2023NHKマイルカップ(GⅠ)予想
こんばんは。ちゃろです。
皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。
さて、本日は3歳マイル王者決定戦「NHKマイルカップ(GⅠ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
・データについてはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
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5月7日 2023NHKマイルカップ(GⅠ)血統予想
~NHKマイルCの過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)
・父の好走数 日本型 16回 北米型 7回 欧州型 7回
・母父の好走数 日本型 8回 北米型 12回 欧州型 10回
<血統のワン!ポイント>(過去10年)
・父日本型のサンデー系(ディープ系)は過去10年で馬券になった馬30頭の内16頭。父サンデー系(ディープ系)にとってはまずまずのレースと言える。
・3着内に好走した馬を種牡馬別に見ていくとダイワメジャーが6回と頭一つ抜けて好成績だった。続くのがクロフネとディープインパクトで3回ずつ、キングカメハメハとロードカナロアが2回ずつだった。
・このレースに最も強い種牡馬の父ダイワメジャーで好走した馬は6頭中5頭が母父欧州型。残る1頭も私が北米型に分類しているロベルト系のブライアンズタイムでゴリゴリの北米型血統の馬とは相性があまり良くないようだ。
▼父ダイワメジャーの好走馬
・メジャーエンブレム(16年1着、母父オペラハウス)
・アドマイヤマーズ(19年1着、母父メディシーン)
・レシステンシア(20年2着、母父リザードアイランド)
・上記と相反するようだが、母父は数字だけで見れば北米型が12回でトップだった。母父北米型に絞るとその12頭中10頭が父サンデー系またはキングマンボ系だった。3歳で活躍する主流血統と言える。
▼父サンデー系かキングマンボ系で母父北米型血統の好走馬
・ラウダシオン(20年1着、父リアルインパクト×母父ソングアンドアプレイヤー)
・ギルデッドミラー(20年3着、父オルフェーヴル×母父ティズナウ)
・ダノンスコーピオン(22年1着、父ロードカナロア×母父スライゴーベイ)
など
・近年の母父トレンドは北米型や欧州型といった地域にこだわらず”スピード”血統であることだと筆者は考えている。どうしてもアナログ的な主観要素が強くなってしまうが、母父は北米型なら(大系統ノーザンダンサー系の)ヴァイスリージェント系や(大系統ミスプロ系の)ファピアノ系、ゴーンウエスト系。欧州型なら(大系統ノーザンダンサー系の)ダンジグ系などスピードを長所にする馬が結果残している。母父が欧州色がすごく強い重厚なタイプはやや割り引きたい。
・イメージとしては母父など母系が持つ”スピード”能力を父が持続力で補う(もしくはその逆)のような配合構成がベスト。
~NHKマイルCのその他の好走ポイント~
【枠順】・・・過去10年で8枠が3勝で数はトップ。フルゲートで頭数が多いので勝率にすると4枠、6枠、8枠が同率1位だった。連対率、複勝率は5枠がトップ。1~3枠はやや相性が悪く、過去10年で勝利したのは1人気だった16年のメジャーエンブレム1頭のみ。基本的に外>内という見解。
【ローテ】・・・過去10年の3着内トップは前走アーリントンC組(6回)で続くのがNZT組(5回)。以下桜花賞組、皐月賞組(ともに4回)、ファルコンS組(3回)となっている。
