2023中山金杯(GⅢ)予想
こんばんは。ちゃろです。
皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。
さて、本日は「中山金杯(GⅢ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
・今回はGⅠではないので簡易版となります。
・データについては有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
▼京都金杯の血統分析はこちらから↓↓
1月5日 2023中山金杯(GⅢ)血統予想
~中山金杯の過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)
・父の好走数 日本型 14回 北米型 1回 欧州型 15回
・母父の好走数 日本型 10回 北米型 10回 欧州型 10回
<血統のワン!ポイント>(過去10年)
・出走頭数を考慮すれば日本型である父サンデー系(ディープ系)が多いが、好走数は日本型よりも欧州型の方が多いという極めて特殊な重賞
・求められるのは冬のタフな中山を走り抜く馬力。馬力を長所とする馬の多い欧州型が有利。サンデー系はディープインパクトのような瞬発力タイプではなくてステイゴールドやハーツクライのような欧州の影響を強く受けたスタミナ・馬力タイプが好走する
・父系はもともとはサドラーズウェルズ系をはじめ欧州型ノーザンダンサー系が好走していた
・母父は3タイプ綺麗に分かれた三つ巴だが、近年好走が目立つのは北米型。スピードと持続力を補っている
~中山金杯の注目好走ポイント~
※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。
枠順、ローテーション、騎手、調教師、ペース、脚質、性別、馬齢、斤量など。
今回の注目ポイントは
【枠順】・・・Cコース替わりで内枠有利、外枠やや不利
【ローテ】・・・過去10年の3着内トップはチャレンジカップ組(旧朝日CCを含む)(7回)。ディセンバーS組(6回)、金鯱賞組、福島記念組(それぞれ3回)と続く。距離短縮ローテの馬は好走が難しく、同距離か距離延長の馬を狙いたい。また好調馬の方が走る傾向がある
【ペース】過去傾向からスローペースと予想。
~中山金杯で狙うべき馬~
以上の分析から
血統的には父か母父が欧州血統で瞬発力より馬力が長所での馬・・・①
※ポイントはキングマンボ系(キンカメ系)、ノーザンダンサー系、ロベルト系など
距離延長ローテの馬・・・②
内枠の馬・・・③
を狙ってみたいと思います
そして今回はマイナスポイント(▼)として
・前走GⅠ以外で6着以下の馬
・距離短縮ローテの馬
をやや割り引いて考えたいと思います。
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
中山 中山金杯(GⅢ)分析と予想
~注目馬の血統分析~
人気上位馬を中心に血統的に気になる馬を数頭ピックアップして分析します
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適性、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価、狙い目該当
血統構成・血統分析・一言コメント
の順に表記
アラタ 牡6 57 横山武
前走:22年福島記念(GⅢ)3着
血統:B 能力:B 該当:①
<血統構成>父キングカメハメハ(KK)×母父ハーツクライ(LS)×母母父ピストレブルー(EM)
<血統分析>父はNHKマイルCとダービーの変則二冠馬で基礎的なスピード能力を持ちながら母系の良さを引き出し様々な産駒を生み出す。母父はサンデー系の中ではトニービンの影響を強く受けスタミナと成長力に優れるハーツクライ。一瞬のキレ勝負ではやや分が悪い。
<一言コメント>札幌記念は一流のメンバーを相手に4着。前走も3着と好調キープで実力を発揮すれば勝ち負けレベル。
ウインキートス 牝6 55 松岡
前走:22年エリザベス女王杯(GⅠ)15着
