２０２３平安Ｓ（ＧⅢ）予想
こんばんは。ちゃろです。
皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。
さて、本日は「平安Ｓ（ＧⅢ）」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
・今回はＧⅠではないので簡易版となります。
・データについてはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
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20日の狙い目はお休みします。ご了承ください。
５月２０日 ２０２３平安Ｓ（ＧⅢ）血統予想
～平安Ｓの過去血統傾向～
＜父・母父のワン！ポイント＞（過去１０年）
※２１、２２年の中京開催含む
・父の好走数 日本型 １０回 北米型 １３回 欧州型 ７回
・母父の好走数 日本型 ９回 北米型 １３回 欧州型 ８回
＜京都開催のみ＞
・父の好走数 日本型 ８回 北米型 ９回 欧州型 ７回
・母父の好走数 日本型 ７回 北米型 １０回 欧州型 ７回
＜血統のワン！ポイント＞（基本的に京都開催の過去８年）
・父日本型のサンデー系（ディープ系）は過去１０年で馬券になった馬３０頭の内１０頭（同じ馬を含む）。京都開催に絞ると８頭だった。ダート重賞だけあってサンデー系が良績を残しているわけではないが、すこぶる悪いわけでもない。
・京都開催のみに絞ってみるとほぼキレイに３分割されている。中京開催なら父エーピーインディ系を狙えば良さそうだったが、今年は京都開催でそうはいかない。
・分かれているので血統分析がかなり難しいレースだが、やはりダート重賞だけあって北米血統に注目していきたい。馬券になった２０頭の内１３頭は父か母父に北米型血統を持っていた。特に大系統ミスプロ系に注目したい。
・他の部類でサンデー系ならばダートに強いＤサンデー系に注目。
～平安Ｓの注目好走ポイント～
※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。
枠順、ローテーション、騎手、調教師、ペース、脚質、性別、馬齢、斤量など。
今回の注目ポイントは
※基本的に京都時代の過去８年と考えて集計
【枠順】・・・過去８年で５枠が３勝で勝率トップ、連対率は４枠と５枠が同率トップ、複勝率は５枠がトップだった。内外で明確な差があるわけではなく中枠やや有利のフラットと考えてよい。
【ローテ】・・・過去８年の３着内トップは前走アンタレスＳ組（９回）で他のローテを大きく離しての圧倒的１位。続くのはフェブラリーＳ組とブリリアントＳ組（いずれも３回）、ダイオライト記念組、マリーンＣ組、仁川Ｓ組（いずれも２回）。マーチＳ組は【0-1-0-10】と大不振。
【騎手】・・・京都開催過去８年のトップは幸騎手の４回。これは３年連続馬券になったクリノスターオーで稼いだのもあるが、このレースを得意としている。川田騎手が２勝で馬券内３回、Ｍ．デムーロ騎手、岩田康騎手、太宰騎手が２回で続く。
【ペース・脚質】・・・過去８年はハイペース３回、ミドルペース４回、スローペース１回。ダートの長距離戦の部類だがスローペースにはならないのが特徴。１９年のように後方一気からの差し切りが決まるケースもあるが基本的に先行有利。馬券になった２４頭中１４頭が４角位置４番手以内だった。
【厩舎】・・・にわかに信じがたい話だが過去８年、中京時代を含めて１０年にしても関東馬が１頭も馬券になっていない。ここまではっきりと傾向が出るレースも珍しい。
【性別・馬齢・斤量】・・・牝馬で馬券になったのはクイーンマンボ（１８年２着）、ワイルドフラッパー（１４年３着）の２頭のみ（中京時代を含めるとマルシュロレーヌが２１年３着）で基本的には牡馬狙い。馬齢は４～７歳まで幅広く馬券になっている。ＧⅠ実績があれば５９キロでも走れてしまうレース。
～平安Ｓで狙うべき馬～
以上から
血統的には父か母父が北米型血統の馬・・・①
前走アンタレスＳの馬・・・②
逃げ先行脚質の馬（主観）・・・③
を狙ってみたいと思います
そして今回はマイナスポイント（▼）として
・関東馬
をやや割り引いて考えたいと思います。
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の注目馬を見て予想をしてみましょう。
