2023日経新春杯(GⅢ)予想
こんばんは。ちゃろです。
皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。
さて、本日は「日経新春杯(GⅢ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
・今回はGⅠではないので簡易版となります。
・データについては有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
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1月15日 2023日経新春杯(GⅢ)血統予想
~日経新春杯の過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)
※20年まで京都開催。21年から中京開催
・父の好走数 日本型 22回 北米型 2回 欧州型 6回
・母父の好走数 日本型 5回 北米型 9回 欧州型 16回
中京のみのデータ(過去2年)
・父の好走数 日本型 3回 北米型 0回 欧州型 3回
・母父の好走数 日本型 2回 北米型 2回 欧州型 2回
<血統のワン!ポイント>(中京開催の過去2年)
・21年から中京開催でサンプルが少なく傾向がつかみにくい
・父サンデー系(ディープ系)が過去10年で馬券になった馬6頭の内3頭。可もなく不可もなくといった感じ。
・京都時代と比較するとサンデー系への優位は少なくなっている印象。
・21年はタニノギムレットの血を持つ馬が2、3着。昨年は人気馬だがバゴ産駒も好走。これだけ見ると欧州型に分があるような気もするが。
・昨年の1、3着はディープインパクト×北米型血統でいわゆるダービーで狙うべき早熟寄りの瞬発力血統。上記の欧州型とは求められる方向性が真逆なため、ある程度出走メンバーからレース展開を予想して山を張る必要がありそう。
~日経新春杯の注目好走ポイント~
※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。
枠順、ローテーション、騎手、調教師、ペース、脚質、性別、馬齢、斤量など。
今回の注目ポイントは
【枠順】・・・内が良く、外に行けば外に行くほど悪くなっていくわかりやすいデータ。過去10年で1枠が4勝、2着1回。2枠は1勝、2着2回、3着2回。3枠は未勝利だが2着4回、3着3回と完全なる内枠有利。しかしこれは京都で顕著だったデータで注意。
【ローテ】・・・こちらも京都開催と中京開催で好走ローテも異なる傾向。
【ペース・脚質】・・・過去2年はいずれもスローペース。今年もスローペースが濃厚だが、瞬発力勝負にはならず35秒前後の馬力が必要な末脚が求められる。スローで進んでも逃げ切りは至難の業なコース。
【馬齢】・・・京都開催時代も含めて過去10年で8勝が明け4歳馬。基本的には若い馬の方が有利。
【斤量・馬体重】・・・近2年の中京開催では1着は55キロ以下の軽ハンデ馬。好走した6頭の内5頭が490~520キロの大型馬だった。パワーあふれるタイプを狙いたい。
~日経新春杯で狙うべき馬~
以上の分析と土曜日の馬場傾向から
逃げ馬は限られているものの瞬発力勝負になることはないため
タフな持続力勝負になるのではと思われます。
血統的にはタフな勝負が向きそうな欧州血統(ロベルト系など)の影響を強く受けている馬・・・①
55キロ以下の軽ハンデ馬・・・②
を狙ってみたいと思います。
ちなみに京都時代は恐ろしいほどトニービンの血が走っていたので、来年もし覚えていたら使ってください(笑)
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう!
中京 日経新春杯(GⅢ)分析と予想
~注目馬の血統分析~
人気上位馬を中心に血統的に気になる馬を数頭ピックアップして分析します
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適性、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価、狙い目該当
血統構成・血統分析・一言コメント
の順に表記
イクスプロージョン 牡5 57 和田竜
前走:22年中日新聞杯(GⅢ)7着
血統:B 能力:D 該当:①
<血統構成>父オルフェーヴル(LS)×母父シンボリクリスエス(RB)×母母父サンデーサイレンス(LS)
<血統分析>父はステイゴールド譲りの激しい闘争心と爆発的なスピードを武器に三冠と有馬記念などGⅠ6勝。母父も有馬記念連覇などグランプリホース。瞬発力より馬力で勝負するタイプ。
<一言コメント>オープンに昇格してから着外が2戦続いたが、前走は勝ち馬と0.2秒差で力負けではない。当コースは【2-2-2-2】と大得意。成長力があり本格化した馬体にも注目。
サンレイポケット 牡8 58 鮫島駿
前走:22年チャレンジC(GⅢ)4着
血統:E 能力:D 該当:なし
<血統構成>父ジャングルポケット(EN)×母父ワイルドラッシュ(AM)×母母父サンデーサイレンス(LS)
<血統分析>父はトニービン直系で現役時代は日本ダービーとジャパンカップを制した。母父がこの馬のスピード能力を強化している。近親のアドマイヤデウスはこのレースの勝ち馬でもある。
<一言コメント>21年秋にGⅠで連続4着と存在感を示し迎えた昨年は凡走こそ少ないものの頑張って3着がやっと。明け8歳で上昇は難しいが、とはいえ実績はこのメンバーでも上位。距離延長で脚が溜まれば。
ハヤヤッコ 牡7 58.5 吉田隼
前走:22年中日新聞杯(GⅢ)5着
血統:D 能力:C 該当:なし
