐月賞を制するなどGⅠ1勝、重賞6勝。母系もキングカメハメハブライアンズタイムと北米色の強い血は少なく、血統表だけを見れば芝でも通用しそうなほど。

<一言コメント>ダート転向後は複勝圏を外したのは1度だけ。明け4歳にして安定感のある走りはこの馬における最大の武器。馬齢を考慮しても伸びしろは十分。満を持しての重賞再挑戦で実力を見せつけるか。

 

ヘリオス    セ7    57    武豊

前走:22年JBCスプリント(GⅠ)3着

血統:C+ 能力: 該当:①

<血統構成>父オルフェーヴルLS)×母父フレンチデピュティAD)×母母父フジキセキSS

<血統分析>父はステイゴールド譲りの激しい闘争心と爆発的なスピードを武器に三冠と有馬記念などGⅠ6勝。母系はヴァイスリージェント系にフジキセキの配合。芝でもある程度走れそうだが、前向きな気性が強く出ており、溜める競馬よりも持続力を生かす競馬に向くことがわかる。

<一言コメント>昨年のこのレース2着馬。その後は地方競馬に5連続で遠征し常に安定した成績を収めてきた。久々の中央凱旋となるが、当コースは【3-1-0-2】と安定感も 抜群。得意コースで約1年ぶりの勝利を目指す。

 

レモンポップ    牡5    57    戸崎

前走:22年武蔵野S(GⅢ)2着

血統: 能力:A+ 該当:①②

<血統構成>父レモンドロップキッド(AP)×母父ジャイアンツコーズウェイED)×母母父ダンジグ(AD

<血統分析>父は米クラシック三冠の1つベルモントSなどGⅠ5勝の実績を持つ。母系は現存する血統の中でもトップクラスのスピードを強化する能力を掛け合わせた配合でいわゆるスピード型ノーザンダンサー系の組みあわせ。

<一言コメント>キャリア成績は【6-3-0-0】で当コースは【4-0-0-0】間違いなく今回のレースの主役となりそうだ。前走は少し仕掛けどころが早かったか最後に足元をすくわれてハナ差敗れたが、悲観する内容ではない。鉄砲が利くタイプで武蔵野Sから1400mへの距離短縮。好条件が揃った。

 

☆上記以外の狙い目該当馬

▼狙い目①父か母父が北米型血統

アドマイヤルプス、エアアルマス、ケンシンコウ、ジャスパープリンス、タガノビューティー

 

▼狙い目②前走チャンピオンズC、武蔵野S

アドマイヤルプス、タガノビューティー

 

★上記以外のマイナス該当馬

▼父か母父欧州型血統(キングマンボ系以外)

ベルダーイメル

 

根岸S血統予想~

 

・予想は28日夜までにアップ予定です(→更新済です)

 

※あくまで前日時点での予想です

馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。

 

◎⑬レモンポップ

 

△⑧テイエムサウスダン

△②ヘリオス

△⑤アドマイヤルプス

 

消⑭バトルクライ

 

馬券のポイントは血統的に向かない⑭バトルクライを消すことです。

絶好調の川田騎手に挑戦状をたたきつけます(笑)

 

皆さまの馬券が的中し、素敵な日曜日となりますように!

 

↓↓皆様の応援が励みになります。応援お願いします!!

 


↑↑ポチっとクリックをお願いします!競馬・血統理論ランキング

よかったら上記ボタンをポチっとお願いします。

パソコンなら右端に、

スマホなら少し下にスクロールすると上に、

現在の順位が表示されますのでまたそこから入っていただけますと幸いです。

 

にほんブログ村 競馬ブログ 血統理論へ
↑↑ポチっとクリックをお願いします!競馬・血統理論ランキング