2023桜花賞(GⅠ)予想
こんばんは。ちゃろです。
皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。
さて、本日は牝馬クラシック第1戦「桜花賞(GⅠ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
・データについては有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
▼ニュージーランドTの血統分析はこちらから↓↓
4月9日 2023桜花賞(GⅠ)血統予想
~桜花賞の過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)
・父の好走数 日本型 21回 北米型 1回 欧州型 8回
・母父の好走数 日本型 3回 北米型 14回 欧州型 13回
<血統のワン!ポイント>(過去10年)
・日本型の父サンデー系(ディープ系)が圧倒的に有利で過去10年で馬券になった馬30頭の内21頭は父サンデー系(ディープ系)だった
・日本型の詳細を見るとDI系が12回、LS系5回、SS系4回という内訳。最も信頼できるのはディープ系ということがわかる
・母父は基本的に北米型血統で瞬発力やスピードを強化するのが鉄板パターン。
・母父が欧州型だった場合にはキンカメ系やダンジグ系。ポイントはスタミナよりもスピード。
・母母父は欧州色が強いのが最近のトレンド。具体的にはロベルト系やLサンデー系、サドラーズウェルズ系などここからスタミナを強化する馬に好走馬が多い。
・過去10年で12頭が馬券になったディープ系。やはり相性が良いと言っていい
▼父ディープ系の好走馬
・ウォーターナビレラ(父シルバーステート、22年2着)
・勝ち馬に限ればキンカメ系もかなりの好相性。過去10年の勝ち馬の内半数の5頭が父か母父がキンカメ系だった
▼父か母父にキンカメ系を持つ好走馬
・スターズオンアース(父ドゥラメンテ、22年1着)
・ソダシ(母父キングカメハメハ、21年1着)
・デアリングタクト(母父キングカメハメハ、20年1着)
・アーモンドアイ(父ロードカナロア、18年1着)
~桜花賞のその他の好走ポイント~
【枠順】・・・過去10年で4枠が3勝で勝率、連対率トップ。複勝率は5枠がトップだった。しかし内外の有利不利は大きくなく、フラットと考えればよい
【ローテ】・・・過去10年の3着内トップは前走チューリップ賞組(18回)で圧倒的な数字を誇っている。しかし18年にGⅡに昇格した後は勝ち馬が出ていない。続くのはフィリーズレビュー組と阪神JF組(ともに3回)、クイーンC組(2回)と続く。
【騎手】・・・ルメール騎手が過去10年で5回馬券になっている。続くのは川田騎手、池添騎手、武豊騎手(3回)。
【ペース・脚質】・・・過去10年はハイペース4回、ミドルペース4回、スローペース2回。ペースは流れて最後は瞬発力勝負になるのがこのレースの鉄則。上がり最速馬が32秒台の上がりを記録するのも珍しくない。デアリングタクトが勝った20年は雨で重馬場となったがそれでもペースは流れた。
【性別・馬齢・斤量】・・・3歳限定戦なので省略
~桜花賞で狙うべき馬~
以上から
血統的にはサンデー系×北米型血統もしくは欧州型スピード血統・・・①
父ディープ系の馬・・・②
を狙ってみたいと思います
そして今回はマイナスポイント(▼)として
・前走重賞以外かフラワーカップ組
をやや割り引いて考えたいと思います。
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
阪神 桜花賞(GⅠ)分析と予想
~出走馬全頭血統分析~
