犬でもできる競馬血統予想

血統を中心に組み立てた競馬予想をだれでもわかりやすいように書きます。筆者が犬顔らしいのでこんなタイトルですが深い意味はありません(笑)

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2023クイーンC(GⅢ)予想

 

こんばんは。ちゃろです。

 

皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。

 

さて、本日は「クイーンC(GⅢ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。

 

※おことわり

・今回はGⅠではないので簡易版となります。

・データについては有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。

 

共同通信杯の血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

 

京都記念の血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

 

2月11日 2023クイーンC(GⅢ)血統予想

 

~クイーンCの過去血統傾向~

 

 

 

<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)

 

・父の好走数  日本型 17回  北米型  3回  欧州型 10回

・母父の好走数 日本型 10回  北米型 11回  欧州型  9回

 

 

<血統のワン!ポイント>(過去10年)

・父サンデー系ディープ系)が有利で過去10年で馬券になった馬30頭の内17頭は父サンデー系ディープ系

・近年は母父ディープインパクトや母父北米型ミスプロなどスピード血統も好走している

・父クロフネと母父クロフネが3回ずつ好走。相性の良い血統として覚えておきたい。

ディープ系キンカメ系クロフネ、北米型ミスプロなどいわゆる王道血統の馬を正直に狙いたい。

 

~クイーンCの注目好走ポイント~

 

※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。

枠順、ローテーション、騎手、調教師、ペース、脚質、性別、馬齢、斤量など。

今回の注目ポイントは

 

 

【枠順】・・・過去10年で3枠が5勝2着1回、3着1回と驚異的な成績。1枠も1勝、2着3回、3着2回と好調。また8枠が3勝している。

【ローテ】・・・過去10年の3着内トップは前走阪神JFフェアリーS組(8回)。安定度で言えばこの2レースからか。前走新馬が2年連続で連対している。

【騎手】・・・戸崎騎手が2連勝中、松山騎手も2年連続馬券になっている。ほかには過去10年で4度馬券になっているルメール騎手、同3度馬券になっている福永騎手に注目。

【ペース・脚質】・・・過去10年はハイペース2回、ミドルペース4回、スローペース4回とメンバーによってバラバラ。ハイペースから上がりのかかるレースになった18年を除けば最後は33秒台か34秒前半の上がりが必須の瞬発力勝負になる。

 

やはりポイントとなる血統と現時点の成長度がカギになりそうな気がしますね。

ここで好走した馬は数か月後にオークス掲示板に好走している馬が多い(勝利には一歩足りない馬も多い)のもポイントですね。

巻き返しというより前走で好成績の好調馬を素直に狙いたいですね。

 

~クイーンCで狙うべき馬~

 

以上から

血統的には父か母父にキンカメ系の血を持つ馬・・・①

4ラインにクロフネ(もしくはその系統であるヴァイスリージェント系)の血を持つ馬・・・②

前走阪神JFを走っているかそれ以外のマイルで連対している馬・・・③

を狙ってみたいと思います

 

それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の出走馬を見て予想をしてみましょう

 

東京 クイーンC(GⅢ)分析と予想

~注目馬の血統分析~

人気上位馬を中心に血統的に気になる馬を数頭ピックアップして分析します

 

馬番 名前 性別馬齢 騎手

前走成績

血統適性、能力実績(SA)の8段階で評価、狙い目該当

血統構成・血統分析・一言コメント

の順に表記

 

アスパルディーコ    牝3    54    田辺

前走:22年未勝利(東京1800m)1着

血統:C+ 能力: 該当:①②

<血統構成>父ブラックタイドLS)×母父キングカメハメハKK)×母母父ソルトレイクAD

<血統分析>父はディープインパクトの全兄でスプリングSなど重賞2勝。ディープインパクトと比べると瞬発力は不足するがパワーやスタミナに優れる一面を持つ。母は10年の三冠牝馬アパパネ。きょうだいも活躍馬多数で中でも半姉のアカイトリノムスメは秋華賞の勝ち馬で21年のこのレースの覇者。(父が違うので半姉と表記しているが、ブラックタイドディープインパクトは全兄弟なので父以外の血統構成は全く同じ)

<一言コメント>血統表を見るだけでウキウキしてしまうようなスーパー血統馬。キャリアは2戦1勝とまだまだ未完成だが、素質は言うまでもない。姉のアカイトリノムスメも新馬戦は勝てずその後の成長力を見せたことから伸びしろも十分。

 

イングランドアイズ    牝3    54    横山和

前走:22年新馬阪神2000m)1着

血統: 能力: 該当:なし

<血統構成>父キングマンED)×母父ハーツクライLS)×母母父スピニングワールド(ED

<血統分析>父はそのスピードを武器にセントジェームズパレスSやジャックルマロワ賞などマイルGⅠ4勝。NHKマイルCを制したシュネルマイスターの父としても存在感を発揮している。英国産のマル外馬だが母は日本のオークス馬で米国重賞勝利の経験もあるヌーヴォレコルト

<一言コメント>キャリア1戦1勝。新馬戦では今回再戦するハーパーをクビ差で差し切った。実戦は2か月振りで成長度合いが気になるがポテンシャルはかなりのもの。関東遠征とあって馬体重などにも注目していきたい。

