2022高松宮記念(GⅠ)予想
こんばんは。ちゃろです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私は最近仕事が繁忙シーズンでしてさらに国家試験の勉強などもあって満足にブログ更新ができていません。数少ない(笑)参考にしてくださっている方々申し訳ありません。その分というわけではないですが、今回結構いい予想ができたと思うので是非参考にしていただければ幸いです。
さて、本日は春のスプリント頂上決戦「高松宮記念(GⅠ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
データについてはターゲットなど有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
3月27日 2022高松宮記念(GⅠ)血統予想
~高松宮記念の過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去7年)
・20、21年は重馬場開催。今年もタフな馬場が予想される
・好走数は父アドマイヤムーンが4回、ディープインパクトが3回、キングカメハメハ、ダイワメジャー、ロードカナロアが2回ずつ
・母父はカポウティ、サンデーサイレンス、マーベラスサンデー、ロックオブジブラルタルが2回ずつ
<系統のワン!ポイント>(過去7年)
・父AP系が6回好走。KK系が4回、DI系が3回と続く。ミスプロ系攻勢。
・母父はAD系、LS系が4回、AN系、ED系が3回好走
・父母父はED系9回、LS系4回、AD系3回。
・母母父はED系が5回、AD系、EP系が4回好走している。
・芝のレースでここまでサンデー系に偏らず、アメリカ血統でも好走が目立つレースは珍しい。
~高松宮記念と中京芝1200mのその他のポイント~
【馬場・枠順】
・枠順成績はその年によってやや異なる。過去10年では2枠が3勝2着2回。4枠は勝ち馬こそいないが、2着2回、3着4回
・さすがのスプリントGⅠだけあってスローペースになることは皆無。速い流れからの持続力を問われる
・上がりだけの勝負になることももちろんない。上がりは速いに越したことはないが、スプリントなので差がつきにくくポジションの方が重要
【年齢・性別・斤量】
・4~6歳の馬が中心。中でも5歳馬に注目。7歳以上はかなり厳しい
・近年でもレシステンシア、モズスーパーフレア、ナックビーナスなど牝馬でも十分に戦える
【波乱度】
・1人気は【2-1-3-4】、2人気は【3-4-0-3】、3人気は【2-2-3-3】とイメージほど荒れていない
以上から
ある程度ポジションを取れる馬
血統的にはサンデー系は不振なのでミスプロ系や母父アメリカ血統に注目して
狙ってみたいと思います
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
中京 高松宮記念(GⅠ)分析と予想
~出走馬全頭血統分析~
馬番 名前 性別馬齢 騎手
(血統組み合わせ)
前走
近5走ベストパフォーマンス(BP)
血統適正、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価
血統構成、血統分析・一言コメント
の順に表記
①サリオス 牡5 石橋
(LS系×ED系)
前走:21年香港マイル(香GⅠ)3着
BP:21年香港マイル(香GⅠ)3着
血統:E 能力:B
<血統構成>父ハーツクライ×母父ロミタス。母母父タイガーヒル。母サロミナ。
<血統分析・一言コメント>これが初めてのスプリント戦。前走の香港マイルでは復調気配を見せた。スプリントでの実力は未知数だが、私の分析ではこの馬はむしろ距離を伸ばして良さを発揮するタイプだと思っているので血統的にはプラスと判断はしにくいところ。
②ナランフレグ 牡6 丸田
(DS系×RB系)
前走:22年オーシャンS(GⅢ)2着
BP:22年オーシャンS(GⅢ)2着
血統:D 能力:C
<血統構成>父ゴールドアリュール×母父ブライアンズタイム。母母父タマモクロス。母ケリーズビューティ。
<血統分析・一言コメント>これまた血統的にはスプリントに向きそうなタイプには見えないが、成長期を迎えて充実している。戦う相手は強くなるが、末脚という決め手は持っている。当コースは【1-2-1-1】と好相性だ。ただペースも速くなる中で実力を発揮できるかはイマイチ計算しにくいところではある。出遅れやすいのもマイナス材料。
