こんばんは。ちゃろです。
皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。
さて、本日は「東海S(GⅡ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
・今回はGⅠではないので簡易版となります。
・データについては有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
▼AJCCの血統分析はこちらから↓↓
1月22日 2023東海S(GⅡ)血統予想
~東海Sの過去血統傾向~
※20年のみ京都開催
<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)
・父の好走数 日本型 11回 北米型 13回 欧州型 6回
・母父の好走数 日本型 6回 北米型 18回 欧州型 6回
<血統のワン!ポイント>(過去10年)
・父サンデー系(ディープ系)が過去10年で馬券になった馬30頭の内11頭。昨年は父サンデー系が1~3着まで上位独占。ダート重賞にしてはサンデー系は健闘している
・やはりダート重賞だけあって基本的には北米型血統が好走多数。
・上の表を見ていただければわかる通り全体的にミスプロ系が好走している。
・基本的には父か母父に北米型血統を持っている配合の好走が多かったが、近2年はサンデー系の方が上位だった。ここの見極めが大切になりそう。
~東海Sの注目好走ポイント~
※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。
枠順、ローテーション、騎手、調教師、ペース、脚質、性別、馬齢、斤量など。
今回の注目ポイントは
(過去10年には20年の京都開催を含む)
【枠順】・・・過去10年で4枠が5勝と圧倒的な成績。理由は定かではないが成績は少し抜けている。逆に内枠は不振。1枠の不振は顕著で過去10年で【0-0-0-16】と一頭も馬券になっていない。
【ローテ】・・・過去10年の3着内トップは前走チャンピオンズC組(9回)。師走S組(4回)、東京大賞典組(3回)が続く。やはり基本的にはチャンピオンズC組で力を発揮しきれなかった馬を重視したい。
【騎手】・・・過去10年は武豊騎手、松山騎手、幸騎手が3回ずつ馬券になっている。
【ペース】・・・過去10年はハイペース4回、ミドルペース3回、スローペース3回。近2年はいずれもハイペースだった。
【馬齢】・・・過去10年で【6-3-3-23】と圧倒的な成績を残しているのが5歳馬。一方で2勝2着4回と7歳馬の健闘も光る。意外と不振なのが6歳馬で昨年は2、3着と巻き返したものの【1-1-5-39】と傾向としての率は非常に悪い。
~東海Sで狙うべき馬~
以上から
血統的には父か母父が北米型血統の馬・・・①
父か母父にサンデー系の血を持っている馬・・・②
4ラインに大血統ミスプロ系の血を持っている馬・・・③
前走チャンピオンズカップを使った馬・・・④
を狙ってみたいと思います
そして今回はマイナスポイント(▼)として
・内枠(1~2枠)の馬
・父か母父が欧州型ノーザンダンサー系の馬
をやや割り引いて考えたいと思います。
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
中京 東海S(GⅢ)分析と予想
~注目馬の血統分析~
人気上位馬を中心に血統的に気になる馬を数頭ピックアップして分析します
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適性、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価、狙い目該当
血統構成・血統分析・一言コメント
の順に表記
※騎手は予定。血統適性、能力ランクは後日更新します。
ウェルカムニュース 牡4 56 イーガン
血統:C 能力:D 該当:①②
<血統構成>父サトノアラジン(DI)×母父フレンチデピュティ(AD)×母母父ポッセ(EM)
<血統分析>父は瞬発力に優れ、安田記念を制すなど重賞3勝をマーク。産駒はパワーに優れる馬も多く、芝よりもダートで勝ち星が多いのも特徴。母父はクロフネの父として有名なヴァイスリージェント系で母系からスピードを強化する。牝系は近親にシンコウラブリイ(マイルCSなど)、コディーノ(東スポ杯2歳S)、チェッキーノ(フローラS)など活躍馬の多い一族。