血統:D 能力:C 該当:なし
<血統構成>父ゴールドシップ(LS)×母父ボストンハーバー(AN)×母母父マジェスティックライト(AP)
<血統分析>父は破壊力抜群の馬力でタフなレースにめっぽう強く、有馬記念や天皇賞(春)などGⅠ6勝。母系は北米ダートの名血でスピードや持続力を強化。母母父のマジェスティックライトは芝ダート両GⅠを含むGⅠ4勝。
<一言コメント> 今回がラストラン。母系が北米型配合なので血統適性は気になるが、中山巧者で連対率は50%超。このレースに好相性の鞍上も魅力的。
カレンルシェルブル 牡5 56 斎藤
前走:22年魚沼S(3勝ク)1着
血統:C 能力:D 該当:①
<血統構成>父ハービンジャー(ED)×母父ハーツクライ(LS)×母母父アンブライドルズソング(AP)
<血統分析>父はダンジグ系ながらスタミナに優れ英GⅠキングジョージ&クイーンエリザベスSを史上最大着差となる11馬身差で圧勝。母父はLサンデー系の代表格、母母父はコントレイルやジャックドールの母父として有名で母系から爆発的なスピードを補強する。
<一言コメント>メンバー唯一の父ノーザンダンサー系。3勝クで2戦連続上がり最速をマークする決め手ある末脚は武器。鉄砲が利くタイプで休み明けの期待値も高い。相手強化でどこまで。
フェーングロッテン 牡4 56 松若
前走:22年菊花賞(GⅠ)15着
血統:E 能力:D 該当:(①)③ ▼短縮ローテ
<血統構成>父ブラックタイド(LS)×母父キングヘイロー(ED)×母母父サクラバクシンオー(EN)
<血統分析>父はディープインパクトの全兄でスプリングSなど重賞2勝。ディープインパクトと比べると瞬発力は不足するがパワーやスタミナに優れる一面を持つ。母父は母系からスピードやスタミナを補強する。半兄にスプリンターズSの勝ち馬ピクシーナイトがいる。
<一言コメント>さすがに前走は距離が長過ぎて参考外。中山コースは初めてだが、適性距離に戻って巻き返しを狙う。
マテンロウレオ 牡4 57.5 横山和
前走:22年中日新聞杯(GⅢ)2着
血統:C 能力:C 該当:(①)③
<血統構成>父ハーツクライ(LS)×母父ブライアンズタイム(RB)×母母父ダンジグ(ED)
<血統分析>父は抜群のスタミナを武器に国内で唯一あのディープインパクトに土を付けた有馬記念、ドバイシーマクラシックとGⅠ2勝。母系はロベルト系とダンジグ系という特徴が反する組み合わせ。成長力はありそう。
<一言コメント>内枠有利な中で最内枠は大きなポイント。3勝はすべて4枠より内の内枠だった。長期休養後の昨秋は2戦して1勝2着1回と好調キープ。ここでも有力。
ラーグルフ 牡4 56 戸崎
前走:22年甲斐路S(3勝ク)1着
血統:B 能力:C+ 該当:①③
<血統構成>父モーリス(RB)×母父ファルブラヴ(ED)×母母父シンボリクリスエス(RB)
<血統分析>父は香港マイル、天皇賞(秋)など日香でGⅠ6勝。母父は中山で開催されたジャパンカップの覇者で他にも香港CやクイーンエリザベスⅡ世Sなど5か国でGⅠ系8勝。母母父にはまたもロベルト系でロベルトのクロスを持つ。血統的にはスタミナは抜群と言えそう。
<一言コメント>左回りの方が良績だが、当コースのホープフルSで3着の実績。中山の2000mに適性は合う。血統的に成長力も期待できる。昇級戦だがしぶとく伸びるイメージができる。
~中山金杯血統予想~
※あくまで前日時点での予想です
馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。
◎③ラーグルフ
○⑦アラタ
▲⑧カレンルシェルブル
消⑮レッドランメルト
↓↓皆様の応援が励みになります。応援お願いします!!
↑↑ポチっとクリックをお願いします!競馬・血統理論ランキング
よかったら上記ボタンをポチっとお願いします。
パソコンなら右端に、
スマホなら少し下にスクロールすると上に、
現在の順位が表示されますのでまたそこから入っていただけますと幸いです。
↑↑ポチっとクリックをお願いします!競馬・血統理論ランキング