2022プロキオンS(GⅢ)予想
こんばんは。ちゃろです。
土曜日の競馬は皆さん満喫されましたでしょうか。
さて、本日は混戦必須の真夏のダート重賞「プロキオンS(GⅢ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
データについてはターゲットなど有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
▼七夕賞の血統分析はこちらから↓↓
7月10日 2022プロキオンS(GⅢ)血統予想
~プロキオンSの過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)
・父の好走数 日本系 7回 米国系 13回 欧州系 10回
・母父の好走数 日本系 7回 米国系 12回 欧州系 11回
<血統のワン!ポイント>(過去10年)
※過去10年のデータではありますが、今年と同じ小倉1700mで行ったのは昨年の1度のみです。そのため参考程度としてください。
・ダート重賞ですから父アメリカ血統が強いのはわかりやすいですが、ヨーロッパ血統も数字の上ではなかなかの好成績。
・サンデー系はゴールドアリュール、アドマイヤオーラ、ネオユニヴァースといったダートに強い産駒を生み出す種牡馬が並びます。ディープインパクトよりもこれらの血統が走るのがダート重賞の大きなポイント。また母父ならサンデー系でも好走馬がそこそこ
・父エーピーインディ系がこのレースで好相性。コースが変わった昨年も1着で毎年のように馬券になっている
・母系にもアメリカ血統を持っていることが基本。4ラインのどこにもアメリカ血統を持っていない馬は厳しいレースになりそう。
~プロキオンSと小倉ダ1700mのその他のポイント~
・プロキオンSが小倉1700m開催になってデータがないので参考までに小倉ダ1700mの血統データを見てみましょう。
(※2歳戦を除く2勝クラス以上の過去10レース分を集計したものです)
【良馬場】
【道悪(稍重、重、不良)】
・父アメリカ血統が好成績。馬場が道悪となればなお良し。
・距離短縮ローテが狙い目。昨年も1着、2着が距離短縮。
・基本的には外枠から捲れる馬がベスト。
・馬場によって狙う血統が大きく変わってくる。
以上から
血統的には父が米国血統の馬・・・①
距離短縮ローテの馬・・・②
外枠の馬・・・③
を狙ってみたいと思います
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
小倉 プロキオンS(GⅢ)分析と予想
~出走馬全頭血統分析~
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適正、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価、狙い目該当
血統構成
血統分析・一言コメント
の順に表記
①エアアルマス 牡7 57 松山
前走:22年根岸S(GⅢ)10着
血統:B 能力:D 該当:①
<血統構成>父マジェスティックウォリアー(AN)母父エンパイアメーカー(AP)母母父ゴーンウエスト(AP)
<血統分析・一言コメント>2年前にGⅡのタイトルを取っている。4ラインすべてがアメリカ血統。その血統らしく仕上がりは早くやや早熟性がある。ゴリゴリのアメリカ血統馬だが、もともと芝でも走れる瞬発力、スピードを持つ。7歳馬だが衰えはあまり感じない。一つ心配なのは内枠で好走時は砂を被らない競馬なのが気になる。
②サンライズノヴァ 牡8 58 松若
前走:22年かしわ記念(GⅠ)6着
血統:C 能力:C 該当:なし
<血統構成>父ゴールドアリュール(DS)母父サンダーガルチ(AP)母母父リアルシャダイ(RB)
<血統分析・一言コメント>コースは異なるが一昨年のこのレースの覇者。今年もここまでGⅠを2戦消化しており元気な8歳馬。サンデー系の中ではダートを得意とするゴールドアリュールと米国型ミスプロ系というスピードやダートで使えるキレに優れた配合。実績だけならこのメンバーではトップクラスだが高齢馬で伸びしろは見出しにくい。
③ロードレガリス 牡7 56 富田
前走:21年スレイプニル(OP)15着
血統:F 能力:D 該当:②
