2023AJCC(GⅡ)予想
こんばんは。ちゃろです。
皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。
さて、本日は「アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)(以下AJCC)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
・今回はGⅠではないので簡易版となります。
・データについては有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
▼東海Sの血統分析はこちらから↓↓
1月22日 2023AJCC(GⅡ)血統予想
~AJCCの過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)
・父の好走数 日本型 17回 北米型 1回 欧州型 12回
・母父の好走数 日本型 8回 北米型 5回 欧州型 17回
<血統のワン!ポイント>(過去10年)
・父日本型であるサンデー系(ディープ系)が過去10年で馬券になった馬30頭の内17頭。まずまずといったところ。ただ近3年で勝利はない。
・父、母父とも欧州型血統が非常に優秀。欧州型の特徴であるスタミナや馬力などが求められるレースであることがわかる。
・母母父が欧州型だったのは30頭中22頭。母系に欧州の血が必須である。
・今回大注目なのが父ステイゴールド系。勝利こそないもののたくさん好走例があり穴馬も多かったので参考まで以下羅列してみる。
▼父ステイゴールド系の好走馬
・マイネルファンロン(父ステイゴールド、22年11人気2着)
・ヴェルトライゼンデ(父ドリームジャーニー、21年3人気2着)
・ステイフーリッシュ(父ステイゴールド、20年5人気2着)
・ミライヘノツバサ(父ドリームジャーニー、17年3人気3着)
・ショウナンバッハ(父ステイゴールド、16年7人気3着)
※ドリームジャーニーはステイゴールドの子供でオルフェーヴルの全兄。
・父欧州型が近3年3連勝中。注目したい血統
▼父欧州型の好走馬例
・キングオブコージ(22年3人気1着)
・ボッケリーニ(22年4人気3着)
・ラストドラフト(20年、21年連続3着)
・アリストテレス(21年1人気1着)
・ブラストワンピース(20年1人気1着)
・父ディープインパクト×母父北米型血統はここ数年不振。もちろん馬場状態もあるがここ2年は裏切っている
▼父ディープインパクト×母父北米型血統で凡走した馬
・ポタジェ(22年2人気5着)
・サトノフラッグ(21年2人気11着)
~AJCCの注目好走ポイント~
※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。
枠順、ローテーション、騎手、調教師、ペース、脚質、性別、馬齢、斤量など。
今回の注目ポイントは
【ローテ】・・・過去10年の3着内トップは中日新聞杯組(5回)。菊花賞組、金鯱賞組が(4回)続く。ただ金鯱賞は現在春開催で中日新聞杯と実質入れ替わったため年末の中京開催のローテが良いようだ。ちなみに昨年は前走中日新聞杯組が1~3着独占。
【実績】・・・直線の短い小回りコースの重賞で実績を残している馬が好走している。
【騎手】・・・過去10年でルメール騎手が4回馬券になっている。続くのが横山典騎手、戸崎騎手、内田騎手、田辺騎手で2回。
【ペース・脚質】・・・過去10年はハイペース1回、ミドルペース2回、スローペース7回。近5年はスローペース。結局は上がり勝負になることも多く35秒前後で坂で失速しない馬力が必要。
~AJCCで狙うべき馬~
以上から
血統的にはスタミナ、馬力に強い父欧州型の馬・・・①
(父キングマンボ系なら母父か母母父が欧州型血統の馬)
父ステイゴールド系の馬・・・②
を狙ってみたいと思います。
上記を一応狙い目とはしましたが幅広い意味でスタミナがある馬がポイントだと思います。
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
中山 AJCC(GⅡ)分析と予想
~注目馬の血統分析~
人気上位馬を中心に血統的に気になる馬を数頭ピックアップして分析します
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適性、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価、狙い目該当
血統構成・血統分析・一言コメント
の順に表記
※騎手は予定。血統適性、能力ランクは後日更新します。
アリストテレス 牡6 57 横山和
前走:22年有馬記念(GⅠ)14着
血統:D 能力:D 該当:①
<血統構成>父エピファネイア(RB)×母父ディープインパクト(DI)×母母父トニービン(EN)
<血統分析>父はロベルト系のスタミナとサンデーのスピードを併せ持ち、菊花賞、ジャパンCとGⅠ2勝で中長距離で活躍。母父は日本競馬界の至宝。母ブルーダイアモンドは中央で6戦0勝。同じ牝系一族にリンカーン(有馬記念2着)、ヴィクトリー(皐月賞)らがいる。
<一言コメント>21年のこのレースの勝ち馬。当時はコントレイルを最も追い詰めた馬というポジションだった。不振の昨年は3走すべて二桁着順で本来の走りを取り戻せず。ここで再浮上を。
エヒト 牡6 57 田中勝
前走:22年チャレンジC(GⅢ)3着
血統:C+ 能力:C 該当:①
<血統構成>父ルーラーシップ(KK)×母父ディープインパクト(DI)×母母父デインヒル(ED)
<血統分析>父はトニービンの影響を強く受け抜群のスタミナと馬力を持ち中長距離で活躍し重賞5勝。国内GⅠは制覇できなかったが、香港のクイーンエリザベスⅡ世Cを制した。母父は日本競馬の至宝で三冠に有馬記念などGⅠ7勝。
