犬でもできる競馬血統予想

血統を中心に組み立てた競馬予想をだれでもわかりやすいように書きます。筆者が犬顔らしいのでこんなタイトルですが深い意味はありません(笑)

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2023大阪杯(GⅠ)予想

 

 

こんばんは。ちゃろです。

 

皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。

 

さて、本日は春の中距離王者決定戦「大阪杯(GⅠ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。

 

 

※おことわり

・データについては有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。

 

▼ダービー卿CTの血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

 

4月2日 2023大阪杯(GⅠ)血統予想

 

大阪杯の過去血統傾向~

 

 

<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)

 

・父の好走数  日本型 22回  北米型  0回  欧州型 8回

・母父の好走数 日本型  4回  北米型 18回  欧州型 8回

 

 

<血統のワン!ポイント>(過去10年)

・17年からGⅠ昇格(それまではGⅡの産経大阪杯

日本型の父サンデー系ディープ系)が圧倒的に有利で過去10年で馬券になった馬は30頭の内22頭もいた

・その22頭の詳細を見ると14頭は父ディープインパクトだった。ディープ系ディープブリランテ産駒だったモズベッロも含めればディープ系の好走馬は15頭。過去10年で馬券になった半分は父ディープ系った

 

▽父ディープインパクトの好走馬

・ポタジェ(22年8人気1着)

・レイパパレ(22年3人気2着、21年4人気1着)

アルアイン(19年9人気1着、18年2人気3着)

など

 

・上の図を見ればわかる通り母父にも顕著な血統傾向が出ている。3年連続で馬券になったのはすべて母父北米型血統だった。その9頭中7頭はノーザンダンサーだった。特にヴァイスリージェントストームバード系が好相性

 

▽母父北米型ノーザンダンサーの好走馬

・ポタジェ(22年1着、母父オーサムアゲインヴァイスリージェント系)

・レイパパレ(21年1着、母父クロフネヴァイスリージェント系)

・アリーヴォ(22年3着、母父ハーランズホリデー・ストームバード系)

・クロノジェネシス(20年2着・母父クロフネヴァイスリージェント系)

 

・血統分析があっさり終わってしまいそうなので母母父も見てみると30頭中19頭が北米型血統だった。特にボールドルーラーが目立っている

 

▽母母父ボールドルーラー系の好走馬

・ポタジェ(21年1着)

・ラッキーライラック(20年1着)

キタサンブラック(17年1着)

 

父はディープ系を中心にサンデー系、母系は北米型血統を狙うのが良さそうです

 

 

 

大阪杯のその他の好走ポイント~

 

【枠順】・・・過去10年で4枠が3勝で勝率トップ。連対率と複勝率は3枠がトップだった。面白いのは1枠と2枠で勝ち馬はなし。1枠は2着が1回のみ、2枠は3着が1回のみと不振。

【ローテ】・・・過去10年の3着内トップは前走金鯱賞組(6回)。有馬記念組と京都記念組(5回)が続く。他に中山記念組(4回)、ジャパンカップ組(3回)が好走している。

【騎手】・・・近5年で川田騎手が4度馬券になっている。過去10年で見ると川田騎手と武豊騎手が5回、池添騎手が4回、M.デムーロ騎手が3回馬券になっている。

【ペース・脚質】・・・過去10年はハイペース1回、ミドルペース4回、スローペース6回。1000m通過が1分を超えるようなスローペースなら最後は瞬発力も問われる決め手勝負となるが、ペースが流れれば底力が問われるレースとなる。

【厩舎】・・・Twitterにも記載したが関東馬が【0-0-1-30】と衝撃の結果。唯一3着になったのは20年1人気のダノンキングリー。

【性別・馬齢・斤量】・・・GⅠに昇格してから牝馬で馬券になったのはラッキーライラック、クロノジェネシス、レイパパレ(2回)の3頭で4回。力のある馬なら通用する舞台。馬齢は4、5歳の成績が圧倒的に良い。6歳以上は【0-2-2-50】と好走率は大幅に下がる。

 

大阪杯で狙うべき馬~

 

 

以上から

血統的には父ディープ系(サンデー系)×北米型血統の馬・・・①

母母父が北米型血統の馬・・・②

を狙ってみたいと思います

 

またマイナスポイントとして(▼)

関東馬

②7歳以上の高齢馬

を割り引いて考えたいと思います

 

それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう

 

阪神 大阪杯(GⅠ)分析と予想

~出走馬全頭血統分析~

馬番 名前 性別馬齢 騎手

前走成績

血統適性、能力実績(SA)の8段階で評価、狙い目該当

血統構成・血統分析・一言コメント

の順に表記

 

