犬でもできる競馬血統予想

血統を中心に組み立てた競馬予想をだれでもわかりやすいように書きます。筆者が犬顔らしいのでこんなタイトルですが深い意味はありません(笑)

MENU

2023阪神大賞典(GⅡ)予想

 

 

こんばんは。ちゃろです。

 

皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。

 

さて、本日は「阪神大賞典(GⅡ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。

 

※おことわり

・今回はGⅠではないので簡易版となります。

・データについては有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。

 

フラワーカップの血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

▼ファルコンSの血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

スプリングSの血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

 

 

3月19日 2023阪神大賞典(GⅡ)血統予想

 

阪神大賞典の過去血統傾向~

 

 

<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)

 

・父の好走数  日本型 25回  北米型 1回  欧州型  4回

・母父の好走数 日本型  4回  北米型 6回  欧州型 20回

 

 

<血統のワン!ポイント>(過去10年)

・上記を見てもかなり好走血統の傾向がはっきりしている

・父サンデー系ディープ系)が圧倒的に有利で過去10年で馬券になった馬30頭の内25頭は父サンデー系ディープ系)。このブログで父日本型のサンデー系がどれくらい走っているかを分析のスタートで扱うことが多いが、この数字は極めて圧倒的なものとなっている

種牡馬別に見てみるとディープインパクトがすべて違う馬で5回好走、ハーツクライも5回好走(シュヴァルグランが2回)、ステイゴールドが4回好走(ゴールドシップが3回)している。他にもオルフェーヴルキズナが2回ずつ好走している。

・母系も圧倒的に欧州型が好走。特に母父か母母父に欧州型ノーザンダンサーを持っていることが好走の近道と言えそうだ。

 

阪神大賞典の注目好走ポイント~

 

※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。

枠順、ローテーション、騎手、調教師、ペース、脚質、性別、馬齢、斤量など。

今回の注目ポイントは

 

 

【枠順】・・・内回りを約2周する長距離戦は一見内枠有利に思えるが過去10年を見ると8枠が4勝、7枠が3勝と外枠の結果が残っている。ただこれらの馬はすべて2人気以内で枠の優位性というよりは能力の可能性が高い。逆に19年3着のロードヴァンドール(10人気)や15年2着のデニムアンドルビー(7人気)など穴をあけたのは内枠の馬だ。

【ローテ】・・・過去10年の3着内トップは前走有馬記念組(11回)でその数字は圧倒的なものがある。続くのはダイヤモンドS組(4回)。また前年の菊花賞で3着以内に入った馬は【2-0-2-1】と非常に計算できる。

【騎手】・・・過去10年で4勝している岩田康騎手の成績が光る。川田騎手、内田騎手、武豊騎手、和田竜騎手が2回馬券になっておりベテラン騎手の活躍にも注目したい。

【ペース・脚質】・・・過去10年はハイペース1回、ミドルペース6回、スローペース3回。3000mという長距離戦にもかかわらずペースが比較的流れやすいのがこのレースのポイント。バテずに急坂を上りきるスタミナと馬力は非常に重要で35秒前後の上がり順位が高い馬が結果を残している。

【馬齢】・・・7歳以降で馬券になったのは13年のフォゲッタブルただ1頭のみ。4歳~6歳で選べばよいだろう。

【厩舎】・・・関東馬の成績は壊滅的で【0-1-0-15】。ちなみに唯一の2着は16年のタンタアレグリアだった。

 

阪神大賞典で狙うべき馬~

 

以上から

血統的にはサンデー系×欧州型血統の馬・・・①

ディープインパクトハーツクライオルフェーヴルキズナの馬・・・②

前走有馬記念を走った馬・・・③

を狙ってみたいと思います

 

 

それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう

 

阪神 阪神大賞典(GⅡ)分析と予想

~注目馬の血統分析~

人気上位馬を中心に血統的に気になる馬を数頭ピックアップして分析します

 

