2022神戸新聞杯(GⅡ)予想
こんばんは。ちゃろです。
皆さん競馬は満喫されておりますでしょうか。
さて、本日は牡馬三冠最後の切符争奪戦「神戸新聞杯(GⅡ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
余談ですが、京都の改修工事で競馬場とレース名が合わないことが多く、中京で神戸新聞杯も違和感がすごいですね。やっと慣れてきたと思ったら来年から戻るんでしたかね(笑)
※おことわり
データについてはターゲットなど有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
▼オールカマーの血統分析はこちらから↓↓
9月25日 2022神戸新聞杯(GⅡ)血統予想
~神戸新聞杯の過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)
・父の好走数 日本型 22回 米国型 0回 欧州型 8回
・母父の好走数 日本型 6回 米国型 11回 欧州型 13回
<血統のワン!ポイント>(過去10年)
・近2年は中京開催
・父ディープ系が圧倒的に有利。過去10年で馬券になった馬30頭の内10頭が父ディープ系という驚異的な成績。なお父ディープ系の母父馬はストームバード系、ダンジグ系、ヴァイスリージェント系などスピードある米国型血統か米国型ミスプロ系、キンカメ系が好成績
・母父は米国型血統が優勢。面白い存在はモンズーンやアカテナンゴの血が好走。これらは欧州の中ではドイツ血統に分類される。
・上記過去10年の表を見ていただければわかるが、ハンプトン系、ヒムヤー系、リボー系、アイスカペイド系など4ラインにマイナーな血統を持つ馬が好走している
~神戸新聞杯のその他の好走ポイント~
【枠順】・・・過去10年で5枠が4勝で最多。3枠と8枠が2勝で続く。やや外有利なイメージだが、ある程度フラットな印象。
【ローテ】・・・過去10年の3着内トップは前走ダービー組(17回)。2位の信濃川特別(2回)との差は顕著。6年連続で勝ち馬は前走ダービー組。4年連続でダービー組がワンツー決着していることからも、ダービーからのローテを積極的に狙いたい。
【脚質】・・・ここ2年の中京開催での勝ち馬の4角位置を見ると9番手と6番手でともに差し脚質だった。阪神時代から差しが決まりやすく後方からでも戦えるがそれだけ上がりの速さは必須となる。
【ペース】・・・過去10年はハイペース0回、ミドルペース2回、スローペース8回。中京開催のここ2年はミドル、スローが1度ずつ。ハイペースの可能性は少ない。
【性別馬齢】・・・世代限定戦で馬券はすべて牡馬なので省略。
【斤量】・・・定量戦なので省略
~中京芝2200mのポイントと特注種牡馬~
・スタート地点は4角の出口付近にあるポケット。急坂を2回クリアしなければならず、中京のイメージに違わぬタフなコースとなっている。
・2度の坂越えは馬力やスタミナが求めれられる。
【中京芝2200m】
<特注種牡馬>
<割引種牡馬>
・キズナ
・モーリス
以上から
血統的には父ディープインパクト(ディープ系)かつ母父スピード血統の馬・・・①
父が特注種牡馬の馬・・・②
前走ダービー組の馬・・・③
速い上がりを出せるの馬・・・④
を狙ってみたいと思います
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
中京 神戸新聞杯(GⅢ)分析と予想
~出走馬全頭血統分析~
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適正、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価、狙い目該当
血統構成
血統分析・一言コメント
の順に表記
①リカンカブール 牡3 56 藤岡康
前走:22年足立山特別(1勝ク・小倉芝2000m)1着
血統:D 能力:E 該当:なし
<血統構成>父シルバーステート(DI)×母父ゾファニー(ED)×母母父ピヴォタル(ED)
