犬でもできる競馬血統予想

血統を中心に組み立てた競馬予想をだれでもわかりやすいように書きます。筆者が犬顔らしいのでこんなタイトルですが深い意味はありません(笑)

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2023京都新聞杯(GⅡ)予想

 

こんばんは。ちゃろです。

 

皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。

 

さて、本日は「京都新聞杯(GⅡ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。

 

※おことわり

・今回はGⅠではないので簡易版となります。

・データについてはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。

 

▼NHKマイルCの血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

新潟大賞典の血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

▼明日の狙い目はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

 

 

 

5月6日 2023京都新聞杯(GⅡ)血統予想

 

京都新聞杯の過去血統傾向~

 

 

 

 

<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)

 

※21、22年の中京開催含む

・父の好走数  日本型 22回  北米型 0回  欧州型  8回

・母父の好走数 日本型  6回  北米型 9回  欧州型 15回

 

※京都開催のみ(馬券内26頭)

・父の好走数  日本型 19回  北米型 0回  欧州型  5回

・母父の好走数 日本型  2回  北米型 8回  欧州型 14回

 

<血統のワン!ポイント>(過去10年)

・父日本型サンデー系ディープ系)は過去10年で馬券になった馬30頭の内22頭。京都に特定すると26頭中19頭を父サンデー系ディープ系)が占めた。父日本型サンデー系にとっては最も得意なコースと言ってよい。

種牡馬別に見ていくとディープインパクトが圧倒的数字で9回馬券になっている。続くのがステイゴールドネオユニヴァースハーツクライルーラーシップがそれぞれ2回なのでいかに圧倒的な成績だったかがわかる。しかし今年の特別登録馬にディープ産駒はゼロ。いかにディープのような適性を持っているかが問われるレースとなる。

・母父で数字上最も成績が良かったのは欧州型。特にスピードと馬力に定評のあるキングマンボ系リファール系ダンジグ系などが好成績だった。北米型はそれ以上にヴァイスリージェントストームバード系いった北米型ノーザンダンサー系に絞ってよい。

 

・上記に分析して記したことはあくまで京都開催に焦点をあてたもの。近2年の中京開催は父ロベルト系や母父Dサンデー系など京都開催時とは異なる能力の方向性を持つ馬が好走した。逆に言えばこの種の血統は向かないと考えることができる。

 

京都新聞杯の注目好走ポイント~

 

※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。

枠順、ローテーション、騎手、調教師、ペース、脚質、性別、馬齢、斤量など。

今回の注目ポイントは

 

 

【枠順】・・・京都開催過去8年で2枠が3勝で勝率、連対率、複勝率の三冠を達成。7枠3枠も好調で2枠に続く成績を収めている、逆に不振なのは1枠で【0-1-0-11】と成績は壊滅的だ。

【ローテ】・・・過去8年の3着内トップは前走毎日杯はなみずき賞(1勝ク・阪神2000m)組でともに4回好走している。スプリングSも2回好走しているが、前走ローテとしてはばらつきがある印象

【騎手】・・・川田騎手浜中騎手が3回馬券になっており好相性。

【ペース・脚質】・・・過去10年はハイペース4回、ミドルペース3回、スローペース3回。メンバー構成によってだいぶ変化しそうなペース。読みが難しい。

【性別・馬齢・斤量】・・・世代限定戦のため省略。

 

 

京都新聞杯で狙うべき馬~

 

以上から

血統的には父サンデー系×母父大系統ノーザンダンサー系か大系統ミスプロ系の馬・・・①

キングマンボ系×母父サンデー系の馬・・・②

を狙ってみたいと思います

 

そして今回はマイナスポイント(▼)として

1枠の馬

をやや割り引いて考えたいと思います。

 

それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の注目馬を見て予想をしてみましょう

 

京都 京都新聞杯(GⅡ)分析と予想

~注目馬の血統分析~

 

 

人気上位馬を中心に血統的に気になる馬を数頭ピックアップして分析します

 

馬番 名前 性別馬齢 騎手

前走成績

血統適性、能力実績(SA)の8段階で評価、狙い目該当

血統構成・血統分析

の順に表記

 

 

オメガリッチマン    牡3    56    横山典

前走:23年毎日杯(GⅢ)6着

血統: 能力: 該当:なし  ▼1枠

<血統構成>父イスラボニータSS)×母父ディープインパクトDI)×母母父ピュアプライズ(AD

<血統分析>父イスラボニータフジキセキの後継種牡馬で現役時代は皐月賞馬でダービーは2着。重賞6勝の実績を持つ。距離は基本的にマイル前後の距離で力を発揮する。サンデー系だがダートシェアも比較的高め。母系はダービー配合のディープに北米型ノーザンダンサー系。サンデーサイレンスの3×3のクロスを持つ。母母のオジャグワはアルゼンチンでGⅠ5勝。同国で古馬牝馬チャンピオンに2年連続でなっている。追走にやや苦労する面があるので距離延長ローテはいいだろうが、2200mがどうだろうか。最内枠に入ってしまったのは痛い。

 

サトノグランツ    牡3    56    川田

前走:23年ゆきやなぎ賞(1勝ク・阪神2400m)1着

血統: 能力:C+ 該当:①

<血統構成>父サトノダイヤモンドDI)×母父オラトリオⅡ(ED)×母母父エルナンド(ED

<血統分析>父サトノダイヤモンド菊花賞有馬記念とGⅠ2勝を含む重賞4勝。日本ダービー2着の実績を持つ。ディープ産駒の中では欧州色が強いタイプで馬力や持久力に優れる産駒が多い。ダートでの勝ち馬も出ているが本質的には芝血統。母系は欧州色の強いノーザンダンサー系で4ライン中3ラインが欧州型ノーザンダンサー系。母チェリーコレクトは伊牝馬二冠馬。半姉ダイアナブライトはクイーン賞の勝ち馬。半兄ワーケアは弥生賞2着の実績。瞬発力がないわけではないが、欧州の馬力を生かした持続力勝負の方が都合がよさそう。

