2023東京新聞杯(GⅢ)予想
こんばんは。ちゃろです。
皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。
さて、本日は「東京新聞杯(GⅢ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
・今回はGⅠではないので簡易版となります。
・データについては有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
▼きさらぎ賞の血統分析はこちらから↓↓
2月5日 2023東京新聞杯(GⅢ)血統予想
~東京新聞杯の過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)
・父の好走数 日本型 21回 北米型 1回 欧州型 8回
・母父の好走数 日本型 5回 北米型 6回 欧州型 19回
<血統のワン!ポイント>(過去10年)
・父サンデー系(ディープ系)が圧倒的に有利で過去10年で馬券になった馬30頭の内21頭は父サンデー系(ディープ系)
・そのサンデー系で注目したいのはディープインパクトとハーツクライ。特に近年ハーツクライ産駒の好走が顕著。マイル重賞だが求められるのは中長距離に適したスタミナと馬力。
・母系で圧倒的な好走を見せるのは欧州型ノーザンダンサー系。特に母父にダンジグ系、リファール系といったスピードに優れたタイプが好走している。
※ノーザンダンサー系は本来欧州型の代表系統で馬力やスタミナを長所とするタイプが多いが、ダンジグ系やリファール系はそのノーザンダンサー系の中では芝で生きるスピードを長所とする馬が多い。
・もう一つ注目はナスルーラ系の血を持っている馬が好走しているということ。父ハーツクライは母父トニービンなので当然だが、それ以外にも母父や母母父にナスルーラ系の血を内包している馬が良く走っている。
~東京新聞杯の注目好走ポイント~
※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。
枠順、ローテーション、騎手、調教師、ペース、脚質、性別、馬齢、斤量など。
今回の注目ポイントは
【リピーター】・・・リピーターが多いレースとしても有名で過去10年にクラレント、エキストラエンド、サトノアレス、シャドウディーヴァ、カラテと5頭もいる。
【枠順】・・・内枠の方が好走している。外枠がだめというわけではないが、7枠、8枠はやや割り引いて考えたい。
【ローテ】・・・過去10年の3着内トップは前走京都金杯組(6回)。エリザベス女王杯組、阪神C組(ともに4回)が続く。またレース名としてはバラバラだが前走3勝クを勝ち上がった馬が4年連続連対している。勢いのある馬に注目したい。
【騎手】・・・得意としている騎手がはっきりしているのがこのレース。2年連続で4人気以下で連対をした田辺騎手。2年連続馬券内の菅原明騎手。過去10年で5度も馬券になっている岩田康騎手に大注目。他にも過去10年で横山典騎手、柴山騎手が馬券になっている。
【ペース・脚質】・・・過去10年はハイペース1回、ミドルペース4回、スローペース5回。Dコースでやや時計がかかっても最後は33秒前半の末脚が求められる瞬発力勝負になりやすい。
~東京新聞杯で狙うべき馬~
以上から
血統的には父ディープ系かLサンデー系の馬(特にハーツクライ産駒に注目)・・・①
母系ライン(母父、母母父)にリファール系、ダンジグ系の血を持っている馬・・・②
4ラインにナスルーラ系の血を持っている馬・・・③
前走京都金杯を使った馬もしくは3勝クを勝利した昇級馬・・・④
を狙ってみたいと思います
そして今回はマイナスポイント(▼)として
・7、8枠の馬
をやや割り引いて考えたいと思います。
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
東京 東京新聞杯(GⅢ)分析と予想
~注目馬の血統分析~
人気上位馬を中心に血統的に気になる馬を数頭ピックアップして分析します
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適性、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価、狙い目該当
