2023京都記念(GⅡ)予想
こんばんは。ちゃろです。
皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。
さて、本日は「京都記念(GⅡ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
・今回はGⅠではないので簡易版となります。
・データについては有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
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2月12日 2023京都記念(GⅡ)血統予想
~京都記念の過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)
※20年までは京都開催、21年からは阪神開催
・父の好走数 日本型 19回 北米型 1回 欧州型 10回
・母父の好走数 日本型 5回 北米型 11回 欧州型 14回
<血統のワン!ポイント>(過去10年)
※20年までは京都開催、21年からは阪神開催
・父サンデー系(ディープ系)がまぁまぁ有利で過去10年で馬券になった馬30頭の内19頭は父サンデー系(ディープ系)。阪神開催の過去2年は堅めの決着と波乱決着と分かれた結果であるもののどちらもサンデー系が連対と信頼度は高め
・サンデー系の中でも細分化すると注目はステイゴールドの血だ。直仔のステイフーリッシュやアフリカンゴールドが激走。直仔は高齢馬となるが、後継種牡馬ではオルフェーヴルやゴールドシップに注目
・過去2年の阪神開催でサンデー系以外に注目したいのはキンカメの血とトニービン(ゼダーン系)の血。瞬発力に長けるタイプよりも馬力や持続力に長け、長く脚を使うタイプが好走しやすい
・阪神2200mといえば宝塚記念。宝塚記念は主流血統より非主流血統が走りやすい傾向がある。直線の短い内回り、直線の急坂と主流血統に向きそうな条件ではないので過剰人気になるとすれば逆張りしたいような気もする。
~京都記念の注目好走ポイント~
※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。
枠順、ローテーション、騎手、調教師、ペース、脚質、性別、馬齢、斤量など。
今回の注目ポイントは
【人気】・・・昨年は12人気ー8人気ー6人気の決着と馬場同様に結果も荒れたがレース質としては荒れにくく6人気以内での決着が多い。
【阪神開催】・・・阪神開催となった過去2年は4角で先頭に立っていた馬の連対率が100%。先行有利なレース。
【ローテ】・・・過去2年の3着内になった馬はレースこそバラバラだったもののすべて4着以下に敗れていた。凡走からの巻き返しが一つのポイントになりそうだ。
【ペース・脚質】・・・過去2年はハイペース0回、ミドルペース1回、スローペース1回。ペースこそ違うものの馬券になった6頭中5頭は4角で3番手以内につけていた。
【厩舎】・・・やはり美浦(関東)所属より栗東(関西)所属の方が好成績。
~京都記念で狙うべき馬~
以上から
血統的には父ステイゴールド系の馬・・・①
4ラインにトニービンの血を持つ馬・・・②
前走4角3番手以内の馬(先行できる馬)・・・③
を狙ってみたいと思います
と可視化しやすくするために狙い目の条件を書いたのですが
私が本当に狙いたいところでいうと
ダービーで凡走する馬を狙え!!
ということです。
京都時代から2200mという非根幹距離が影響するためかレイデオロやマカヒキといった歴代のダービー馬が圧倒的1人気を背負いながら3着に敗れるのがこのレースです。舞台が阪神になりその傾向はさらに強くなったと考えています。
競走適性で逆転を十分に狙えるレースだと思います。
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の出走馬を見て予想をしてみましょう
阪神 京都記念(GⅢ)分析と予想
~注目馬の血統分析~
人気上位馬を中心に血統的に気になる馬を数頭ピックアップして分析します
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適性、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価、狙い目該当
血統構成・血統分析・一言コメント
の順に表記
アフリカンゴールド セ8 58 国分恭
前走:23年日経新春杯(GⅡ)9着
血統:D 能力:E 該当:①③
<血統構成>父ステイゴールド(LS)×母父ゴーンウエスト(AP)×母母父デインヒル(ED)
<血統分析>父はGⅠで2着3着計6回の名勝負製造機。スタミナと底力を武器に引退レースの香港ヴァーズを制しで念願のGⅠ馬となった。母系はスピードを長所とする北米型ミスプロ系とデインヒル。この馬特有のダッシュ力は母系から。半兄のアフリカンストーリーはドバイワールドカップの勝ち馬。
<一言コメント>忘れたころに激走を見せる意外性の昨年チャンピオン。勝利経験がある舞台で適性は合うが、2強と同じ斤量に同型も多く昨年のようなマイペース逃げは難しいか。相性は良いが昨年以上の上積みは見出しにくい。
ウインマイティー 牝6 55 和田竜
前走:22年有馬記念(GⅠ)6着
血統:C+ 能力:D 該当:①
<血統構成>父ゴールドシップ(LS)×母父カコイーシーズ(EP)×母母父ロモンド(ED)
<血統分析>父は破壊力抜群の馬力でタフなレースにめっぽう強く、有馬記念や天皇賞(春)などGⅠ6勝。母父カコイーシーズはダートの名血アリダーの血を引くが自身は欧米の芝競走で活躍した馬。母アオバコリンは南関で活躍し7勝。帝王賞や東京大賞典にも出走した経験を持つ。
