犬でもできる競馬血統予想

血統を中心に組み立てた競馬予想をだれでもわかりやすいように書きます。筆者が犬顔らしいのでこんなタイトルですが深い意味はありません(笑)

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2023日経賞(GⅡ)予想

 

こんばんは。ちゃろです。

 

皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。

 

さて、本日は「日経賞(GⅡ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。

 

※おことわり

・今回はGⅠではないので簡易版となります。

・データについては有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。

 

毎日杯の血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

マーチSの血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

高松宮記念の血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

 

3月25日 2023日経賞(GⅡ)血統予想

 

日経賞の過去血統傾向~

 

 

 

<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)

 

・父の好走数  日本型 20回  北米型 2回  欧州型  8回

・母父の好走数 日本型  7回  北米型 11回  欧州型 12回

 

 

<血統のワン!ポイント>(過去10年)

・父サンデー系ディープ系)が有利で過去10年で馬券になった馬30頭の内22頭は父サンデー系ディープ系)が占める

・中でもハーツクライステイゴールドなどスタミナが長所のLサンデー系が好走している。ディープインパクト産駒とその子孫のディープ系も健闘している

稍重開催の昨年は父キンカメ系の上位独占。同じく稍重だった19年もキングカメハメハ産駒のサクラアンプルールが3着に好走。馬場が渋った時のキンカメ系は押さえておきたい

・母父はノーザンダンサーの好走が目立つ。元々は欧州型ノーザンダンサーがよく走っていたが、近年のトレンドはヴァイスリージェントストームバード系といった北米型ノーザンダンサー。近5年も昨年を除く4年は毎年馬券になっている

 

 

日経賞の注目好走ポイント~

 

※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。

枠順、ローテーション、騎手、調教師、ペース、脚質、性別、馬齢、斤量など。

今回の注目ポイントは

 

 

【枠順】・・・過去10年で8枠が3勝でトップ。ご存知の方も多いとは思うがこのレースのコースは中山2500mで有馬記念と同コース。8枠が嫌われるイメージがあるが、3勝と数字上はトップだった。しかし勝った3頭はフェノーメノゴールドアクター、ミッキースワローとすべて2人気内の有力馬。外枠が良いわけではないことは注意しておきたい

【ローテ】・・・過去10年の3着内トップは前走有馬記念(9回)。出走する馬質を考えても納得といえるだろう。AJCC組(6回)、日経新春杯(5回)と続く。注意なのは日経新春杯で馬券になった馬はすべて京都時代の馬。中京に移ってからは結果が出ていない。

【騎手】・・・まず注目したいのは10年間で5回も馬券になっている田辺騎手。岩田康騎手(3回)、横山典騎手、池添騎手、藤岡佑騎手(2回)と続く

【ペース・脚質】・・・過去10年はハイペース0回、ミドルペース0回、スローペース10回。いくら長距離戦とはいえ過去10年すべてスローというのは珍しい。勝ち馬は4角で5番手以内にいるのが絶対条件で例外は17年のシャケトラのみ。前にいながら長く良い脚を使うことが求められる。

【性別・馬齢・斤量】・・・基本的には牡馬有利。牝馬で馬券になったのはマリアライト(55キロ)、ウインマリリン(53キロ)、カレンブーケドール(54キロ)の3頭で長距離実績と斤量がポイントか。馬齢は高齢馬も多いこのレースだが成績は4歳が圧倒的。7歳以上はよほどの実績がないと軽視。

 

日経賞で狙うべき馬~

 

以上から

血統的には父サンデー系×ノーザンダンサー系の馬・・・①

※今回は該当なしのためどちらかに当てはまる馬を(①)とします

4歳馬・・・②

前走有馬記念、AJCCを走った馬・・・③

を狙ってみたいと思います

 

 

それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の注目馬を見て予想をしてみましょう

 

中山 日経賞(GⅡ)分析と予想

~注目馬の血統分析~

人気上位馬を中心に血統的に気になる馬を数頭ピックアップして分析します

 

馬番 名前 性別馬齢 騎手

前走成績

血統適性、能力実績(SA)の8段階で評価、狙い目該当

血統構成・血統分析・一言コメント

の順に表記

 

 

アスクビクターモア    牡4    58    田辺

前走:22年菊花賞(GⅠ)1着

血統: 能力:B+ 該当:(①)②③

<血統構成>父ディープインパクトDI)×母父レインボウクエストEN)×母母父ナイトシフト(AD

<血統分析>父ディープインパクトは三冠などGⅠ7勝、2012年から10年連続リーディングサイアーであり、日本の現代競馬の代表的な種牡馬ディープインパクト。今や説明不要の至高の瞬発力やスピードは最高クラスでサンデー系の中でも卓越したものがある。母父は欧州型ナスルーラ系で85年の凱旋門賞を制したレインボウクエスト菊花賞を走り抜けるスタミナはここからきている。半姉ケマーはコロネーションSなど英仏でGⅠ2勝。