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適性、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価、狙い目該当
血統構成・血統分析・一言コメント
の順に表記
①ブトンドール 牝3 55 池添
前走:22年フィリーズレビュー(GⅡ)6着
血統:E 能力:E 該当:なし
<血統構成>父ビッグアーサー(EN)×母父スウィフトカレント(DS)×母母父ジェネラス(ED)
<血統分析>父ビッグアーサーはサクラバクシンオーの血を直系で受け継ぐスプリンターで高松宮記念の勝ち馬。意外にも馬力に優れる産駒が多く時計がかかる重馬場で力を発揮する産駒も多い。母父スウィフトカレントはサンデー系にしてはややマイナー種牡馬だが、優れたスピードを持つマキャヴェリアンを内包している。母系にニジンスキー系も持ち距離延長も対応できそう。
<一言コメント>函館2歳Sの勝ち馬。前走のフィリーズレビューは1人気も6着に敗れた。距離適性を考えれば1600mへの距離延長はプラスとは言いにくい。
②ライトクオンタム 牝3 55 武豊
前走:23年シンザン記念(GⅢ)1着
血統:B+ 能力:C 該当:①②
<血統構成>父ディープインパクト(DI)×母父クオリティロード(AP)×母母父ポリッシュナンバーズ(AD)
<血統分析>父ディープインパクトは三冠などGⅠ7勝、2012年から10年連続リーディングサイアーであり、日本の現代競馬の代表的な種牡馬。今や説明不要の至高の瞬発力やスピードは最高クラスでサンデー系の中でも卓越したものがある。母父クオリティロードはドンHなど北米ダートGⅠ4勝。母のイルミナントは米芝GⅠゲイムリーSなど重賞2勝。ディープ×北米ダート血統は爆発的なスピード、瞬発力を生み出す例多数。
<一言コメント>シンザン記念の勝ち馬。過去傾向を見る限り少し馬体重が小さいような気もするが、そこを凌駕する決め手は一級品。初の右回りとなるが、前走同様の走りができれば勝利は見えてくる。
③リバティアイランド 牝3 55 川田
前走:23年阪神JF(GⅠ)1着
血統:C 能力:B+ 該当:なし
<血統構成>父ドゥラメンテ(KK)×母父オールアメリカン(RB)×母母父ザール(EP)
<血統分析>父ドゥラメンテは皐月賞、ダービーの二冠馬。日本で活躍できる血統を詰め込んだザ・主流血統。休み明けのフレッシュな状態や揉まれにくい外枠や少頭数で期待値が高い。コースは広い方が良く、芝の中距離競走で安定している。牡馬の活躍馬多い。母系は「タフなスプリント」でおなじみ豪州色が目立つ。母父は豪GⅠカンターラSの覇者。母ヤンキーローズはスプリングチャンピオンSなど豪GⅠ2勝。
<一言コメント>阪神JFの勝ち馬。直行ローテは予定通りで調整は順調。レースの運びが上手く末脚の決め手も確か。当コースなら前走同様に他馬を置き去りにして突き抜けるイメージも持てる。レベルの違いを見せGⅠ連勝を狙う。
④ドゥアイズ 牝3 55 吉田隼
前走:23年クイーンC(GⅢ)2着
血統:D 能力:C 該当:なし
<血統構成>父ルーラーシップ(KK)×母父ディープインパクト(DI)×母母父グランドロッジ(ED)
<血統分析>父ルーラーシップはクイーンエリザベスⅡ世カップなど重賞5勝。キングカメハメハの直系だが、トニービンの影響を強く受けており距離延長を好む。ゆったりした追走を好み長く脚を使う馬が多い。基本的に距離は長い方が良い。母系からは瞬発力、スピードを強化。母母のサミットヴィルは英重賞メイヒルSの勝ち馬。