 

①ジェラルディーナ    牝5    56    岩田望

前走:22年有馬記念(GⅠ)3着

血統: 能力:C+ 該当:なし

<血統構成>父モーリス(RB)×母父ディープインパクトDI)×母母父バートリーニ(ED

<血統分析>父モーリスは香港での3勝を含むGⅠ6勝。自身と異なり産駒は字面通りロベルトやサドラーズウェルズの影響でスピードより馬力に寄るタイプが多く、距離延長や外枠の期待値が高い。ワンペースの持続戦で力を発揮するタイプが多い。母系はディープ×ダンジグ系のスピードと瞬発力に優れる配合。母ジェンティルドンナジャパンカップ連覇などGⅠ7勝の歴史的名馬。

<一言コメント>エリザベス女王杯1着、有馬記念3着とこのレベルでも実績は上位。成長曲線的にも今がまさにピークか。女王杯で56キロは経験済。タフなコースでの非根幹距離で躍進したこの馬にとって大幅な距離短縮がどう出るか。

 

②マリアエレーナ    牝5    56    浜中

前走:23年金鯱賞(GⅡ)8着

血統: 能力: 該当:(①)

<血統構成>父クロフネAD)×母父ディープインパクトDI)×母母父キングカメハメハKK

<血統分析>父クロフネはNHKマイルCとジャパンCダートという芝ダート両方でGⅠ馬となった。牝馬の代表産駒が多いフィリーサイアー。牡馬はどうしてもダート馬になりがち。自身がそうであったように爆発的なスピードは産駒にも伝えている。2000mを距離の壁とする産駒も多い。母父は今や説明不要の大種牡馬で日本競馬界の至宝。18年のダービー馬ワグネリアンは近親。スピードに優れるが距離の壁がある。

<一言コメント>好走はローカルや牝馬限定戦が多くこのメンバーに入るとやや実績不足に映るが、安定感ある走りは健在。前走は4角から最後の直線で包まれて塞がれた結果進路はどこにもなく、追う競馬をしていないのである意味度外視も可能。距離は適性内で自分の走りを取り戻せれば。

 

③モズベッロ    牡7    58    西村淳

前走:23年中山記念(GⅡ)10着

血統: 能力: 該当:①② ▼7歳以上

<血統構成>父ディープブリランテDI)×母父ハーランズホリデーAD)×母母父セイントバラードTT

<血統分析>父ディープブリランテは12年の日本ダービー馬。ディープ産駒の中では非常に欧州色が強く、先行して持久力で勝負する競馬が得意。そのためワンペースの流れやロングスパート戦に向く。キレ味がないため2、3着が多く勝ち切れないという特徴もある。母母父も北米ダートで重賞2勝の実績。

<一言コメント>先日の中山記念は1年以上ぶりの復帰戦。見せ場はなかったがまずは第一関門をクリアした。レース適性自体は合っており、コントレイルやグランアレグリアに先着した21年大阪杯の再現を狙う。

 

④ノースブリッジ    牡5    58    岩田康

前走:23年AJCC(GⅡ)1着

血統: 能力: 該当:なし ▼関東馬

<血統構成>父モーリス(RB)×母父アドマイヤムーンAP)×母母父テンビー(ED

<血統分析>父モーリスは香港での3勝を含むGⅠ6勝。自身と異なり産駒は字面通りロベルトやサドラーズウェルズの影響でスピードより馬力に寄るタイプが多く、距離延長や外枠の期待値が高い。ワンペースの持続戦で力を発揮するタイプが多い。母系からはパワーとスピードを強化した。近親に春秋スプリントGⅠを制したローレルゲレイロがいる。道悪でも力を発揮できる血統。

<一言コメント>前走のAJCCはロスの少ない位置取りから内有利な馬場を考慮しても力強い伸びを見せた。デビュー戦で中京を使って以来の西遠征。当日のデキは注視したい。

 

⑤ワンダフルタウン    牡5    58    和田竜

前走:23年金鯱賞(GⅡ)10着

血統: 能力: 該当:なし

<血統構成>父ルーラーシップKK)×母父ディープインパクトDI)×母母父アカテナンゴEM

<血統分析>父ルーラーシップはクイーンエリザベスⅡ世カップなど重賞5勝。キングカメハメハの直系だが、トニービンの影響を強く受けており距離延長を好む。ゆったりした追走を好み長く脚を使う馬が多い。基本的に距離は長い方が良い。母系はディープに独の名血アカテナンゴの血を持つ。近親に紫苑Sの勝ち馬でオークス3着のビッシュがいる。