<血統構成>父キングカメハメハ(KK)×母父クロフネ(AD)×母母父サンデーサイレンス(LS)
<血統分析>父はNHKマイルCとダービーの変則二冠馬で基礎的なスピード能力を持ちながら母系の良さを引き出し様々な産駒を生み出す。母系はクロフネとサンデーという馴染みの深い血統。みんな大好きソダシとはいとこの関係にあたる。
<一言コメント>中京の芝は前走が初めて。22年夏に重馬場の函館記念を制したことからも渋った馬場でパワー全開がこの馬の真骨頂。時計のかかる馬場なら必然と出番があっても良い。58.5キロと2番目に重いハンデを背負うが土曜日の馬場で再検討も。
プラダリア 牡4 56 松山
前走:22年菊花賞(GⅠ)7着
血統:E 能力:D 該当:なし
<血統構成>父ディープインパクト(DI)×母父クロフネ(AD)×母母父フォーティナイナー(AP)
<血統分析>父は日本競馬の至宝で三冠に有馬記念などGⅠ7勝。10年連続リーディングサイアー。母系は北米ダート血統でダービーなど3歳春でよく走る血統配合。
<一言コメント>推定4人気。青葉賞で完勝しダービーも5着。ただし秋は距離や馬場もあり思ったような成績を残せなかった。血統的にはやや早熟な気もするがここで立て直せれば。
前走:22年中日新聞杯(GⅢ)6着
血統:D 能力:E 該当:②
<血統構成>父ハーツクライ(LS)×母父クロフネ(AD)×母母父ジェイドロバリー(EP)
<血統分析>父は抜群のスタミナを武器に国内で唯一あのディープインパクトに土を付けた有馬記念、ドバイシーマクラシックとGⅠ2勝。母母父は仏のマイルGⅠ馬。
<一言コメント>オープン昇格後はGⅡ、GⅢで掲示板に載れず壁に跳ね返されている印象だが、当コースは4戦2勝と好相性。前走も内容は悪くない。距離延長の叩き2戦目で前進を。
前走:22年菊花賞(GⅠ)6着
血統:C+ 能力:D 該当:①②
<血統構成>父シンボリクリスエス(RB)×母父ディープインパクト(DI)×母母父サドラーズウェルズ(ED)
<血統分析>父はロベルト系種牡馬の中ではスピードがあり現役時代は天皇賞(秋)と有馬記念を連覇した実績を持つ。母系にサドラーズウェルズの血も持ち欧州色が強い。牝系はヤマニンの冠が並ぶ一族。
<一言コメント>推定5人気。前走の菊花賞はレコードのハイレベルで人気を大きく上回る6着は能力の証明。充実の秋からの休み明け緒戦だが、当コースは神戸新聞杯で2着の経験ありで不安はない。
ロバートソンキー 牡6 57 伊藤
前走:22年オールカマー(GⅡ)2着
血統:C 能力:C+ 該当:①
<血統構成>父ルーラーシップ(KK)×母父サンデーサイレンス(LS)×母母父シンボリルドルフ(HE)
<血統分析>父はトニービンの影響を強く受け抜群のスタミナと馬力を持ち中長距離で活躍し重賞5勝。国内GⅠは制覇できなかったが、香港のクイーンエリザベスⅡ世Cを制した。
<一言コメント>推定2人気。もともとは格上挑戦の神戸新聞杯で3着になり世間を驚かせたが、その後の成績を見れば決してフロックではなかった。前走は明らかにイン有利な馬場バイアスはあったが強者揃いのメンバーで上がり最速の2着は立派。安定感溢れる走りはここでも。
ヴェルトライゼンデ 牡6 59 イーガン
前走:22年ジャパンC(GⅠ)3着
血統:D 能力:B 該当:①
<血統構成>父ドリームジャーニー(LS)×母父アカテナンゴ(EM)×母母父ビーマイゲスト(ED)
<血統分析>父はオルフェーヴルの全兄で自身も有馬記念、宝塚記念を制したグランプリホースでGⅠ3勝。母父はドイツの中長距離を中心にGⅠ7勝の実績。種牡馬としては独リーディングサイアー5回。半兄にマイラーズCなど重賞2勝のワールドエースと菊花賞、天皇賞(春)を制したワールドプレミアがいる。
<一言コメント>推定1人気。昨年の鳴尾記念で1年半ぶりに復帰戦を飾るとオールカマーを挟んで前走のJCで3着と実績では今年のメンバーでも最上位。トップハンデの59キロは気になるが中京適性も高く。瞬発力も持続力もあるオールラウンダーだが、どこまで自分の走りができるかがポイント。
ヴェローナシチー 牡4 54 川田
前走:22年グレイトフルS(3勝ク・中山2500m)2着
血統:C+ 能力:C 該当:①②
<血統構成>父エピファネイア(RB)×母父ゼンノロブロイ(DS)×母母父クロフネ(AD)
<血統分析>父はロベルト系のスタミナとサンデー系のスピードを併せ持ち、菊花賞、ジャパンCとGⅠ2勝で中長距離で活躍。母父はスタミナとパワーを武器に秋の古馬三冠を制した。サンデー系だが、産駒にも瞬発力よりパワーやスタミナを伝える。血統的には一瞬の切れではなく持続力の脚で勝負するタイプ。
<一言コメント>推定3人気。キャリア10戦でわずか1勝だが、2着4回3着3回という成績。決め手には欠けるが持っている能力自体は高く安定感のある走りが特徴。前走の3勝クもわずかながら取りこぼしてしまったが、勝っておかしくない内容。当コースは京都新聞杯で2着と本質的には合う。格上挑戦でもハンデ差を生かして。
~日経新春杯血統予想~
※あくまで前日時点での予想です
馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。
◎①ヤマニンゼスト
○⑧ヴェローナシチー
▲⑪イクスプロージョン
△③ロバートソンキー
なかなか狙い目が難しいですが、欧州血統にこだわってみました。
ハンデが軽いというのが一つの好走ポイントなのですが、馬券的に期待したいのは⑪イクスプロージョン。馬券は◎と▲⑪イクスプロージョンを中心に狙ってみます。
皆さまの馬券が的中しますように!!
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