<血統分析>前評判に違わぬ結果を残している父シルバーステート。ディープの瞬発力とロベルト系のスタミナを併せ持つ能力はこれからも活躍馬を出すはず。母系は欧州型ノーザンダンサー系のクロス。どちらかというとスタミナ、馬力に優れるタイプで時計はかかった方が良い。
<一言コメント>2走前は今回と同じコースの京都新聞杯。12人気と低評価で4着は大健闘。スピードもあり伸びしろもありそう。
②ボルドグフーシュ 牡3 56 吉田隼
前走:22年一宮特別(2勝ク・中京芝2200m)1着
血統:D 能力:D 該当:②④
<血統構成>父スクリーンヒーロー(RB)×母父レイマン(SS)×母母父ウッドマン(EP)
<血統分析>特注種牡馬の父はスクリーンヒーローは馬力に優れ、非根幹距離に強い。母父のレイマンはサンデー産駒ながら日本産馬ではない珍しいタイプ。現役時は欧州で重賞馬となり、種牡馬生活はフランスやチリで過ごした。サンデーの3×3で瞬発力、スピードに自信を持つ。
<一言コメント>ここまで出走レースのレベルは高いものばかりではないが、4戦連続上がり最速の末脚は立派。爆発的な決め手は重賞の舞台でこそ。
③ミスターホワイト 牡3 56 松若
前走:22年国東特別(1勝ク・小倉芝2000m)4着
血統:E 能力:F 該当:②
<血統構成>父ハーツクライ(LS)×母父クロフネ(AD)×母母父ミスワキ(EP)
<血統分析>特注種牡馬の父ハーツクライは成長力があるが逆に言えば3歳時は成長が追い付かないことも。母系からスピードやパワーを強化しているが本格化にはもう少し時間がかかりそう。
<一言コメント>芝転向初戦で勝利。前走は1勝クでも苦戦のレース。今回は大幅なメンバー強化で苦戦は必須。
④コントゥラット 牡3 56 北村友
前走:22年未勝利(中京芝2200m)1着
血統:E 能力:F 該当:②
<血統構成>父エピファネイア(RB)×母父フレンチデピュティ(AD)×母母父サンデーサイレンス(LS)
<血統分析>父はロベルト系ながらサンデー系並みのスピードを持つエピファネイアでこのコースの特注種牡馬。母父はスピード強化の常連フレンチデピュティ。ここまで未勝利戦ではあるが上がり最速を2回記録する瞬発力を持っている。半兄のミュゼスルタンは新潟2歳Sの勝ち馬。
<一言コメント>前走の勝利は当コースで相性は悪くない。今回メンバー強化でどこまでやれるか。3月以来のレースでデキは要チェック。
⑤ヴェローナシチー 牡3 56 団野
前走:22年白百合S(L)2着
血統:C 能力:C 該当:②④
<血統構成>父エピファネイア(RB)×母父ゼンノロブロイ(DS)×母母父クロフネ(AD)
<血統分析>ロベルト系×ゼンノロブロイの配合。エピファネイアはこのコースの特注種牡馬。ゼンノロブロイはサンデー系の中ではパワーとスタミナに優れるタイプでダート馬も多く出す。スタミナは十分だがややパワーも十分。この血統であの末脚だからポテンシャルはいいものを持っている。
<一言コメント>実戦は5月以来で久々。そのとき敗れたフェーングロッテンはラジオNIKKEI賞の勝ち馬で古馬混合の新潟記念でも3着に好走。その物差しからいえば実力上位。馬場や場を問わず使える末脚は他馬にとっては驚異的。
⑥ヤマニンゼスト 牡3 56 鷲頭
前走:22年藻岩山特別(2勝ク・札幌芝2000m)6着
血統:E 能力:F 該当:なし
<血統構成>父シンボリクリスエス(RB)×母父ディープインパクト(DI)×母母父サドラーズウェルズ(ED)
<血統分析>父シンボリクリスエスはロベルト系の中ではスピードを持った種牡馬でスタミナ一辺倒ではない。母父はディープだがキレキレの瞬発力といった感じではないのはロベルトと母母父のサドラーズウェルズの影響か。世代限定重賞はもっと決め手が問われるレースも多く・・・。
<一言コメント>未勝利、1勝クと連勝したが、前走の2勝クは完敗といっても仕方のない内容。今回も厳しいか。
⑦ジャスティンパレス 牡3 56 鮫島駿
前走:22年ダービー(GⅠ)9着