<一言コメント>最後に勝利したのは21年の青葉賞。それ以来は2ケタ着順も多く好走できていない。血統的にはポイントをクリアできておらず好走するヒントを見出すのは難しい。苦戦は必須か。

 

⑥ヴェルトライゼンデ    牡6    58    川田

前走:23年日経新春杯(GⅡ)1着

血統: 能力:C+ 該当:なし

<血統構成>父ドリームジャーニーLS)×母父アカテナンゴEM)×母母父ビーマイゲスト(ED

<血統分析>父ドリームジャーニーオルフェーヴルの全兄で自身も有馬記念宝塚記念を制したグランプリホースでGⅠ3勝。母父はドイツの中長距離を中心にGⅠ7勝の実績。種牡馬としては独リーディングサイアー5回。半兄にマイラーズCなど重賞2勝のワールドエース菊花賞天皇賞(春)を制したワールドプレミアがいる。

<一言コメント>ジャパンカップ3着、日経新春杯1着の実績はこのメンバーでも十分通用するレベル。阪神コースは始めたの経験だが、中山や中京のタフなコースでもしっかりと結果を残している。重馬場でも走れるその馬力を武器に念願のGⅠ制覇を狙う。

 

マテンロウレオ    牡4    58    横山典

前走:23年京都記念(GⅡ)2着

血統: 能力: 該当:①②

<血統構成>父ハーツクライLS)×母父ブライアンズタイムRB)×母母父ダンジグ(AD

<血統分析>父ハーツクライ有馬記念などGⅠ2勝。日本で唯一ディープインパクトに土を付け、種牡馬としても数々の名馬を生み出した。母父トニービンの影響を強く受けており、その一番の特徴は成長力で晩成傾向がある。サンデー系の中では欧州志向が強く、スタミナ、しぶとい馬力を強化する。母系はロベルト系とダンジグ系という特徴が反する組み合わせ。成長力はありそう。

<一言コメント>当コースは新馬戦とリステッドで2勝している舞台。前走の京都記念では勝ち馬ドウデュースには離されたもののしぶとく脚を使って伸び続けた。秋以降は成績が安定し一皮むけた印象もある。ハーツクライ産駒だが距離短縮ローテでも走るタイプでさらなる上積みがあれば、面白い存在に。

 

⑧ラーグルフ    牡4    58    戸崎

前走:23年中山記念(GⅡ)2着

血統: 能力: 該当:なし ▼関東馬

<血統構成>父モーリス(RB)×母父ファルブラヴED)×母母父シンボリクリスエスRB

<血統分析>父モーリスは香港での3勝を含むGⅠ6勝。自身と異なり産駒は字面通りロベルトやサドラーズウェルズの影響でスピードより馬力に寄るタイプが多く、距離延長や外枠の期待値が高い。ワンペースの持続戦で力を発揮するタイプが多い。母母父にはまたもロベルト系でロベルトのクロスを持つ。

<一言コメント>成長はピークを迎えているだろう。中山金杯では人気に応える勝利。前走の中山記念は8人気と低評価ながらしぶとい末脚で大混戦の中で2着に食い込んだ。中山に良績があるようにタフなコースは得意な条件。キャリア12戦目にして初の西遠征と58キロの斤量をクリアできるかが大きなポイント。

 

⑨ジャックドール    牡5    58    武豊

前走:22年香港カップ(GⅠ)7着

血統: 能力:C+ 該当:なし

<血統構成>父モーリス(RB)×母父アンブライドルズソングAP)×母母父シャディード(ED

<血統分析>父モーリスは香港での3勝を含むGⅠ6勝。自身と異なり産駒は字面通りロベルトやサドラーズウェルズの影響でスピードより馬力に寄るタイプが多く、距離延長や外枠の期待値が高い。ワンペースの持続戦で力を発揮するタイプが多い。母父は北米型のファピアノ系でスピードをかなり強化する血。持続力にも長ける。

<一言コメント>昨年は2人気に推されたが5着。瞬発力勝負になりにくいこのコース実績自体は問題ない。やはり先行して粘り強く走るのがこの馬の必勝パターンだろう。念願のGⅠ制覇へ。

 

