2023青葉賞(GⅡ)予想
こんばんは。ちゃろです。
皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。
さて、本日は「青葉賞(GⅡ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
・今回はGⅠではないので簡易版となります。
・データについてはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
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4月29日 2023青葉賞(GⅡ)血統予想
~青葉賞の過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)
・父の好走数 日本型 18回 北米型 1回 欧州型 11回
・母父の好走数 日本型 6回 北米型 12回 欧州型 12回
<血統のワン!ポイント>(過去10年)
・大目標である日本ダービーと同コースにも関わらず、少しダービーとは適性が異なり、よりスタミナや持続力を求められるケースも多い。
・日本型の父サンデー系(ディープ系)が基本的に有利で過去10年で馬券になった馬30頭の内18頭だった。
・その父サンデー系を種牡馬別に見ると圧倒的な数字を残しているのがディープインパクトで18頭中11頭を占める。今年の世代がラストクロップで、出走はなかったもののディープインパクトの強みが求められるレースであるとも言える。今後は母父ディープインパクトにも注目が集まる。
・近年力を発揮しているのが父キングマンボ系で特に注目したい種牡馬がルーラーシップ。少しディープインパクトとは系統もイメージも異なるが出走があれば注目すべき。
・母父の北米型と欧州型は同数で一概には判断しにくいが、東京2400mで長い直線の瞬発力、スピードは求められるためあまり重厚過ぎると好走するのは難しい。母父シンボリクリスエスが3度馬券になっている。スタミナが長所であるロベルト系の中ではスピードタイプのシンボリクリスエスの適性が合うのだろう。
~青葉賞の注目好走ポイント~
※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。
枠順、ローテーション、騎手、調教師、ペース、脚質、性別、馬齢、斤量など。
今回の注目ポイントは
【枠順】・・・枠順に関してははっきりとした傾向がある。過去10年で勝率トップは1枠、連対率トップは2枠、複勝率トップは5枠だった。ダービー同様1枠は有利で全体的見ても内枠の方が好成績。6枠より外になるとガクッと数字が落ちる。極めつけは8枠で【0-0-1-25】と1、2着馬は一度も出ていない。
【ローテ】・・・過去10年の3着内トップは前走大寒桜賞組(6回)だが、近年はやや不振で19年のリオンリオン以来好走はない。アザレア賞組(4回)が続くがこちらも馬券になったのは18年が最後で近年はやや不振。ここ2年連続で馬券になっているのが水仙賞組(3回)。この3レースから馬券になった馬が計13頭いるが共通点があり、前走で勝利している。今年も上記3レースの勝ち馬には追い風か。
【騎手】・・・過去10年でルメール騎手が3回馬券になっており数はトップだが、その3回はすべて1人気でしかも2着以下に敗れている。M.デムーロ騎手、戸崎騎手、川田騎手(いずれも2回)で続く。短期免許のレーン騎手は20年に3着となっている。
【ペース・脚質】・・・過去10年はハイペース2回、ミドルペース1回、スローペース7回。東京の長い直線を駆け抜けるスピードや瞬発力は必要となるが、ダービーよりは上がりが掛かることが多い。過去10年で唯一道悪の稍重だった19年はハイペースでも逃げ切りが決まる前決着だった。
【性別・馬齢・斤量】・・・世代限定の定量戦のため省略。
~青葉賞で狙うべき馬~
以上から
血統的には父キングマンボ系の馬・・・①
父サンデー系で母父ロベルト系、キングマンボ系、北米型ノーザンダンサー系に該当する馬・・・②
を狙ってみたいと思います
そして今回はマイナスポイント(▼)として
・8枠の馬
をやや割り引いて考えたいと思います。
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
東京 青葉賞(GⅡ)分析と予想
~注目馬の血統分析~
人気上位馬を中心に血統的に気になる馬を数頭ピックアップして分析します
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適性、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価、狙い目該当
血統構成・血統分析
の順に表記
ヨリマル 牡3 56 菅原明
前走:23年大寒桜賞(1勝ク・中京2200m)1着
血統:C 能力:D 該当:(②)③
