2022オールカマー(GⅡ)予想
こんばんは。ちゃろです。
競馬は皆さん満喫されていますでしょうか。
私の方は約4年ぶりくらいでしょうか。水曜日に「テレ玉杯オーバルスプリント」を観てまいりました。重賞とあって盛り上がっていました。浦和競馬は毎回お祭りのような雰囲気で非常にグルメが充実していてお値段も非常にリーズナブル。
私は東村山名物の特製味噌だれ焼鳥やハムカツ、マグロかつ、唐揚げをいただきました。本当は狭山茶バーガー気になっていたのですがおなかいっぱいでして(泣)
肝心のレースの方はシャマルが貫禄の走り。佐賀のサマーチャンピオンも生観戦したので結果的にはシャマルの連勝を見てしまいました。それでもJBCは賞金不足を懸念して次走はマイルCS南部杯だそうですね。これからも期待したいです。
私はテレビやネットで簡単にチェックできる便利な時代だからこそ
生観戦のすごさを伝えていきたいと思っています。
行ったことない方はぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
さて、浦和レポートはそろそろこれくらいにして本日は「オールカマー(GⅡ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
データについてはターゲットなど有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
▼神戸新聞杯の血統分析はこちらから↓↓
9月25日 2022オールカマー(GⅡ)血統予想
~オールカマーの過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)
・父の好走数 日本型 21回 米国型 1回 欧州型 8回
・母父の好走数 日本型 5回 米国型 13回 欧州型 12回
<血統のワン!ポイント>(過去10年)
・父サンデー系(ディープ系)が過去10年で馬券になった馬30頭の内21頭。は特に父ディープ系がその内のさらに10頭。過去5年にするとかなり顕著でサンデー系有利とわかる
・父ロベルト系もなかなか好相性
・母父は過去10年で比較すると米国型と欧州型がほぼ同数だが、近年のトレンドは圧倒的に米国型。特に米国型ミスプロ系と米国型ナスルーラ系に注目。
・母母父にナスルーラ系か欧州型ノーザンダンサー系の血を持っている馬が好走している。
~オールカマーのその他の好走ポイント~
【枠順】・・・過去10年で6枠が最多3勝。連対率は1枠がトップで外に行くにつれて成績が下がる。7、8枠の成績は乏しく、内枠有利で外枠不利。
【ローテ】・・・過去10年の3着内トップは前走宝塚記念組(7回)でやや抜けている。続くのが七夕賞組(3回)。基本的には前走GⅠ、GⅡ組を狙うのが基本。前走勝った馬はオールカマーでは勝利していないのも大きなポイント。狙うべきは夏の上がり馬よりも休養明けの実績馬。
【脚質】・・・4角2、3番手の馬が2勝ずつ。3着内で見ると4角3番手、5番手、2番手の順で好走数が多かった。基本的には先行馬で中山の坂に屈せず速い上がりを使える馬が強い。
【ペース】・・・過去10年はハイペース1回、ミドルペース2回、スローペース7回。ここのところ5年連続してスローペース。今回もスロー濃厚で上記脚質の狙いたいイメージの馬と合致する。
【性別馬齢】・・・過去10年で牡馬6勝、牝馬4勝とほぼ互角。3着内だと牡馬20頭、牝馬8頭、騙馬2頭。数は牡馬の方が多いはここ2年は牝馬同士のワンツー決着。馬齢は4歳の成績が抜けてよい。5歳が続く。7歳以上は厳しいと割り切ってOK。
【斤量】・・・好走数は56キロ(15回)、57キロ(6回)、55キロ(5回)、54キロ(3回)の順。
~中山芝2200mのポイントと特注種牡馬~
・2000mよりやや後ろがスタート地点でそこから外回りコースを1周する。最初のコーナーまでの距離が長く、外回りはコーナーが緩やかなためペースが落ちないことも多い。先行馬には厳しい流れになることが多い。