【騎手】・・・数は横山典騎手がトップで10年で4回も馬券になっている。ルメール騎手、M.デムーロ騎手が3回馬券になっていた。近2年は川田騎手が連続で馬券になっている。
【ペース・脚質】・・・過去10年はハイペース2回、ミドルペース7回、スローペース1回。年によるバラつきはあるものの基本的にはスローペースになりにくい。ペースが流れる中でも速い上がりとそのスピードを持続する能力が求められる。
【性別】・・・過去10年で馬券になった30頭の内7頭が牝馬だった。大健闘と言っていい。
~NHKマイルCで狙うべき馬~
以上から
血統的にはサンデー系(またはキングマンボ系)×北米型血統の馬・・・①
母父スピード血統の馬(主観)・・・②
前走アーリントンC、ファルコンSで連対した馬・・・③
を狙ってみたいと思います
そして今回はマイナスポイント(▼)として
・内枠(1~3枠)の馬
をやや割り引いて考えたいと思います。
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
東京 NHKマイルカップ(GⅠ)分析と予想
~出走馬全頭血統分析~
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適性、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価、狙い目該当
血統構成・血統分析・一言コメント
の順に表記
①フロムダスク 牡3 57 横山和
前走:23年サウジダービー(サウジGⅢ・ダ1600m)9着
血統:F 能力:F 該当:② ▼内枠
<血統構成>父ボルトドーロ(AD)×母父ジャイアンツコーズウェイ(ED)×母母父キリズクラウン(AN)
<血統分析>父ボルトドーロはサドラーズウェルズ系ながら北米で発展した血統で米ダートGⅠ2勝の実績。母父ジャイアンツコーズウェイは芝ダート問わず活躍馬を生み出す二刀流のアイアンホース。母母父キリズクラウンは北米型ナスルーラ系のボールドルーラー系。近親のゲットストーミーはメーカーズマークマイルなど北米芝GⅠ3勝を含む重賞6勝と活躍した。
<一言コメント>前走はサウジ遠征。血統的に適性はやはりダートで芝の場合は非根幹の1400mの方が合う。仕上がりが良くてもこの条件とメンバーではどうか。
②モリアーナ 牝3 55 横山典
前走:23年NZT(GⅡ)4着
血統:E 能力:D+ 該当:なし ▼内枠
<血統構成>父エピファネイア(RB)×母父ダイワメジャー(SS)×母母父グランドロッジ(ED)
<血統分析>父エピファネイアは菊花賞とジャパンカップを制した。ロベルト系のスタミナ、馬力とサンデー系のスピードを併せ持つ。根幹距離に強く特に1600mと2000mは狙い目。ローテは距離延長を好む産駒が多い。母系は日欧でマイルGⅠ覇者となった組み合わせでスピードや持続力を強化している。幅広く牝系を見るとディープの母ウインドインハーヘアとも同じ一族。
<一言コメント>2走前に同コースのクイーンCで3着。ペースが流れて展開が向いたが、しっかり末脚を溜めれば爆発力はある。直線の坂はない方がよくコース替わりは追い風。
③ウンブライル 牝3 55 横山武
前走:23年NZT(GⅡ)2着
血統:D 能力:D+ 該当:なし ▼内枠
<血統構成>父ロードカナロア(EP)×母父ファルブラヴ(ED)×母母父サンデーサイレンス(LS)
<血統分析>父ロードカナロアは香港スプリント連覇などGⅠ6勝。非常に総合力が高く瞬発力やスピードは素晴らしい素質を持つ。内枠や距離短縮で期待値が高い。母系の良さを引き出すことができる万能種牡馬。母父ファルブラヴは5か国でGⅠを制しジャパンCやQEⅡ世SなどGⅠ9勝。母ラルケットはクイーンC3着。全兄にマイルCSを制したステルヴィオがいる。
