犬でもできる競馬血統予想

血統を中心に組み立てた競馬予想をだれでもわかりやすいように書きます。筆者が犬顔らしいのでこんなタイトルですが深い意味はありません(笑)

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2023フローラS(GⅡ)予想

 

 

こんばんは。ちゃろです。

 

皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。

 

さて、本日は「フローラS(GⅡ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。

 

※おことわり

・今回はGⅠではないので簡易版となります。

・データについてはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。

 

▼福島牝馬Sの血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

マイラーズCの血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

▼23日の狙い目はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

 

4月23日 2023フローラS(GⅡ)血統予想

 

~フローラSの過去血統傾向~

 

 

<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)

 

・父の好走数  日本型 19回  北米型 0回  欧州型 11回

・母父の好走数 日本型  7回  北米型 9回  欧州型 14回

 

 

<血統のワン!ポイント>(過去10年)

・さすがは広い東京コースの根幹距離。日本型の父サンデー系ディープ系)が圧倒的に有利で過去10年で馬券になった馬30頭の内19頭を占める。

種牡馬別に見ればディープインパクトキングカメハメハといった主流血統が結果を出している。ハーツクライが苦戦しているのは意外だが押さえておきたい。

・人気薄での好走が目立つ父欧州型ハービンジャースクリーンヒーローなど少し重厚な血統でスタミナと馬力に優れるタイプが多い。

・過去10年の母父では欧州型が数字上はトップで14回だが、近年はやや不振。北米型血統が巻き返してきている。

・イメージとしては父はスタミナ母父はスピードのような血統が近年の好走血統パターンと言える。

 

~フローラSの注目好走ポイント~

 

※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。

枠順、ローテーション、騎手、調教師、ペース、脚質、性別、馬齢、斤量など。

今回の注目ポイントは

 

 

【枠順】・・・東京2000mはコーナーからスタートすることもあり、内枠が有利。勝率、連対率、複勝率のすべてで2枠がトップ。過去5年で4勝、昨年はワンツーという激走ぶり。外枠はやはり不利で7枠は最低の数字だが、8枠は近3年連続で馬券になっている。

【ローテ】・・・過去10年の3着内トップは前走フラワーC組(8回)。続くのが阪神の1勝クの君子蘭賞組(5回)。出走頭数の割に3回馬券になっているクイーンC組も侮れない。

【騎手】・・・過去10年の3着内トップは戸崎騎手。近5年で3回馬券になっているM.デムーロ騎手が続く。2回馬券になっていたのはルメール騎手、横山典騎手、岩田康騎手、吉田豊騎手、内田騎手。短期免許のレーン騎手は20年に2着と馬券になっている。

【ペース・脚質】・・・過去10年はハイペース1回、ミドルペース2回、スローペース7回と速く流れることは多くない。33秒台~34秒台前半の上がりが求められるがこの時期の3歳牝馬にとってこの2000mはスタミナも要求される。

【性別・馬齢・斤量】・・・3歳牝馬限定戦のため省略。

 

~フローラSで狙うべき馬~

 

以上から

血統的には父サンデー系(できれば主流血統)の馬・・・①

欧州型の父ダンジグ系かロベルト系の馬・・・②

前走フラワーC、クイーンC、君子蘭賞を走った馬・・・③

を狙ってみたいと思います

 

ちなみに当然ですが、①と②をどちらも持つことはありません。王道的には①、穴馬の妙味狙いなら②が狙うべき馬という意味です。自分の馬券スタンスに合わせて活用してみてください。

 

それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう

 

東京 フローラS(GⅡ)分析と予想

~注目馬の血統分析~

 

 

人気上位馬を中心に血統的に気になる馬を数頭ピックアップして分析します

 

馬番 名前 性別馬齢 騎手

前走成績

血統適性、能力実績(SA)の8段階で評価、狙い目該当

血統構成・血統分析

の順に表記

 

 

イングランドアイズ    牝3    54    横山和

前走:23年クイーンC(GⅢ)4着

血統: 能力: 該当:②

<血統構成>父キングマンED)×母父ハーツクライLS)×母母父スピニングワールド(ED

<血統分析>父はキングマンそのスピードを武器にセントジェームズパレスSやジャックルマロワ賞などマイルGⅠ4勝。日本ではNHKマイルCを制したシュネルマイスターの父としても存在感を発揮している。母父ハーツクライはLサンデー系の代表格。英国産のマル外馬だが母は日本のオークス馬で米国重賞勝利の経験もあるヌーヴォレコルト。母父ハーツクライを考慮すればこの馬自身、距離も十分こなす可能性はある。

 

キミノナハマリア    牝3    54    鮫島良

前走:23年君子蘭賞(1勝ク・阪神1800m)1着

血統: 能力: 該当:②

<血統構成>父ハービンジャーED)×母父ヴィクトワールピサLS)×母母父クロフネAD

<血統分析>父ハービンジャーは現在日本にいる種牡馬の中では欧州型ノーザンダンサー系の代表格。現役時代はキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSを11馬身差で制した。距離は2000m前後、小回り、距離延長ローテを得意とする馬が多い。母父ヴィクトワールピサはAWで行われたドバイWC(GⅠ)や皐月賞有馬記念を制したことからもわかるようにパワーに優れる種牡馬。父も母父も2000mに力を発揮する血統でこの舞台はベストと言っていい。不安要素は鞍上だけ。