<血統構成>父ハーツクライ(LS)母父フサイチペガサス(AP)母母父サドラーズウェルズ(ED)
<血統分析・一言コメント>父はサンデー系のハーツクライ。母系からは米国型ミスプロ系の血と欧州型の代表血統である。サドラーズウェルズの血を持つ。過去走などを見ると2000m前後のダートを走っており、スピードはやや不足。先行馬が苦しくなるようなタフな展開は大歓迎。約1年ぶりの休み明けで実戦感はどうか。
④エブリワンブラック 牡5 56 岩田望
前走:22年スレイプニル(OP)10着
血統:E 能力:E 該当:②
<血統構成>父ブラックタイド(LS)母父サクラバクシンオー(JN)母母父ジヤッジアンジェルーチ(AN)
<血統分析・一言コメント>全兄はあのキタサンブラック。ただし、この馬は芝を早々諦めたように瞬発力やスピードの持続力が全兄に比べると大きく不足している。ダートでは湿った馬場で活躍することが多く、今回も道悪になればチャンスありか。
⑤メイショウウズマサ 牡6 56 北村友
前走:22年アハルテケS(OP)3着
血統:D 能力:C 該当:なし
<血統構成>父ロードカナロア(KK)母父フジキセキ(SS)母母父フレンチデピュティ(AD)
<血統分析・一言コメント>重馬場だった昨年の3着馬。父ロードカナロアは母系の長所を出しやすいが、母父、母母父とも短い距離のスピードで長所を発揮するタイプ。母も距離適性はマイルまで。距離延長は少しマイナスになりそうだ。前走59キロの斤量が56キロになる点は大きなプラスだが。
⑥アンセッドヴァウ セ5 56 団野
前走:22年スレイプニル(OP)9着
血統:C 能力:F 該当:②
<血統構成>父ジャイアンツコーズウェイ(ED)母父ライオンハート(AD)母母父ボウジーニアス(AN)
<血統分析・一言コメント>父は二刀流のジャイアンツコーズウェイ。母系はアメリカのパワー、スピードの血統。ただオープンになってその持ち味は通用していない。ダート中距離では追走がやっとな展開も多くここでの上積みは乏しい。
⑦アルドーレ 牡7 56 和田竜
前走:22年スレイプニル(OP)6着
血統:C 能力:E 該当:②
<血統構成>父オルフェーヴル(LS)母父フレンチデピュティ(AD)母母父クラフティプロスペクター(AP)
<血統分析・一言コメント>父オルフェーヴルはダート現役でのダート実績こそないが、父のステイゴールドや全兄のドリームジャーニー、同配合のゴールドシップと比べるとダートの活躍馬も生み出すことができそうだ。母系はスピードを強化する特性がある米国系ダート血統が並ぶ。大幅な距離短縮で追走はやや不安だが、展開にもよるが持ち味の末脚を発揮できる流れになれば見せ場があっても。斤量減も魅力的。
⑧エクレアスパークル 牡8 56 荻野極
前走:22年吾妻小富士S(OP)7着
血統:D 能力:E 該当:なし
<血統構成>父ハーツクライ(LS)母父シーキングザゴールド(AP)母母父ストームキャット(AD)
<血統分析・一言コメント>父ハーツクライのダート馬はスタミナ型になりやすい。母系からは米国系のスピードやパワーを補充しておりバランスは良い。3走前にはOP初戦のレースである同コースの門司Sを制覇。相性も良さそう。
⑨サクラアリュール 牡7 56 藤岡康
前走:22年スレイプニル(OP)2着
血統:D 能力:D 該当:②
<血統構成>父ゴールドアリュール(DS)母父ガルチ(AP)母母父ヌレイエフ(ED)
<血統分析・一言コメント>7歳馬だが前走のスレイプニルSで2着と好走。まだまだ衰えていないところを見せた。父はサンデー系の中ではダート適性の高いゴールドアリュール。母系に米国型ミスプロとノーザンダンサー系の血を持っている。ただ、母系はやや重厚でスピードを大きく補充しているわけではない。父母父と母母父がともにヌレイエフで3×3のクロス。
⑩ヒストリーメイカー 牡8 56 小沢
前走:22年平安S(GⅢ)15着
血統:C 能力:D 該当:①②
<血統構成>父エンパイアメーカー(AP)母父バブルガムフェロー(DS)母母父ジェネラス(ED)
<血統分析・一言コメント>父は注目の米国型血統であるエンパイアメーカー。母父はサンデー系の中でダート適性の高いバブルガムフェロー。8歳という年齢はネックだが、適性は合いそう。高齢馬だがマーチS3着の実績。穴で一考。