京都 平安Ｓ（ＧⅢ）分析と予想
～注目馬の血統分析～
人気上位馬を中心に血統的に気になる馬を数頭ピックアップして分析します
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適性、能力実績（ＳＡＢＣＤＥＦＧ）の８段階で評価、狙い目該当
血統構成・血統分析・一言コメント
の順に表記
グロリアムンディ 牡５ ５８ 川田
前走：２３年ダイオライト記念（ＧⅡ）１着
血統：Ｂ 能力：Ａ 該当：①
＜血統構成＞父トビーズコーナー（ＡＤ）×母父スペシャルウィーク（ＬＳ）×母母父ブライアンズタイム（ＲＢ）
＜血統分析＞父トビーズコーナーは北米型ダンジグ系種牡馬で現役時代は米ＧⅠのウッドメモリアルＳの覇者。ダート馬だが短距離ではなく中距離で活躍した。母父スペシャルウィークはサンデー系の名フィリーサイアー。母母父ブライアンズタイムはロベルト系ながらダートに強く、パワーや底力を高める。
ハギノアレグリアス 牡６ ５７ 岩田望
前走：２３年名古屋大賞典（ＧⅢ）１着
血統：Ｂ 能力：Ｂ 該当：（①）②③
＜血統構成＞父キズナ（ＤＩ）×母父ジェネラス（ＥＤ）×母母父クリスタルパレス（ＥＮ）
＜血統分析＞父キズナは１３年のダービーを含む重賞５勝。種牡馬としては自身の父のディープインパクトとは異なり、上がりがかかる馬場や非根幹距離にも強い。パワーに優れておりダート馬も多数輩出するほど。母系は英国のニジンスキー系と仏のフォルティノ系で欧州色の強い血統。ダートで活躍しているが、ご覧の通りダートに強い血はほとんど持っていない。母母タニノクリスタルはサファイヤS（当時ＧⅢ）３着。近親にダービー馬タニノギムレットや兵庫ジュニアＧＰを制したローズジュレップがいる。
ヴァンヤール 牡５ ５７ 荻野極
前走：２３年アンタレスＳ（ＧⅢ）２着
血統：Ｄ 能力：Ｂ 該当：②
＜血統構成＞父タートルボウル（ＥＤ）×母父ブライアンズタイム（ＲＢ）×母母父タマモクロス（ＥＮ）
＜血統分析＞父タートルボウルは現役時代は欧州の芝を舞台に活躍し、ジャンプラ賞（仏ＧⅠ）を含む重賞２勝。ノーザンダンサーの中では比較的マイナーな血でサドラーもニジンスキーもダンジグも経由しない。種牡馬としてはダートシェアが５０％を超えており、パワー、馬力に優れる産駒が多いのが特徴。瞬発力勝負には分が悪く、時計がかかるタフな馬場を好む馬も多い。母父ブライアンズタイムは北米型ロベルト系種牡馬でパワーやスタミナを強化する。根っからのダート血統ではないが、スピードではなくパワーに優れるのでダートに合うイメージ。
☆上記以外の狙い目該当馬
▽狙い目①父か母父が北米血統
ホウオウルバン、ノットゥルノ、デルマルーヴル、メイショウフンジン、タイセイドレフォン、テリオスベル、ゲンパチルシファー、メイショウカズサ
▽狙い目②前走アンタレスＳ
サンライズホープ、カフジオクタゴン、ゲンパチルシファー、メイショウカズサ
▽狙い目③先行馬
ロードヴァレンチ、メイショウフンジン、タイセイドレフォン、テリオスベル、カフジオクタゴン、メイショウカズサ
★上記以外のマイナス該当馬
▼マイナス①関東馬
ホウオウルバン、デルマルーヴル、ロードヴァレンチ、テリオスベル
～平安Ｓ血統予想～
・予想は金曜夜までにアップ予定です（→更新済です）
※あくまで前日時点での予想です
馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。
このレースは見ての通り血統分析が難しい。基本的にダート重賞は北米型血統を重視するのが基本だが北米型血統の特徴であるパワーとスピードだけでは乗り切れないのがこのレースの大きな特徴。ならば特徴と北米型血統とはまた違うダートの強さを発揮できる血統を持っているこの馬から狙ってみたい。
◎ハギノアレグリアス
消ロードヴァレンチ
○②グロリアムンディ
▲⑯メイショウカズサ
△⑤ノットゥルノ
△⑩タイセイドレフォン
△⑫テリオスベル
対抗以下にはこのような印で狙うこととする。人気薄で注目しているのは⑯メイショウカズサ。同型の先行馬も多く実績も劣るが、カジノドライヴ産駒は過去５年のこのコースでの複勝率が５０％ある。全部で１４回走って７回馬券になったことを考えれば人気薄で妙味が生まれると考える。
皆さまの馬券が的中し素敵な土曜日となりますように！
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