2022東海S(GⅡ)予想
こんにちは。ちゃろです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、本日はフェブラリーS前哨戦「東海S(GⅡ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
データについてはターゲットなど有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
▼AJCCの血統分析はこちらから↓↓
1月23日 2022東海S(GⅡ)血統予想
~東海Sの過去血統傾向~
<ワン!ポイント>
・昨年は単勝2.0倍と圧倒的1番人気に支持されたインティが着外に沈み、2人気、7人気、12人気で決着の波乱
・20年は京都開催だったので参考にするときは注意
・過去5年父ケイムホーム、ディープスカイ、ネオユニヴァースが好走数2回でトップ
・母父はアフリートが好走数3回、ノーザンアフリート、フジキセキが2回
→アフリートの血が好相性!適正が合うようです。
<系統の分析>
・父DS系が好走数6回、AP系が4回、AN系が2回(ただしAN系のエーピーインディ系が絡んだのは京都開催時で中京では絡んでいない)
・母父はAP系が好走数7回と圧倒的トップ。SS系が3回続く
・父母父はAM系5回、AD系3回、EP系2回とアメリカ型血統の好走が目立つ
・母母父はAP系が4回、AD系が3回、ED系、EM系がそれぞれ2回
~東海Sと中京ダ1800mのその他のポイント~
【馬場・枠順】
・ここ2年は不良、重と道悪開催。時計もやや速い
・京都開催を含めても1枠が不振で馬券内がない
・4枠が近5年で4勝しているが、人気馬なので枠の有利かどうかは微妙。むしろ人気薄の狙い目は外枠か
・近5年で勝ち馬4頭がレースを先行し3番手以内でレースを進めている。重たいダート重賞らしく後方からの瞬発力は問われない
・先行して抜け出し、粘る持続力やパワーが要求される
【年齢・性別・斤量】
・5歳馬が3連勝中。4歳馬は前走好走馬を、5歳以上は巻き返しを狙うのが吉
・別定戦。56キロの成績が良い
【波乱度】
・昨年は1番人気が着外だったが、17~19年は3連勝と信頼度は低くない。しかし紐荒れが多いイメージ
【その他】
・展開的には逃げ、先行有利。勝つのはおそらく前に行った馬だが、穴は差し馬
以上から血統的にはアメリカ血統が強く、パワーと持続力を兼ね備えた馬を狙ってみたいと思います
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
中京 東海S(GⅡ)血統出馬表と予想
~出走馬全頭血統分析~
馬番 名前 性別馬齢 騎手(血統組み合わせ)
前走
近5走ベストパフォーマンス(BP)
血統適正、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価
血統構成、血統分析、一言コメント
の順に表記
①スマッシャー 牡4 坂井(AN系×KK系)
前走:21年武蔵野S(GⅢ)11着
BP:21年ユニコーンS(GⅢ)1着
血統:E 能力:D
<血統構成>父マジェスティックウォリアー×母父キングカメハメハ。母母父サンデーサイレンス。母スマッシュは6戦0勝。母母ロフティーエイムは福島牝馬Sの勝ち馬。近親にエイムアンドエンド(共同通信杯3着)がいる。
<血統分析>エーピーインディ系らしく時計の速いダートで強さを発揮する。中京の今の馬場でどうか。
<一言コメント>ユニコーンS覇者だが、秋は不振。できれば重馬場でやりたい。
②グレートタイム 牡7 岩田望(KK系×SS系)
前走:21年カノープスS(OP)2着
BP:21年ブラジルカップ(L)1着
血統:E 能力:E
<血統構成>父キングカメハメハ×母父フジキセキ。母母父オーサムアゲイン。母ミラクルレジェンドはエンプレス杯など重賞4勝※。兄弟。近親にローマンレジェンド(東京大賞典)がいる。
※当時の重賞(グレード)基準によるもの
<血統分析>長距離血統ではないものの、オープン昇格後は決め手に欠けるため長距離ダートに活路を見出した。適正ではアメリカダートの血がやや薄く感じる。
<一言コメント>リステッド、オープン特別と連続好走。展開に恵まれれば重賞でも。
③アイオライト 牡5 菱田(ED系×ED系)