<一言コメント>成績だけを見れば上がりはやや掛かる馬場の方が望ましく、瞬発力勝負になると厳しいか。実力馬だが中山から東京へのコース替わりは微妙なところ。
④ショーモン 牡3 57 鮫島駿
前走:23年アーリントン(GⅢ)3着
血統:C 能力:D 該当:(①)②(③) ▼内枠
<血統構成>父マインドユアビスケッツ(AD)×母父ディープインパクト(DI)×母母父ザイーテン(ED)
<血統分析>父マインドユアビスケッツはドバイゴールデンシャヒーンを連覇するなど米国とUAEでGⅠ3勝。自身はヴァイスリージェント系のデピュティミニスターの3×4という強いクロスを持ち、スピードや仕上がりの早さをストロングポイントとして産駒に伝えている。母系はディープインパクトにダンジグ系という組み合わせでスピードと芝適性を上げている。母母シーズアンは英GⅠチヴァリーパークSの勝ち馬。
<一言コメント>狙い目①と③は厳密に言えば該当しないがニュアンスは近いのでかっこで表記した。前走は大逃げがあったハイペースの中での2番手追走を私は評価している。初めての関東遠征だが、関西馬でも十分やれるレースだ。
⑤シングザットソング 牝3 55 吉田隼
前走:23年桜花賞(GⅠ)7着
血統:C 能力:C 該当:(①)② ▼内枠
<血統構成>父ドゥラメンテ(EP)×母父マイゴールデンソング(AP)×母母父ディキシーランドバンド(AD)
<血統分析>父ドゥラメンテは皐月賞、ダービーの二冠馬。日本で活躍できる血統を詰め込んだザ・主流血統。休み明けのフレッシュな状態や揉まれにくい外枠や少頭数で期待値が高い。コースは広い方が良く、芝の中距離競走で安定している。牡馬の活躍馬多い。母系は系統は違うが北米型血統で固められている。母父マイゴールデンソングは北米ダートで走り重賞制覇はないがアンブライドルズソングの直系で種牡馬入り。母系から瞬発力やスピードを強化する。母ザガールインザットソングは米ダートGⅡのラカニャーダSの勝ち馬。
<一言コメント>父サンデー系ではないが、ドゥラメンテは主流血統で(①)と表記した。末脚をためる競馬に専念をすれば33秒台の脚を使うこともできる。ペールが流れて前向きさが勝ってしまうと伸び切れない。道中の折り合いがカギで判断が難しい1頭。
⑥エエヤン 牡3 57 戸崎
前走:23年NZT(GⅡ)1着
血統:E 能力:C+ 該当:①② ▼内枠
<血統構成>父シルバーステート(DI)×母父ティンバーカントリー(AP)×母母父ダンジグ(AD)
<血統分析>父シルバーステートは度重なる屈腱炎で早期引退を余儀なくされたが、勝利はすべてノーステッキで底知れぬ能力を評価されて重賞未勝利ながら種牡馬入りした「幻の最強馬」。母父ティンバーカントリーは米クラシックの1つであるプリークネスSなどダートGⅠ3勝。半兄プレイアンドリアルは京成杯の勝ち馬。
<一言コメント>現在3連勝中で前走で重賞初制覇。すべて中山での成績だが東京コースが苦手なわけではなく新馬戦では先日青葉賞を勝ったスキルヴィングと差のない競馬。ただ本質的に坂のあるタフコースの方が得意で坂を駆け上がるパワーが求められるレースの方が合いそう。
⑦オールパルフェ 牡3 57 大野
前走:23年スプリングS(GⅡ)7着
血統:E 能力:E 該当:なし
<血統構成>父リアルスティール(DI)×母父ルーラーシップ(EP)×母母父アグネスタキオン(SS)
<血統分析>父リアルスティールはラヴズオンリーユーの全兄でドバイターフの勝ち馬。皐月賞などGⅠで2着3回の実績がある。母父はトニービンの影響を強く受けているキングマンボ系のルーラーシップ。母系からはスタミナと底力を強化している。逃げ残れる能力を補強したのは母系から。3代母のアルヴァーダは米仏伊の芝競走で活躍し、ラプレヴォワイヤントH(米GⅡ)など重賞2勝。