③シャインガーネット 牝5 田辺
(LS系×AP系)
前走:22年シルクロードS(GⅢ)2着
BP:22年シルクロードS(GⅢ)2着
血統:E 能力:D
<血統構成>父オルフェーヴル×母父ゴーンウエスト。母母父スルーピー。母ベルベットローブ
<血統分析・一言コメント>戦ってきた相手を考えると今回は大幅な相手強化。厳しいレース運びになりそうだが、当コースは昨年のシルクロードSで2着。さらに今走では好成績の2枠を生かしたい。
④ライトオンキュー 牡7 横山典
(ED系×AP系)
前走:21年京阪杯(GⅢ)7着
BP:21年シルクロードS(GⅢ)2着
血統:D 能力:E
<血統構成>父シャマーダル×母父レイヴンズパス。母母父クリスエス。母グレイトタイミング。
<血統分析・一言コメント>血統は日本では非主流系でこのレースには向くが、近走はやや振るわず力が落ちてきた印象は否めない。好枠を生かしてレースを進めることができれば。
⑤レイハリア 牝4 亀田
(KK系×LS系)
前走:21年京阪杯(GⅢ)16着
BP:21年キーンランドC(GⅢ)1着
血統:E 能力:F
<血統構成>父ロードカナロア×母父マンハッタンカフェ。母母父トニービン。母ライトリーチューン。
<血統分析・一言コメント>注目のミスプロ系。1~3着までが重賞制覇をした葵Sの覇者。前走は負けすぎだが、もう一段成長があればここでも。
(SS系×EN系)
前走:22年阪急杯(GⅢ)3着
BP:22年阪急杯(GⅢ)3着
血統:E 能力:D
<血統構成>父ダイワメジャー×母父ジャングルポケット。母母父リアファン。母サイモンドルチェ。
<血統分析・一言コメント>血統的にはもう少しスピード強化の血が欲しい。超一流との対戦はこれが初めて。実力不足は否めないが近走は充実した成績でこの舞台に進んできた。相手はかなり強化されるが流れに乗れれば。
⑦レシステンシア 牝5 横山武
(SS系×ED系)
前走:22年香港スプリント(香GⅠ)2着
BP:22年スプリンターズS(GⅠ)2着
血統:B 能力:A
<血統構成>父ダイワメジャー×母父リザードアイランド。母母父ポリグロート。母マラコスタムブラダ。
<血統分析・一言コメント>昨年タイム差なしの2着馬。2歳時の阪神JFは勝ち切ったが、3歳以降GⅠでは2着5回と決め手があと一歩足りないシルバーコレクター。スピードは素晴らしいものがあり、このメンバーでも実力はトップクラスだろう。
⑧ジャンダルム 牡7 荻野極
(AD系×LS系)
前走:22年オーシャンS(GⅢ)1着
BP:22年オーシャンS(GⅢ)1着
血統:D 能力:D
<血統構成>父キトゥンズジョイ×母父サンデーサイレンス。母母父ダンジグ。母ビリーヴ。
<血統分析・一言コメント>前走のオーシャンSは先行して抜け出す見事な競馬で2歳時以来の重賞2勝目。ただし、オーシャンS勝ち馬は過去このレースで成績を残せていない。ムラ駆けタイプで安定感はないが勢いそのままGⅠ制覇を目指す。
⑨ロータスランド 牝5 岩田望
(RB系×AD系)
前走:22年京都牝馬S(GⅢ)1着
BP:22年京都牝馬S(GⅢ)1着
血統:D 能力:C
<血統構成>父ポイントオブエントリー×母父スキャットダディ。母母父クリスエス。母Little Miss Muffet。
<血統分析・一言コメント>血統的にはロベルトを2本持っており、底力を問われるこのレース自体は向きそう。これが初めての1200mで流れなど不安もあるが、安定した先行力をここでも発揮できれば面白い存在になってもおかしくない。
⑩キルロード 騙7 菊沢
(KK系×JN系)
前走:22年オーシャンS(GⅢ)6着
BP:21年福島テレビオープン(OP)1着
血統:D 能力:E
<血統構成>父キングカメハメハ×母父サクラバクシンオー。母母父シーキングザゴールド。母キルシュワッサー。
<血統分析・一言コメント>注目のミスプロ系だが、過去成績を見ると実力的にはかなり厳しい戦いとなりそう。7歳と成長面でも上積みを期待できず・・・。
⑪クリノガウディー 牡6 松岡
(RB系×TT系)
前走:22年阪急杯(GⅢ)14着
BP:21年セントウルS(GⅡ)3着
血統:E 能力:E
<血統構成>父スクリーンヒーロー×母父ディアブロ。母母父メジロライアン。母クリノビリオネア。