血統:C 能力:D 該当:③
<血統構成>父ディープインパクト(DI)×母父ロイヤルアンセム(ED)×母母父レッドランサム(RB)
<血統分析>父はディープインパクトで母系はヌレイエフにロベルト系という馬力、持続力血統。半兄パレスマリスは米ダート三冠の1つベルモントSを制すなどダートGⅠ2勝。半兄のアイアンバローズも阪神大賞典2着など長距離重賞で活躍。
<一言コメント>2歳時はホープフルS2着。皐月賞、ダービーは連続9着と力負けしたが、ダービーは少し距離が長かった印象。中京はデビュー戦を勝った舞台。今回は遠征もなくより力を発揮できる。
⑧メイショウラナキラ 牡3 56 秋山真
前走:22年WASJ第4戦(2勝ク・札幌芝1800m)3着
血統:F 能力:F 該当:なし
<血統構成>父ドゥラメンテ(KK)×母父パントレセレブル(ED)×母母父ミルジョージ(EN)
<血統分析>ドゥラメンテはスピード、瞬発力、パワーを持ち、且つ母系の良さを引き出しやすい特徴がある。母系は重厚な欧州血統。スタミナは十分だが、キレや瞬発力勝負になると分が悪い。
<一言コメント>400mの距離延長に使い詰めのローテーションは気になるところ。2勝はいずれも右回りでこの条件でどこまで。
⑨サトノヘリオス 牡3 56 浜中
前走:22年ラジオNIKKEI賞(GⅢ)3着
血統:D 能力:C 該当:②
<血統構成>父エピファネイア(RB)×母父サンデーサイレンス(LS)×母母父ノーザンテースト(ED)
<血統分析>エピファネイア×サンデーサイレンスという瞬発力に長けた配合。考えてみれば母父サンデー系じゃなくてサンデーサイレンスも少なくなってきた。牝系をたどると「エア」の一族で活躍馬多数。半兄のエアアンセムは函館記念の勝ち馬。
<一言コメント>高速決着が得意で2歳戦では2度レコードを記録。小回りコースの経験が多いが末脚は直線が長いコースの方が生きる。重賞3着2度の実績はこのメンバーなら引けを取らない。
⑩レヴァンジル 牡3 56 Mデムーロ
前走:22年青葉賞(GⅡ)5着
血統:E 能力:E 該当:なし
<血統構成>父ドゥラメンテ(KK)×母父フランケル(ED)×母母父ダルシャーン(EN)
<血統分析>父ドゥラメンテはスピードなどの能力そのままに母系の良さを出す。母系は欧州型。フランケルは現役時代14戦14勝で怪物と呼ばれた。欧州型にしては瞬発力があり、高速上がりにも対応できる。
<一言コメント>1勝クでアスクビクターモアと差のない2着、すみれSではヴェローナシチーに先着。物差しで考えれば実力上位は間違いない。休み明けは問題なく面白い存在になりそう。
⑪パラレルヴィジョン 牡3 56 ルメール
前走:22年1勝ク(東京芝2000m)1着
血統:C 能力:C 該当:①④
<血統構成>父キズナ(DI)×母父マクフィ(EP)×母母父シルヴァ―ホーク(RB)
<血統分析>父はキズナ。母父マクフィは芝ダート兼用でスピード能力を上げる。父に入ればスプリンターになりやすいが母系にはいればスピード強化に徹する。近親に中日新聞杯勝ち馬メートルダールがいる。
<一言コメント>前走は条件クラスだが、タイムも上がりも非常に優秀。一流馬との対戦は今回が初めてでこの馬の走りがどこまでできるかは未知数だが、決め手は一級品。距離にも問題はなさそうで楽しみな存在。
⑫ジュンブロッサム 牡3 56 坂井
前走:22年出雲崎特別(1勝ク・新潟芝1800m)1着
血統:B 能力:C 該当:①④
<血統構成>父ワールドエース(DI)×母父クロフネ(AD)×母母父シーキングザゴールド(AP)
<血統分析>父はディープ系の中ではスタミナ、馬力に優れるワールドエース。母系はバリバリの米国型でスピードの爆発力を強化。母母のゴールドティアラはマイルCS南部杯など重賞5勝。母系の爆発力が強く伝わっており、キレる末脚を持つ。瞬発力勝負に強い。
<一言コメント>前走ようやく条件戦を突破したが、もともと実力は重賞レベル。共同通信杯は0.6秒差の4着。アーリントンCは最速の上がりで0.2秒差の4着。初距離で400mの距離延長は不安だが、左回りは得意な条件。