<血統構成>父リアルスティール(DI)×母父ダンシングブレーヴ(ED)×母母父リヴリア(AN)
<血統分析>父リアルスティールはラヴズオンリーユーの全兄でドバイターフの勝ち馬。国内GⅠ制覇はならなかったものの常に好走を続け、皐月賞などGⅠで2着3回の実績がある。母父ダンシングブレーヴはリファール系の代表馬で現役時代は英2000ギニーや凱旋門賞など欧州GⅠ4勝。母テイエムオーシャンは牝馬二冠などGⅠ3勝。狙い目②には正式には該当しないが父サンデー系に母父欧州型でイメージは近い。
ハーツコンチェルト 牡3 56 松山
前走:23年若葉S(L・阪神2000m)4着
血統:C 能力:D 該当:なし
<血統構成>父ハーツクライ(LS)×母父アンブライドルズソング(AP)×母母父パインブラフ(AD)
<血統分析>父ハーツクライは有馬記念などGⅠ2勝。日本で唯一ディープインパクトに土を付け、種牡馬としても数々の名馬を生み出した。ハーツクライはトニービンの影響を強く受けており、その一番の特徴は成長力で晩成傾向がある。サンデー系の中では欧州志向が強く、スタミナ、しぶとい馬力を強化する。母父アンブライドルズソングはコントレイルやジャックドールの母父としても有名でスピード能力を大幅に上げる。このニックスは青葉賞専門というより本番でも期待できる配合。
アームブランシュ 牡3 56 吉田豊
前走:23年山吹賞(1勝ク)3着
血統:C+ 能力:C 該当:②
<血統構成>父キズナ(DI)×母父キングカメハメハ(EP)×母母父トニービン(EN)
<血統分析>父キズナは13年のダービーを含む重賞5勝。種牡馬としては自身の父のディープインパクトとは異なり、上がりがかかる馬場や非根幹距離にも強い。パワーに優れておりダート馬も多数輩出するほど。母系は万能なキンカメにトニービンという主流血統。母ソウルフルヴォイスは福島牝馬S3着の実績。近親に中山大障害、中山GJを制したマルカラスカルを筆頭に障害競走での活躍馬が多数いる跳躍一族。本番より切れ味勝負にならず持続力が生きる流れはこの馬に向きそうな気もするが。
前走:22年新馬(東京2000m)1着
血統:D 能力:D 該当:なし
<血統構成>父モーリス(RB)×母父ステイゴールド(LS)×母母父ファルブラヴ(ED)
<血統分析>父モーリスは香港での3勝を含むGⅠ6勝。自身と異なり産駒は字面通りロベルトやサドラーズウェルズの影響でスピードより馬力に寄るタイプが多く、距離延長や外枠の期待値が高い。ワンペースの持続戦で力を発揮するタイプが多い。母父ステイゴールドはLサンデー系の代表的種牡馬。3代母は二冠馬の名牝ベガ。近親に桜花賞馬のハープスターがいる一族。推定1人気のスキルヴィングに新馬戦で勝利しておりポテンシャルは高い。
スキルヴィング 牡3 56 ルメール
前走:23年ゆりかもめ賞(1勝ク・東京2400m)1着
血統:C 能力:B 該当:②
<血統構成>父キタサンブラック(LS)×母父シンボリクリスエス(RB)×母母父アドマイヤベガ(LS)
<血統分析>父キタサンブラックは菊花賞、天皇賞春秋、有馬記念などGⅠ7勝。豊富なスタミナ、馬力と先行力で一時代を築いた。産駒は自身と異なり瞬発力があるキレるタイプも多数。母父シンボリクリスエスはロベルト系でスタミナや馬力に優れる。母母父もサンデー系でサンデーの3×4を持つ。
☆上記以外の狙い目該当馬
▽狙い目①父キングマンボ系
・メイテソーロ
▽狙い目②父サンデー系×ロベルト系、キングマンボ系、北米型ノーザンダンサー系の馬
・なし
(上記狙い目には入りませんが、グランヴィノス、サヴォーナ、アサカラキングもイメージ的には近いです)
・サヴォーナ(アザレア賞)
★上記以外のマイナス該当馬
▼マイナス①8枠
・マサハヤウォルズ、ロゼル
~青葉賞血統予想~
・予想は金曜夜までにアップ予定です(→更新済です)
※あくまで前日時点での予想です
馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。
このレースはダービーと同じコースにもかかわらず、求められる適性はやや異なります。ダービーが瞬発力とスピードの頂上決戦なら青葉賞はもう少し脚を長く使う能力すなわち持続力が求められる傾向があります。だからダービーと比べるとキングマンボ系や母系の欧州適性がマッチすることが多いと思います。前日時点でスキルヴィングが圧倒的人気となっています。血統適性も良いと思いますが、オッズ的妙味を考えると食指が動く存在ではありません。私は今回この馬から狙ってみることとします。
◎⑩サヴォーナ
消⑧ヒシタイカン
○③ヨリマル
▲⑤アームブランシュ
△④ハーツコンチェルト
△⑪スキルヴィング
△⑥グランヴィノス
皆さまの馬券が的中し素敵な土曜日となりますように!
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