犬でもできる競馬血統予想

血統を中心に組み立てた競馬予想をだれでもわかりやすいように書きます。筆者が犬顔らしいのでこんなタイトルですが深い意味はありません(笑)

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2023フラワーカップ(GⅢ)予想

 

こんばんは。ちゃろです。

 

皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。

 

さて、本日は「フラワーカップ(GⅢ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。

 

※おことわり

・今回はGⅠではないので簡易版となります。

・データについては有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。

 

▼ファルコンSの血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

スプリングSの血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

阪神大賞典の血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

 

 

3月18日 2023フラワーカップ(GⅢ)血統予想

 

フラワーカップの過去血統傾向~

 

 

 

<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)

 

・父の好走数  日本型 16回  北米型 4回  欧州型 10回

・母父の好走数 日本型  9回  北米型 8回  欧州型 13回

 

 

<血統のワン!ポイント>(過去10年)

・好走血統は様々で一概には言いにくい

・父サンデー系ディープ系)がまずまずの成績で過去10年で馬券になった馬30頭の内16頭は父サンデー系ディープ系

種牡馬としてはやはり父ディープインパクトが好成績。10年で7頭の馬が馬券になっている。

・父サンデー系の場合は母父欧州型の方が好相性

・近年はむしろサンデー系よりも父キンカメ系や父ロベルト系といった欧州型血統の好走が目立つ

・伝統的にトニービンの血が好走しやすいレース。ハーツクライルーラーシップジャングルポケットの血統を持つ馬に要注意

 

フラワーカップの注目好走ポイント~

 

※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。

枠順、ローテーション、騎手、調教師、ペース、脚質、性別、馬齢、斤量など。

今回の注目ポイントは

 

 

【枠順】・・・過去10年で1枠、4枠、8枠が2勝ずつでトップ。連対率、複勝率も差がなく枠順における有利不利はなくフラット。

【ローテ】・・・過去10年の3着内トップは前走未勝利組(6回)。あとは極めてバラバラで狙いは定めにくい。フェアリーS組が人気薄にもかかわらず2年連続で連対しているが、基本的に前走重賞組は結果が思いのほか残っていない。クイーン賞組は特に成績が良くない。

【騎手】・・・M.デムーロ騎手と柴田善騎手が好成績(ともに3回)。横山典騎手、三浦騎手、北村宏騎手が続く(2回)。

【ペース・脚質】・・・過去10年はハイペース1回、ミドルペース1回、スローペース8回。これはスタート地点に坂があり、ゴール前にも再び坂と3歳牝馬にはかなりタフ。コース形態的にも直線だけの瞬発力レースにはならないので長く脚を使える先行馬が有利。過去10年の勝ち馬はすべて4角を4番手以内で走った馬なのもこのレースを象徴している。

 

フラワーカップで狙うべき馬~

 

以上から

血統的には父欧州型血統の馬・・・①

4ラインにトニービンの血を持つ馬・・・②

前走先行して連対している馬・・・③

を狙ってみたいと思います

 

そして今回はマイナスポイント(▼)として

・前走クイーンカップを使った馬

をやや割り引いて考えたいと思います。

 

それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう

 

中山 フラワーカップ(GⅢ)分析と予想

~注目馬の血統分析~

人気上位馬を中心に血統的に気になる馬を数頭ピックアップして分析します

 

馬番 名前 性別馬齢 騎手

前走成績

血統適性、能力実績(SA)の8段階で評価、狙い目該当

血統構成・血統分析・一言コメント

の順に表記

 

 

 

エミュー    牝3    54    M.デムーロ

前走:23年デイジー賞(1勝ク・中山1800m)1着

血統: 能力: 該当:①

<血統構成>父ハービンジャーED)×母父スペシャルウィークLS)×母母父ゴーンウエストAP

<血統分析>父ハービンジャーは現在日本にいる種牡馬の中では欧州型ノーザンダンサー系の代表格。現役時代はキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSを11馬身差で制した。距離は2000m前後、小回り、距離延長ローテを得意とする馬が多い。母父はサンデー系の長所を母系から伝えることが得意なスペシャルウィーク

<一言コメント>注目の父欧州血統馬。前走のデイジー賞は距離延長や展開もハマり好内容だった。同コースの今回は計算できそう。成長力があるタイプでこれからの成長にも注目したい。

 

ゴールデンハインド    牝3    54    丹内

前走:23年デイジー賞(1勝ク・中山1800m)2着

血統: 能力: 該当:③

<血統構成>父ゴールドシップLS)×母父シャマーダルED)×母母父ゴーンウエストAP

<血統分析>父ゴールドシップは3歳時は皐月賞菊花賞の2冠。古馬では有馬記念宝塚記念を制するなどGⅠ6勝。気性が激しくツボに嵌ったときの激走と時に愛おしく感じる出遅れは記録にも記憶にも残る名馬だった。産駒に伝える能力は類まれなる馬力とスタミナが最大の特徴で「道悪」と「距離延長」は要注意。非根幹の距離延長は得意中の得意。母父シャマーダルは卓越したスピードを武器に仏二冠など英仏でGⅠ4勝。

<一言コメント>中山では2戦して2着2回と好相性。先行して長く脚を使うスタイルは父の良さを継承している。叩き2戦目の今回は更なる上積みも。

 

