2022京都金杯(GⅢ)予想
こんにちは。ちゃろです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、本日は西のJRA重賞開幕戦「京都金杯(GⅢ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
データについてはターゲットなど有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
▼中山金杯の血統分析はこちらから↓↓
1月5日 2022京都金杯(GⅢ)血統予想
~京都金杯の過去血統傾向~
<ワン!ポイント>
※データは過去5年で京都開催時代も含みます
・父ディープインパクトが1位、キングカメハメハ、ロードカナロアが2位タイ
<系統の分析>
・父KK系が好走数4回で1位。DI系、LS系が3回で2位だった
・母父はAP系、LS系が好走数4回で1位。ED系が2回で2位
・父母父はノーザンダンサー系やヨーロッパ型の好走が目立つ。ED系が好走数7回と抜けて1位。
・母母父はヨーロッパ型がやや多く好走。ED系、EM系が3回で1位だった
~中京芝1600mの血統傾向~
<ワン!ポイント>
・3型では父は日本型が36%、アメリカ型が7%、ヨーロッパ型が56%
・3型で母父では日本型が37%、アメリカ型が26%、ヨーロッパ型が37%
・父はKK系(29回)、DI系(22回)、RB系(21回)
・母父はLS系(19回)、ED系(18回)、AP系(13回)、AD系(12回)と続く
~京都金杯と中京芝1600mのその他のポイント~
※20年までは京都開催
【枠順】
・内枠有利
・中京開催の昨年も1枠、2枠のワンツー
【年齢・性別・斤量】
・5、6歳が好成績。続いて4歳。7歳以上は不振
・牡馬有利
・牝馬が好走するケースもあった(京都時代)
・基本的には56キロ前後の馬が好走しており、軽ハンデ馬が活躍するケースはあまり多くない
【波乱度】
・中京開催となった昨年は12人気、2人気、14人気と大波乱の決着。
・過去5年で1番人気は2勝。3着1回。
・3年連続で二桁人気馬が馬券内に絡んでおり、ハンデ重賞らしく順当には決まらない
【その他】
・ペースは京都時も中京時も平均ペースで進みやすい
・ペースが流れやすいのでよどみないペースに追走する底力が必要
・上がりは34秒前後が必要となるが、瞬発力だけの勝負にはならないため後方一気は決まりにくい
以上からキレよりも芝的な力強さ、馬力型のスピードを得意とする血統構成で、できれば内枠の馬を狙ってみたいと思います
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
中京 京都金杯(GⅢ)血統出馬表と予想
~出走馬全頭血統分析~
馬番 名前 性別馬齢 騎手(血統組み合わせ)
前走
近5走ベストパフォーマンス(BP)
血統適正、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価
血統、近走からのコメント
の順に表記
①ヴィジュネル 牡4 藤岡康(EP系×LS系)
前走:21年奥多摩S(3勝ク)1着
BP:21年奥多摩S(3勝ク)1着
血統:F 能力:E
<血統分析>父マクフィ×母父サンデーサイレンス。母母父ロストコード。近親に香港マイルなどGⅠ2勝のハットトリックがいる。血統的にはマイルよりも1400mの方が向きそうだ。
<一言コメント>昨年11月に3勝クラスを突破。先行して抜け出す強い競馬だった。これがオープン初戦。当コースは1勝クラスを勝った相性の良い舞台で連勝を狙う。
②バスラットレオン 牡4 坂井(DI系×ED系)
前走:21年武蔵野S(GⅢ)13着
BP:21年富士S(GⅡ)12着
血統:F 能力:E
<血統分析>父キズナ×母父ニューアプローチ。母母父ケープクロス。2~3歳の活躍からサドラーズウェルズ系の長所があまり伝わっていない可能性も。
<一言コメント>2~3歳春にかけてはマイル路線の主役級の1頭で重賞も制覇したが、秋以降はすべて二桁着順と精彩を欠いている。前走はダートに初挑戦も13着と惨敗。まだまだ老け込む年齢でもなくこのまま終わるわけにはいかない。上昇へのきっかけをつかめれば。
③サトノフェイバー 牡7 古川吉(DS系×AP系)
前走:21年大阪城S(L)16着
BP:21年洛陽S(L)1着