⑬ビーアストニッシド 牡3 56 岩田康
前走:ダービー(GⅠ)10着
血統:F 能力:D 該当:③
<血統構成>父アメリカンペイトリオット(AD)×母父ネオユニヴァース(DS)×母母父キングカメハメハ(KK)
<血統分析>メンバー唯一の父米国型種牡馬アメリカンペイトリオット。スピードと成長の早さが特徴的。母系もややパワー型。パワー型の血統は瞬発力とは逆な方向性なので先行して粘る脚質は合っている。
<一言コメント>春のクラシックでは先行して自分の競馬に徹したが馬場や展開も向かなかった。ベストパフォーマンスは3走前のスプリングSでおそらく今回も距離は長い。渋った馬場になって持続力が問われる展開なら。
⑭プラダリア 牡3 56 池添
前走:22年ダービー(GⅠ)5着
血統:A 能力:C+ 該当:①②③④
<血統構成>父ディープインパクト(DI)×母父クロフネ(AD)×母母父フォーティナイナー(AP)
<血統分析>ディープ×クロフネの配合はレイパパレ、ステファノスなど活躍馬多数のニックス。ディープインパクトに米国型の配合はスピードや瞬発力を大幅に強化する。ただし成長力が早熟になるケースもあるので見極めが肝心。3歳の今が一番強いはず。
<一言コメント>ダービーでは本命に指名した馬。5着に敗れたが、今回のメンバーでは最上位。スタミナが問われやすい青葉賞も勝っており距離は全く問題なし。中京はデビューから2戦を走って2着が2度。実力上位で今回も有力な一頭。あとはオッズとの兼ね合いか。
⑮アイキャンドウイッ 牡3 56 和田竜
前走:22年1勝ク(小倉芝1800m)6着
血統:D 能力:G 該当:①②
<血統構成>父ディープインパクト(DI)×母父シャマーダル(ED)×母母父エフィシオ(EM)
<血統分析>父は大種牡馬ディープインパクト。母父のシャマーダルは仏ダービーなどGⅠ4勝馬で主にマイル前後で活躍した快速逃げ馬。母母父のエフィシオは伊GⅠの勝ち馬。血統からは瞬発力、スピードを感じるが才能を開花しきれていない印象。
<一言コメント>未勝利戦をようやくクリアしたが前走は1勝クで完敗。実力不足は明白で今回の出走を今後に生かしたい立場。
⑯アスクワイルドモア 牡3 56 岩田望
前走:22年ダービー(GⅠ)12着
血統:D 能力:C+ 該当:③④
<血統構成>父キズナ(DI)×母父ゼンノロブロイ(DS)×母母父キャンディストライプス(EN)
<血統分析>父、母父ともサンデー系同士の組みあわせでサンデーサイレンスの3×3。サンデー系の中でもキズナとゼンノロブロイはパワーに定評がありダート馬も多い。どちらかといえば瞬発力よりもパワー・馬力型。
<一言コメント>当コースのGⅡ京都新聞杯の覇者。勝負どころで反応が鈍いことがあり、決め手はやや不足。ダービーで振るわなかったのは必然。得意とする舞台代わりならチャンス到来。
⑰サンセットクラウド 牡3 56 幸
前走:22年未勝利(小倉芝2600m)1着
血統:E 能力:G 該当:①②
<血統構成>父ディープインパクト(DI)×母父アンブライドルズソング(AP)×母母父ティズナウ(MA)
<血統分析>全兄はあの三冠馬コントレイル。ディープ×米国型血統は成功すると信じられないほどの爆発力あるスピードを持つ馬が生まれる。この馬も兄譲りの瞬発力・・・かと思いきや決め手不足でキャリア9戦目で初勝利。母系のスピードはやや伝わりきっていないか。
<一言コメント>キャリア9戦目の前走ようやく突破。なんとか未勝利戦をクリア。それも重賞とはつながりにくいローカルの2600m。もちろん血統背景からは期待してしまうが・・・。
~神戸新聞杯血統予想~
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〇⑭プラダリア
▲⑪パラレルヴィジョン
注⑦ジャスティンパレス
△⑤ヴェローナシチー
△
△
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