犬でもできる競馬血統予想

血統を中心に組み立てた競馬予想をだれでもわかりやすいように書きます。筆者が犬顔らしいのでこんなタイトルですが深い意味はありません(笑)

MENU

2023アーリントンカップ(GⅢ)予想


こんばんは。ちゃろです。

 

皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。

 

さて、本日は「アーリントンカップ(GⅢ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。

 

※おことわり

・今回はGⅠではないので簡易版となります。

・データについては有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。

 

皐月賞の血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

 

▼アンタレスSの血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

 

4月15日 2023アーリントンC(GⅢ)血統予想

 

~アーリントンCの過去血統傾向~

 

 

 

<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)

 

・父の好走数  日本型 14回  北米型 3回  欧州型 13回

・母父の好走数 日本型 10回  北米型 9回  欧州型 11回

 

※NHKマイルCのトライアルとなった18年~(過去5年間)

・父の好走数  日本型 4回  北米型 2回  欧州型 9回

・母父の好走数 日本型 6回  北米型 6回  欧州型 3回

 

<血統のワン!ポイント>(過去10年または5年)

・父日本型サンデー系ディープ系)は不振。過去10年で馬券になった馬30頭の内14頭。近5年ではわずかに4頭しかいなかった

・父欧州型は成績を伸ばしているが、母父欧州型は不振。母父は北米型が成績を伸ばしている。

・父で目立つのがキンカメ系。近5年で馬券になった15頭の内、約半数の7頭が父キンカメ系だった。

・20年は稍重、21年は重での開催。この2年で馬券になった日本型サンデー系の馬は21年3着のレイモンドバローズ(父ヴィクトワールピサ)のみ

 

~アーリントンCの注目好走ポイント~

 

※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。

枠順、ローテーション、騎手、調教師、ペース、脚質、性別、馬齢、斤量など。

今回の注目ポイントは

 

 

【枠順】・・・過去5年で見るとなんと5年連続で5枠が勝利している。そして顕著なのが内枠不振外枠有利のデータ。過去5年で1~4枠で馬券になったのはともに1枠1番だったキングエルメス(22年3着)とパクスアメリカーナ(18年2着)しかいない。

【ローテ】・・・過去5年の3着内トップは前走朝日杯FS組1勝ク組(ともに3回)。こぶし賞を含めれば1勝ク組が最も成績を残している。しかし勝ち馬はいずれも前走重賞組だった(朝日杯FS組3勝、フィリーズレビュー組、共同通信杯組が1勝ずつ)。また、前走中山組【0-1-0-12】前走中京組【0-1-0-13】と不振。

【騎手】・・・過去5年で川田騎手が3回、浜中騎手が2回馬券になっている。

【ペース・脚質】・・・過去5年はハイペース1回、ミドルペース4回、スローペース0回。過去10年遡ってもスローペースは10年前の13年の1度だけ。ペースは流れて最後は上がりが求められるレース。

【性別・馬齢・斤量】・・・過去5年で牝馬で馬券になったのはイベリス(19年1着)、ギルデッドミラー(20年2着)。余談だがギルデッドミラーがこの頃からダートを走っていたらどうなっていただろうか・・・。

 

~アーリントンCで狙うべき馬~

 

以上から

血統的には父キンカメ系の馬・・・①

前走朝日杯FSを走った馬・・・②

を狙ってみたいと思います

 

そして今回はマイナスポイント(▼)として

・重馬場だった時の父サンデー系

をやや割り引いて考えたいと思います。

 

それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう

 

阪神 アーリントンカップ(GⅢ)分析と予想

~注目馬の血統分析~

人気上位馬を中心に血統的に気になる馬を数頭ピックアップして分析します

 

馬番 名前 性別馬齢 騎手

前走成績

血統適性、能力実績(SA)の8段階で評価、狙い目該当

血統構成・血統分析・一言コメント

の順に表記

 

