犬でもできる競馬血統予想

血統を中心に組み立てた競馬予想をだれでもわかりやすいように書きます。筆者が犬顔らしいのでこんなタイトルですが深い意味はありません(笑)

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2023中山牝馬S(GⅢ)予想

 

こんばんは。ちゃろです。

 

皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。

 

さて、本日は「中山牝馬S(GⅢ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。

 

※おことわり

・今回はGⅠではないので簡易版となります。

・データについては有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。

 

フィリーズレビューの血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

金鯱賞の血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

 

3月11日 2023中山牝馬S(GⅢ)血統予想

 

~中山牝馬Sの過去血統傾向~

 

 

<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)

 

・父の好走数  日本型 15回  北米型 1回  欧州型  14回

・母父の好走数 日本型 11回  北米型 9回  欧州型  10回

 

 

<血統のワン!ポイント>(過去10年)

・過去10年で馬券になった馬の内、父日本型サンデー系ディープ系)は30頭の内15頭。数字上は半分だが、出走頭数を考えると飛び抜けていいわけではない

・近年躍進著しいのが父欧州型のノーザンダンサーキングマンボ系キンカメ系)。特にキングマンボ系キンカメ系)は19年以降毎年馬券内の好走馬を輩出している

・母系に目をやるとこちらも注目すべきは欧州型。特に近年はその活躍が著しく、スタミナや馬力に特化したより重厚なタイプが目立って好走しているのが興味深いところ。具体的にはロベルト系ヘロド系ノーザンダンサーの中でもカーリアンのようなゴリゴリの欧州型血統が好走している。

 

~中山牝馬Sの注目好走ポイント~

 

※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。

枠順、ローテーション、騎手、調教師、ペース、脚質、性別、馬齢、斤量など。

今回の注目ポイントは

 

 

【枠順】・・・過去10年で勝率トップは3勝の2枠だが、注目すべきは外枠。8枠は【3-2-2-13】で勝率、連対率はともに2位、複勝率は1位。7枠は【1-4-0-14】で連対率1位、複勝率2位と好走が目立つ。

【ローテ】・・・過去10年の3着内トップは前走愛知組(9回)。昨年は不発だったもののそれまでは毎年のように馬券になっており軽視は禁物。近年特に好走傾向があるターコイズS組(5回)も注目しておきたい。ちなみに昨年15人気1着と穴をあけたクリノプレミアムは前走京都牝馬S、同12人気2着のアブレイズは府中牝馬Sからのローテだった。

【ペース・脚質】・・・過去10年はハイペース1回、ミドルペース4回、スローペース5回。近3年は馬場状態が悪かった開催の影響もあるが、上がり1、2位は複勝圏に絡まず。一瞬の瞬発力だけでは好走することが難しい。

【馬齢・斤量】・・・牝馬限定で荒れやすい重賞とだけあってハンデは非常に重要。3着内トップは53キロ(8回)。54キロ(6回)52キロと56キロ(5回ずつ)が続く。このレースでは素直に軽ハンデ馬を狙いたい。馬齢は5歳馬が成績は一つ抜けている。4歳と6歳がほぼ同じ成績。7歳以上はかなり厳しいと考えて問題ない。

 

~中山牝馬Sで狙うべき馬~

 

以上から

血統的には父欧州型(特にキングマンボ系)の馬・・・①

母父欧州型血統の馬・・・②

前走愛知杯の馬・・・③

を狙ってみたいと思います

 

また条件には入れませんでしたが、軽ハンデ(53キロ以下を目安)を狙うのも効果的となりそうです。

 

それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の注目馬を見て予想をしてみましょう

 

中山 中山牝馬S(GⅢ)分析と予想

~注目馬の血統分析~

人気上位馬を中心に血統的に気になる馬を数頭ピックアップして分析します

 

馬番 名前 性別馬齢 騎手

前走成績

血統適性、能力実績(SA)の8段階で評価、狙い目該当

血統構成・血統分析・一言コメント

の順に表記

 

 

アートハウス    牝4    57    川田

前走:23年愛知杯(GⅢ)1着

血統: 能力: 該当:③

<血統構成>父スクリーンヒーローRB)×母父ヴィクトワールピサLS)×母母父ロストコード(AM

<血統分析>父はジャパンカップを制したスクリーンヒーロー。ただこのコースは割引種牡馬でもある。母父はドバイワールドカップ有馬記念など大舞台に強くGⅠ3勝のヴィクトワールピサ。母は秋華賞2着のパールコード。本質的には馬力や持続力で勝負するタイプで高速の上がり勝負よりも持続力で勝負するタイプ。

<一言コメント>これまでローズS、愛知杯と重賞を2勝。クラシックを取ることはできなかったがこのメンバーなら確実に実績上位。距離短縮は歓迎ではないが問題なくこなせそう。あとは57キロを背負う斤量だけ。

 

ウインピクシス    牝4    53    松岡

前走:23年壇之浦S(3勝ク・小倉1800m)1着

血統: 能力: 該当:なし

<血統構成>父ゴールドシップLS)×母父ロージズインメイTT)×母母父グラスワンダーRB

<血統分析>父は破壊力抜群の馬力でタフなレースにめっぽう強く、有馬記念天皇賞(春)などGⅠ6勝。母父は圧倒的なスピードとパワーを武器にドバイワールドカップを制すなどダートGⅠ4勝。配合タイプでいえばパワー・スタミナ型。

