2023アンタレスS(GⅢ)予想
こんばんは。ちゃろです。
皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。
さて、本日は「アンタレスS(GⅢ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
・今回はGⅠではないので簡易版となります。
・データについてはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
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4月16日 2023アンタレスS(GⅢ)血統予想
~アンタレスSの過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)
・父の好走数 日本型 13回 北米型 9回 欧州型 8回
・母父の好走数 日本型 9回 北米型 13回 欧州型 8回
<血統のワン!ポイント>(過去10年)
・日本型の父サンデー系(ディープ系)が過去10年で馬券になったのは30頭の内13頭。これはダート重賞にしては健闘している部類といえる。
・逆にダート重賞でこそ力を発揮する父北米型の爆発力がない。下記フェブラリーSの血統分類別好走数と比較するとわかりやすい
<参考>フェブラリーSの過去10年
・父の好走数 日本型 9回 北米型 15回 欧州型 6回
・母父の好走数 日本型 5回 北米型 20回 欧州型 5回
ただし、馬場が湿ってスピードが出るダートになればやはり北米型が強さを発揮する。
・種牡馬個体に絞ってみるとトップはキングカメハメハ(5回)。ゼンノロブロイ(4回)、カネヒキリ(3回)とDサンデー系が続く。ディープスカイも2回好走しておりDサンデー系は走りやすい傾向があるようだ。
・母母父にノーザンダンサー系を持つ馬の好走が非常に目立つのが興味深い。
~アンタレスSの注目好走ポイント~
※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。
枠順、ローテーション、騎手、調教師、ペース、脚質、性別、馬齢、斤量など。
今回の注目ポイントは
【枠順】・・・過去10年で5枠が勝率、連対率でトップ。複勝率は2枠がトップだった。6枠より外は統計上はやや不振。
【ローテ】・・・過去10年の3着内トップは名古屋大賞典組(8回)だが、競馬場の移転がありコースや距離が変わっているのが気になるところ。他にはマーチS組(5回)、ダイオライト記念組(4回)、東海S組、名城S組(ともに3回)が続く。実は前走着順がとても大事なレースで過去5年で馬券になった15頭はすべて前走3着以内だった。
【騎手】・・・成績はばらけているが過去10年でM.デムーロ騎手が3回馬券になっている。
【ペース・脚質】・・・過去10年はハイペース5回、ミドルペース4回、スローペース1回。スローになることは稀。タフな消耗戦になりやすく逃げ切るのは至難の業。馬場状態にもよるが追い込みも決まりやすい。
【性別・馬齢・斤量】・・・基本的には4歳馬VS5歳馬の構図。ただ近3年は7歳以上の馬が毎年連対しており侮れない。斤量については昨年59キロを背負ったオメガパフュームが勝利。58キロ以上を背負っても強ければ勝ってしまうレースでもある。
【厩舎】・・・関西馬有利。勝率は倍以上、複勝率も倍近く差をつけている。
~アンタレスSで狙うべき馬~
以上から
血統的には父か母父が北米型血統の馬・・・①
母母父ノーザンダンサー系の馬・・・②
前走3着以内の好調馬・・・③
を狙ってみたいと思います
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の注目馬を見て予想をしてみましょう
阪神 アンタレスS(GⅢ)分析と予想
~注目馬の血統分析~
人気上位馬を中心に血統的に気になる馬を数頭ピックアップして分析します
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適性、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価、狙い目該当
血統構成・血統分析・一言コメント
の順に表記
カフジオクタゴン 牡4 58 吉田隼
前走:23年マーチS(GⅢ)5着
血統:E 能力:D 該当:なし