オオバンブルマイ    牡3    56    武豊

前走:22年朝日杯FS(GⅠ)7着

血統: 能力: 該当:②

<血統構成>父ディスクリートキャットAD)×母父ディープインパクトDI)×母母父サクラバクシンオーEN

<血統分析>父ディスクリートキャットはシガーマイル(米GⅠ)UAEダービーなどダート重賞を3勝。ストームキャットの直系らしく他を置き去りにするスピードと仕上がりの早さが最大の特徴。軽いダートを最も得意とし距離はマイル以下でその能力を発揮する。母父ディープインパクトは日本競馬界の至宝。近親にはブランボヌール(キーンランドCなど)やビアンフェ(函館SSなど)がいるスピード一族。

<一言コメント>前走の朝日杯FSは出遅れて流れに乗り切れないながらも最後の末脚自体は良いものを見せた。やはりマイルより1400mの方がいいイメージ。

 

ショーモン    牡3    56    鮫島駿

前走:23年1勝ク(阪神1600m)1着

血統: 能力:B+ 該当:なし

<血統構成>父マインドユアビスケッツ(AD)×母父ディープインパクトDI)×母母父ザイーテン(ED

<血統分析>父マインドユアビスケッツはドバイゴールデンシャヒーンを連覇するなど米国とUAEでGⅠ3勝。自身はヴァイスリージェント系のデピュティミニスターの3×4という強いクロスを持ち、スピードや仕上がりの早さをストロングポイントとして産駒に伝えている。母系はディープインパクトにダンジグ系というスピードと芝適性を上げている。母母シーズアンは英GⅠチヴァリーパークSの勝ち馬。

<一言コメント>キャリア4戦はすべて2番手追走からの競馬と安定感が持ち味。前走もペースが流れる中でしぶとい脚を使い続けた。このメンバーならここも実力上位。馬場が渋っても対応できそうだ。

 

スカイロケット    牡3    56    横山和

前走:23年1勝ク(阪神1400m)1着

血統: 能力: 該当:なし

<血統構成>父ジャスタウェイSS)×母父ロイヤルアプローズ(ED)×母母父シルヴァ―ホーク(RB

<血統分析>父ジャスタウェイドバイデューティフリー天皇賞(秋)などGⅠ3勝。現役時代に日本競馬史上初の世界ランクで1位になった。ハーツクライの産駒だが自身も2000m以下で活躍したように長距離適性は高くなく、その分スピードやパワーに長けている。母父ロイヤルアプローズは英短距離GⅠ2勝。母ティッカーテープアメリカンオークスなど北米で芝GⅠ2勝。

<一言コメント>ここまでの実戦経験はすべて1400m。距離延長への対応がカギ。瞬発力に長けるタイプではないので時計のかかる馬場は歓迎。

 

トーホウガレオン    牡3    56    岩田康

前走:23年シンザン記念(GⅢ)3着

血統: 能力:D+ 該当:なし

<血統構成>父リアルスティールDI)×母父ソングアンドアプレイヤー(AP)×母母父デヴィルズバッグTT

<血統分析>父リアルスティールはラヴズオンリーユーの全兄でドバイターフの勝ち馬。皐月賞などGⅠで2着3回の実績がある。基本的には当然芝での活躍馬を出す種牡馬だが、下級戦ではダートで走る馬も多数。母系は北米血統で母父ソングアンドアプレイヤーは米GⅠファウンテンオブユースSの勝ち馬。ファピアノ系らしく母系に入るとスピードを強化する。

<一言コメント>新馬、未勝利で3連続2着と勝ち味に遅かったが、未勝利を突破すると前走のシンザン記念では勝ち馬には突き放されたものの3着と健闘した。1戦ごとレースの経験が生きている印象はある。

 

ナヴォーナ    牡3    56    川田

前走:23年新馬(東京1600m)1着

血統: 能力: 該当:①

<血統構成>父ロードカナロアKK)×母父ソルジャーホロウ(ED)×母母父ハイエストオナーEN

<血統分析>父ロードカナロア香港スプリント連覇などGⅠ6勝。非常に総合力が高く瞬発力やスピードは素晴らしい素質を持つ。内枠や距離短縮で期待値が高い。母系の良さを引き出すことができる万能種牡馬。母系はドイツにルーツがあり、母セリエンホルデは独オークス馬。半兄にNHKマイルCを制したシュネルマイスターがいる。