<一言コメント>注目のステイゴールド系。昨夏から秋の活躍は成長を感じさせるもの。前走有馬記念の6着は大健闘と言っていい内容。引き続き55キロなのも追い風。内枠を生かす競馬で。
エフフォーリア 牡5 58 横山武
前走:22年有馬記念(GⅠ)5着
血統:D 能力:B 該当:(②)③
<血統構成>父エピファネイア(RB)×母父ハーツクライ(LS)×母母父クリス(EP)
<血統分析>父はロベルト系のスタミナとサンデーのスピードを併せ持ち、菊花賞、ジャパンCとGⅠ2勝で中長距離で活躍母父は抜群のスタミナを武器に国内で唯一あのディープインパクトに土を付けた有馬記念、ドバイシーマクラシックとGⅠ2勝。。母ケイティーズハートはダート中距離で3勝。07年の年度代表馬アドマイヤムーンは同牝系一族。
<一言コメント>21年の年度代表馬だが、昨年は一転大スランプに。それでも大幅体重増での仕上がっているとは言い難い有馬記念で5着は地力のある証拠。スランプのきっかけともなった阪神での再出発。皐月賞1着、ダービー2着とクラシックの主役だっただけに適性はどうか。
キラーアビリティ 牡4 56 ムルザバエフ
前走:22年中日新聞杯(GⅢ)1着
血統:E 能力:C+ 該当:なし
<血統構成>父ディープインパクト(DI)×母父コンガリー(AN)×母母父オールドトリエステ(AN)
<血統分析>父は日本競馬の至宝で三冠に有馬記念などGⅠ7勝。種牡馬になってからは10年連続リーディングサイアー。母系は北米型ナスルーラ系のダート血統でスピードを強化。母のキラーグレイシスは米GⅠのハリウッドスターレットSの勝ち馬。
<一言コメント>3歳クラシックでは苦杯を舐めたが前走の中日新聞杯で復活勝利。元々は距離延長ローテが得意の馬で距離は問題ない。好調をキープしている鞍上も強調要素で不気味な存在だ。
キングオブドラゴン 牡6 57 岩田望
前走:23年日経新春杯(GⅡ)2着
血統:C+ 能力:D 該当:②③
<血統構成>父ハーツクライ(LS)×母父コロナドズクエスト(AP)×母母父ロードアットウォー(AM)
<血統分析>父は抜群のスタミナを武器に国内で唯一あのディープインパクトに土を付けた有馬記念、ドバイシーマクラシックとGⅠ2勝。母父は米ダートGⅠ2勝。半兄のアメリカズカップはきさらぎ賞の勝ち馬。
<一言コメント>注目のトニービンの血を持つ。逃げ、先行脚質の粘り強い競馬で条件戦を勝ち上がりオープン昇格後は厳しい戦いも続いていたが、年明け緒戦の前走で2着に好走。アテにしにくいがレース質が向きそうでチャンスも。
ドウデュース 牡4 58 武豊
前走:22年凱旋門賞(GⅠ)19着
血統:D 能力:A 該当:②
<血統構成>父ハーツクライ(LS)×母父ヴィンディケイション(AN)×母母父ゴーンウエスト(AP)
<血統分析>父は抜群のスタミナを武器に国内で唯一あのディープインパクトに土を付けた有馬記念、ドバイシーマクラシックとGⅠ2勝。母系はゴリゴリの北米ダート血統でボールドルーラー系とミスプロ系の血を持つ。母ダストアンドダイヤモンズは米国ダート重賞2勝。サンデー系×北米ダート血統=ダービー血統という公式を証明した1頭。
<一言コメント>説明不要の昨年のダービー馬。実戦は昨年10月の凱旋門賞以来。もちろんデキはその先を見据えるだろうが、実績なら1枚も2枚も上手。トニービンの血を持つハーツクライ産駒らしく2段階成長があれば更なる進化も望めるが。ちなみに3歳時に凱旋門賞に挑戦し復帰緒戦に京都記念を使った例にマカヒキがいるが、その時は3着に敗れている。今回は果たして・・・。
プラダリア 牡4 57 池添
前走:23年日経新春杯(GⅡ)3着
血統:D 能力:C 該当:なし
<血統構成>父ディープインパクト(DI)×母父クロフネ(AD)×母母父フォーティナイナー(AP)
<血統分析>父は日本競馬の至宝で三冠に有馬記念などGⅠ7勝。10年連続リーディングサイアー。母系は北米ダート血統で血統表のイメージでは根幹距離に向くような配合構成。
<一言コメント>日経新春杯は一度ポジションを下げて4角を迎えたがそこから34秒8の末脚で勝ち馬と遜色ない好内容の競馬。使った上積みも期待でき上昇気配。血統的には根幹距離のクラシック血統だが、勝ち上がりが遅れた結果青葉賞を経験するなど少しクラシック血統と比べるとややズレている印象もある。決め手不足な面が優位になる可能性もある。
前走:23年中山金杯(GⅢ)5着
血統:C 能力:C+ 該当:②
<血統構成>父ハーツクライ(LS)×母父ブライアンズタイム(RB)×母母父ダンジグ(AD)
<血統分析>父は抜群のスタミナを武器に国内で唯一あのディープインパクトに土を付けた有馬記念、ドバイシーマクラシックとGⅠ2勝。母系はロベルト系とダンジグ系という特徴が反する組み合わせ。成長力はありそうな配合
<一言コメント>このレースに好相性のトニービンの血を持つ。前走は出遅れが大きく響き自分の競馬ができなかった。阪神が得意で成績は【2-0-0-0】。好相性の舞台で巻き返す。
☆上記以外の狙い目該当馬
▽狙い目①
マイネルファンロン
▽狙い目②
▽狙い目③
ユニコーンライオン
~京都記念血統予想~
・予想は土曜夜までにアップ予定です(更新済みです)
※あくまで前日時点での予想です
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ポイントはもちろん人気上位2頭の扱いだと思います。
○マテンロウレオ
▲ウインマイティー
△プラダリア
△ドウデュース
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