・後半も直線が短いことを意識してか3角から4角にかけて早めのロングスパート合戦になりやすい。2200mというと中距離なイメージだが、距離以上にスタミナを要求されるコースとなっている。
【中山芝2200m】
<特注種牡馬>
<割引種牡馬>
以上から
血統的にはサンデー系(ディープ系)×米国型血統の馬・・・①
4ラインにナスルーラ系(できればボールドルーラー系)の血を持つ馬・・・②
前走宝塚記念組の馬・・・③
を狙ってみたいと思います
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
中山 オールカマー(GⅡ)分析と予想
~出走馬全頭血統分析~
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適正、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価、狙い目該当
血統構成
血統分析・一言コメント
の順に表記
①ロバートソンキー 牡5 56 伊藤
前走:22年日本海S(3勝クラス)1着
血統:E 能力:E 該当:②
<血統構成>父ルーラーシップ(KK)×母父サンデーサイレンス(LS)×母母父シンボリルドルフ(HE)
<血統分析>父ルーラーシップはキンカメ系の中ではスタミナに優れる血統。母母父もヘロド系のシンボリルドルフでスタミナと馬力に優れる血統。20年神戸新聞杯で当時1勝クラスを勝ち上がっていないにも関わらず3着になり大穴を開けたが、その後の成長力を考慮すれば決してフロックではなかった。ついにオープン入りして初めての重賞挑戦で真価が問われる一戦。
<一言コメント>2200mという距離はピッタリで上記神戸新聞杯で3着。他に1勝ク、3勝クはこの距離で制した。中山は初めてだが、得意の距離で伸びしろも十分。能力もまだまだ成長中というイメージ。良績が左回りに偏っている点はマイナス。
②ジェラルディーナ 牝4 54 横山武
前走:22年小倉記念(GⅢ)3着
血統:D 能力:D 該当:なし
<血統構成>父モーリス(RB)×母父ディープインパクト(DI)×母母父バートリーニ(ED)
<血統分析>母はGⅠ7勝で2度の年度代表馬になったジェンティルドンナ。ドナブリーニの牝系は活躍馬多数の名牝系一族。父はロベルト系のモーリスで2000mからの延長は距離適性的にやや長い気もするが。
<一言コメント>鳴尾記念、小倉記念と重賞で惜しくも2、3着。重賞制覇の称号はまだつかめていない。夏に一度走っている点は他馬と比べると順調なローテ。しかし初めての関東遠征はやや不安。勝利はすべて1800mで距離もやや長いか。
③ウインキートス 牝5 54 松岡
前走:22年目黒記念(GⅡ)3着
血統:B 能力:C 該当:①②(③)
<血統構成>父ゴールドシップ(LS)×母父ボストンハーバー(AN)×母母父マジェスティックライト(AP)
<血統分析>父はLサンデー系でスタミナと馬力に溢れるゴールドシップ。母系はスピードに優れる米国の短距離ダートの血であるボストンハーバーにマジェスティックライトの配合。ゴールドシップの馬力はそのまま母系から補充したスピードとその持続力でタフなスタミナレースを得意とする。非根幹距離適性も抜群。半兄のウインイクシードは中山金杯2着など中山巧者。
<一言コメント>昨年のこのレース2着馬で当コース成績は【1-2-0-0】で連対率100%と抜群。昨年とは違うローテだが、抜群のスタミナで逃げても差してもレースができる巧者だ。
④ソーヴァリアント 牡4 56 川田
前走:21年チャレンジC(GⅢ)1着
血統:C 能力:B 該当:なし
<血統構成>父オルフェーヴル(LS)×母父シンボリクリスエス(RB)×母母父フェアリーキング(ED)
<血統分析>母は桜花賞3着。半姉は愛知杯の勝ち馬マジックキャッスル。血統表からは欧州色の強い馬力血統が並ぶが母系の力か爆発的なスピードも兼ね備えている。母母父のフェアリーキングはサドラーズウェルズの全弟だが、スピードや瞬発力を持っており距離もマイル前後での好走が多いのが特徴。走りも安定しており複勝圏を外したのは1度だけ(失格1度あり)。キャリアすべてのレースで上がり3位以内を記録する豪脚を持っている。