<一言コメント>当コースは2戦して1勝3着1回と複勝率は100%。デビュー以降唯一凡走したヒヤシンスSを除けば上がりは常に1位か2位と瞬発力も抜群。底を見せていない能力がもう一段階レベルアップすれば勢いそのままに勝ち負けも。
オーヴェルニュ 牡7 57 団野
前走:22年チャンピオンズC(GⅠ)9着
血統:D 能力:C+ 該当:②④ ▼内枠
<血統構成>父スマートファルコン(DS)×母父タニノギムレット(RB)×母母父フジキセキ(SS)
<血統分析>父はゴールドアリュールの後継でJBCクラシックや東京大賞典の連覇などGⅠ6勝、重賞19勝。母系は欧州型ロベルト系のタニノギムレットを母父に持つ。ダートに強い純粋な北米血統は4ラインには持っていない。
<一言コメント>一昨年の勝ち馬で、昨年の2着馬。上記の通り血統的に強く推せるポイントは少ないが、このレースに相性が良いのは事実。あのインティでさえ3年連続の馬券にはなれず、この馬自身も明け7歳と伸びしろはないだろうが、前走ローテは○。人気があまりにもないなら押さえておいても良い1頭。オッズ次第で。
クリノドラゴン 牡5 58 武豊
前走:22年浦和記念(GⅡ)1着
血統:C 能力:B 該当:①③
<血統構成>父アスカクリチャン(AP)×母父ロージズインメイ(TT)×母母父ジェイドロバリー(EP)
<血統分析>父はダートの名血アフリートの直系だが母系のノーザンダンサー系が強く出た影響か、自身は芝でアルゼンチン共和国杯、七夕賞を制した重賞2勝馬。母父は圧倒的なスピードとパワーを武器にドバイワールドカップを制した。
<一言コメント>昨秋に条件クラスを卒業すると重賞で4着、4着、1着と順調にステップアップ。前走の浦和記念は不良馬場の影響こそあったが、仕掛けどころが抜群で差し切る強い内容。確実な末脚は他馬にとって脅威。あとは58キロの克服がポイント。
ゲンパチルシファー 牡7 57 幸
前走:22年プロキオンS(GⅢ)1着
血統:C 能力:C 該当:①③
<血統構成>父トゥザグローリー(KK)×母父クロフネ(AD)×母母父ミスワキ(EP)
<血統分析>父はスタミナと底力を武器に重賞5勝、有馬記念2年連続3着という実績を持つ。母父は現役時代にNHKマイルC、ジャパンCダートと芝ダート両GⅠを制し、母系からスピードやパワーを補う。
<一言コメント>前走は小倉ダ1700で開催されたプロキオンSで勝利。ハイペースに恵まれた感はあるが、しっかりと自分の走りに徹して重賞ウイナーの仲間入りを果たした。昨年のこのレースは7着に敗れているが、今回はリフレッシュも十分。前走勝利の勢いを生かして再チャレンジ。
サンライズウルス 牡5 57 岩田望
血統:D 能力:C 該当:①③
<血統構成>父ヘニーヒューズ(AD)×母父チチカステナンゴ(EN)×母母父キングカメハメハ(KK)
<血統分析>父は米ダートで活躍しキングズビショップSなど米国の短距離GⅠ2勝。成長の早さとスピード、パワーを伝える。母父は仏の競走馬でパリ大賞など仏中距離GⅠを2勝。日本でも種牡馬生活を送ったが、馬力に寄る産駒が多く重賞勝ち馬は出せなかった。
<一言コメント>元々はマイル前後で活躍していたが、ここ数戦は1700~1800mと距離を伸ばしても好走できる地力をつけてきた。過去2度挑戦した重賞の舞台は高い壁に跳ね返されたが、経験を積んで充実期を迎えている。課題のスタートをクリアできれば。
スマッシングハーツ 牡7 57 鮫島駿
前走:22年チャンピオンズC(GⅠ)7着
血統:E 能力:C 該当:①④ ▼母父欧州型ND系
<血統構成>父ヘニーヒューズ(AD)×母父ゼネラリスト(ED)×母母父ビーマイゲスト(ED)
<血統分析>父は米ダートで活躍しキングズビショップSなど米国の短距離GⅠ2勝。成長の早さとスピード、パワーを伝える。母系はスピードを武器とする欧州型ノーザンダンサー系同士の配合。4ライン中3ラインがノーザンダンサー系。
<一言コメント>最後に勝利したのは約1年前まで遡るが、着順以上に内容は悪くないレースが続いている。前走のチャンピオンズCは決め手勝負になる中で長く脚を使い続けて踏ん張った。当コースは【0-0-0-3】と相性は良くないが、展開が合えば伏兵の出番があってもいい。