<一言コメント>衝撃のレコード勝ちをした菊花賞以来の実戦。中山で【3-1-0-1】と好相性。唯一馬券にならなかったのも皐月賞5着と納得の内容。適性は申し分なし。

 

キングオブドラゴン    牡6    57    松岡

前走:23年京都記念(GⅡ)4着

血統: 能力: 該当:①

<血統構成>父ハーツクライLS)×母父コロナドズクエストAP)×母母父ロードアットウォー(AM

<血統分析>父ハーツクライは抜群のスタミナを武器に国内で唯一あのディープインパクトに土を付けた有馬記念ドバイシーマクラシックとGⅠ2勝。母父コロナドズクエストは米ダートGⅠ2勝。半兄のアメリカズカップきさらぎ賞の勝ち馬。

<一言コメント>今年は既に2戦を消化。日経新春杯はクビ差2着、京都記念でも4着とあと一歩勝ち切れていないものの好調キープは明らか。ハーツクライの成長力を考えても本格化してきた印象。

 

タイトルホルダー    牡5    59    横山和

前走:22年有馬記念(GⅠ)9着

血統: 能力: 該当:(①)③

<血統構成>父ドゥラメンテKK)×母父モティヴェイターED)×母母父シャーリーハイツEN

<血統分析>父ドゥラメンテは15年に皐月賞日本ダービーの二冠馬で早世が惜しまれるキンカメの後継馬。母系はぱっと見でわかるほど重厚な血統の持ち主。サドラーズウェルズ系とネヴァーベンド系の組み合わせは馬力を最大限に強化し、現代のヨーロッパでも活躍馬が多数の組み合わせだが、日本では圧倒的にキレやスピードが足りない。しかしこの馬は父のキレやスピードが上手く遺伝したのだろう。半姉にメロディーレーン(父オルフェーヴル)がいる。母メーヴェは主に芝の中朝距離で活躍し5勝。

<一言コメント>22年の上半期はMVP級の活躍。それだけに凱旋門賞有馬記念という秋の成績はやや不完全燃焼だったか。有馬記念凱旋門賞の疲れも抜けきっていなかった可能性も。叩き良化型で目標はまだ先なのは間違いないが、59キロを背負ったとしてもこのメンバーなら実力は1枚も2枚も上を行く。

 

ヒートオンビート    牡6    57    池添

前走:22年アルゼンチン共和国杯(GⅡ)3着

血統: 能力: 該当:なし

<血統構成>父キングカメハメハKK)×母父ディープインパクトDI)×母母父マルジュED

<血統分析>父キングカメハメハは現役時代8戦7勝。NHKマイルCとダービーの変則二冠馬を達成した。基礎的なスピード能力を持ちながら母系の良さを引き出し様々な産駒を生み出す特徴を持つ。キンカメ系がまとめて好走しやすいコースが存在するのも特徴。母父は日本競馬の至宝という主流配合。母母父のマルジュは英GⅠセントジェームズパレスSの勝ち馬で日本ではサトノクラウンの父としておなじみ。牝系も母は桜花賞馬、半兄のラストドラフトは京成杯の覇者という牝系一族。爆発的なスピードではなく、持続力で勝負するタイプ。

<一言コメント>実戦は昨年のアルゼンチン共和国以来という休み明けの1戦。ただ鉄砲実績がありいきなりの実戦も全く問題ないタイプ。この馬最大の特徴である安定感のある走りはここでも健在。

 

ボッケリーニ    牡7    58    浜中

前走:22年有馬記念(GⅠ)11着

血統: 能力: 該当:③

<血統構成>父キングカメハメハKK)×母父ダンスインザダークLS)×母母父トニービンEN

<血統分析>父キングカメハメハは現役時代8戦7勝。NHKマイルCとダービーの変則二冠馬を達成した。基礎的なスピード能力を持ちながら母系の良さを引き出し様々な産駒を生み出す特徴を持つ。キンカメ系がまとめて好走しやすいコースが存在するのも特徴。母系は欧州色が強い。一瞬の爆発力は少し足りないが、スピードやスタミナは感じとることができる。母ポップコーンジャズは芝で5戦1勝。全兄のラブリーデイ宝塚記念天皇賞(秋)の勝ち馬。

<一言コメント>GⅠでは少し壁を感じており、自分の走りを発揮することができなかったが、GⅡでの安定感はピカイチ。昨年のこのレースの2着馬でタイトルホルダーと接戦。力を出し切れればこのメンバーなら上位条件。

 

☆上記以外の狙い目該当馬

▽狙い目(①)日本型サンデー系×欧州型ノーザンダンサー系(どちらか)

カントル、ディアスティマ、マイネルファンロン、マカオンドール、ライラック

 

▽狙い目②

ライラック

 

▽狙い目③

アリストテレス

 

 

日経賞血統予想~

 

・予想は金曜夜までにアップ予定です(更新済です)

※あくまで前日時点での予想です

馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。

 

◎⑥ボッケリーニ

○②タイトルホルダー

▲⑨アスクビクターモア

△⑫ヒートオンビート

△④ライラック

 

皆さまの馬券が的中し素敵な土曜日となりますように!

 

 

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