馬番 名前 性別馬齢 騎手

前走成績

血統適性、能力実績(SA)の8段階で評価、狙い目該当

血統構成・血統分析・一言コメント

の順に表記

 

 

アイアンバローズ    牡6    57    岩田望

前走:23年東海S(GⅡ)10着

血統: 能力: 該当:①②

<血統構成>父オルフェーヴルLS)×母父ロイヤルアンセムED)×母母父レッドランサムRB

<血統分析>父はステイゴールド譲りの激しい闘争心と爆発的なスピードを武器に三冠と有馬記念などGⅠ6勝。母系は芝の中長距離GⅠ3勝。半弟は神戸新聞杯を勝ったジャスティンパレス。

<一言コメント>前走の東海Sはデビュー以来初のダートで結果は度外視できる。昨年のこのレースは2着と好走しており、3000m超のレースでは掲示板を外したことがない。持ち味のスタミナはこの舞台でこそ輝く。

 

サンレイポケット    牡8    57    坂井

前走:23年日経新春杯(GⅡ)10着

血統: 能力:D+ 該当:なし

<血統構成>父ジャングルポケットEN)×母父ワイルドラッシュAM)×母母父サンデーサイレンスLS

<血統分析>父ジャングルポケットトニービン直系で現役時代は日本ダービージャパンカップを制した。産駒には馬力とスタミナを伝えることが多いがこの馬は母系からスピードを受け継いだようで瞬発力戦でも勝負になる末脚を持っている。

<一言コメント>ピークの判断は難しく、決め手が不足して勝ち切れない面は否めないが、どんなメンバーでも堅実に走る安定感はまだまだ健在。末脚もあるタイプだが、年齢を重ねてズブさが増し、タフなレースになればなるほど良くなりそう。

 

ジャスティンパレス    牡4    57    ルメール

前走:22年有馬記念(GⅠ)7着

血統: 能力: 該当:①②③

<血統構成>父ディープインパクトDI)×母父ロイヤルアンセムED)×母母父レッドランサムRB

<血統分析>父ディープインパクトは日本競馬の至宝で三冠に有馬記念などGⅠ7勝。種牡馬になってからは10年連続リーディングサイアー。母系は欧州血統の組みあわせでスタミナを大幅に強化している。母パレスルーマーは米国産で芝競走を走っていた。このレースにも出走し、昨年のこのレース2着のアイアンバローズは半兄。

<一言コメント>春のクラシックでは連続9着も、脂が乗った秋以降にパワーアップ。当コースの菊花賞では見せ場たっぷりの3着。成長曲線的にもまだまだ伸びしろは十分で今年の更なる飛躍につなげたい。

 

ディープボンド    牡6    58    和田竜

前走:22年有馬記念(GⅠ)8着

血統:B+ 能力: 該当:①②③

<血統構成>父キズナDI)×母父キングヘイローED)×母母父カコイーシーズEP

<血統分析>父キズナは13年のダービー馬で重賞5勝。ディープの子だがパワーに優れダート馬も輩出する。母系は近年母父として再ブレイクしているキングヘイロー。この馬の特徴であるスピード能力に加え欧州の馬力、スタミナも補強したと考えられる。母ゼフィランサスは芝ダートで計3勝。

<一言コメント>21年、22年と現在このレース2連覇中。21年から昨年の春までの安定した走りを考えれば、少しピークを過ぎた感があるが、有馬記念でも絶対的不利な大外8枠16番。単に力が落ちた分の着順ではない。本来の力を発揮できれば復活も可能だ。

 

ブレークアップ    牡5    58    松山

前走:23年有馬記念(GⅠ)16着

血統: 能力: 該当:③

<血統構成>父ノヴェリストEM)×母父クロフネAD)×母母父キングズベストEP

<血統分析>父ノヴェリストはドイツの競走馬で成績は11戦9勝。芝の中長距離で活躍し、英GⅠキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSなどGⅠ4勝。母父、母母父ともスピードタイプでスタミナの血が強くないため、距離適性は父のものが強く遺伝したと考えられる。母リトルジュンは中央で8戦0勝だが2着5回。最後は笠松で競走生活を送った。