<一言コメント>重賞は勝利こそないが馬券内に3度入った実力の持ち主。通算成績は【1-3-1-0】で馬券内を外したことがない安定感と馬力が持ち味。最後だけの瞬発力勝負には合わないが上がりがかかるようなら出番も。恵みの雨となるか。
⑤ハーパー 牝3 55 ルメール
前走:23年クイーンC(GⅢ)1着
血統:C+ 能力:C+ 該当:①
<血統構成>父ハーツクライ(LS)×母父ジャンプスタート(AN)×母母父カーソンシティ(AP)
<血統分析>父ハーツクライは有馬記念などGⅠ2勝。日本で唯一ディープインパクトに土を付け、種牡馬としても数々の名馬を生み出した。母父トニービンの影響を強く受けており、その一番の特徴は成長力で晩成傾向がある。サンデー系の中では欧州志向が強く、スタミナ、しぶとい馬力を強化する。母セレスタはアルゼンチンで活躍しGⅠの エストレラスジュヴェナイルフィリーズ大賞典を制した。母系は全体的に北米色が強いダート血統でスピード能力を強化する。半姉のヴァレーデラルナは盛岡で行われたJBCレディスクラシックの勝ち馬。
<一言コメント>クイーンCの勝ち馬。そこで下したドゥアイズは阪神JF3着であることから物差しでいけばGⅠでも十分にやれる力は持っている。前走は12キロマイナスでの勝利。当日の馬体重はチェックしておきたい。
⑥モズメイメイ 牝3 55 和田竜
前走:23年チューリップ賞(GⅡ)1着
血統:D 能力:C 該当:②
<血統構成>父リアルインパクト(DI)×母父フランケル(ED)×母母父エンパイアメーカー(AP)
<血統分析>父リアルインパクトは安田記念とジョージライダーS(豪GⅠ)を制しGⅠ2勝。他にも阪神カップを連覇するなどマイル以下で活躍した。スピードの塊であるメドウレイクの影響を強く受けており、ディープ系の中でも短距離を得意とするスピード型を多く生み出している。母系は真逆の特性を持つ種牡馬の配合で母父フランケルは欧州の怪物と呼ばれ、母母父エンパイアメーカーはダート種牡馬として日本でも存在感を見せた。母母のインランジェリーは米GⅠのスピンスターSを含むダート重賞3勝。
<一言コメント>桜花賞と同条件で行われるトライアル・チューリップ賞の勝ち馬。ここ2戦はハナを切る競馬だが折り合いをつけるのが上手く最後まで脚を使える強さがある。鞍上が変わってこれまで通りの競馬ができるかどうかがポイントとなりそうだ。
⑦コンクシェル 牝3 55 丸山
前走:23年アネモネS(L)2着
血統:E 能力:E 該当:② ▼前走重賞以外
<血統構成>父キズナ(DI)×母父ガリレオ(ED)×母母父マキャヴェリアン(EP)
<血統分析>父キズナは13年のダービーを含む重賞5勝。種牡馬としては自身の父のディープインパクトとは異なり、上がりがかかる馬場や非根幹距離にも強い。パワーに優れておりダート馬も多数輩出するほど。母父ガリレオは英ダービーなどGⅠ3勝。欧州の大種牡馬でサドラーズウェルズ系の継承者として一時代を築いた。全姉のシンシアウィッシュはフローラS3着。
<一言コメント>ここまでの成績は5戦1勝。アネモネSは2着止まりとこのメンバーに入るとだいぶ見劣りしてしまう成績。アネモネSでは上がり最速の34秒0の末脚を使っており、決め手自体はあるが大幅な相手強化の中でどこまで。
⑧キタウイング 牝3 55 杉原
前走:23年チューリップ賞(GⅡ)7着
血統:C 能力:D 該当:①②
<血統構成>父ダノンバラード(DI)×母父アイルハヴアナザー(AP)×母母父ゼンノエルシド(ED)