<血統構成>父モーリス(RB)×母父メジロベイリー(DS)×母母父メジロマックイーン(HE)
<血統分析>父モーリスは香港での3勝を含むGⅠ6勝。自身と異なり産駒は字面通りロベルトやサドラーズウェルズの影響でスピードより馬力に寄るタイプが多く、距離延長や外枠の期待値が高い。ワンペースの持続戦で力を発揮するタイプが多い。母父メジロベイリーは朝日杯3歳S(現朝日杯FS)の勝ち馬。母母メジロサンドラは日経新春杯など重賞で3着2回の実績。
<一言コメント>佐賀記念は3着、マーチSでも勝ち馬に0.3秒差の5着と近走充実。血統的にはもう少しスピードとパワーに長ける北米血統がほしい。
キングズソード 牡4 57 岩田康
前走:23年伊丹S(3勝ク・阪神ダ1800m)1着
血統:B 能力:D 該当:①②③
<血統構成>父シニスターミニスター(AN)×母父キングヘイロー(ED)×母母父デインヒル(ED)
<血統分析>父シニスターミニスターはブルーグラスS(米GⅠ)の勝ち馬。エーピーインディ系は軽いダートを得意とする馬が多いが、シニスターミニスターはパワーに優れ、良馬場ダートでも好走することができるのが特徴。母父キングヘイローは自信がスプリントGⅠを勝ったことからもわかるようにノーザンダンサー系の中でもスピードを武器とするリファール系。母母父もスピードを武器とするノーザンダンサー系のダンジグ系の血が流れる。全兄キングズガードはプロキオンSの勝ち馬。
<一言コメント>現在連勝中の上がり馬。コース適性は抜群で最後の末脚は計算しやすい。3勝クで勝利に導いた息子から重賞の舞台では父に乗り替わり。
ケイアイパープル 牡7 58 藤岡康
前走:23年名古屋大賞典(GⅢ)2着
血統:C 能力:B 該当:①③
<血統構成>父パイロ(AN)×母父シーキングザゴールド(AP)×母母父アファームド(AP)
<血統分析>父パイロはフォアゴーS(米GⅠ)など北米重賞4勝。仕上がりの早さと前向きな気性が特徴的。優れたスピードとパワーで押し切る軽いダートが得意。1400mや1700mは狙い目で距離延長より距離短縮を得意とする。母系はレイズアネイティヴ系のクロス。父パイロもミスプロの血も持っているためミスプロの4×3というクロスを持つ。4ラインすべてがダートに強い北米血統。
<一言コメント>昨年の平安S以来、約1年ぶりの中央凱旋。地方でも常に上位の安定した走りはこのメンバーでも実力上位。
プロミストウォリア 牡6 59 鮫島駿
前走:23年東海S(GⅡ)1着
血統:B 能力:B 該当:①③
<血統構成>父マジェスティックウォリアー(AN)×母父フジキセキ(SS)×母母父ジェイドロバリー(EP)
<血統分析>父マジェスティックウォリアーは米国のホープフルS(GⅠ)の勝ち馬。米国ダートの一大勢力エーピーインディ系の直系種牡馬。軽快なスピードとパワーの持続力に優れ、牡馬は1800m、牝馬は1400mを中心に距離適性がある。母父フジキセキはサンデー系でも芝短距離に活躍する血でスピードを強化。半姉のプロミストリープは浦和桜花賞の勝ち馬。
<一言コメント>現在4連勝中で前走は勢いそのまま重賞制覇。阪神コースは3戦3勝の好相性。59キロの克服ができればここでも有力。
☆上記以外の狙い目該当馬
▽狙い目①父か母父北米型
メイショウカズサ、ゲンパチルシファー、ダイメイコリーダ、サンライズホープ、フルデプスリーダー、ゴールドハイアー、パワーブローキング
▽狙い目②母母父ノーザンダンサー系
▽狙い目②前走3着内
ヴァンヤール、パワーブローキング
~アンタレスS血統予想~
・予想は土曜夜までにアップ予定です(→更新済です)
※あくまで前日時点での予想です
馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。
阪神もおそらく道悪から回復まではしないでしょうからある程度今日の結果も参考になると思います。プロミストウォリアは能力では頭一つ抜けていますが、休み明けに乗り替わりで逆らうならここかと。本命はこの馬にしました。
○⑫プロミストウォリア
▲⑦ケイアイパープル
△⑨ヴァンヤール
△⑮パワーブローキング
△①カフジオクタゴン
◎本命ー○対抗の馬券を中心に考えます。
3連系に手を伸ばすなら△の馬が紐候補です。
皆さまの馬券が的中し素敵な日曜日となりますように!
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