2023阪神牝馬S(GⅡ)予想
こんばんは。ちゃろです。
皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。
さて、本日は「阪神牝馬S(GⅡ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
・今回はGⅠではないので簡易版となります。
・データについては有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
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4月8日 2023阪神牝馬S(GⅡ)血統予想
~阪神牝馬Sの過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)
・父の好走数 日本型 25回 北米型 3回 欧州型 2回
・母父の好走数 日本型 3回 北米型 9回 欧州型 18回
☆1600mの施行となった16年から過去7年
・父の好走数 日本型 19回 北米型 0回 欧州型 2回
・母父の好走数 日本型 2回 北米型 6回 欧州型 13回
<血統のワン!ポイント>(過去10年)
・父日本型のサンデー系(ディープ系)が圧倒的に有利。過去10年で馬券になった馬30頭の内25頭、1600mになった16年からに絞っても19頭と圧倒的な数字を残している。
・逆に言えば父北米型、父欧州型は不振ということになる。
・母系に着目するとまず母父に欧州型が良い数字を残している。ノーザンダンサー系やナスルーラ系など少し重厚な血統が結果を出している。
・母母父はさらにその傾向が強まっていく。欧州型ナスルーラ系のミルリーフ系やゼダーン系が目立つ。欧州型ノーザンダンサー系(サドラーズウェルズ系、ダンジグ系など)が良い結果が出ている。
~阪神牝馬Sの注目好走ポイント~
※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。
枠順、ローテーション、騎手、調教師、ペース、脚質、性別、馬齢、斤量など。
基本的に1600mになった過去7年で集計してみます。
今回の注目ポイントは
【枠順】・・・過去7年で5枠、7枠が2勝でトップ。そこまでのバイアスはなくフラットと考えてよい。
【ローテ】・・・過去7年の3着内トップは前走京都牝馬S(5回)、愛知杯(4回)、東京新聞杯、有馬記念(ともに2回)。近2年は愛知杯組が2頭ずつ馬券になっている。
【騎手】・・・川田騎手が2年連続且つ過去7年で4回馬券になっている。あとはルメール騎手が2度馬券になっている。
【ペース・脚質】・・・過去7年はミドルペース3回、スローペース4回。ハイペースになることは少なく。最後は11秒台のラップが続き、33秒台の上がりが求められる。
【性別・馬齢・斤量】・・・勝率や連対率だけみれば4歳と5歳がどちらかから選ぶのがベター。6歳は16年にスマートレイアーが勝利した例はあるが、基本的には3着まで。
~阪神牝馬Sで狙うべき馬~
以上から
血統的には父サンデー系の馬・・・①
母系に欧州型ナスルーラ系か欧州型ノーザンダンサー系の血を持つ馬・・・②
を狙ってみたいと思います
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の注目馬を見て予想をしてみましょう
阪神 阪神牝馬S(GⅡ)分析と予想
~注目馬の血統分析~
人気上位馬を中心に血統的に気になる馬を数頭ピックアップして分析します
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適性、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価、狙い目該当
血統構成・血統分析・一言コメント
の順に表記
イズジョーノキセキ 牝6 56 岩田康
前走:22年有馬記念(GⅠ)4着
血統:D 能力:B 該当:なし
<血統構成>父エピファネイア(RB)×母父キングカメハメハ(KK)×母母父ラーイ(AN)
<血統分析>父エピファネイアは菊花賞とジャパンカップを制した。ロベルト系のスタミナ、馬力とサンデー系のスピードを併せ持つ。根幹距離に強く特に1600mと2000mは狙い目。ローテは距離延長を好む産駒が多い。母キングダンサーはダート中距離で1勝。母系はキンカメ×ラーイ。ラーイはブラッシンググルーム系で英米で芝ダート両方の短距離で活躍したスピード馬。