<血統分析>父ダノンバラードはAJCCとラジオNIKKEI杯(現ホープフルS)の重賞2勝。GⅠ制覇はならなかったが宝塚記念2着、皐月賞3着の実績を残した。ディープ系としては異色のタイプでアンブライドルドの影響を受けパワーや持続力に優れる産駒が多い。芝の重馬場やダートでも活躍馬を出す。母父アイルハヴアナザーはフォーティナイナー系ながらロベルト系の影響を強く受けておりスタミナ豊富な米国二冠馬。母系からスタミナを強化している。近親のストーミーシーは重賞制覇こそないが、NZT2着などマイルを中心に活躍。
<一言コメント>新潟2歳S、フェアリーSと重賞2勝。前走のチューリップ賞は内で控える競馬となったが全体的に前有利の流れに最後も進路が見つからずに力を発揮しきれなかった。使っている脚自体は良いもので巻き返しも頭に入れておきたい。
⑨コナコースト 牝3 55 鮫島駿
前走:23年チューリップ賞(GⅡ)2着
血統:B 能力:D 該当:①
<血統構成>父キタサンブラック(LS)×母父キングカメハメハ(KK)×母母父フレンチデピュティ(AD)
<血統分析>父キタサンブラックは菊花賞、天皇賞春秋、有馬記念などGⅠ7勝。豊富なスタミナ、馬力と先行力で一時代を築いた。産駒は自身と異なり瞬発力があるキレるタイプも多数。母系はキンカメ×フレンチデピュティというクラシックおなじみの主流クラシック配合。母母アンブロワーズは函館2歳Sの勝ち馬。
<一言コメント>重賞勝利はなく、チューリップ賞2着馬。今年既に3戦目となるローテはやや疑問だが、前有利なチューリップ賞で追い込んだ末脚は目を見張るものがある。コース適性は前走で証明済。面白い存在になりそうな1頭。
⑩エミュー 牝3 55 松山
前走:23年フラワーC(GⅢ)1着
血統:E 能力:D+ 該当:なし ▼前走フラワーC
<血統構成>父ハービンジャー(ED)×母父スペシャルウィーク(LS)×母母父ゴーンウエスト(AP)
<血統分析>父ハービンジャーは現在日本にいる種牡馬の中では欧州型ノーザンダンサー系の代表格。現役時代はキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSを11馬身差で制した。距離は2000m前後、小回り、距離延長ローテを得意とする馬が多い。母父スペシャルウィークは98年のダービー馬、春秋盾制覇にジャパンカップとGⅠ4勝。
<一言コメント>フラワーCの勝ち馬。フラワーCからのローテでは活躍馬は出ていないのがややマイナスか。速い上がりを使えるタイプではなく、持続力勝負の消耗戦になれば出番。良馬場での瞬発力勝負は分が悪い。
⑪シンリョクカ 牝3 55 吉田豊
前走:23年阪神JF(GⅠ)2着
血統:D 能力:C 該当:①
<血統構成>父サトノダイヤモンド(DI)×母父キングカメハメハ(KK)×母母父カーリアン(ED)
<血統分析>父サトノダイヤモンドは有馬記念、菊花賞と2つのGⅠを制し重賞は計6勝で16年の日本ダービー2着の実績を持つ。母系はキンカメに欧州型ノーザンダンサー系の組みあわせでスタミナを強化している。近親にマイルCSを制したダノンシャークがいる。
<一言コメント>皐月賞に出走する報道も出たが、他馬の回避があり出走が叶った阪神JFの2着馬。決め手自体は十分に持っており、伸びしろもありそう。ただし究極の瞬発力比べになった場合はどうだろうか。
⑫シングザットソング 牝3 55 岩田望
前走:23年フィリーズレビュー(GⅡ)1着
血統:B 能力:C 該当:(①)
<血統構成>父ドゥラメンテ(KK)×母父マイゴールデンソング(AP)×母母父ディキシーランドバンド(AD)
<血統分析>父ドゥラメンテは皐月賞、ダービーの二冠馬。日本で活躍できる血統を詰め込んだザ・主流血統。休み明けのフレッシュな状態や揉まれにくい外枠や少頭数で期待値が高い。コースは広い方が良く、芝の中距離競走で安定している。牡馬の活躍馬多い。母系は系統は違うが北米型血統で固められている。母父は北米ダートで走り重賞制覇はないがアンブライドルズソングの直系で種牡馬入り。母系から爆発的な瞬発力やスピードを強化する。