血統:E 能力:D
<血統分析>父ゼンノロブロイ×母父ディストーテッドヒューマー。母母父パノラミック。キレ、スピードは不足。ダートでも走りそうな血統。
<一言コメント>3走前の20年リゲルSでは2着、続く洛陽Sを制したが、前走の大阪城Sで大敗し、そこからは長期休養。デキに注目だが、いきなりは厳しいか。
④ダイアトニック 牡7 岩田康(KK系×LS系)
前走:21年キーンランドC(GⅢ)14着
BP:20年高松宮記念(GⅠ)3着
血統:E 能力:F
<血統分析>父ロードカナロア×母父サンデーサイレンス。母母父アレミロード。半兄のレオプライム(父サクラバクシンオー)は京王杯SC2着。血統的には短距離適性に優れ、マイルではどうか・・・。
<一言コメント>昨年はわずか1戦のみ消化。約1年近く休んでキーンランドCに出走したが14着と結果は振るわず。今回はまたそれ以来となる半年の休み明け。まずは使ってからとなりそうか。
⑤ディアンドル 牝6 C・デムーロ(KK系×LS系)
前走:21年福島記念(GⅢ)13着
BP:21年福島牝馬S(GⅢ)1着
血統:C 能力:D
<血統分析>父ルーラーシップ×母父スペシャルウィーク。母母父エリシオ。近親のシェーンヴァルトはデイリー杯2歳S1着。伸びずバテずな展開を好み持続するスタミナが長所。
<一言コメント>昨年は福島牝馬Sを制して自身重賞2勝目。ヴィクトリアマイルでも4着と結果を見せた。昨年は夏までに5戦走ったが、それ以降は1戦のみでリフレッシュも十分。持ち前の先行力でレースの流れを作りたい。
⑥シュリ 牡6 武豊(LS系×ED系)
前走:21年エプソムC(GⅢ)14着
BP:21年谷川岳S(L)1着
血統:E 能力:D
<血統分析>父ハーツクライ×母父ジャイアンツコーズウェイ。母母父シーキングザゴールド。半兄のガレイトチャーター(父サクラバクシンオー)はセントウルS3着。ハーツ×アメリカ血統は活躍パターン。イメージとは異なり早熟パターンもある。
<一言コメント>昨年の京都金杯では1番人気に推されてたものの5着と期待を裏切った。それでも大敗したのは前走のエプソムCだけ。それ以外はすべて掲示板をマークしている。当コースは2勝を挙げている舞台。休み明けでリフレッシュができていれば。
⑦ザダル 牡6 松山(DI系×AP系)
前走:21年富士S(GⅡ)7着
BP:21年エプソムC(GⅢ)1着
血統:D 能力:C
<血統分析>父トーセンラー×母父レモンドロップキッド。母母父ブロードブラッシュ。溜めて伸ばす血統だが、距離適性は中距離以下。
<一言コメント>ここ2走は凡走。前走の富士Sでは通った馬場も良くなく爆発力が足りなかった。本来は爆発的な末脚を持っているだけに57.5キロのハンデでも状態が戻っていれば実力上位だと思っていいはずだ。
⑧ルークズネスト 牡4 泉谷(RB系×DI系)
前走:21年阪神C(GⅡ)17着
BP:21年ファルコンS(GⅢ)1着
血統:C 能力:C
<血統分析>父モーリス×母父ディープインパクト。母母父グランドロッジ。血統的にはタフさが売り。タフな展開を好みそう。
<一言コメント>昨年は重賞を制覇するなど飛躍の年となった。2走前のスワンSでも勝ち馬から0.2秒差の4着と大健闘しており、古馬相手でも十分やれることを示した。前走は反応も悪く、持ち前の粘り強い末脚も見られなかった。当コースは勝ちこそないが【0-3-0-0】と連対率100%の舞台。わずかだが斤量がマイナスとなるのも大きい。心配なのは鞍上か。
⑨クリノプレミアム 牝5 江田照(LS系×ED系)
前走:21年ターコイズS(GⅢ)12着
BP:21年長岡S(3勝ク)1着
血統:D 能力:E
<血統分析>父オルフェーヴル×母父ジャイアンツコーズウェイ。母母父ゴーンウエスト。前向きな気性が全面に出た配合。
<一言コメント>昨夏に松島特別、長岡Sと連勝し条件戦を卒業。しかしオープンでは結果を残せていない。前走のターコイズSでは後方有利の馬場やペースもあり、先行したこの馬には流れが向かなかった。得意な左回りと中1周で巻き返しを図る。
⑩カイザーミノル 牡6 横山典(KK系×AP系)
前走:21年天皇賞(秋)(GⅠ)14着
BP:21年朱鷺S(L)1着
血統:C 能力:D
<血統分析>父ロードカナロア×母父スマートストライク。母母父フェアリーキング。半妹エーポス(父ジャスタウェイ)はフィリーズレビューの勝ち馬。サンデーを持たないことが長所になるコースでハマる血統。