<一言コメント>昨年の12月以来、骨折により9か月の休養を終えて実力馬が再始動。このコースは未勝利戦を勝利し、昨年はセントライト記念で2着と好走した舞台。久々実戦だが、この馬本来の実力ならいきなり好走しても。
⑤ヴェルトライゼンデ 牡5 56 戸崎
前走:22年鳴尾記念(GⅢ)1着
血統:D 能力:C 該当:なし
<血統構成>父ドリームジャーニー(LS)×母父アカテナンゴ(EM)×母母父ビーマイゲスト(ED)
<血統分析>父ドリームジャーニーはオルフェーヴルの全兄で自身も有馬記念を制した。母系はドイツの名血アカテナンゴに英愛リーディングサイアーのビーマイゲスト。ドイツ血統は底力があるのはもちろんだがスピードも兼ね備えているので欧州のイメージより瞬発力を持っている馬も多い。
<一言コメント>前走1年半ぶりのレースをきっちり勝ち切り鉄砲実績の良さを発揮。馬券を外したのもクラシックの2戦のみという安定した走りが最大の武器。中山では勝利こそないものの2着3回の実績でコース相性も良さそう。
⑥クリスタルブラック 牡5 56 吉田豊
前走:20年皐月賞(GⅠ)16着
血統:D 能力:F 該当:①(③)
<血統構成>父キズナ(DI)×母父タイキシャトル(TT)×母母父クリスエス(RB)
<血統分析>父キズナに母系は米欧のターントゥ系のクロスで比較的近い血統の配合。同じような配合の馬はダート馬も多くパワーに優れる。今回長期休み明けだが血統的には20年の京成杯を勝利しているように中山の馬場は合う。
<一言コメント>皐月賞後に発覚した屈腱炎やフレグモーネを乗り越えてかつての素質馬が2年半ぶりにターフに帰ってきた。久々の実戦でどこまでやれるか。
⑦アドマイヤアルバ セ7 56 原田
前走:22年丹頂S(OP)8着
血統:F 能力:F 該当:②
<血統構成>父ハーツクライ(LS)×母父バーンスタイン(ED)×母母父シルヴァーデピュティ(AD)
<血統分析>父はLサンデー系の中でも特にスタミナに定評があるハーツクライ。母系は米国型ノーザンダンサー系のクロスでサンデー系と配合すると成長力を早めスピードを強化する傾向がある。ただその分ハーツクライの持つ成長力が削がれてしまったか、デビューから9戦連続馬券内だったのも今は昔の話。近走はOP特別でも掲示板に載れず厳しいレースが続く。
<一言コメント>昨年のこのレースは15人気で8着と評価は微妙。使い続けられるのは長所で、今回叩き3戦目だが、年齢や近走を見ると目立つ上積みは見つけにくい。
⑧デアリングタクト 牝5 54 松山
前走:22年宝塚記念(GⅠ)3着
血統:C 能力:B 該当:③
<血統構成>父エピファネイア(RB)×母父キングカメハメハ(KK)×母母父サンデーサイレンス(LS)
<血統分析>完全復活を目指す牝馬三冠馬。母母のデアリングハートは重賞3勝。父エピファネイアはロベルト系だが、シーザリオ(サンデー系)の影響を強く受けており、ロベルト系本来の馬力、スタミナというよりは瞬発力やスピードを持った馬も多い。その分日に日に早熟説が出てきているが、払拭するように宝塚記念では3着となりむしろ復活を印象付けた。牝系も重賞牝系で持っている才能は一級品。三冠を取ったころと比べるとズブさが増したのは事実。万全の状態なら当然能力上位だが。
<一言コメント>意外にも中山は初めてで適性はやや未知数。1年ぶりに復帰したヴィクトリアマイルは直線内からじわじわ伸びて、前走の宝塚記念は上がり2位の末脚で3着に飛び込み故障からの復活を印象付けている。ケガの不安を払拭し、勝利で完全復活を印象づける。
⑨クレッシェンドラヴ 牡8 56 内田
前走:22年天皇賞(春)(GⅠ)14着
血統:D 能力:E 該当:(③)
<血統構成>父ステイゴールド(LS)×母父サドラーズウェルズ(ED)×母母父クリス(EP)
