2023金鯱賞(GⅡ)予想
こんばんは。ちゃろです。
皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。
さて、本日は「金鯱賞(GⅡ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
・今回はGⅠではないので簡易版となります。
・データについては有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
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3月12日 2023金鯱賞(GⅡ)血統予想
~金鯱賞の過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)
・父の好走数 日本型 18回 北米型 1回 欧州型 11回
・母父の好走数 日本型 8回 北米型 9回 欧州型 13回
<血統のワン!ポイント>(過去10年)
・父サンデー系(ディープ系)が有利で過去10年で馬券になった馬30頭の内18頭を父サンデー系(ディープ系)が占めている
・種牡馬別で見ればディープインパクトが11頭、キングカメハメハが6頭、ハーツクライが5頭と長くリーディング上位を占める主流血統が結果を出している
・近年母系で目立つのは北米型ミスプロ系と北米型ノーザンダンサー系(中でもヴァイスリージェント系)
・伝統的に走るのが母系に北米型ナスルーラ系の代表格であるボールドルーラー系。上の図を見ていただければ母母父ボールドルーラー系がいかにこのレースで好走しているかがお分かりいただけるだろう
~金鯱賞の注目好走ポイント~
※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。
枠順、ローテーション、騎手、調教師、ペース、脚質、性別、馬齢、斤量など。
今回の注目ポイントは
※16年までは年末開催、17年からは春の開催
【枠順】・・・過去10年で内も外も満遍なく好走しておりフラットと考えてよさそうだ。
【ローテ】・・・過去10年の3着内トップはまさかの白富士S組(5回)。有馬記念組(4回)、天皇賞・秋組(3回)、凱旋門賞組(2回)と続く。
【騎手】・・・過去10年で見ると池添騎手が4回馬券になっている。川田騎手も3回馬券になっており好相性と言えそうだ。
【ペース・脚質】・・・過去10年はハイペース1回、ミドルペース2回、スローペース7回。16年から7年連続でスローペースとなっており、スローの展開になれば基本的には前有利。ここ2年は逃げ切りが決まっている。場合によっては33秒台の決め手決着になるが、後方一気は届かないためある程度のポジションがほしい。
【馬齢】・・・高齢場の活躍は少なく基本的に4歳か5歳を狙うべき。特に4歳馬の成績が少し抜けて良く軸には最適か。
~金鯱賞で狙うべき馬~
以上から
血統的にはディープ系×北米型血統(または北米型血統×ディープ系)の馬・・・①
4歳、5歳の馬・・・②
前走白富士Sか有馬記念を使った馬・・・③
を狙ってみたいと思います
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の出走馬を見て予想をしてみましょう
中京 金鯱賞(GⅡ)分析と予想
~注目馬の血統分析~
人気上位馬を中心に血統的に気になる馬を数頭ピックアップして分析します
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適性、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価、狙い目該当
血統構成・血統分析・一言コメント
の順に表記
アラタ 牡6 57 横山典
前走:23年中山金杯(GⅢ)4着
血統:D 能力:C+ 該当:なし
<血統構成>父キングカメハメハ(KK)×母父ハーツクライ(LS)×母母父ピストレブルー(EM)
<血統分析>父はNHKマイルCとダービーの変則二冠馬で基礎的なスピード能力を持ちながら母系の良さを引き出し様々な産駒を生み出す。母父はサンデー系の中ではトニービンの影響を強く受けスタミナと成長力に優れるハーツクライ。一瞬のキレ勝負ではやや分が悪い。
<一言コメント>前走の中山金杯では+24キロで出走。もちろん成長分もあっただろうが、最後の一伸びが足りなかったのはその影響もあったはず。一戦使った上積みがあれば巻き返しも可能。
ディープモンスター 牡5 57 団野
前走:23年関門橋S(OP・小倉2000m)1着
血統:B 能力:C 該当:①②
<血統構成>父ディープインパクト(DI)×母父ベラミーロード(AD)×母母父ディキシーランドバンド(AD)
<血統分析>父は日本競馬の至宝で三冠に有馬記念などGⅠ7勝。種牡馬になってからは10年連続リーディングサイアー。母方は北米で活躍したノーザンダンサー系のクロス。母父はダンジグ系ながら距離適性にも優れウッドメモリアルS(米GⅠダ1800m)の勝ち馬。母母父はマサチューセッツHなど重賞2勝。母シスタリーラヴは米ダート重賞2勝。
<一言コメント>元々素質馬でクラシック3戦は皆勤賞。菊花賞5着が最高成績だったが伸びしろはまだありそう。決め手が不足している分オープン特別で足踏みしたが、安定感のある走りはここでも。