<一言コメント>前走のスプリングSでは初めてハナに立たない競馬だったが最後は伸び切れず7着に敗れた。マイペースで逃げるのが必勝パターンだが、直線の長い東京に加え、速くなりやすいペースがどうか。
⑧セッション 牡3 57 団野
前走:23年アーリントン(GⅢ)2着
血統:D 能力:D+ 該当:②③
<血統構成>父シルバーステート(DI)×母父ドバウィ(EP)×母母父インディアンリッジ(HE)
<血統分析>父シルバーステートは度重なる屈腱炎で早期引退を余儀なくされたが、勝利はすべてノーステッキで底知れぬ能力を評価されて重賞未勝利ながら種牡馬入りした「幻の最強馬」。母父ドバウィは愛2000ギニー、ジャックルマロワ賞などGⅠ3勝。欧州でミスプロ系を広げる存在として欧州リーディングは常に上位に位置している。近親のブリムハムロックスは豪州の重賞を2勝している。
<一言コメント>前走のアーリントンCは枠にも恵まれた感があるが、道中無駄の少ない追走から最後もしぶとく伸びて2着。しぶとい脚を使う展開になれば再びチャンスも。
⑨ナヴォーナ 牡3 57 田辺
前走:23年アーリントン(GⅢ)7着
血統:D 能力:E 該当:②
<血統構成>父ロードカナロア(EP)×母父ソルジャーホロウ(ED)×母母父ハイエストオナー(EN)
<血統分析>父ロードカナロアは香港スプリント連覇などGⅠ6勝。非常に総合力が高く瞬発力やスピードは素晴らしい素質を持つ。内枠や距離短縮で期待値が高い。母系の良さを引き出すことができる万能種牡馬。母系はドイツにルーツがあり、母セリエンホルデは独オークス馬。半兄にNHKマイルCを制したシュネルマイスターがいる。
<一言コメント>良血馬として注目を集めた前走のアーリントンCでは最後に伸び切ることができず7着に敗れた。まだキャリア2戦目と精神的に幼かった影響は間違いなくある。伸びしろの上積みは大きい。
前走:23年アーリントン(GⅢ)1着
血統:B 能力:C 該当:(①)②③
<血統構成>父ディスクリートキャット(AD)×母父ディープインパクト(DI)×母母父サクラバクシンオー(EN)
<血統分析>父ディスクリートキャットはシガーマイル(米GⅠ)UAEダービーなどダート重賞を3勝。ストームキャットの直系らしく他を置き去りにするスピードと仕上がりの早さが最大の特徴。軽いダートを最も得意とし距離はマイル以下でその能力を発揮する。母父ディープインパクトは日本競馬界の至宝。近親にはブランボヌール(キーンランドCなど)やビアンフェ(函館SSなど)がいるスピード一族。
<一言コメント>前走のアーリントンCは重馬場でも苦にしない走りを見せ、測ったかのように勝ち切った。鞍上の継続は心強い。ローテや血統もかなり合いそう。連勝でGⅠ制覇なるか。
⑪シャンパンカラー 牡3 57 内田
前走:23年NZT(GⅡ)3着
血統:C 能力:D 該当:②
<血統構成>父ドゥラメンテ(EP)×母父レックレスアバンダン(ED)×母母父テイルオブザキャット(AD)
<血統分析>父ドゥラメンテは皐月賞、ダービーの二冠馬。日本で活躍できる血統を詰め込んだザ・主流血統。休み明けのフレッシュな状態や揉まれにくい外枠や少頭数で期待値が高い。コースは広い方が良く、芝の中距離競走で安定している。牡馬の活躍馬多い。母父レックレスアバンダンはダンジグ系で英仏のGⅠで計2勝。母母父テイルオブザキャットは同じノーザンダンサー系だがこちらは北米型でダートで活躍した。
<一言コメント>派手さはないが相手なりに安定感のある走りを披露することができるのがこの馬の長所。2走前の京成杯はやや長く、前走は4角で不利もあった。東京1600mは2戦2勝の演技の良い舞台。このメンバーに入ってもやれるはず。
⑫クルゼイロドスル 牡3 57 M.デムーロ →出走取り消し