⑩ポタジェ    牡6    58    坂井

前走:23年金鯱賞(GⅡ)6着

血統: 能力: 該当:①②

<血統構成>父ディープインパクトDI)×母父オーサムアゲインAD)×母母父ボールドレヴェニュー(AN

<血統分析>父ディープインパクトは三冠などGⅠ7勝、2012年から10年連続リーディングサイアーであり、日本の現代競馬の代表的な種牡馬ディープインパクト。今や説明不要の至高の瞬発力やスピードは最高クラスでサンデー系の中でも卓越したものがある。母父はヴァイスリージェント系でこのレースに相性が良い。母ジンジャーパンチはBCディスタフなどGⅠ6勝。半姉のルージュバック毎日王冠など重賞4勝。パワーに少し寄っておりイマイチ決め手不足な一面はあるがおそらく距離適性は2000mがぴったり。

<一言コメント>昨年のこのレースの勝ち馬。前走の金鯱賞は4角までは良い手ごたえものこり200mで伸びなかったのは他馬と2キロ差の59キロを背負っていたからで今回1キロ減になるのはプラス。昨年の秋からは結果を出せていないが当コース【3-1-0-0】と抜群の相性の良さを生かして今こそ逆襲の時だ。

 

⑪スターズオンアース    牝4    56    ルメール

前走:22年秋華賞(GⅠ)3着

血統:C+ 能力: 該当:(①) ▼関東馬

<血統構成>父ドゥラメンテKK)×母父スマートストライクAP)×母母父モンズーンEM

<血統分析>父ドゥラメンテ皐月賞、ダービーの二冠馬。日本で活躍できる血統を詰め込んだザ・主流血統。休み明けのフレッシュな状態や揉まれにくい外枠や少頭数で期待値が高い。コースは広い方が良く、芝の中距離競走で安定している。牡馬の活躍馬多い。母系は米欧の血が入っており母父スマートストライクは米GⅠフィリップ・H・アイズリンハンデキャップの勝ち馬。母母父はドイツでGⅠ3勝の名馬モンズーン。母母スタセリタ仏オークスなどGⅠ6勝。近親に阪神JFオークスを制したソウルスターリングがいる。

<一言コメント>牝馬クラシックは1着、1着、3着と結果を出し続けた。炎症でじっくり休養し実戦は秋華賞以来だが決め手は古馬相手でも劣らない。キャリアでの複勝率は100%。今こそこの舞台で真価が問われる1戦だ。父サンデー系ではないがドゥラメンテはサンデーの影響を強く受けているため狙い目は(①)とした。

 

⑫キラーアビリティ    牡4    58    団野

前走:23年京都記念(GⅡ)5着

血統: 能力: 該当:①②

<血統構成>父ディープインパクトDI)×母父コンガリーAN)×母母父オールドトリエステAN

<血統分析>父ディープインパクトは三冠などGⅠ7勝、2012年から10年連続リーディングサイアーであり、日本の現代競馬の代表的な種牡馬ディープインパクト。今や説明不要の至高の瞬発力やスピードは最高クラスでサンデー系の中でも卓越したものがある。母系は北米型ナスルーラ系のダート血統でスピードを強化。母のキラーグレイシスは米GⅠのハリウッドスターレットSの勝ち馬。

<一言コメント>2歳時はホープフルSを制した。クラシックでは力を発揮しきれなかったが、2走前の中日新聞杯で復調。前走は展開と延長ローテも厳しかった。58キロは未知数だが、距離短縮で再考。

 

⑬ダノンザキッド    牡5    58    横山和

前走:23年中山記念(GⅡ)11着

血統: 能力: 該当:なし

<血統構成>父ジャスタウェイSS)×母父ダンシリED)×母母父ダイイシスEP

<血統分析>父ジャスタウェイドバイデューティーフリー天皇賞(秋)などGⅠ3勝。現役時代に日本競馬史上初の世界ランクで1位になった。ハーツクライの産駒だが自身も2000m以下で活躍したように長距離適性は高くなく、その分スピードやパワーに長けている。母父は現役時に仏でマイル重賞3勝。GⅠ制覇はならなかったが、種牡馬として成功し06年の仏リーディングサイアーとなっている。現役時と異なり産駒は中長距離で活躍する傾向がある。ダノンザキッド自身も純粋なマイラーというよりマイルも走れる中距離馬といったところか。ちなみに母エピックラヴは仏GⅢヴァントー賞の勝ち馬。

<一言コメント>瞬発力勝負になりにくい力のいるコースで良馬場の時にベストパフォーマンスを発揮する個性派。阪神コースは大得意で複勝率100%。実績の割に人気になっておらず馬券妙味は十分か。

 