<一言コメント>フィリーズレビューの勝ち馬。デビューから3戦連続で上がり33秒台という非凡な末脚を持つ。フィリーズレビューからのローテでの活躍馬は少ないが、この馬の適性は1400mではないと考えており、向かないレースに勝利したと考えることもできる。非凡な瞬発力は距離が伸びてこそ。狙い目は父サンデー系ではないがドゥラメンテはかなりサンデー系の影響が強く母系は北米のスピード血統なので(①)とした。
⑬ドゥーラ 牝3 55 戸崎
前走:23年チューリップ賞(GⅡ)15着
血統:C 能力:D 該当:(①)
<血統構成>父ドゥラメンテ(KK)×母父キングヘイロー(ED)×母母父ステイゴールド(LS)
<血統分析>父ドゥラメンテは皐月賞、ダービーの二冠馬。日本で活躍できる血統を詰め込んだザ・主流血統。休み明けのフレッシュな状態や揉まれにくい外枠や少頭数で期待値が高い。コースは広い方が良く、芝の中距離競走で安定している。牡馬の活躍馬多い。母父は高松宮記念の覇者で配合相手によってスピードやスタミナなど様々な能力を強化する。サンデーの3×4という強いクロスを持つ。近親のクリスマスは函館2歳Sの勝ち馬。
<一言コメント>札幌2歳Sの勝ち馬。デビューから4戦連続で上がり最速を記録していたが、前走のチューリップ賞では行きっぷりが悪く、最後の直線も他馬と接触する不利もあった。見切るにはまだ早いかもしれないが、当コースで阪神JF、チューリップ賞と連続凡走した点は気になる。狙い目は父サンデー系ではないがドゥラメンテはかなりサンデー系の影響が強く母系にスピードの血を持つため(①)とした。
⑭ペリファーニア 牝3 55 横山武
前走:23年チューリップ賞(GⅡ)3着
血統:D 能力:D 該当:なし
<血統構成>父モーリス(RB)×母父ハーツクライ(LS)×母母父クリス(EP)
<血統分析>父モーリスは香港での3勝を含むGⅠ6勝。自身と異なり産駒は字面通りロベルトやサドラーズウェルズの影響でスピードより馬力に寄るタイプが多く、距離延長や外枠の期待値が高い。ワンペースの持続戦で力を発揮するタイプが多い。父は抜群のスタミナを武器に国内で唯一あのディープインパクトに土を付けた有馬記念、ドバイシーマクラシックとGⅠ2勝。牝系は名門ケイティーズの一族で半兄には先日電撃引退となった21年年度代表馬エフフォーリアがいる。
<一言コメント>血統そして鞍上を見ればロマンを感じてしまう人もいるだろう。重賞勝利はなくチューリップ賞3着でこの舞台の切符を掴んだ。ただ競馬内容は決して良かったとは言えず発馬や道中での課題も多かった。経験を生かして折り合いがつけばさらに浮上する可能性を秘めている。
⑮ジューンオレンジ 牝3 55 富田
前走:23年フィリーズレビュー(GⅡ)3着
血統:E 能力:D 該当:なし
<血統構成>父ジャスタウェイ(SS)×母父シンボリクリスエス(RB)×母母父サンデーサイレンス(LS)
<血統分析>父ジャスタウェイはドバイデューティーフリー、天皇賞(秋)などGⅠ3勝。現役時代に日本競馬史上初の世界ランクで1位になった。ハーツクライの産駒だが自身も2000m以下で活躍したように長距離適性は高くなく、その分スピードやパワーに長けている。母父シンボリクリスエスはロベルト系で馬力を強化する。近親のトーセンガーネットは川崎の関東オークス3着。
<一言コメント>フィリーズレビューでの3着は11人気という低評価を覆すもので、見事な末脚だった。当コースの経験は未勝利時代にあるが5着に敗れておりイメージとしては1400m以下にやはり適性がありそうだ。後方で我慢し末脚を生かす競馬をするとしても展開の助けは必要だろう。