<一言コメント>いまや重賞常連となりつつある。読売マイラーズC、京王杯SCとGⅡで連続3着。2走前の毎日王冠では見せ場十分の立ち回りでGⅠ馬2頭からわずか0.3差の5着。当コースは【0-0-0-3】とあまり相性こそ良くないが、本調子であれば十分にやれて良い舞台だ。
⑪ダイワキャグニー 騙8 幸(KK系×LS系)
前走:21年武蔵野S(GⅢ)8着
BP:21年毎日王冠(GⅡ)4着
血統:C 能力:D
<血統分析>父キングカメハメハ×母父サンデーサイレンス。母母父コースタル。
<一言コメント>年明けて8歳を迎えたが顕著な衰えは見られない。昨年は4走前の読売マイラーズCで0.2秒差の4着、続く安田記念ではハナを切るレース運びを見せ、2走前の毎日王冠でも0.3秒差の4着。馬券内にあと一歩届かなかったが好走はできている。前走はダートでノーカウント。今走ハンデは57.5キロを背負うが元気な走りを見せたい。
⑫エアロロノア 牡5 岩田望(KK系×ED系)
前走:21年リゲルS(L)1着
BP:21年リゲルS(L)1着
血統:C 能力:C
<血統分析>父キングカメハメハ×母父ロックオブジブラルタル。母母父サンデーサイレンス。母エアメサイアは秋華賞馬。近親のエアスピネルは重賞3勝、エアウィンザーはチャレンジC1着。血統的には完全なスピード血統。高速上がりの瞬発力勝負を望む。
<一言コメント>圧巻は前走のリゲルS。後方8番手から上がり最速の32秒6をマークして完勝。もちろん今回の方が相手関係は強くなるが、読売マイラーズCで0.2秒差の5着をマークしたことからも重賞レベルでも引けをとらない実力を持っている。当コースは2勝クラスで勝っている舞台だ。
⑬ヴェロックス 牡6 浜中(SS系×EM系)
前走:21年キャピタルS(L)6着
BP:21年毎日王冠(GⅡ)7着
血統:D 能力:E
<血統分析>父ジャスタウェイ×母父モンズーン。母母父グランドロッジ。母のセルキスは独オークストライアル(独GⅡ)1着。血統的には向きそうだが如何せん3歳以前に仕上がってしまい成長力が残っていない可能性も。
<一言コメント>かつてクラシックを賑わした実力馬だが、21年は試練の年となった。近走は掲示板にも届いておらず気がかり。今回はメンバー強化に加え斤量増と苦しくなりそうだが浮上のきっかけをつかみたい。
⑭トーラスジェミニ 牡6 原(EP系×LS系)
前走:21年毎日王冠(GⅡ)11着
BP:21年七夕賞(GⅢ)1着
血統:C 能力:D
<血統分析>父キングズベスト×母父マンハッタンカフェ。母母父ノーザンダンサー。
<一言コメント>昨年は七夕賞を制して念願の重賞ウイナーの仲間入りを果たした。8月の札幌記念、10月の毎日王冠は相手も強く二桁着順となったが、今回は相手関係も大幅に楽になる。斤量も57.5キロと重くなるが、58キロでの勝利経験もあり問題なし。
⑮ステルヴィオ 牡7 和田竜(KK系×ED系)
前走:21年スワンS(GⅡ)5着
BP:20年スワンS(GⅡ)2着
血統:D 能力:C
<血統分析>父ロードカナロア×母父ファルブラヴ。母母父サンデーサイレンス。半妹のステルナティーア(父ロードカナロア)はサウジアラビアRC2着。
<一言コメント>かつてのGⅠ馬も昨年は迷走気味。昨冬はダートに初めて挑むも走らず。秋は2戦消化したが、いずれも本来の力には程遠い成績だった。今回はトップハンデの58キロだが、適性距離のマイルに戻って復活への第一歩となるだろうか。
⑯メイケイダイハード 牡7 酒井(AD系×KK系)
前走:21年ディセンバーS(L)11着
BP:21年米子S(L)5着
血統:E 能力:E
<血統分析>父ハードスパン×母父キングカメハメハ。母母父フジキセキ。
<一言コメント>20年の中京記念では18番人気1着と大波乱の立役者となったが、それ以来勝利はない。前走からは中1週のローテだが、斤量3キロ減はこの馬にとって大幅にプラス。あの中京記念と同じ鞍上を再度迎え、再びサプライズを起こせるか。
以下は血統出馬表となります。
<良馬場想定>
~京都金杯血統予想~
◎⑤ディアンドル
〇⑫エアロロノア
▲⑩カイザーミノル
△①ヴィジュネル
△⑧ルークズネスト
△⑪ダイワキャグニー
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