<一言コメント>昨年のこのレースは9着も本格化したのはその後。七夕賞で重賞初制覇し、暮れのチャレンジカップでも3着と今や重賞でも十分やれる。求められる小回り実績もよく、昨年の姿とは違うはず。
エピファニー 牡4 56 戸崎
前走:22年ノベンバーS(3勝ク)1着
血統:C 能力:C+ 該当:①
<血統構成>父エピファネイア(RB)×母父ディープインパクト(DI)×母母父ゴールドアウェイ(ED)
<血統分析>父はロベルト系のスタミナとサンデーのスピードを併せ持ち、菊花賞、ジャパンCとGⅠ2勝で中長距離で活躍。母父は日本競馬の至宝で三冠に有馬記念などGⅠ7勝。母母父はヌレイエフ系。母母は仏重賞3勝のミュージカルウェイ。近親にオークス、秋華賞の二冠馬ミッキークイーンがいる。
<一言コメント>通算成績は【4-1-1-0】と一度も複勝圏を外したことのない走りはまだ底を見せていない。安定した先行力はこのメンバーに入っても計算できそう。キャリアすべてが1800mで400mの距離延長はやや未知数だが血統的には問題なさそう。
ガイアフォース 牡4 57 ルメール
前走:22年菊花賞(GⅠ)8着
血統:C 能力:C+ 該当:③
<血統構成>父キタサンブラック(LS)×母父クロフネ(AD)×母母父ダンスインザダーク(LS)
<血統分析>父は先行力とスタミナを武器に天皇賞春秋制覇などGⅠ7勝。母父は母系に入るとスピード、瞬発力を強化するヴァイスリージェント系。母母父はサンデー系の中では欧州型であるニジンスキーの影響を強く受けている。キタサンブラックがどうかだが、サンデー×北米型血統は血統適性としてはやや不安も。
<一言コメント>推定1人気。戦ってきたメンバーと成長度合いの旬で言えばこのメンバーなら頭一つ抜けているか。当コースではセントライト記念で後の菊花賞馬アスクビクターモアに競り勝った。普通に考えれば有力な1頭。
ノースブリッジ 牡5 57 岩田康
前走:22年天皇賞(秋)(GⅠ)11着
血統:E 能力:C 該当:①
<血統構成>父モーリス(RB)×母父アドマイヤムーン(AP)×母母父テンビー(ED)
<血統分析>父は香港マイル、天皇賞(秋)など日香でGⅠ6勝。母父はジャパンカップやドバイDFなどGⅠ3勝。種牡馬としてはフォーティナイナー系らしく短距離馬を多く輩出することが多い。近親に春秋スプリントGⅠを制したローレルゲレイロがいる。道悪でも力を発揮できる血統。
<一言コメント>昨年はエプソムカップを制するなど一皮むけた印象も。秋の毎日王冠でもレコード決着の中で5着と大健闘。問題は近走は東京ばかりで7戦ぶりとなる中山への対応か。
バビット 牡6 57 横山典
前走:22年天皇賞(秋)(GⅠ)15着
血統:B 能力:D 該当:②
<血統構成>父ナカヤマフェスタ(LS)×母父タイキシャトル(TT)×母母父ヌレイエフ(ED)
<血統分析>父はスタミナ、馬力に優れ、宝塚記念の勝ち馬で凱旋門賞2着の実績を持つ。母系はともにパワーに優れ持続力で勝負するタイキシャトルとヌレイエフ。
<一言コメント>当コースは3歳時にセントライト記念で勝利。昨秋のオールカマーは1年半ぶりの実戦で4着と好走。前走の天皇賞(秋)はすべてが向かずノーカウントで問題ない。休み明けから走るタイプでローテも◎。
ユーバーレーベン 牝5 55 M.デムーロ
前走:22年ジャパンC(GⅠ)10着
血統:B 能力:C 該当:②
<血統構成>父ゴールドシップ(LS)×母父ロージズインメイ(TT)×母母父ブライアンズタイム(RB)
<血統分析>父は破壊力抜群の馬力でタフなレースにめっぽう強く、有馬記念や天皇賞(春)などGⅠ6勝。母父はヘイロー系、母母父はロベルト系。半兄(4分の3同血)に昨年このレースで2着となったマイネルファンロンがいる。とにかく馬力、スタミナが問われる条件に向くタイプ。
<一言コメント>勝利は21年のオークス以来1年半の間遠ざかるが常にGⅠ、GⅡの高レベルなレースを使ってきた。このコース自体は初めてだが半兄のマイネルファンロンが昨年穴を空けただけに注目が集まる。
ラーゴム 牡5 57 バシュロ
前走:23年中山金杯(GⅢ)9着
血統:C 能力:D 該当:②
<血統構成>父オルフェーヴル(LS)×母父キャンディライド(AP)×母母父ディストーテッドヒューマー(AP)
<血統分析>父はステイゴールド譲りの激しい闘争心と爆発的なスピードを武器に三冠と有馬記念などGⅠ6勝。母父のキャンディライドはアルゼンチン産。現役時代はアルゼンチンと米国で走りGⅠ3勝。母母父は北米ダ重賞4勝。母シュガーショックはダートGⅢの米ファンタジーSの勝ち馬。
<一言コメント>昨年は地方ダートを中心に活躍。久しぶりの芝復帰となった前走はトップハンデに道中のポジションも良くなかったが、勝ち馬に0秒3差まで追い詰めた末脚はまだまだ健在。冬の時計がかかる芝競走ならやれるはず。
上記以外の狙い目該当馬
▼狙い目①父欧州型
オウケンムーン、スタッドリー、レインカルナティオ、レッドガラン
▼狙い目②父ステイゴールド系
なし
なし
~AJCC血統予想~
・予想は21日夜までにアップ予定です(→更新しました)
※あくまで前日時点での予想です
馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。
◎⑤バビット
○⑥ユーバーレーベン
▲⑭ラーゴム
△⑨エヒト
◎本命馬(上記リンク参照)はやはり狙いたい血統に合うこの馬を狙ってみます。
この◎本命馬と⑥ユーバーレーベンに期待します。
右回りで圧倒的な強さを誇る⑨エヒトも少し押さえてみようかと思います。
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