犬でもできる競馬血統予想

血統を中心に組み立てた競馬予想をだれでもわかりやすいように書きます。筆者が犬顔らしいのでこんなタイトルですが深い意味はありません(笑)

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2023京成杯(GⅢ)予想



 

こんばんは。ちゃろです。

 

皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。

 

さて、本日は「京成杯(GⅢ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。

 

※おことわり

・今回はGⅠではないので簡易版となります。

・データについては有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。

 

愛知杯の血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

日経新春杯の血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

 

1月15日 2023京成杯(GⅢ)血統予想

 

京成杯の過去血統傾向~

 

 

<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)

 

・父の好走数  日本型 11回  北米型 0回  欧州型 19回

・母父の好走数 日本型 12回  北米型 4回  欧州型 14回

 

 

<血統のワン!ポイント>(過去10年)

・父日本型サンデー系ディープ系)がイマイチなのがこのレースのポイント。過去10年で馬券になった馬30頭の内11頭。

・近年はもっと顕著で18年から馬券になった15頭を調べると父サンデー系はわずかに3頭のみ

・昨年は父欧州型のワンツースリーで馬券内独占。

・代わりに父キングカメハメハと父ハービンジャー種牡馬別では4回の好走がありトップ。キンカメ系キングマンボ系)とハービンジャー産駒には注目したい。

・近年は母父サンデー系の好走が多い。欧州型キングマンボ系や欧州型ノーザンダンサー系にサンデー系を掛け合わせるのが一つの好走配合パターン。

・年末GⅠのホープフルSと同コースでホープフルSがGⅠに昇格してからは京成杯のレース質は落ちている。他コースで切れ負けしてしまうような馬が活路を見出している。これだけわかりやすいサンデー系の不振を考えれば非主流血統を狙う価値のあるレースといえる

 

京成杯の注目好走ポイント~

 

※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。

枠順、ローテーション、騎手、調教師、ペース、脚質、性別、馬齢、斤量など。

今回の注目ポイントは

 

 

【枠順】・・・過去10年ではかなりのばらつきがある。5枠が最多3勝、3枠5枠8枠が2勝ずつ。7枠は過去10年馬券になっていないが明確な理由はわからず。

【ローテ】・・・同コースのホープフルSが17年にGⅠ昇格。その影響から18年京成杯からはずいぶんとレース質が変わった印象。好走数が多い順に前走新馬(6回)、未勝利(5回)、葉牡丹賞(2回)となっている。

【騎手】・・・戸崎騎手が4回、ルメール騎手が3回馬券になっており好相性。

【ペース・脚質】・・・ペースが流れれば後ろスローなら前というわかりやすい傾向がある。

 

京成杯で狙うべき馬~

 

本来は父欧州型(できればキンカメ系ノーザンダンサー)×母父サンデー系という組み合わせを狙おうと思っていたのですが、今年の出走馬に該当はいませんでした。そのため血統的な判断はどうしても判断は主観面が強くなってしまいます。

 

以上の分析から

血統的には出走メンバーの中で欧州の影響をより強く持っている血統の馬(主観)・・・①

前走1800mか2000mを使っている馬・・・②

を狙ってみたいと思います

 

 

それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう

 

中山 京成杯(GⅢ)分析と予想

~注目馬の血統分析~

人気上位馬を中心に血統的に気になる馬を数頭ピックアップして分析します

 

馬番 名前 性別馬齢 騎手

前走成績

血統適性、能力実績(SA)の8段階で評価、狙い目該当

血統構成・血統分析・一言コメント

の順に表記

 

※騎手は予定。血統適性、能力ランクは後日更新します。

 

オメガリッチマン    牡3    56    石川

前走:23年ジュニアC(L)7着

血統: 能力: 該当:なし

<血統構成>父イスラボニータSS)×母父ディープインパクトDI)×母母父ピュアプライズ(AD

<血統分析>父はフジキセキの後継種牡馬で現役時代は皐月賞馬でダービー2着。重賞6勝の実績を持つ。母系はダービー配合のディープに北米型ノーザンダンサー系。サンデーサイレンスの3×3のクロスを持つ。

<一言コメント>成績は4戦1勝で未勝利勝ちのみだが、ツボにハマった時の末脚は見事なものがある。前走では10キロの馬体増で調整不足も響いたか。ここで巻き返す。

 

ラニット    牡3    56    嶋田

前走:22年朝日杯FS(GⅠ)10着

血統: 能力: 該当:①

<血統構成>父ダノンバラードDI)×母父フサイチコンコルドED)×母母父ペンタイアED

<血統分析>父はAJCCなど重賞2勝で宝塚記念2着の実績を持つ。母系は欧州型ノーザンダンサー系のクロス。父系からスピードを、母系からはスタミナを強化している。

<一言コメント>2走前のサウジRCでは後にGⅠ馬となるドルチェモアには敗れたが積極的な競馬であわやな場面も。前走はスプリント並みのハイペースで先行したこの馬には不利な展開。距離延長は一つカギだが未勝利戦の勝利は1800mでむしろ適性が合う可能性もある。