<一言コメント>その血統はやはり何かを感じさせるスケールがある。成長の早さは兄シュネルマイスターと同様。実戦は新馬戦の1度だけだが、新馬特有のスローペースを考慮しても上がり33秒2は魅力的に映る。末脚がさく裂すれば間違いなくV候補。

 

ヤクシマ    牡3    56    ルメール

前走:23年クロッカスS(L・東京1400m)1着

血統: 能力:D+ 該当:なし

<血統構成>父ハヴァナグレイ(ED)×母父コンプトンプレイス(HE)×母母父オブザーヴァトリー(EP

<血統分析>父ハヴァナグレイはサドラーズウェルズガリレオの系統ながら現役時は欧州の短距離路線で活躍し、愛GⅠフライングファイブSの勝ち馬となった。母系は重厚なヘロド系に欧州型ミスプロ系の配合で馬力をプラス。半姉のグッドヴァイブスは英GⅢコーンウォリスSの勝ち馬。

<一言コメント>マイルは今走が初めてでこれまでは1400m以下を走ってきた。前走は道中2番手折り合い最後まで良い脚を見せた。未知数な面は多いが継続の鞍上は心強い。道悪の経験はないが血統的には渋った馬場でもこなせそうなタイプ。

 

ユリーシャ    牝3    54    松山

前走:23年エルフィンS(L・中京1600m)1着

血統: 能力: 該当:なし

<血統構成>父グレーターロンドン(DI)×母父ハービンジャーED)×母母父スペシャルウィークLS

<血統分析>父グレーターロンドンは後方一気からの豪脚を武器に中京記念の勝ち馬。自身はマイル前後の距離で活躍をしたが、産駒はもう少し距離が長い方が走る傾向がある。傾向は完全に芝血統でダートの適性は高くない。母父ハービンジャーは現在日本にいる種牡馬の中では欧州型ノーザンダンサー系の代表格。母系からはスタミナを強化している。近親のユールシンキングはセントライト記念など重賞2勝。

<一言コメント>前走のエルフィンSでは桜花賞2着馬やフィリーズレビュー勝ち馬に完勝。スローペースで流れや展開に恵まれた感はあるが、ポテンシャルは高い。道悪も問題なさそう。このメンバーならだらしない競馬はできない。

 

☆上記以外の狙い目該当馬

▽狙い目①父キンカメ系

オーシャントライブ、マルチャン

 

▽狙い目②

なし

 

 

 

~アーリントンC血統予想~

 

・予想は金曜夜までにアップ予定です(→更新済です)

※あくまで前日時点での予想です

馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。

 

このレースはNHKマイルカップのトライアルではありますが、3歳の一流馬は本来クラシックに向かうのが基本的なローテーションなので難しいところではあります。

馬場は道悪でしょうし、前日予想となるとある程度決め打つ必要があるのですが、今回はこの馬の実績と血統適性を信じて託してみることにしたいと思います。

 

 

◎⑤ナヴォーナ

 

消⑦トーホウガレオン

 

○②ユリーシャ

▲①ショーモン

 

(道悪で紐に入れるなら)

△⑪オーシャントライブ

△⑰ヤクシマ

 

 

 

皆さまの馬券が的中し素敵な土曜日となりますように!

 

 

↓↓皆様の応援が励みになります。応援お願いします!!

 


↑↑ポチっとクリックをお願いします!競馬・血統理論ランキング

よかったら上記ボタンをポチっとお願いします。

パソコンなら右端に、

スマホなら少し下にスクロールすると上に、

現在の順位が表示されますのでまたそこから入っていただけますと幸いです。

 

 

にほんブログ村 競馬ブログ 血統理論へ
↑↑ポチっとクリックをお願いします!競馬・血統理論ランキング