前走:21年ベテルギウスS(L)1着
BP:21年ベテルギウスS(L)1着
血統:E 能力:D
<血統構成>父ローレルゲレイロ×母父オペラハウス。母母父ラッキーソヴリン。母ステラアクトレスは金沢で2勝。母母カムイイットーはシンザン記念3着。
<血統分析>ダートの血は全く持っていないが、芝でキレ負けするためにダート中距離で結果を出す典型的なパターン。重賞でどこまで通用するか。
<一言コメント>おそらくハナに行く。先行する力があり、距離延長で結果を出している。タフな持続力はぴったりだが、スピードが心配。
④デュードヴァン 牡5 松山(ED系×AN系)
前走:21年師走S(L)3着
BP:21年師走S(L)3着
血統:D 能力:E
<血統構成>父デクラレーションオブウォー×母父タピット。母母父ストームキャット。母ジェラスキャットは米で3勝。近親にタピキャット(フロリダオークス(米GⅢ)=芝)がいる。
<血統分析>アメリカ色が強い構成。スピードの出るダ―トの方が力を発揮できる。
<一言コメント>近走は連続3着と安定した走り。左回りで3勝と得意にしている。
⑤スワーヴアラミス 牡7 松田(LS系×AD系)
前走:21年チャンピオンズカップ(GⅠ)8着
BP:21年エルムS(GⅢ)1着
血統:D 能力:D
<血統構成>父ハーツクライ×母父スライゴーベイ。母母父ウィズアプルーヴァル。母ベイトゥベイは加ナッソーSなど海外芝重賞2勝。
<血統分析>サンデー系が走る馬場なら牝系は合いそうな血統。
<一言コメント>前走オーヴェルニュと差のない競馬も近走は後方からの競馬ばかりが少し心配。左回りは【1-0-0-5】と不向き。
⑥ミヤジコクオウ 牡5 武豊(LS系×RB系)
前走:22年ポルックスS(OP)7着
BP:21年三宮S(OP)2着
血統:E 能力:F
<血統構成>父ヴィクトワールピサ×母父ブライアンズタイム。母母父ブレイヴェストローマン。母エミネントシチーは芝ダートで計3勝。半兄のエスポワールシチー(父ゴールドアリュール)はジャパンカップダートなどダートGⅠ9勝。
<血統分析>血統的には悪くないが、成長力は頭打ち。上積みもどうか。
<一言コメント>当コースは昨年6月に2着。前回は前の競馬も経験した。中1週でデキが気になる。
⑦ハヤヤッコ 牡6 池添(KK系×AD系)
前走:21年ベテルギウスS(L)9着
BP:21年スレイプニルS(OP)1着
血統:C 能力:E
<血統構成>父キングカメハメハ×母父クロフネ。母母父サンデーサイレンス。母マシュマロはダートで2勝。半弟のピオノノ(父キングカメハメハ)は北海道2歳優駿の3着。近親にユキチャン(関東オークスなど重賞3勝)、ソダシ(桜花賞などGⅠ2勝)がいる。
<血統分析>パワーある末脚は血統的な証明。ただ今の中京の馬場に合うイメージがしにくい。
<一言コメント>近走は好走できていないが、末脚にはさび付いていない。後方一気が武器だけに展開次第なところもある。
⑧カデナ 牡8 和田竜(DI系×AD系)
前走:21年天皇賞(秋)(GⅠ)16着
BP:21年安田記念(GⅠ)6着
血統:F 能力:G
<血統構成>父ディープインパクト×母父フレンチデピュティ。母母父シアトルスルー。母フレンチリヴィエラはサラブレッドクラブオヴアメリカS(米GⅢ)の勝ち馬。半兄スズカコーズウェイ(父ジャイアンツコーズウェイ)は京王杯スプリングカップの勝ち馬。半弟テンダンス(父ジャスタウェイ)は東スポ杯2歳S3着。
<血統分析>もともと2歳から活躍できる芝のスピード血統だったわけで、ズブくなったからダートで勝てるほど甘くない。
<一言コメント>8歳、35戦目にしてダート初挑戦。昨年は掲示板に届かなかったものの末脚は健在。ダートでどのような競馬を見せるか。
⑨ケンシンコウ 牡5 丸山(AN系×AP系)
前走:21年師走S(L)9着
BP:21年ジュライS(L)1着
血統:C 能力:F
<血統構成>父パイロ×母父クリプティックラスカル。母母父アジュディケーティング。母マトゥリアルカは南関東で10勝。
<血統分析>今回最重要とも言えるアメリカミスプロの血を内包している。巻き返しに期待。
<一言コメント>かつてのレパードS覇者。成績は伸び悩んでいる。まずは勝利へのきっかけを。
⑩ゲンパチルシファー 牡6 川島(KK系×AD系)