 

シーウィザード    牡3    56    三浦

前走:22年ホープフルS(GⅠ)9着

血統: 能力: 該当:②

<血統構成>父ビーチパトロールAP)×母父メジロベイリーDS)×母母父アフリート(AP

<血統分析>父は米国の芝戦線で活躍しセクレタリアトSなどGⅠ3勝の実績でBCターフは2着。母父は朝日杯3歳S(=現朝日杯FS)の勝ち馬。母母父は言わずと知れたダートの名血。

<一言コメント>4戦2勝。2走前はOP特別の芙蓉Sでドスローの先行と展開も味方に快勝。同コースのホープフルSではペースアップについていけず。コース実績と経験を生かしたい。

 

シャンパンカラー    牡3    56    戸崎

前走:22年ベゴニア賞(1勝ク・東京1600m)1着

血統: 能力: 該当:なし

<血統構成>父ドゥラメンテKK)×母父レックレスアバンダン(ED)×母母父テイルオブザキャットAD

<血統分析>父は15年に皐月賞日本ダービーの二冠馬で早世が惜しまれるキンカメの後継馬。母父は英仏のGⅠで計2勝。母母父は同じノーザンダンサー系だがこちらは北米型でダートで活躍した。

<一言コメント>今回の出走メンバーで複数レースを経験している中では唯一の負けなし馬。新馬戦では折り合って33秒4の末脚で完勝。2戦目となる前走は一転逃げ戦法と脚質も自在。スピードは非凡だが課題は400mの距離延長。

 

シルバースペード    牡3    56    吉田豊

前走:22年東スポ杯2歳S(GⅡ)6着

血統:D+ 能力: 該当:①②

<血統構成>父シルバーステート(DI)×母父キングカメハメハKK)×母母父サンデーサイレンスLS

<血統分析>父は度重なる屈腱炎で早期引退を余儀なくされたが、勝利はすべてノーステッキで底知れぬ能力を評価されて重賞未勝利ながら種牡馬入りした「幻の最強馬」。母系はおなじみキンカメ×サンデーで主流血統。

<一言コメント>ここまでキャリア6戦1勝。瞬発力勝負だと切れ負けする面があり東京よりは中山タイプか。血統適性は合いそうだがもう二段階くらいレベルアップがないと厳しいか。

 

セブンマジシャン    牡3    56    ルメール

前走:22年ホープフルS(GⅠ)6着

血統:D+ 能力: 該当:①②

<血統構成>父ジャスタウェイSS)×母父メイショウサムソンED)×母母父クロフネAD

<血統分析>父はスピードを武器に天皇賞(秋)などGⅠ3勝、日本競馬史上初めて世界ランキング1位となった。母系は欧米のノーザンダンサークロス。母父は06年の皐月賞、ダービーの二冠馬で春秋天皇賞も制覇した。

<一言コメント>成績は3戦2勝。デビューから2戦連続で上がり1位を記録して快勝。前走は前を走った2頭が1、2着の先行有利な展開と馬場。道中9番手前後で進めたこの馬には向かない流れだった。当コース経験も生かしてこのメンバーなら頂点を狙える。

 

ソールオリエンス    牡3    56    横山武

前走:22年新馬(東京1800m)1着

血統:C+ 能力: 該当:①②

<血統構成>父キタサンブラックLS)×母父モティヴェイターED)×母母父クエストフォーフェイム(EN

<血統分析>父は先行力とスタミナを武器に天皇賞春秋制覇などGⅠ7勝。母父は5か国でGⅠを制しジャパンCやQEⅡ世SなどGⅠ9勝。母父はタイトルホルダーの母父として良く知られている血統でスタミナやスピードの持続力はかなりの素質と推測できる。

<一言コメント>キャリア1戦1勝。新馬戦のみでドスローで進んだこのレースをもとに物差しを図るのは危険だが、使った末脚はポテンシャルを感じさせるもの。距離延長に加えメンバーもレベルアップしペースも初めての経験になるだろうが、これからも含めて楽しみな1頭。

 

※上記以外の狙い目該当馬

(1)欧州の影響をより強く持っている馬

シルヴァーデューク

(2)前走1800mか2000mの馬

なし

 

京成杯血統予想~

 

・予想は14日夜までにアップ予定です(→更新済です)

 

※あくまで前日時点での予想です

馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。

 

◎④ソールオリエンス

 

▲⑧グラニット

△⑤シルヴァーデューク

 

上記を見てもわかる通り、正直なところ血統から狙いたい馬はいません。

馬券的には「見」が正解なのかもしれません。

それでも一応予想として期待したいのは今の前が残る馬場を生かせそうなグラニット。馬券的には◎を中心に、⑧グラニット、⑤シルヴァーデュークを狙ってみたいと思います。

 

皆さまの馬券が的中しますように!!

 

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