ハギノアレグリアス 牡6 57 川田
前走:22年みやこS(GⅢ)2着
血統:E 能力:B 該当:② ▼母父欧州型ND系
<血統構成>父キズナ(DI)×母父ジェネラス(ED)×母母父クリスタルパレス(EN)
<血統分析>父は13年のダービー馬で重賞5勝。パワー、馬力も豊富で仏GⅡニエル賞も制した。母系は英国のニジンスキー系と仏のフォルティノ系で欧州色の強い血統。ご覧の通り明らかに北米の強い血が薄い気もするが・・・。
<一言コメント>屈腱炎で長期休養から昨年復帰するとそこから4着、1着、2着と全くブランクを感じさせない走り。前走は初の重賞で36秒台の上がりが求められるような決め手勝負となったが、この馬だけは先行して粘り強い走りを見せただけに内容も好評価。実力自体は上位だ。
ハヤブサナンデクン 牡7 57 福永
血統:B 能力:C+ 該当:①②③
<血統構成>父ゴールドアリュール(DS)×母父クロフネ(AD)×母母父ミシル(EP)
<血統分析>父はDサンデー系を発展させたパイオニア的な存在でフェブラリーSや東京大賞典などダートGⅠ4勝。母系に名前のあるミシルはイタリアの芝GⅠ3勝馬だが米国のダGⅡでも2着に入った経歴を持つ。
<一言コメント>左回りでの良績が目立ち【3-4-0-3】と連対率は70%。さらにこのコース自体も【1-2-0-0】で連対率100%という得意条件なのが強み。2着馬に1秒0の差をつけた三宮Sのように伸び伸びとこの得意コースを走れば再現できるはずだ。
プロミストウォリア 牡6 57 ムルザバエフ
前走:22年摩耶S(3勝ク・阪神ダ1800m)1着
血統:B 能力:C+ 該当:①②③
<血統構成>父マジェスティックウォリアー(AN)×母父フジキセキ(SS)×母母父ジェイドロバリー(EP)
<血統分析>父はエーピーインディ系で米ホープフルSの勝ち馬。北米血統だが短距離に限らずマイル前後でも走れるのが特徴。母父はサンデー系でも芝短距離に活躍する血でスピードを強化。
<一言コメント>骨折などケガが多く、長期休養を余儀なくされたが昨秋復帰すると条件戦を3連勝。前走の3走クで2着馬に6馬身をつける圧勝。ハイペースの押し切りが必勝パターンで同型のサルサディオーネの回避でおそらくマイぺースの逃げを打てる。相手の強化は間違いないが勢いそのままに重賞制覇を狙う。
ロードレガリス 牡8 57 松田
前走:22年エルムS(GⅢ)5着
血統:D 能力:D 該当:①②③ ▼内枠
<血統構成>父ハーツクライ(LS)×母父フサイチペガサス(AP)×母母父サドラーズウェルズ(ED)
<血統分析>父は抜群のスタミナを武器に国内で唯一あのディープインパクトに土を付けた有馬記念、ドバイシーマクラシックとGⅠ2勝。母系は真逆な適性で母父は北米、母母父は欧州の代表的名血。
<一言コメント>明け8歳となるがまだまだ元気。昨夏は1年ぶりの実戦でローカル場での重賞を走ったがともに上がり最速の脚で4着、5着とそれぞれ好走。久々ながら重賞レベルでもまったく引けを取らないことを示した。今回は半年の休み明けだが、年齢による衰えはまだ目立たない。
☆上記以外の狙い目該当馬
▼狙い目①父か母父北米型
デルマルーヴル、ヴァンヤール
▼狙い目②父か母父サンデー系
アイアンバローズ、マリオマッハー
▼4ラインに大系統ミスプロ系
ディクテオン
▼前走チャンピオンズC
なし
★マイナスポイント
▼内枠
ディクテオン
▼父か母父欧州型ND系
ディクテオン、ヴァンヤール、デルマルーヴル、アイアンバローズ
~東海S血統予想~
・予想は21日夜までにアップ予定です(→更新しました)
※あくまで前日時点での予想です
馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。
◎⑬ハヤブサナンデクン
○⑩プロミストウォリア
▲⑦ウェルカムニュース
△⑫クリノドラゴン
△⑭ゲンパチルシファー
馬券的に期待がかかるのは◎本命馬(上記リンク参照)と▲⑦ウェルカムニュース。
今日の中京ダートは4角先頭馬が【1-0-1-5】とやや厳しい展開。
脚を溜めて弾ければ美味しい馬券になると信じ、馬券を購入します。
皆さんの馬券も当たって素晴らしい日曜日になりますように!
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