血統構成・血統分析・一言コメント
の順に表記
※騎手は予定。血統適性、能力ランクは後日更新します。
インダストリア 牡4 57 戸崎
前走:22年カウントダウンS(3勝ク・中山1600m)1着
血統:B 能力:D 該当:④
<血統構成>父リオンディーズ(KK)×母父ハーツクライ(LS)×母母父アレミロード(EM)
<血統分析>父はシーザリオから生まれた名牝系出身で朝日杯FSの勝ち馬。きょうだいにエピファネイアやサートゥルナーリアがいる。母父は抜群のスタミナを武器に国内で唯一あのディープインパクトに土を付けた有馬記念、ドバイシーマクラシックとGⅠ2勝。半兄にマイラーズCなどマイル重賞3勝のケイデンスコールがいる。ハーツクライ産駒ではないが、キンカメ系は母系の特徴を出しやすい。父がキンカメ系のリオンディーズで母父がハーツクライなのでこのレースにとっては理想的な配合と言える。
<一言コメント>今回昇級戦ではあるもののもともとは弥生賞ディープインパクト記念やNHKマイルで5着の実績。掲示板を外したのは守備範囲外のダートのみ。前走使った上積みもあればこの舞台でも即通用。
ウインカーネリアン 牡6 58 三浦
前走:22年マイルCS(GⅠ)12着
血統:E 能力:C 該当:なし
<血統構成>父スクリーンヒーロー(RB)×母父マイネルラヴ(EP)×母母父カドゥージェネルー(EM)
<血統分析>父は中長距離重賞で活躍し、ジャパンカップを制した。産駒には主にスタミナと成長力を伝える。母系は短距離血統の配合、母父はスプリンターズSの勝ち馬で母母父は英スプリントGⅠ2勝。ロベルト系産駒ながら持っているスピードの基礎能力は母系から補充していることがわかる。成長曲線はピークで充実期を迎えている。
<一言コメント>昨年は著しい成長を見せ3連勝。前走のマイルCSでは大外を回った馬が勝利する外差し馬場で内枠で終始内を走ったこの馬には向かなかった。上記の通り狙いたい血統ポイントとは合致しないが、着々と力をつけている印象。ただ東京より中山向きなのは確か。
エアロロノア 牡6 57 武豊
前走:23年京都金杯(GⅢ)2着
血統:B 能力:B 該当:②④ ▼外枠
<血統構成>父キングカメハメハ(KK)×母父ロックオブジブラルタル(ED)×母母父サンデーサイレンス(LS)
<血統分析>父はNHKマイルCとダービーの変則二冠馬で基礎的なスピード能力を持ちながら母系の良さを引き出し様々な産駒を生み出す。母父は英2000ギニーなどマイルを中心にGⅠ7勝。母母のエアメサイアは秋華賞馬。叔父にマイル重賞3勝のエアスピネルがいる。このレースに相性が非常の良いダンジグ系の血を母系で持っているのは大きな強みになりそう。
<一言コメント>過去ローテで相性の良い今年の京都金杯で2着。GⅠGⅡでも紙一重のレースが続いており、このレベルでは実力的には勝ち負け。枠はもう少し内が良かったと思うのだが。
ジャスティンカフェ 牡5 57 福永
前走:22年マイルCS(GⅠ)6着
血統:D 能力:B+ 該当:なし
<血統構成>父エピファネイア(RB)×母父ワークフォース(EP)×母母父サンデーサイレンス(LS)
<血統分析>父はロベルト系のスタミナとサンデーのスピードを併せ持ち、菊花賞、ジャパンCとGⅠ2勝で中長距離で活躍。母父は英ダービーと凱旋門賞の勝ち馬。タイプの違う欧州血統の配合で重いというイメージとは裏腹に33秒台の上がりをばんばん使える。これこそサンデーサイレンス3×4のインブリードでサンデーらしい瞬発力やキレが表に出たものと考えるのが自然。全体的には欧州色が強いのがこのレースに求められる適性を考えると少し気になるところではある。
<一言コメント>高レベルでレコード決着の毎日王冠で2着。前走のマイルCSは道中の位置取りが後ろ過ぎた。当コースは【1-0-1-0】と複勝率100%と好相性。実力自体はこのメンバーなら上位。
ナミュール 牝4 56 横山武
前走:22年エリザベス女王杯(GⅠ)5着
血統:C 能力:C+ 該当:なし ▼外枠
<血統構成>父ハービンジャー(ED)×母父ダイワメジャー(SS)×母母父フレンチデピュティ(AD)