<血統分析・一言コメント>20年このレースの幻のチャンピオン。実力は申し分ないが昨年秋から大スランプ。状態の立て直しは必須となる。
⑫エイディーンガール 牝6 秋山
(AD系×SS系)
前走:22年阪急杯(GⅢ)10着
BP:21年京阪杯(GⅢ)1着
血統:D 能力:E
<血統構成>父ヨハネスブルグ×母父アグネスタキオン。母母父ヘクタープロテクター。母センターグランタス。
<血統分析・一言コメント>血統的には適性は悪くないだろう。昨秋の京阪杯では1着と結果を残しており、6歳牝馬ではあるが衰えている兆候も見られない。ただGⅠとなるとやはりもう一段階パフォーマンスを上げる必要がありそうだ。
⑬トゥラヴェスーラ 牡7 鮫島駿
(LS系×AN系)
前走:22年阪急杯(GⅢ)2着
BP:22年阪急杯(GⅢ)2着
血統:D 能力:D
<血統構成>父ドリームジャーニー×母父アドマイヤコジーン。母母父ウッドマン。母ジャジャマーチャン。
<血統分析・一言コメント>極端にスプリントに強い血を持っておらず7歳馬なのが悩みどころだが血統的にも晩成傾向があり、まだ成長力を兼ね備えている。ここ2戦連続で上がり最速をマークし、昨年の高松宮記念でも4着と適性は十分。展開はまれば一発も。
⑭ダイアトニック 牡7 岩田康
(KK系×LS系)
前走:22年阪急杯(GⅢ)1着
BP:22年阪急杯(GⅢ)1着
血統:C 能力:D
<血統構成>父ロードカナロア×母父サンデーサイレンス。母母父アレミロード。母トゥハーモニー。
<血統分析・一言コメント>血統は好相性のロードカナロア産駒。前走の阪急杯では3番手追走から34秒2の末脚で勝ち切り重賞3勝目。ただ年齢を重ねるにつれて1200mではやや忙しく1400mがベストな気もする。
⑮ファストフォース 牡6 柴山
(KK系×JN系)
前走:22年オーシャンS(GⅢ)9着
BP:21年京阪杯(GⅢ)3着
血統:D 能力:F
<血統構成>父ロードカナロア×母父サクラバクシンオー。母母父デインヒル。母ラッシュライフ。
<血統分析・一言コメント>スピードを特徴とする種牡馬の組み合わせ配合で適性はあるが、昨秋からややスランプ気味。ローカルなど単純なスピード比べなら勝負になるが、このコースとタフな馬場はプラスになるとは思えない。
⑯ダイメイフジ 牡8 小沢
(AP系×LS系)
前走:22年オーシャンS(GⅢ)8着
BP:22年オーシャンS(GⅢ)8着
血統:F 能力:F
<血統構成>父アグネスデジタル×母父ダンスインザダーク。母母父ストームバード。母ダイメイダーク。
<血統分析・一言コメント>今回メンバーで最年長の8歳馬。血統うんぬんの前に近走は全く成績が振るわず参加賞やむなし。
⑰メイケイエール 牝4 池添
(DI系×ED系)
前走:22年シルクロードS(GⅢ)1着
BP:22年シルクロードS(GⅢ)1着
血統:E 能力:B
<血統構成>父ミッキーアイル×母父ハービンジャー。母母父クロフネ。母シロインジャー。
<血統分析・一言コメント>ご存知シラユキヒメ一族。レースを重ねるごとに競馬を覚えてきたという印象。前走のシルクロードSではしっかりと前に壁を作り我慢が出来た結果、高パフォーマンスに繋がった。まともに走ればまだまだ上積みもありそうで、面白い一頭になりそう。
⑱グレナディアガーズ 牡4 福永
(ED系×AP系)
前走:21年阪神C(GⅡ)1着
BP:21年阪神C(GⅡ)1着
血統:B 能力:B
<血統構成>父フランケル×母父ハーリントン。母母父シルヴァーデピュティ。母ウェイヴェルアベニュー。
<血統分析・一言コメント>純粋なスプリンターではないが、サドラーズウェルズ系の持続力を生かす競馬が得意。短い距離でも戦えるスピードは母系のアメリカ血統より補ったもの。高速決着になりにくいタフな馬場はこの馬にとっては持ってこい。スプリントな流れに惑わされず外枠から自分の競馬ができれば。
~高松宮記念血統予想~
◎⑱グレナディアガーズ
〇⑦レシステンシア
▲⑭ダイアトニック
△⑨ロータスランド
△⑬トゥラヴェスーラ
【買い目】
具体的にはオッズ次第ですが、◎の単勝。◎から印に流す馬を買おうと思います。
個人的には①サリオス、⑰メイケイエールを軽視するのが今回のポイントと見ています。
7歳馬ではありますが、血統適正が合いそうな⑭ダイアトニックに穴の期待をしています。
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