<血統分析>数少なくなってきたステイゴールドの直仔。ステイゴールドはサンデー系の中では欧州色が強いタイプだが、母系も欧州血統の代表サドラーズウェルズに英国名マイラーのクリスの配合。馬力やスタミナは大きな長所。8歳で迎える秋緒戦で状態はどこまで。
<一言コメント>福島で重賞2勝の実力馬も8歳となりやや陰りが見えてきた。実戦は4か月半ぶり。当コースは2勝を挙げている舞台で適性はある。フレッシュな状態で自分の走りを取り戻せれば。
⑩テーオーロイヤル 牡4 56 菱田
前走:22年天皇賞(春)(GⅠ)3着
血統:C 能力:B 該当:(③)
<血統構成>父リオンディーズ(KK)×母父マンハッタンカフェ(LS)×母母父クリスエス(RB)
<血統分析>半兄は帝王賞の勝ち馬メイショウハリオ。とにかくこの兄弟はスタミナがあり、兄はダート的なパワーを、この馬はさらにスタミナや馬力を強化したイメージ。
<一言コメント>近走からはすっかりステイヤーのイメージだが、1勝クでは中京とはいえ2200mを勝利している。前走は58キロを背負いながらディープボンド1馬身差の3着は大健闘。ペースや展開が合えば。
⑪キングオブドラゴン 牡5 56 三浦
前走:22年鳴尾記念(GⅢ)5着
血統:B 能力:E 該当:①②
<血統構成>父ハーツクライ(LS)×母父コロナドズクエスト(AP)×母母父ロードアットウォー(AM)
<血統分析>父ハーツクライの特徴である成長力がよく伝わっている。3歳時から勝ち切れない競馬が多く時間を要したが、昨秋からはその才能が開花しつつある。母父はフォーティナイナー系のコロナドズクエストでダッシュや持続力を強化している。半兄アメリカズカップはきさらぎ賞の勝ち馬。
<一言コメント>7戦連続4角先頭を走っているように脚質は極端な逃げ。当コースは3勝クで勝利しており【1-1-0-1】と好相性。マイペースに持ち込めれば。
⑫フライライクバード 牡5 56 福永
前走:22年目黒記念(GⅡ)9着
血統:D 能力:E 該当:(③)
<血統構成>父スクリーンヒーロー(RB)×母父シンボリクリスエス(RB)×母母父ノーザンテースト(ED)
<血統分析>父も母父もロベルト系同士の配合。スタミナは優れているがキレキレの末脚があるわけではないので決め手不足は否めず、条件戦時代は常に1人気を背負いながら勝ちきれなかった。ローテーションは距離延長の方が良さそう。半姉はフローラS、ターコイズSを制したシングウィズジョイ。
<一言コメント>中山は初参戦。勝ち味に遅く、決め手不足だがまだまだ成長中とすら思わせる能力は魅力あり。昨年のアルゼンチン共和国杯の3着でスタミナを生かす展開になれば。
⑬バビット 牡5 56 横山典
前走:21年中山記念(GⅡ)14着
血統:D 能力:F 該当:①(③)
<血統構成>父ナカヤマフェスタ(LS)×母父タイキシャトル(TT)×母母父ヌレイエフ(ED)
<血統分析>父は凱旋門賞2着馬のナカヤマフェスタ。ステイゴールドにリボー系の配合でスピードと馬力が優れていたことを考えれば凱旋門賞で好走したのも納得がいく。母系はパワーや持続力を得意とする配合で持久戦になれば出番も。実戦は21年2月以来なのでデキも要チェック。
<一言コメント>一昨年秋の当コースで行われるセントライト記念で優勝。その後浅屈腱炎などがあり長期休養を強いられていたが、ここで復帰。まずはこの馬らしいのびのびとした逃げを繰り出すところから。
~オールカマー血統予想~
この1頭で勝負します!!
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〇⑩テーオーロイヤル
▲⑧デアリングタクト
注⑪キングオブドラゴン
△④ソーヴァリアント
△②ジェラルディーナ
△
消
印は打ちましたが、馬券妙味的に注目は◎本命馬と⑩テーオーロイヤル、⑪キングオブドラゴンの3頭。しっかりオッズや馬場を見ながら最終決定したいと思います。
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