⑭ヒシイグアス    牡7    58    松山

前走:23年中山記念(GⅡ)1着

血統:C+ 能力:B+ 該当:なし ▼関東馬、7歳以上

<血統構成>父ハーツクライLS)×母父バーンスタインED)×母母父レインボウコーナー(EN

<血統分析>父ハーツクライ有馬記念などGⅠ2勝。日本で唯一ディープインパクトに土を付け、種牡馬としても数々の名馬を生み出した。母父トニービンの影響を強く受けており、その一番の特徴は成長力で晩成傾向がある。サンデー系の中では欧州志向が強く、スタミナ、しぶとい馬力を強化する。母父はストームキャット直系で母系に米三冠馬アファームドの血を持つが現役時代は愛国の芝短距離重賞2勝。母ラリズもアルゼンチンの重賞を2勝している。

<一言コメント>昨年の4着馬。前走の中山記念熱中症の影響があった報道があったもののそれを一蹴する完勝。昨年は大阪杯4着の後は宝塚記念2着と阪神内回りは得意な部類。過去データで7歳馬の結果は出ていないが、ハーツクライの成長力を考えればまだまだ伸びしろがあったとも考えられる。

 

⑮ヒンドゥタイムズ    セ7    58    池添

前走:23年小倉大賞典(GⅢ)1着

血統: 能力: 該当:なし ▼7歳以上

<血統構成>父ハービンジャーED)×母父ディープインパクトDI)×母母父ヌレイエフ(ED

<血統分析>父ハービンジャーは現在日本にいる種牡馬の中では欧州型ノーザンダンサー系の代表格。現役時代はキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSを11馬身差で制した。距離は2000m前後、小回り、距離延長ローテを得意とする馬が多い。母父はディープインパクトで瞬発力を補っているが根底は欧州色がやや強め。

<一言コメント>前走の小倉大賞典は荒れ馬場で内を空けてコースを取るタフなコンディションで3頭の追い比べを制し非凡な勝負根性を見せた。メンバーレベルが上がってどこまで。

 

⑯ノースザワールド    牡5    58    北村友

前走:22年スピカS(3勝ク・中山1800m)1着

血統: 能力: 該当:②

<血統構成>父ディープインパクトDI)×母父ジャイアンツコーズウェイED)×母母父サンダーガルチAP

<血統分析>父ディープインパクトは三冠などGⅠ7勝、2012年から10年連続リーディングサイアーであり、日本の現代競馬の代表的な種牡馬ディープインパクト。今や説明不要の至高の瞬発力やスピードは最高クラスでサンデー系の中でも卓越したものがある。母父ジャイアンツコーズウェイはエクリプスSなどGⅠ6勝。ダートでも走ったアイアンホース。半姉のクラヴァシュドールは阪神JF3着。

<一言コメント>実力者集いしこのメンバーに殴り込みをかける上がり馬。3勝クでは5戦連続2着などあと一歩のところで苦杯を舐め続けたが、前走ついに勝利して卒業。展開の恵まれは必要だが、血統的には合いそうで120%以上の実力を発揮することができれば。

 

 

大阪杯血統予想~

 

※あくまで前日時点での予想です

馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。

 

昨年は当時1人気だったエフフォーリアに見向きもせず本命にポタジェを選択して見事的中することができました。もちろん2年連続の的中を目指します。

 

このレースは再三再四申し上げている通り、血統傾向がめちゃくちゃ出るレースです。強い実力馬がいるのもわかっていますが、血統適性で逆転を狙えるレースだと思います。私は今回この馬に自信の本命印を打つことにしました。

 

 

◎⑫キラーアビリティ

 

消⑥ヴェルトライゼンデ

 

〇⑭ヒシイグアス

▲⑩ポタジェ

△⑦マテンロウレオ

△②マリアエレーナ

△⑪スターズオンアース

 

馬券のポイントですが、本当ならヒシイグアスを狙いたいと思っていましたが、7歳馬に関東馬で評価を下げて本命にはしませんでした。でも7歳ですが成長力が最大の武器であるハーツクライ産駒と考えれば単にマイナスでもないと考えることもできます。少し主観的な考えかもしれませんが、このアナログ予想こそ血統予想の強みでもあります。

近走まったく実力を発揮できていないポタジェですが、このコースとレース質は最も向く舞台ではあります。ディープ産駒は勢いが大切ではありますが、ここは適性に期待したいと思います。

スターズオンアース、ジャックドール、ジェラルディーナといった人気馬はあまり評価していません。強いて言えば関東馬ではありますが母父北米型のスターズオンアースを押さえたいと思います。

やや地味で人気がないところではマテンロウレオが少し気になります。

 

人気薄に印を結構打っているので、妙味を意識して狙ってみたいと思います。

皆さまの馬券が的中し素敵な日曜日となりますように!!

 

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