フェーングロッテン 牡4 57 松若
前走:23年中山金杯(GⅢ)3着
血統:D 能力:D 該当:②
<血統構成>父ブラックタイド(LS)×母父キングヘイロー(ED)×母母父サクラバクシンオー(EN)
<血統分析>父はディープインパクトの全兄でスプリングSなど重賞2勝。ディープインパクトと比べると瞬発力は不足するがパワーやスタミナに優れる一面を持つ。母父は母系からスピードやスタミナを補強する。半兄にスプリンターズSの勝ち馬ピクシーナイトがいる。
<一言コメント>距離適性が大きく異なった菊花賞を除けば重賞で常に馬券になっている実力馬。当コースも【1-1-0-1】と実績がある。地力は確かでこのメンバーでも十分にやれるはず。
プログノーシス 牡5 57 川田
前走:22年中日新聞杯(GⅢ)4着
血統:C 能力:D 該当:②
<血統構成>父ディープインパクト(DI)×母父オブザーヴァトリー(EP)×母母父マークオブエスティーム(EN)
<血統分析>父は日本競馬の至宝で三冠に有馬記念などGⅠ7勝。種牡馬になってからは10年連続リーディングサイアー。母系を見ると母父は英仏のGⅠウイナーで母母父は英マイルGⅠ2勝と欧州色強め。母のヴォルダは英GⅠチェヴァリーパークSの勝ち馬。
<一言コメント>ゲートが悪く走ってみないと何とも言えない気性がポイントではあるが32秒台後半から33秒台前半を使える上がりの潜在能力は天下一品級。展開さえハマれば重賞制覇はそう遠くない。
ポタジェ 牡6 59 岩田望
前走:22年有馬記念(GⅠ)12着
血統:B 能力:D 該当:①③
<血統構成>父ディープインパクト(DI)×母父オーサムアゲイン(AD)×母母父ボールドレヴェニュー(AN)
<血統分析>父は日本競馬の至宝で三冠に有馬記念などGⅠ7勝。10年連続リーディングサイアー。母父はヴァイスリージェント系でこのレースに相性が良い。母ジンジャーパンチはBCディスタフなどGⅠ6勝。半姉のルージュバックは毎日王冠など重賞4勝。パワーに少し寄っておりイマイチ決め手不足な一面はあるがおそらく距離適性は2000mがぴったり。
<一言コメント>21年は3着、昨年は上がり最速をマークも4着。戦ってきたメンバーやレース格を考えれば今回は楽になると言える。血統的にも向くだろうが、問題は昨年からさらに3キロ増となる59キロを克服できるか。
マリアエレーナ 牝5 55 松山
前走:23年愛知杯(GⅢ)3着
血統:C+ 能力:B 該当:①②
<血統構成>父クロフネ(AD)×母父ディープインパクト(DI)×母母父キングカメハメハ(KK)
<血統分析>父はNHKマイルC、ジャパンCダートと芝ダート両GⅠを制した。母父は今や説明不要の大種牡馬で日本競馬界の至宝。18年のダービー馬ワグネリアンは近親。スピードに優れるが距離の壁がある。
<一言コメント>前走はトップハンデ且つ不利な内枠の結果。血統的にも向きそうで斤量減でくればさらに上昇のチャンス。当コースは【1-1-2-0】と複勝率100%なのも強み。
ヤマニンサルバム 牡4 57 浜中
前走:23年白富士S(L・東京2000m)3着
血統:C 能力:D 該当:②③
<血統構成>父イスラボニータ(SS)×母父ホワイトマズル(ED)×母母父トニービン(EN)
<血統分析>父はフジキセキの後継種牡馬で現役時代は皐月賞馬でダービー2着。重賞6勝の実績を持つ。母系はバリバリの欧州型で凱旋門賞に縁がある馬が並ぶ。母父は伊ダービー馬で凱旋門賞2着。その父ダンシングブレーヴは凱旋門賞を勝つなどGⅠ3勝。母母父のトニービンも凱旋門賞を制している。欧州型の影響力が強く馬力は素晴らしいものがありそう。成長力にも期待。
<一言コメント>当コースは2戦2勝という相性の良さ。ローテーションも追い風で白富士Sからのローテは好走馬多数。血統的にもう少しスピード要素が欲しかったのが本音だが、面白い存在になりそう。
☆上記以外の狙い目該当馬
▽狙い目①
なし
▽狙い目②4~5歳
ワンダフルタウン、グランオフィシエ
▽狙い目③
なし
~金鯱賞血統予想~
・予想は土曜夜までにアップ予定です(→更新済です)
※あくまで前日時点での予想です
馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。
このレースは出走馬たちにとって何を意味するのか。この先を見据えた「叩き」でしょうか。
それとも陣営がこれからの飛躍を狙い「本当に取りに行く」レースでしょうか。
私はやはり血統を重視していますのでこの馬から狙いますが、何頭か面白そうな馬がいます。
◎④ディープモンスター
○②マリアエレーナ
▲⑪ヤマニンサルバム
△⑨ポタジェ
血統的に上記◎本命馬を選びましたが、馬券妙味的に狙いたいのは⑪ヤマニンサルバム。近走の充実ぶりをベースに成長著しい4歳馬でローテも好相性の白富士S。消去法で選べば本命でもいいかなと思うほどです。あとはおそらく斤量から人気を落とすであろう⑨ポタジェですかね。普通に考えれば昨年以上に走れる上積みは乏しいですが、秋に戦ってきたメンバーを考えれば随分と楽にはなるはず。もちろん叩きという意味合いはあるでしょうが気になる1頭です。
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