⑪トップウイナー 牡6 56 城戸
前走:22年三宮S(OP)12着
血統:D 能力:E 該当:②
<血統構成>父バゴ(EN)母父テイエムオペラオー(ED)母母父ジョリーズヘイロー(TT)
<血統分析・一言コメント>昨年は14番人気で2着と波乱を巻き起こした。馬父も母父も重厚な欧州血統。日本の芝では瞬発力が足りずダートに転向する典型的な血統。本質的にはスピードがあるタイプではないので馬場や展開などの助けがほしいが、昨年の再現といきたいところ。
⑫ゲンパチルシファー 牡6 56 川田
前走:22年スレイプニル(OP)3着
血統:D 能力:D 該当:②
<血統構成>父トゥザグローリー(KK)母父クロフネ(AD)母母父ミスワキ(EP)
<血統分析・一言コメント>父と母父を彷彿させる500キロ超の馬体はやはりダートへの適正に寄るだろう。大崩れをしないタイプで当コースは複勝率100%と好相性を見せている。成長としてはもう一皮むける必要はあるが持ち味のしぶとい脚でこのレベルに通用してもおかしくない。小回り対応できれば。
⑬ユニコーンライオン 牡6 56 川須
前走:21年宝塚記念(GⅠ)2着
血統:F 能力:E 該当:②③
<血統構成>父ノーネイネヴァー(ED)母父ハイシャパラル(ED)母母父トップサイダー(AD)
<血統分析・一言コメント>蟻洞発症で約1年ぶりのレースがこの舞台。昨年の宝塚記念の2着馬だ。4ライン中3ラインがノーザンダンサー系。父ノーネイネヴァーは米国馬ながら欧州を中心に芝短距離戦線で活躍した馬。母父ハイシャパラルは英ダービーなど芝中距離で活躍した欧州配合。
⑭ヴェルテックス 牡5 58 西村淳
前走:22年ダイオライト(GⅡ)6着
血統:D 能力:C 該当:②③
<血統構成>父ジャスタウェイ(SS)母父サクラバクシンオー(JN)母母父トウショウフリート(HE)
<血統分析・一言コメント>未勝利戦で2着7回の苦労馬。地方を経て勝ち星を重ね、昨年末には名古屋グランプリ(GⅡ)を制した。父ジャスタウェイはサンデー系の中ではダート馬を輩出しており、ダートシェアは46%ある。母系からはスピードとパワーを強化。近走は地方のダート長距離を使用していたため大幅な距離短縮となるが、当コース成績は相性が良く【1-3-2ー0】と複勝率は100%だ。
前走:22年立夏S(3勝ク)1着
血統:C 能力:D 該当:①③
<血統構成>父ヘニーヒューズ(AD)母父チチカステナンゴ(EN)母母父キングカメハメハ(KK)
<血統分析・一言コメント>父は今や米国型ノーザンダンサー系の代表格とも言えるヘニーヒューズだが、母系はグレイソヴリン系にキングマンボ系と欧州血統が並ぶ。曽祖母がトゥザヴィクトリーという名牝系出身。ここまで走ったのはすべて中央場所でローカルコースも1700mも今回が初めてだが、過去8走中7回上がり最速をマークする末脚は驚異的。前走は条件戦とはいえ後続に3馬身差をつける完勝。重賞で相手レベルが上がっても十分通用するだろう。
⑯ラーゴム 牡4 56 鮫島駿
前走:22年吾妻小富士S(OP)1着
血統:D 能力:C 該当:③
<血統構成>父オルフェーヴル(LS)母父キャンディライド(AP)母母父ディストーテッドヒューマー(AP)
<血統分析・一言コメント>父オルフェーヴルに母系はアメリカミスプロ系のクロス。芝でスピードを強化する配合で文字通り3歳春にはきさらぎ賞を制している。しかし年齢を重ねていくほどにズブさが目立ちデビュー時と比べると約30キロ馬体重も増加。スピードはパワーよりにシフトしていった。ダートはこれで3戦目だが、前走は小回りのローカル1700mできっちりと結果を出している。斤量も前走からマイナス2キロでここでも有力か。
~プロキオンS血統予想~
<良馬場想定>
◎⑮サンライズウルス
〇①エアアルマス
▲⑩ヒストリーメイカー
△⑤メイショウウズマサ
△⑯ラーゴム
△②サンライズノヴァ
本当は①エアアルマスを狙いたいところですが、最内枠で割引。妙味は内から逃げられそうな⑤メイショウウズマサや大穴ですが⑩ヒストリーメイカーあたりが気になります。
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