<血統分析>父はダンジグ系ながらスタミナに優れ英GⅠキングジョージ&クイーンエリザベスSを史上最大着差となる11馬身差で圧勝した。母父はダイワメジャーだが、らしからぬ瞬発力勝負がこの馬の特徴。サンデー×ヴァイスリージェント系は爆発的な瞬発力を持つ馬が出ることがある。曾祖母キョウエイマーチは桜花賞馬。叔母にBCディスタフを制したマルシュロレーヌがいる。爆発的な瞬発力は牝系の深いところから受け継いだもの。ハービンジャー産駒なので父系ではあるがこのレースに相性のいいダンジグ系の血を内包している。
<一言コメント>昨年は牝馬クラシック戦線主役の1頭。タイトル奪取はあと一歩届かなかったが、能力を示し続けた。マイルは3勝しているが桜花賞以来。適性距離の判断が難しいが、鉄砲が利くタイプでこの馬の能力を出し切れれば上位。このレースは3年連続で牝馬が馬券になっているが、狙い目該当はなく、マイナスポイントの8枠を引いてしまい取捨選択を迷う1頭。
ピンハイ 牝4 55 坂井
前走:22年エリザベス女王杯(GⅠ)9着
血統:C 能力:E 該当:①③
<血統構成>父ミッキーアイル(DI)×母父ジャングルポケット(EN)×母母父フジキセキ(SS)
<血統分析>父はディープの血を引き、そのスピードを武器に短距離~マイル路線で活躍しマイルCSなどGⅠ2勝、重賞計6勝。母父はジャングルポケットでスタミナ強化、母母父はフジキセキでサンデーのクロスが瞬発力を助長している。サンデー系の血の中でも血統表から見る限り距離適性はマイル前後か。
<一言コメント>昨年はチューリップ賞2着、桜花賞5着とマイルでは一定以上のパフォーマンスを発揮。前走のエリザベス女王杯は枠順、馬場、展開すべてが向かなかった。今回は距離短縮も合いそうだ。
前走:23年京都金杯(GⅢ)3着
血統:C 能力:C 該当:④
<血統構成>父ハービンジャー(ED)×母父ディープインパクト(DI)×母母父スーヴェニアコピー(AP)
<血統分析>父は欧州型ノーザンダンサー系のハービンジャー。ダンジグ系だがご存知の通りスピードよりスタミナ型で馬力を武器とする。母系はディープインパクトに北米型ミスプロ系というキレとスピードを売りとする配合。母のスーヴェニアギフトは短距離の重賞戦線で活躍。半姉のオールアットワンスはアイビスサマーダッシュの勝ち馬。ハービンジャー産駒なので父系ではあるがこのレースに相性のいいダンジグ系の血を内包している。
<一言コメント>大事に使うローテで着々とステップアップ。今年の京都金杯で3着に入った。まだキャリア6戦。東京マイルはデビューから2戦2勝の舞台。やはり距離はマイルが合いそうだ。
前走:23年京都金杯(GⅢ)13着
血統:D 能力:D 該当:③④
<血統構成>父ダイワメジャー(SS)×母父キングカメハメハ(KK)×母母父トニービン(EN)
<血統分析>父は皐月賞、天皇賞(秋)などGⅠ5勝、持続力を武器にマイラーを多く輩出する。母系はキンカメ×トニービンの馴染みの血統。母母のレディパステルはオークスを制すなど重賞3勝。このレースに必要なナスルーラ系の血は母母父のトニービンから。
<一言コメント>昨年のNHKマイルカップは2着。ただレースで好走したのはそれが最後。前走はスタートで失敗しポツンと追走で1人気を裏切っている。現状のベストはマイルで一瞬のキレも併せ持つことから距離適性はもちろんあるだろうが、血統から見るとやや早熟な気もするのだが。
☆上記以外の狙い目該当馬
▽狙い目①
シュリ(ハーツクライ産駒)、ファルコニア
▽狙い目②
ファルコニア
▽狙い目③
シュリ、ピースワンパラディ、プリンスリターン
▽狙い目④
カイザーミノル、シュリ、タイムトゥヘブン、ピースワンパラディ
★上記以外のマイナス該当馬
▼マイナス①
~東京新聞杯血統予想~
・予想は土曜夜までにアップ予定です(→更新しました)
※あくまで前日時点での予想です
馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。
◎⑤インダストリア
○⑭エアロロノア
▲④ピンハイ
△⑮ナミュール
△⑫シュリ
馬券の妙味は作り出せるレースだとは思います。見ての通り人気と私の血統評価はかなり異なっていると思うのでこういうレースはそれなりに思い切った馬券を買ってみたいです。
皆さまの馬券が的中し、素敵な日曜日となりますように!!
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