前走:23年ジュニアC(L・中山1600m)1着
血統:E 能力:C 該当:なし
<血統構成>父ファインニードル(AP)×母父アルカセット(EP)×母母父ダルシャーン(EN)
<血統分析>父ファインニードルは高松宮記念、スプリンターズSと春秋スプリントGⅠを制覇した。系統は北米型だがその父アドマイヤムーン同様母方から芝適性が強化されており、ゴリゴリのダート馬というわけではなく芝のスピード馬も出す。距離適性はマイル以下に適性がある。母父アルカセットは23年現在ジャパンカップを制した最後の外国馬。母系は欧州色が強い。
<一言コメント>前走はリステッドのジュニアCを勝利。勢いそのままにGⅠの舞台に初めて挑む。非常に似た血統構成の組みあわせで時計が掛かるタフな条件の方が向きそう。東京へのコース替わりはどうか。
⑬ドルチェモア 牡3 57 三浦
前走:23年NZT(GⅡ)7着
血統:C 能力:C 該当:②
<血統構成>父ルーラーシップ(EP)×母父ディープインパクト(DI)×母母父ストームキャット(AD)
<血統分析>父ルーラーシップはクイーンエリザベスⅡ世カップなど重賞5勝。キングカメハメハの直系だが、トニービンの影響を強く受けており距離延長を好む。ゆったりした追走を好み長く脚を使う馬が多い。基本的に距離は長い方が良い。母系はディープとストームキャットのニックスで母アユサンは桜花賞馬。いわゆる日本での活躍馬に多い血が多く含まれる主流血統。
<一言コメント>血統だけを見ればもう少し長い距離でも力を発揮できそうな血統構成。前走のNZTではゲートで渋り2歳マイル王者の強さは影を潜めた。あくまで目標はこの舞台。もう一度頂点へ。
⑭ユリーシャ 牝3 55 松山
前走:23年アーリントン(GⅢ)11着
血統:E 能力:E 該当:なし
<血統構成>父グレーターロンドン(DI)×母父ハービンジャー(ED)×母母父スペシャルウィーク(LS)
<血統分析>父グレーターロンドンは後方一気からの豪脚を武器に中京記念の勝ち馬。自身はマイル前後の距離で活躍をしたが、産駒はもう少し距離が長い方が走る傾向がある。傾向は完全に芝血統でダートの適性は高くない。母父ハービンジャーは現在日本にいる種牡馬の中では欧州型ノーザンダンサー系の代表格。母系からは馬力やスタミナを強化している。近親のユールシンキングはセントライト記念など重賞2勝。
<一言コメント>2走前のエルフィンSでは後の桜花賞2着のコナコーストやフィリーズレビューの覇者シングザットソングに2馬身以上の差をつけて圧勝。前走のアーリントンCは明らかなハイペース。初めての関東遠征もマイペースで先行できれば地力はある。
⑮カルロヴェローチェ 牡3 57 レーン
前走:23年ファルコンS(GⅢ)2着
血統:D 能力:D 該当:③
<血統構成>父シルバーステート(DI)×母父ロックオブジブラルタル(ED)×母母父サクラバクシンオー(EN)
<血統分析>父シルバーステートは度重なる屈腱炎で早期引退を余儀なくされたが、勝利はすべてノーステッキで底知れぬ能力を評価されて重賞未勝利ながら種牡馬入りした「幻の最強馬」。母父ロックオブジブラルタルは英2000ギニーなどマイルを中心にGⅠ7勝の欧州の名馬。母母シーイズトウショウはセントウルSなど短距離重賞5勝の快速馬。
<一言コメント>前走は注目ローテに挙げたファルコンS。これまでと違い道中我慢する競馬で差してきたがハナ差の2着だった。こちらも初の関東遠征で未知数な面もあるが、持ってるポテンシャルは確実に高い。
⑯タマモブラックタイ 牡3 57 幸
前走:23年ファルコンS(GⅢ)1着
血統:E 能力:D 該当:③
<血統構成>父デクラレーションオブウォー(ED)×母父ブラックタイド(LS)×母母父キングカメハメハ(EP)