<一言コメント>2走前のアルゼンチン共和国杯ではハンデに恵まれたとはいえ力強い末脚で勝利。有馬記念では大敗したが転厩緒戦の今回リスタート。

 

ボルドグフーシュ    牡4    56    川田

前走:22年有馬記念(GⅠ)2着

血統: 能力: 該当:③

<血統構成>父スクリーンヒーローRB)×母父レイマンSS)×母母父ウッドマン(EP

<血統分析>父スクリーンヒーローは中長距離重賞で活躍し、ジャパンカップを制した。産駒には主にスタミナと成長力を伝える。母父レイマンはサンデー系ながら現役時代は英仏のGⅢを制覇。種牡馬生活は仏や南米で過ごした。母ボルドグザクは仏受賞のレゼルヴォワール賞の勝ち馬。

<一言コメント>菊花賞有馬記念で見せた豊富なスタミナはこのメンバーに入っても目立つ素質。意外と目立たないが7戦連続上がり最速を使っており、末脚も驚異的。目標は先であることを考慮してもメンバーレベルを考えれば凡走するイメージはあまりない。

 

ユーキャンスマイル    牡8    57    石橋

前走:22年ステイヤーズS(GⅡ)8着

血統: 能力: 該当:なし

<血統構成>父キングカメハメハKK)×母父ダンスインザダークLS)×母母父シャーポ(EP

<血統分析>父キングカメハメハはNHKマイルCとダービーの変則二冠馬で基礎的なスピード能力を持ちながら母系の良さを引き出し様々な産駒を生み出す。母父はサンデー系ながら欧州の影響が強くスタミナを武器に菊花賞となったダンスインザダーク。母ムードインディゴは府中牝馬Sの勝ち馬で秋華賞2着の実績。

<一言コメント>さすがに8歳を迎えて全盛期は過ぎた印象だが、このレースは20年1着、21年2着、22年5着と大の得意舞台。展開次第な面はあるがハマった時の末脚はまだまだ健在だ。

 

 

☆上記以外の狙い目該当馬

▽狙い目①サンデー系×欧州型血統

ノーチカルチャート、ゼーゲン、メロディーレーン

 

▽狙い目②父ディープインパクトハーツクライオルフェーヴルキズナの馬

メイショウテンゲン、ゼーゲン、メロディーレーン

 

▽狙い目③前走有馬記念を走った馬

なし

 

 

 

阪神大賞典血統予想~

 

・予想は土曜夜までにアップ予定です(更新済です)

※あくまで前日時点での予想です

馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。

 

 

1人気の勝率が7割と高いこのレースにおいてやはり①ボルドグフーシュが強いと思います。でもボルドグフーシュを予想するなら誰にでもできること。血統から逆転の要素を考えるならばこの舞台で実績抜群のこの馬に期待してみることにしました。

 

 

◎⑬ディープボンド

○①ボルドグフーシュ

▲⑧アイアンバローズ

△③ジャスティンパレス

 

荒れるにおいはあまりしません。

オッズをしっかり見て妙味を意識した馬券を買いたいです。場合によっては「見」も視野に入れるレースだと思います。

 

皆さまの馬券が的中し、素敵な日曜日となりますように!!

 

↓↓皆様の応援が励みになります。応援お願いします!!

 


↑↑ポチっとクリックをお願いします!競馬・血統理論ランキング

よかったら上記ボタンをポチっとお願いします。

パソコンなら右端に、

スマホなら少し下にスクロールすると上に、

現在の順位が表示されますのでまたそこから入っていただけますと幸いです。

 

にほんブログ村 競馬ブログ 血統理論へ
↑↑ポチっとクリックをお願いします!競馬・血統理論ランキング