セリオーソ    牝3    54    三浦

前走:22年新馬(中山2000m)1着

血統: 能力: 該当:なし

<血統構成>父ディープブリランテDI)×母父シンボリクリスエスRB)×母母父ゴーンウエストAP

<血統分析>父ディープブリランテは12年の日本ダービー馬。ディープ産駒の中では非常に欧州色が強く、先行して持久力で勝負する競馬が得意。そのためワンペースの流れやロングスパート戦に向く。キレ味がないため2、3着が多く勝ち切れないという特徴もある。母父シンボリクリスエスもロベルト系らしくスタミナ、馬力を特徴とする。

<一言コメント>キャリアは1戦でまだ不透明な部分も多いが、新馬戦で見せた末脚はこれからの成長を大きく期待させるポテンシャルの片りんを見せた。中山の馬場は合いそうで坂も苦にしないタイプ。

 

ドナウパール    牝3    54    戸崎

前走:23年未勝利(小倉1800m)1着

血統: 能力: 該当:①

<血統構成>父エピファネイアRB)×母父ディープインパクトDI)×母母父バートリーニ(ED

<血統分析>父エピファネイア菊花賞ジャパンカップを制した。ロベルト系のスタミナ、馬力とサンデー系のスピードを併せ持つ。根幹距離に強く特に1600mと2000mは狙い目。ローテは距離延長を好む産駒が多い。牝系は超名門一族。母ドナウブルーは京都牝馬Sなど重賞2勝。母母ドナブリーニは英GⅠチヴァリーパークSの勝ち馬。近親にジェンティルドンナ、ジェラルディーナ親子など活躍馬多数の超良血。

<一言コメント>言わずと知れた良血馬。中山1800mというこの条件がベストかどうかは疑問符が付くが近親のジェラルディーナのようにむしろ坂がある方が好走する可能性もある。潜在能力はピカイチで今後も話題性がある1頭だろうが、適性をしっかり見極めたいところ。

 

パルティキュリエ    牝3    54    横山武

前走:22年未勝利(東京1600m)1着

血統: 能力: 該当:③

<血統構成>父キタサンブラックLS)×母父シャンゼリゼED)×母母父ザール(EP

<血統分析>父キタサンブラック菊花賞天皇賞春秋、有馬記念などGⅠ7勝。豊富なスタミナ、馬力と先行力で一時代を築いた。産駒は自身と異なり瞬発力があるキレるタイプも多数。母系は欧州型血統で固められているがスタミナ血統ではなくスピード血統という印象。母エクセレンスⅡはアンプリュダンス賞(仏GⅢ)の勝ち馬で仏1000ギニーと仏オークスで3着の実績馬。

<一言コメント>既に様々タイプを生み出しているキタサンブラック産駒だが、この馬は父自身のように継続力で勝負するタイプ。距離延長はまったく問題ないだろうが後は重賞レベルのスピードを先行できるかどうかがポイント。

 

ヒップホップソウル    牝3    54    津村

前走:23年フェアリーS(GⅢ)11着

血統: 能力: 該当:なし

<血統構成>父キタサンブラックLS)×母父ファルブラヴED)×母母父サンデーサイレンスLS

<血統分析>父キタサンブラック菊花賞天皇賞春秋、有馬記念などGⅠ7勝。豊富なスタミナ、馬力と先行力で一時代を築いた。産駒は自身と異なり瞬発力があるキレるタイプも多数。母父ファルブラヴは5か国でGⅠを制しジャパンCやQEⅡ世SなどGⅠ9勝。牝系は名門のダンス一族で母ダンスファンタジアはフェアリーSの勝ち馬、母母ダンスインザムード桜花賞などGⅠ2勝。どちらかと言えば欧州色が強い血統配合だが、その配合に似合わぬ瞬発力はサンデーの3×3の影響。

<一言コメント>前走のフェアリーSは1人気に推されたが、11着と人気を裏切った。ただ敗因もはっきりしておりスタートで躓きがあり、道中で他馬と接触した不利があった。中山のコース適性がないわけではない。ただ現時点で距離延長がプラスになるかどうかは微妙。

 

 

 

☆上記以外の狙い目該当馬

▽狙い目①父欧州型血統

エメリヨン、ココクレーター、ニシノコウフク、フラッシングレート、マテンロウアルテ、マルカシャルマン

 

▽狙い目②4ラインにトニービン

マテンロウアルテ

 

▽狙い目③前走先行して連対

マテンロウアルテ

 

★上記以外のマイナス該当馬

▼マイナス①前走クイーンC

ミカッテヨンデイイ

 

 

 

フラワーカップ血統予想~

 

・予想は金曜夜までにアップ予定です

※あくまで前日時点での予想です

馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。

 

ストライキ騒動でどうなることかと思いましたが、なんとか開催されるようで良かったです。

まだ根本的に解決されていないようなので、これからの進展にも注目はしていきたいと思います。

予想に話を戻しますと、狙うべきポイントがはっきりしているレースだと思います。

「欧州志向」「タフ」「先行」テーマとしてはこんなところでしょうか。絶対的存在が不在なメンバーなら人気ではなくて適性をしっかり見て狙っていきたいです。私が選ぶ本命馬はこの馬です。

 

 

◎②パルティキュリエ

以下

○⑧マテンロウアルテ

▲④エミュー

△⑫ゴールデンハインド

△①ドナウパール

 

前売りがなくなってしまったためオッズ的妙味は推測に過ぎませんが、もし人気薄なら積極的に買ってみたいのが④エミューと⑫ゴールデンハインド。血統や脚質を見返しても面白い存在だと思います。雨が降っていますし馬場が渋るようであればなおさら期待できます。

 

皆さまの馬券が的中し素敵な土曜日となりますように!!

 

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