<一言コメント>前走は有馬記念で4着で実績だけ見れば力上位は明らか。問題はコース適性が良いとは言い切れないことと大幅な距離短縮。
ウインシャーロット 牝5 55 石川
前走:23年京都牝馬S(GⅢ)2着
血統:C 能力:C+ 該当:②③
<血統構成>父スクリーンヒーロー(RB)×母父ジャングルポケット(EN)×母母父サンデーサイレンス(LS)
<血統分析>父は中長距離重賞で活躍し、ジャパンカップを制した。産駒には主にスタミナと成長力を伝える。また連勝しやすく固め打ちの傾向がある。母父も欧州型ナスルーラ系のジャングルポケット。全体的には欧州色が強い配合。
<一言コメント>キャリア15戦で複勝圏を外したのは新馬戦の1回のみ。未勝利戦勝利から現在に至るまで11戦連続で連対している堅実な走りが最大の武器。持ち前のスタミナを生かして長く脚を使う競馬がこの馬の必勝パターン。距離延長も問題なし。
ピンハイ 牝4 55 高倉
前走:23年東京新聞杯(GⅢ)8着
血統:C 能力:C 該当:①②
<血統構成>父ミッキーアイル(DI)×母父ジャングルポケット(EN)×母母父フジキセキ(SS)
<血統分析>父はディープの血を引き、そのスピードを武器に短距離~マイル路線で活躍しマイルCSなどGⅠ2勝、重賞計6勝。母父はジャングルポケットでスタミナ強化、母母父はフジキセキでサンデーのクロスが瞬発力を助長している。
<一言コメント>昨年の桜花賞5着、オークス4着は立派。桜花賞と同コースの適性は全く問題ない。前走は弾けきれなかったが立て直して巻き返し十分。
ママコチャ 牝4 55 松山
前走:22年ターコイズS(GⅢ)5着
血統:D 能力:D 該当:なし
<血統構成>父クロフネ(AD)×母父キングカメハメハ(KK)×母母父サンデーサイレンス(LS)
<血統分析>父クロフネはNHKマイルCとジャパンCダートという芝ダート両方でGⅠ馬となった。牝馬の代表産駒が多いフィリーサイアー。牡馬はどうしてもダート馬になりがち。自身がそうであったように爆発的なスピードは産駒にも伝えている。2000mを距離の壁とする産駒も多い。母系はキンカメ×サンデーの主流血統。全姉は桜花賞などGⅠ3勝のあのソダシ。
<一言コメント>この牝系特有の気性の悪さはあるが、ハマればスピード、瞬発力ともに申し分なし。遠征ではなく阪神に戻るのもこの馬にとっては大きなプラス。意外にも初コースだが力を十分に発揮できるはずだ。
ルージュスティリア 牝4 55 川田
前走:23年長篠S(3勝ク)1着
血統:B 能力:C 該当:①②
<血統構成>父ディープインパクト(DI)×母父ストームキャット(AD)×母母父ナシュワン(EN)
<血統分析>父ディープインパクトは三冠などGⅠ7勝、2012年から10年連続リーディングサイアーであり、日本の現代競馬の代表的な種牡馬。今や説明不要の至高の瞬発力やスピードは最高クラスでサンデー系の中でも卓越したものがある。母父ストームキャットはスピードの塊で母母父ナシュワンは英ダービーなどGⅠ4勝の英国のスターホース。
<一言コメント>現在3連勝中の上がり馬。まだまだ走りの若さは否めないが、末脚の切れは父を彷彿させるものがある。素質は一級品。3歳時の重賞では結果を残せず、今回は悲願の重賞制覇に挑む。
☆上記以外の狙い目該当馬
▽狙い目①父サンデー系
コスタボニータ、フラーズダルム、
▽狙い目②母系にEN系、ED系
コスタボニータ、フラーズダルム、サウンドビバーチェ、アンドヴァラナウト
サブライムアンセム、テンハッピーローズ、アンドヴァラナウト、ディヴィーナ
~阪神牝馬S血統予想~
・予想は金曜夜までにアップ予定です(→更新済です)
※あくまで前日時点での予想です
馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。
このレースは牝馬限定戦ですから少し穴から狙ってもいいような気もしますが、絶対的に逆らいたくないのがサンデー系の優位性。関西は雨が降っているようですので馬場状態が気になるところですが、私はよほどのことがない限りこの馬から狙ってみることにします。
◎⑦ルージュスティリア
基本的にオッズを見て、単複を中心に狙ってみることにしたいと思います。
ただこれはあくまで良馬場レベルまで回復した場合なので、もし重馬場の場合はウインシャーロットを中心に微調整しようと思います。
皆さまの馬券が的中し素敵な土曜日となりますように!
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