 

ダノントルネード    牡3    56    西村淳

前走:23年1勝ク(中京2000m)2着

血統: 能力: 該当:①

<血統構成>父ハーツクライLS)×母父マンハッタンレイン(ED)×母母父チャージフォワード(RB

<血統分析>父ハーツクライ有馬記念などGⅠ2勝。日本で唯一ディープインパクトに土を付け、種牡馬としても数々の名馬を生み出した。母父トニービンの影響を強く受けており、その一番の特徴は成長力で晩成傾向がある。サンデー系の中では欧州志向が強く、スタミナ、しぶとい馬力を強化する。母系は持続力が持ち味のオセアニア血統。母シーウィルレインはATCゴールデンスリッパーSなど豪州でGⅠ2勝の名牝。配合構成はやや欧州色が強いがそこまで重厚なイメージはなく、瞬発力勝負に対応できるのも納得。

 

ドットクルー    牡3    56    岩田望

前走:23年毎日杯(GⅢ)3着

血統: 能力: 該当:①

<血統構成>父ディーマジェスティDI)×母父ロードカナロアEP)×母母父ワイルドラッシュAM

<血統分析>父ディーマジェスティ皐月賞を制するなど重賞3勝。ディープ産駒の中ではロベルトとサドラーズウェルズの血を持ち、欧州色が強いタイプ。自身もキレキレの瞬発力よりも馬力が求められる力のいる馬場で力を発揮した。産駒は配合相手によってダート馬も出る。母系はロードカナロアワイルドラッシュ。比較的主流配合にはなるが、配合的にはややパワー寄りの特徴を持つ。成長は早いほうだろうしスピード能力が発揮できれば。

 

マイネルラウレア    牡3    56    和田竜

前走:23年皐月賞(GⅠ)14着

血統: 能力: 該当:なし

<血統構成>父ゴールドシップLS)×母父ロージズインメイTT)×母母父マイネルラヴEP

<血統分析>父ゴールドシップは3歳時は皐月賞菊花賞の2冠。古馬では有馬記念宝塚記念を制するなどGⅠ6勝。気性が激しくツボに嵌ったときの激走と時に愛おしく感じる出遅れは記録にも記憶にも残る名馬だった。産駒に伝える能力は類まれなる馬力とスタミナが最大の特徴で「道悪」と「距離延長」は要注意。非根幹の距離延長は得意中の得意。母父ロージズインメイはドバイワールドCの勝ち馬。母母父もマイネルラヴで「ザ・マイネル」の配合。母母コスモフォーチュン北九州記念の勝ち馬。好枠を生かして末脚を生かす展開に持って行ければチャンスも。

 

マキシ    牡3    56    松山

前走:23年フリージア賞(1勝ク・東京2000m)3着

血統: 能力: 該当:なし

<血統構成>父エピファネイアRB)×母父ディープインパクトDI)×母母父ストームキャットAD

<血統分析>父エピファネイア菊花賞ジャパンカップを制した。ロベルト系のスタミナ、馬力とサンデー系のスピードを併せ持つ。根幹距離に強く特に1600mと2000mは狙い目。ローテは距離延長を好む産駒が多い。母父は日本の至宝ディープインパクト。牝系がとても豪華な一族で母ラキシスエリザベス女王杯産経大阪杯(現大阪杯)の勝ち馬。母母マジックストームはモンマスオークスの勝ち馬。近親には安田記念を制したサトノアラジンや重賞で2、3着に計4度のフローレスマジックがいる。血統分析的には昨年までの中京開催の方が恩恵があっただろう。

 

リビアングラス    牡3    56    鮫島駿

前走:23年1勝ク(阪神2000m)1着

血統: 能力: 該当:①

<血統構成>父キズナDI)×母父カーリン(AP)×母母父ロイヤルアカデミーⅡ(ED

<血統分析>父キズナは13年のダービーを含む重賞5勝。種牡馬としては自身の父のディープインパクトとは異なり、上がりがかかる馬場や非根幹距離にも強い。パワーに優れておりダート馬も多数輩出するほど。母父カーリンはドバイワールドCやBCクラシックなどGⅠ7勝で米年度代表馬に2年連続で輝いた歴史的名馬。速い上がりで勝負するタイプではないが、非根幹距離も苦にするイメージはない。瞬発力勝負より上がりがかかる展開の方が合いそうで京都になったことでの恩恵は薄い。

 

☆上記以外の狙い目該当馬

▽狙い目①サンデー系×ノーザンダンサー系orミスプロ

マコトヴェリーキー

 

▽狙い目②父キングマンボ系×母父サンデー系の馬

なし

 

★上記以外のマイナス該当馬

▼マイナス① 1枠

なし

 

 

 

京都新聞杯血統予想~

 

・予想は金曜夜までにアップ予定です(→更新済です)

※あくまで前日時点での予想です

馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。

このレースも3年ぶりの京都開催ということになります。中京と京都は坂も回りも直線も違う条件でレース質は異なります。中京ではロベルト系を筆頭に馬力、パワーが求められる条件で好走していましたが、京都ではもう少しスピードが求められるレース質になると思います。そのレース質に合うような血統を持つ馬を狙っていきたいと思います。

 

◎ドットクルー

 

○サトノグランツ

▲ダノントルネード

リビアングラス

 

消オメガリッチマン

 

皆さまの馬券が的中し素敵な土曜日となりますように!

 

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