 

クイーンオブソウル    牝3    54    津村

前走:23年アネモネS(L・中山1800m)3着

血統: 能力: 該当:なし

<血統構成>父マインドユアビスケッツ(AD)×母父ダイワメジャーSS)×母母父ウォーエンブレム(AP)

<血統分析>父マインドユアビスケッツはドバイゴールデンシャヒーンを連覇するなど米国とUAEでGⅠ3勝。自身はヴァイスリージェント系のデピュティミニスターの3×4という強いクロスを持ち、スピードや仕上がりの早さをストロングポイントとして産駒に伝えている。母父ダイワメジャー皐月賞などGⅠ5勝。サンデー系だが瞬発力よりも自身の持ち味であるパワーやガッツを伝えることが多い。母母キュートエンブレムはフローラS3着。少しパワーに寄りすぎていてスタミナもやや心配。

 

ゴールデンハインド    牝3    54    菅原明

前走:23年フラワーC(GⅢ)4着

血統: 能力: 該当:①

<血統構成>父ゴールドシップLS)×母父シャマーダルED)×母母父ゴーンウエストAP

<血統分析>父ゴールドシップは3歳時は皐月賞菊花賞の2冠。古馬では有馬記念宝塚記念を制するなどGⅠ6勝。気性が激しくツボに嵌ったときの激走と時に愛おしく感じる出遅れは記録にも記憶にも残る名馬だった。産駒に伝える能力は類まれなる馬力とスタミナが最大の特徴で「道悪」と「距離延長」は要注意。非根幹の距離延長は得意中の得意。母父シャマーダル安楽死寸前の重病から復活し仏2000ギニー、仏ダービーと仏二冠馬。母系からはスピードを強化している。この馬はデビュー以来中距離にこだわる徹底ぶり。父系からスタミナ、母系からスピードというこのレースのテーマに合っている。

 

ソーダズリング    牝3    54    戸崎

前走:23年未勝利(阪神1800m)1着

血統: 能力: 該当:①

<血統構成>父ハーツクライLS)×母父シンボリクリスエスRB)×母母父フェアリーキング(ED

<血統分析>父ハーツクライ有馬記念などGⅠ2勝。日本で唯一ディープインパクトに土を付け、種牡馬としても数々の名馬を生み出した。母父トニービンの影響を強く受けており、その一番の特徴は成長力で晩成傾向がある。サンデー系の中では欧州志向が強く、スタミナ、しぶとい馬力を強化する。母父シンボリクリスエスはそのスタミナとスピードで天皇賞(秋)有馬記念をそれぞれ連覇した名馬。母ソーマジック桜花賞3着。きょうだいも活躍馬多数で半姉マジックキャッスルは愛知杯の勝ち馬。半兄ソーヴァリアントはチャレンジカップを連覇している。一族の活躍を考えてもポテンシャルは間違いなく一流。絶好枠も間違いなく追い風。少し欧州色が強く、ハーツ産駒な点は気になるが距離延長はむしろ得意な舞台か。

 

ドゥムーラン    牝3    54    レーン

前走:23年未勝利(中山2000m)1着

血統: 能力: 該当:①

<血統構成>父サトノダイヤモンドDI)×母父ディストーテッドヒューマーAP)×母母父ジェイドハンター(AP

<血統分析>父サトノダイヤモンド菊花賞有馬記念とGⅠ2勝を含む重賞4勝。日本ダービー2着の実績を持つ。ディープ産駒の中では欧州色が強いタイプで馬力や持久力に優れる産駒が多い。ダートでの勝ち馬も出ているが本質的には芝血統。母系は北米色が強く、母父ディストーティドヒューマーはフォーティナイナー種牡馬で現役時代はチャーチルダウンズHなど米ダート重賞4勝。母母アゼリはBCディスタフなどGⅠなんと11勝で02年の米年度代表馬という超名血。トータル配合的には少しズブさというかパワーに寄っているのが何ともだが、鞍上がすべてを解決する可能性も高い。

 

 

☆上記以外の狙い目該当馬

▽狙い目①父サンデー系

アウフヘーベンイトカワサクラ、コイニョウボウ、バロッサヴァレー、ピクシレーション、マンマリアーレ、レシプロシティ
※バロッサヴァレー、ピクシレーションは苦戦が見えるハーツクライ産駒

▽狙い目②父ダンジグ系かロベルト系

ブライトジュエリー

 

▽狙い目③

なし

 

 

~フローラS血統予想~

 

・予想は土曜夜までにアップ予定です(→更新済です)

※あくまで前日時点での予想です

馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。

 

この時期の3歳牝馬にとって東京の2000mは長めの距離にあたります。本当はキミノナハマリアを本命にしようと思っていました。父も母父も距離適性がぴったりだと思ったからです。ただしトライアルとはいえ重賞のこのメンバーで鞍上がどうしても引っかかってしまいました。もちろん応援はしていますけどね。

枠とスタミナ、スピードのバランスを考慮して私はこの馬から狙ってみたいと思います。

 

 

◎ゴールデンハインド

 

○キミノナハマリア

イングランドアイズ 

ソーダズリング

 

 

皆さまの馬券が的中し素敵な日曜日となりますように!

 

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