<一言コメント>条件戦を2連勝してこの舞台にのし上がってきた上がり馬。当コースは1勝ク時代に勝利しており距離適性はおそらくピッタリ。逃げる競馬が板についており、外枠を生かしてマイペースに逃げれればいきなり重賞で通用してもいいはずだ。

 

エイシンチラー    牝5    53    三浦

前走:23年ニューイヤーS(L・中山1600m)4着

血統: 能力: 該当:なし

<血統構成>父リアルインパクトDI)×母父フレンチデピュティAD)×母母父キャロルハウスTT

<血統分析>父は豪州GⅠジョージライダーSの勝ち馬で国内でも安田記念を制しGⅠ2勝や阪神C連覇の実績を持つ。スピードを武器としディープインパクト産駒の中ではマイル以下の距離に強い産駒を出しやすい。母父はサンデー系との交配で活躍馬を多数生み出しスピードや瞬発力をより強化する特徴を持つ。母母のエイシンサンサンは小倉3歳S(現小倉2歳S)の勝ち馬。

<一言コメント>近走はリステッドやオープン特別でまずまずもあと一歩足りない印象。中山コースは【2-1-1-4】と比較的得意としておりコース適性を生かせればいいが、血統的には北米のスピード寄りで狙いにくい。

 

クリノプレミアム    牝6    55.5    M.デムーロ

前走:23年中山金杯(GⅢ)2着

血統: 能力:B+ 該当:②

<血統構成>父オルフェーヴルLS)×母父ジャイアンツコーズウェイED)×母母父ゴーンウエストAP

<血統分析>父はステイゴールド譲りの激しい闘争心と爆発的なスピードを武器に三冠と有馬記念などGⅠ6勝。母父はエクリプスSなど芝GⅠ6勝。米国ダート最高峰のBCクラシックでも2着に入った“アイアンホース”のジャイアンツコーズウェイ。スピードというよりパワーあふれる血統構成。

<一言コメント>昨年15人気で1着と大波乱を巻き起こした。その後もGⅢでは連続して複勝圏に食い込んでおり、常に人気より好走する意外性が持ち味。前走の中山記念では先日の中山記念で好走したラーグルフとハナ差決着。昨年の勝利時から2キロ増の55キロだが前走もこの斤量で好走しており影響はない。

 

サトノセシル    牝7    55    田辺

前走:23年愛知杯(GⅢ)5着

血統: 能力: 該当:①②③

<血統構成>父フランケルED)×母父オブザーヴァトリー(EP)×母母父カーリアンED

<血統分析>父は生涯14戦14勝(GⅠ10勝)、「怪物」と呼ばれた名馬。母父はミスプロ系ながら欧州で活躍でクイーンエリザベスⅡ世SなどGⅠ2勝を含む重賞4勝。母母父もカーリアンで全体的には欧州血統が強い配合。

<一言コメント>近走は牝馬限定重賞を中心に非上位安定した走りを披露している。中山コースは久々だが【1-1-0-1】と苦手意識は全くない。充実ぶりはこの舞台でも。 

 

スルーセブンシーズ    牝5    54    ルメール

前走:23年初富士S(3勝ク・中山2000m)1着

血統: 能力: 該当:なし

<血統構成>父ドリームジャーニーLS)×母父クロフネAD)×母母父シアトルスルーAN

<血統分析>父はオルフェーヴルの全兄で自身も有馬記念宝塚記念を制したグランプリホースでGⅠ3勝。母系はどちらも北米型でスピードを強化している。半姉のパッシングスルーは紫苑Sの勝ち馬。

<一言コメント>3歳時の紫苑Sでは2着と好走した実力馬。その後は不安定な成績が続いたが、前走の初富士Sでは半年ぶりの実戦をものともせず快勝。コース適性も強調材料で中山は【3-1-2-0】の複勝率100%。デビュー戦以来の1800mでも力を発揮できるはずだ。

 

 

☆上記以外の狙い目該当馬

▽狙い目①父欧州型(特にキングマンボ系)

コトブキテティス、ストーリア

※ストーリアは父リオンディーズキングマンボ系

 

▽狙い目②母父欧州型

コトブキテティス、リノキアナ、シャーレイポピー、ラルナブリラーレ、ストーリア

 

▽狙い目③

なし

 

 

 

 

~中山牝馬S血統予想~

 

・予想は金曜夜までにアップ予定です(→更新済です)

 

※あくまで前日時点での予想です

馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。

 

今回は3頭しか買う気がしません。

過去結果を見ても荒れる可能性の高い牝馬限定のハンデ戦。血統を中心に枠などを考慮すれば狙うのはこの馬しかいないと思いました。

 

◎⑫ストーリア

○⑨クリノプレミアム

▲⑤サトノセシル

 

馬券妙味がありそうなのは何度好走しても人気にならないクリノプレミアムと牝馬相手なら大崩れ知らずなのにこちらも人気とは無縁のサトノセシル。皆さまの本命馬と組み合わせて参考にしていただければ嬉しいです。

 

皆さまの馬券が的中して素敵な土曜日となりますように!

 

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