 

ウンブライル    牝3    54    ルメール

前走:22年阪神JF(GⅠ)15着

血統: 能力: 該当:①③

<血統構成>父ロードカナロアKK)×母父ファルブラヴED)×母母父サンデーサイレンスLS

<血統分析>父は天性のスピードで香港スプリント連覇などGⅠ6勝。世界にその名を轟かせた。母父は5か国でGⅠを制しジャパンCやQEⅡ世SなどGⅠ9勝。全兄にマイルCSを制したステルヴィオがいる。

<一言コメント>3人気に推された前走の阪神JFでは期待を裏切る15着と大敗。しかしスタートの出遅れや枠順の関係で終始外を回らされる厳しい展開で敗因も明確。初めてのマイルでレース流れも向かなかった。東京に戻って巻き返しを。

 

ドゥアイズ    牝3    54    吉田隼

前走:22年阪神JF(GⅠ)3着

血統: 能力:B+ 該当:①③

<血統構成>父ルーラーシップKK)×母父ディープインパクトDI)×母母父グランドロッジ(ED

<血統分析>父はトニービンの影響を強く受け抜群のスタミナと馬力を持ち中長距離で活躍し重賞5勝。国内GⅠは制覇できなかったが、香港のクイーンエリザベスⅡ世Cを制した。母系からは瞬発力、スピードを強化。母母のサミットヴィルは英重賞メイヒルSの勝ち馬。

<一言コメント>キャリア4戦で勝利は新馬戦の1度だが複勝率は100%という安定感ある走りが最大の武器。2走前は3角から動く競馬。前走の阪神JFは一転ハイペースを我慢して最後は上がり2位の35秒4の末脚を披露。安定感のある走りはこの舞台でも計算が立つ。

 

ハーパー    牝3    54    川田

前走:22年未勝利(阪神1600m)1着

血統: 能力: 該当:③

<血統構成>父ハーツクライLS)×母父ジャンプスタート(AN)×母母父カーソンシティAP

<血統分析>父は抜群のスタミナを武器に国内で唯一あのディープインパクトに土を付けた有馬記念ドバイシーマクラシックとGⅠ2勝。母セレスタはアルゼンチンで活躍しGⅠの エストレラスジュヴェナイルフィリーズ大賞典を制した。母系は全体的にダート血統でスピード能力を強化する。半姉のヴァレーデラルナは盛岡で行われたJBCレディスクラシックの勝ち馬。

<一言コメント>走る前から話題を振りまいてきた良血馬。新馬戦はコース取りのロスが響いた差で力負けではない。2戦目は先行して格が違うと言わんばかりのレース内容。輸送は気になるがスケールは大きく牝馬ダート界の頂点に立った姉に続きたい。

 

ミシシッピテソーロ    牝3    54    戸崎

前走:23年フェアリーS(GⅢ)7着

血統: 能力:C+ 該当:なし

<血統構成>父ダノンバラードDI)×母父エーピーインディAN)×母母父デインヒルED

<血統分析>父はAJCCなど重賞2勝で宝塚記念2着の実績を持つ。母方は母父にダートの名血エーピーインディにスピードの宝庫であるデインヒルの組みあわせ。スピード能力自体は高いがややパワーの持続力よりか。

<一言コメント>2走前の阪神JFではしぶとく伸びて大健闘の5着。更なる躍進が期待された前走は道中のポジション取りと最後の直線で進路が狭くスムーズな競馬とはいえなかった。東京マイルは元々新馬で勝利した舞台。力を出し切れば巻き返す能力はある。

 

リックスター    牝3    54    三浦

前走:23年フェアリーS(GⅢ)5着

血統: 能力: 該当:なし

<血統構成>父エピファネイアRB)×母父ハーツクライLS)×母母父キングカメハメハKK

<血統分析>父はロベルト系のスタミナとサンデーのスピードを併せ持ち、菊花賞ジャパンCとGⅠ2勝で中長距離で活躍。母プロレタリアは重賞制覇こそないが牝馬ながらに3000m級のレースに挑み続けたステイヤーボトムラインの3代母には根岸Sで伝説ともいえる後方一気を見せたブロードアピールの名前も入る。

<一言コメント>新馬戦は道中2番手から残り200mで抜け出すと後続の追撃を凌ぎ切った。フェアリーSもしぶとく脚を使い続けて悲観する内容ではない。使った上積みを示し成長を証明するレースにしたい。

 

 

☆上記以外の狙い目該当馬

▽狙い目①

オンザブロッサム

 

▽狙い目②

なし

 

▽狙い目③

モリアーナ

 

~クイーンC血統予想~

 

・予想は金曜夜までにアップ予定です(更新済みです)

※あくまで前日時点での予想です

馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。

 

当てにいくなら実績上位のドゥアイズでしょうが、私は血統から分析して回収率を意識してチャレンジしていきますので本命はこの馬を選択しました。未知の可能性に期待したいと思います。

 

 

◎アスパルディーコ

○ドゥアイズ

▲リックスター

△ウンブライル

 

 

 

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