<血統分析>父デクラレーションオブウォーは現役時代英国や愛国で競走成績を送りヨークインターナショナルSなど芝GⅠ2勝。それだけでなくダート競走の最高峰であるBCクラシックで3着になった実績もある。タイプでは欧州型だが、北米色の血統も入っているスピードが特徴。母父ブラックタイドはディープインパクトの全兄でキタサンブラックの父としてブレイク。ディープよりパワーに優れる傾向がある。
<一言コメント>ここまで7戦のキャリアはメンバー中最多タイ。前走は内伸び馬場に恵まれたところこそあるが、見事なレース運びだった。好走はすべて道悪という典型的馬力タイプなので、直線の長い東京で力を発揮できるかがポイント。
⑰ミシシッピテソーロ 牝3 55 柴田大
前走:23年NZT(GⅡ)5着
血統:F 能力:E 該当:①
<血統構成>父ダノンバラード(DI)×母父エーピーインディ(AN)×母母父デインヒル(ED)
<血統分析>父ダノンバラードはAJCCとラジオNIKKEI杯(現ホープフルS)の重賞2勝。GⅠ制覇はならなかったが宝塚記念2着、皐月賞3着の実績を残した。ディープ系としては異色のタイプでアンブライドルドの影響を受けパワーや持続力に優れる産駒が多い。芝の重馬場やダートでも活躍馬を出す。母方は母父がダートの名血エーピーインディにスピードの宝庫であるダンジグ系のデインヒルの組みあわせ。スピード能力自体は高いがややパワーの持続力よりか。半姉のミエノサクシードは制覇こそならなかったが重賞2着1回、3着3回。
<一言コメント>昨年夏にデビューから2連勝。しかしその後は重賞とはいえ5戦連続で5着以下に沈んでいる。今回はもともと新馬で勝利したコースだがアルテミスSやクイーンCでは見せ場なし。再び浮上のきっかけを掴みたいところ。
⑱ダノンタッチダウン 牡3 57 川田
前走:23年皐月賞(GⅠ)18着
血統:C 能力:D+ 該当:②
<血統構成>父ロードカナロア(EP)×母父ダンシリ(ED)×母母父ダイイシス(EP)
<血統分析>父ロードカナロアは香港スプリント連覇などGⅠ6勝。非常に総合力が高く瞬発力やスピードは素晴らしい素質を持つ。内枠や距離短縮で期待値が高い。母系の良さを引き出すことができる万能種牡馬。母父ダンシリはダンジグ系。4ラインにはサンデーの血を持たずスピードの血を詰め込んだような配合。母エピックラヴは仏GⅢヴァントー賞の勝ち馬。半兄ダノンザキッドはホープフルSの勝ち馬。
<一言コメント>デイリー杯2歳S、朝日杯FSと連続して2着の実力馬。前走の皐月賞はただでさえタフなコースに加え、重馬場で先行馬には厳しい流れ。単純に距離も少し長かった。スピードを生かせるマイルなら十分巻き返しは可能。
~NHKマイルC血統予想~
・予想は土曜夜までにアップ予定です(→更新済です)
※あくまで前日時点での予想です
馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。
このレースでキーポイントになるのはスピードと早い成長力。クラシックとはまた違う適性が求められることがポイントだと思います。あとは枠順傾向で内枠の馬は少し評価を下げています。雨予報もあるので馬場が難しそうですが、基本良馬場ならこの狙いでいきたいと思います。
また連下を意味する△に4頭付けていますが、3連系を買う方や予算がある方向けの参考として印を打ちましたが、実際狙いたいのは上の3頭です。△以下はオッズ次第で馬券を狙ってみたいと思います。
◎⑩オオバンブルマイ
○⑱ダノンタッチダウン
▲⑤シングザットソング
△⑬ドルチェモア
△④ショーモン
△⑧セッション
△⑪シャンパンカラー
皆さまの馬券が的中し素敵な日曜日となりますように!
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