⑯ムーンプローブ 牝3 55 北村友
前走:23年フィリーズレビュー(GⅡ)2着
血統:E 能力:D 該当:なし
<血統構成>父モーリス(RB)×母父フジキセキ(SS)×母母父ビアンコーニ(ED)
<血統分析>父モーリスは香港での3勝を含むGⅠ6勝。自身と異なり産駒は字面通りロベルトやサドラーズウェルズの影響でスピードより馬力に寄るタイプが多く、距離延長や外枠の期待値が高い。ワンペースの持続戦で力を発揮するタイプが多い。母系は芝短距離に活躍する血でスピードを強化。距離はマイルまでといった印象。
<一言コメント>重賞勝利はなく、フィリーズレビュー2着から。実績的にはやや劣るが当コースで2勝を挙げている経験は必ず生きるはず。先行する競馬が基本だが、前走のように後ろから差す競馬もできる自在性も魅力。
⑰ラヴェル 牝3 55 坂井
前走:23年阪神JF(GⅠ)11着
血統:D 能力:D 該当:(①)
<血統構成>父キタサンブラック(LS)×母父ダイワメジャー(SS)×母母父フレンチデピュティ(AD)
<血統分析>父キタサンブラックは菊花賞、天皇賞春秋、有馬記念などGⅠ7勝。豊富なスタミナ、馬力と先行力で一時代を築いた。産駒は自身と異なり瞬発力があるキレるタイプも多数。半姉はチューリップ賞を制し、秋華賞2着オークス3着のナミュール。母系はサンデーのスピードをさらに強化するニックスのヴァイスリージェント系の血を持つ。スピード能力はかなりのものがあると推測する。
<一言コメント>アルテミスSの勝ち馬。同レースでは今回1人気が予想されるリバティアイランドを下しており、現在唯一リバティアイランドに勝った経験のある馬。その時に見せた33秒0の末脚は強烈なインパクトそのもの。阪神JFでは不発だったが、リフレッシュした直行ローテで末脚よ再び。
⑱トーセンローリエ 牝3 55 横山和
前走:23年アネモネS(L)1着
血統:F 能力:E 該当:なし ▼前走重賞以外
<血統構成>父サトノクラウン(ED)×母父メイショウサムソン(ED)×母母父ステイゴールド(LS)
<血統分析>父サトノクラウンは宝塚記念、香港ヴァーズとGⅠ2勝を含む重賞6勝。大雨で不良馬場の天皇賞(秋)では2着だった。欧州型ノーザンダンサー系であるトライマイベストの血を直系で受け継ぐ。本質的には芝の中距離に向き、ダートはさっぱりの産駒が多数。
<一言コメント>重賞勝利はないが3連勝でアネモネSを制し、桜花賞への切符をゲットした。前走は馬場にも恵まれた印象こそあるが、先行する王道競馬できっちり勝ち切った。大幅に相手関係が強化される舞台でも臆せず自分の走りができれば。
~桜花賞血統予想~
・予想は土曜夜までにアップ予定です(→更新済です)
※あくまで前日時点での予想です
馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。
2023年のクラシック開幕戦。誰しもがバッチリ当てて弾みをつけたいと思っているはずです。
クラシックは特に血統で選ぶことを重視していますので今回もブレることなくこの馬から狙いたいと思います。
なお、当日晴れ予想らしいので良馬場まで回復すると思って予想を書いています。まだ重たい馬場の場合は少し考える必要があると思いますのでご参考までお願いします。
○⑨コナコースト
▲⑫シングザットソング
△③リバティアイランド
△⑤ハーパー
△⑬ドゥーラ
△⑧キタウイング
消⑭ペリファーニア
皆さまの馬券が的中し素敵な日曜日となりますように!
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