２０２３カペラＳ（ＧⅢ）予想 - 犬でもできる競馬血統予想

こんばんは。ちゃろです。

皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。

さて、本日は「カペラＳ（ＧⅢ）」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。

※おことわり

・データについてはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。

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１２月１０日　２０２３カペラＳ（ＧⅢ）血統予想

１２月１０日　２０２３カペラＳ（ＧⅢ）血統予想

～カペラＳの過去血統傾向～

＜父・母父のワン！ポイント＞（過去１０年）

・父の好走数　　日本型　１１回　　北米型　１０回　　欧州型　９回

・母父の好走数　日本型　　９回　　北米型　１２回　　欧州型　９回

＜血統のワン！ポイント＞（過去１０年）

・父日本型のサンデー系（ディープ系）は過去１０年で馬券になった馬３０頭の内１１頭。抜けて悪いわけではないがダート短距離という父サンデー系（ディープ系）の長所と一番離れたところにベクトルがあるレースだけあって結果が出ているとは言いにくい。

・となると北米型、欧州型に注目してみるのだが、これがなかなか難しい。上記の父・母父のワン！ポイントを見ていただければわかると思うのだが、ほぼきれいに３等分されてしまっている。日本型、北米型、欧州型という括りではなくて系統や種牡馬個性から分析していきたい。

・まず絶対的に注目するべきは父大系統ミスプロ系。北米型、欧州型を問わず安定して馬券になっている。特に近年の好走は顕著で近３年で馬券になった９頭の内６頭が父大系統ミスプロ系だった。

・逆にイマイチなのがノーザンダンサー系。北米型ノーザンダンサー系の出走も多いレースでもう少し結果を残しているかと思ったが、コパノキッキングの連覇を除くと北米型ノーザンダンサー系は実は馬券になっていない。

・種牡馬単体で見てみると複数回馬券になった（同じ馬を含む）のはアドマイヤコジーン、ヴァーミリアン、オルフェーヴル、ゴールドアリュール、スプリングアットラスト、パドトロワ。ダート短距離重賞というだけあって、普段の種牡馬とはガラッと違う名前が並んでいる。

・母父も北米型がやや数字的には多いもののほぼ３頭分されている。数で見るとＤサンデー系、北米型ノーザンダンサー系、欧州型ミスプロ系と並び、こちらも簡単に絞り込むのが難しい。

・母母父は少し意外な気もするのだが、欧州型ノーザンダンサー系や欧州型ナスルーラ系が多い。母系の深くに欧州型を持っているとことが最後のひと踏ん張りにつながっていると考える。

～カペラＳのレース質～

※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。

今回の注目ポイントは

【枠順】・・・過去１０年で１枠が勝率、連対率、複勝率の三冠を達成。近２年も１枠１番のリュウノユキナが連続連対中。ただし近年は人気馬が入ることも多く、外枠が大きく数字を落としているわけではないため過剰に考える必要はない。

【ローテ】・・・過去１０年の３着内トップは前走ＪＢＣスプリント組（６回）。オータムリーフＳ組（４回）、室町Ｓ組、霜月Ｓ組、武蔵野Ｓ組（いずれも３回）と続く。まずは４年連続連対中で安定感のあるＪＢＣスプリント組に注目しておきたい。

【ペース・脚質】・・・過去１０年はハイペース１０回、ミドルペース０回、スローペース０回。ＪＲＡ唯一のダート１２００ｍ重賞でスピード、パワー自慢が集うレース。ペースが緩むことはない。しかし面白いのは行った行ったのレースになりにくいこと。馬券になった３０頭の内１１頭が４角１０番手以下から追い込みを決めている。

【騎手】・・・過去１０年で三浦騎手、柴田善騎手、津村騎手、内田騎手が３回ずつ馬券になっている。ＧⅠの裏開催だけあって仕事人タイプの騎手名が並ぶのがなんとも興味深い。

【性別・馬齢・斤量・厩舎など】・・・まず牝馬は【0-0-1-18】で不振。唯一の３着は１６年に１人気だったコーリンベリー。今年は牝馬の出走も多く人気馬もいると思われるが、少し割り引いて考えるべきだろう。続いて馬齢。勝ち馬は基本的に３歳か４歳から選びたい。７歳以上の高齢馬は走らないわけではないものの数字上はガクッと落ちるので中心視は難しい。また関東の重賞であるのにも関わらず出走頭数が関西馬の方が圧倒的に多い。その割には連対率、複勝率に関しては関東馬の方がいい数字を残しているという面白いデータがある。参考まで。