前走:21年ベテルギウスS(L)7着
BP:21年白川郷S(3勝ク)1着
血統:D 能力:E
<血統構成>父トゥザグローリー×母父クロフネ。母母父ミスワキ。母ラブリイステラはダートで2勝。
<血統分析>いかにも芝ではキレが足りず、中距離ダートが向きそうな血統。適正は悪くない。
<一言コメント>当コースは1勝、3着1回とまずまず。得意の先行する競馬に加え、前回は控えての上がり競馬を経験。馬体重絞れれば。
⑪オーヴェルニュ 牡6 団野(DS系×RB系)
前走:21年チャンピオンズカップ(GⅠ)6着
BP:21年平安S(GⅢ)1着
血統:C 能力:C
<血統構成>父スマートファルコン×母父タニノギムレット。母母父フジキセキ。母ギュイエンヌは芝ダートで計3勝。
<血統分析>昨年の王者。適正はもちろん悪くないだろうが、馬場がまったく違う点は注意。
<一言コメント>中京巧者で3勝。中でも当コースは2勝と相性は抜群。昨年より斤量は1キロ増も問題なさそうで。
⑫イッツクール 牡6 酒井(AP系×AP系)
前走:22年門司S(OP)競走中止
BP:21年名鉄杯(OP)9着
血統:D 能力:G
<血統構成>父アルデバランⅡ×母父エンパイアメーカー。母母父アグネスタキオン。母タキオンメーカーは出走データなし。
<血統分析>力は全く足りないだろうが、本当であれば狙いたいアメリカミスプロの血を2本内包。ただ血統以前の問題のような気もするが。
<一言コメント>近走は二桁着順続き。メンバー強化に加えて距離も長そう。ローテも連闘で。
⑬ブルベアイリーデ 牡6 M・デムーロ(SS系×EP系)
前走:21年武蔵野S(GⅢ)4着
BP:21年シリウスS(GⅢ)3着
血統:D 能力:D
<血統構成>父キンシャサノキセキ×母父ストーミングホーム。母母父ブライアンズタイム。母シルクシンフォニーはダート2勝、地方でも2勝。
<血統分析>根っからのダート血統ではないが、キンシャサノキセキやブライアンズタイムなどダート中距離でも活躍できる血が内包。ダッシュ力に心配も。
<一言コメント>過去成績から1800mは適正範囲。1ハロンの距離延長だが問題なさそう。9戦連続掲示板の安定間で実力は重賞レベル。
⑭シャイニービーム 牡10 加藤(EN系×LS系)
前走:20年リゲルS(L)4着
BP:20年リゲルS(L)4着
血統:F 能力:G
<血統構成>父カンパニー×母父サンデーサイレンス。母母父ミスタープロスペクター。母クリスタルコーストは芝で1勝。近親にホオキパウェーブ(オールカマー)がいる。
<血統分析>ダートの血は特になくズブさだけで勝負の10歳馬。
<一言コメント>3年ぶりに東海Sの舞台へ戻ってきたが久々のダートで適性も合っているとはいえず・・・。
前走:21年チャンピオンズカップ(GⅠ)15着
BP:21年シリウスS(GⅢ)1着
血統:C 能力:B
<血統構成>父マジェスティックウォリアー×母父スペシャルウィーク。母母父シアトリカル。母オーパスクイーンはダートで3勝。近親にサンライズベガ(小倉大賞典)がいる。
<血統分析>マジェスティックウォリアーはアメリカミスプロ血統を内包しているので適正はあると見る。ヌレイエフも内包しており、血統適正は向くだろう。
<一言コメント>条件やコースを問わず相手なりに先行できる安定性はピカイチ。前走は惨敗だが、太め残りと原因明白で馬体重にも注目。
⑯プリティーチャンス 牝5 柴山(RB系×LS系)
前走:21年クイーン賞(GⅢ)3着
BP:21年クイーン賞(GⅢ)3着
血統:E 能力:D
<血統構成>父シンボリクリスエス×母父サンデーサイレンス。母母父リアルシャダイ。母フューチャサンデーはクイーンカップの勝ち馬。全姉のサンキューアスクはフラワーカップ3着。
<血統分析>地方競馬の馬場にも合いそうなタフさは持っているが、さすがに重賞なのでもう少しダートにのスピード血統が欲しい。
<一言コメント>紅一点、番狂わせを目指す。常に上がり上位を使える末脚は魅力十分。メンバー強化でどこまで。
以下は血統出馬表となります。
<良馬場想定>
~東海S血統予想~
〇⑦ハヤヤッコ
▲⑬ブルベアイリーデ
△①スマッシャー
△④デュードヴァン
△⑤スワーヴアラミス
穴⑨ケンシンコウ
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