２０２３スプリングＳ（ＧⅡ）予想 - 犬でもできる競馬血統予想

こんばんは。ちゃろです。

皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。

さて、本日は「スプリングＳ（ＧⅡ）」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。

※おことわり

・今回はＧⅠではないので簡易版となります。

・データについては有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。

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３月１９日　２０２３スプリングＳ（ＧⅡ）血統予想
中山　スプリングＳ（ＧⅡ）分析と予想
- ～注目馬の血統分析～
- ～スプリングＳ血統予想～

３月１９日　２０２３スプリングＳ（ＧⅡ）血統予想

～スプリングＳの過去血統傾向～

＜父・母父のワン！ポイント＞（過去１０年）

・父の好走数　　日本型　１８回　　北米型　４回　　欧州型　８回

・母父の好走数　日本型　８回　　北米型　９回　　欧州型　１３回

＜血統のワン！ポイント＞（過去１０年）

・父サンデー系（ディープ系）が有利で過去１０年で馬券になった馬３０頭の内１８頭は父サンデー系（ディープ系）だった

・近年好走が目立つのは父ダンジグ系。２２年はワンツー決着だった

・母父は以前は北米型の好走が多かったものの、１９年以降は日本型か欧州型のみで北米型は一度も馬券になっていない。母母父も欧州型の重厚な血統ばかりが並んでいる。母系は欧州色が強い馬を選ぶのがポイントとなりそう

～スプリングＳの注目好走ポイント～

※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。

枠順、ローテーション、騎手、調教師、ペース、脚質、性別、馬齢、斤量など。

今回の注目ポイントは

【枠順】・・・このレースの面白いところは両極端な枠が好走しているところだ。過去１０年で１枠が３勝、２着２回と勝率、連対率、複勝率すべてでトップ。負けていないのが８枠で２勝、２着１回、３着４回とこちらも好走多数。１枠の優位はあるが、８枠も頭に入れておきたい。

【ローテ】・・・過去１０年の３着内トップは前走朝日杯ＦＳ組（５回）、続くのがホープフルＳと共同通信杯（ともに３回）。共同通信杯組が基本的には前走で好走した馬を狙いたい。ちなみに馬券になった３０頭の内クラス問わず前走１着にだった馬が１７頭。近年は巻き返しも増えているが昨年３着に入ったサトノヘリオスが前走１３着と大敗していた意外はすべて前走４着以内と走った馬だった。大敗からの巻き返しは考えにくい。

【騎手】・・・過去１０年で柴田大騎手、池添騎手が３回馬券になっている。続くのはルメール騎手、戸崎騎手、和田竜騎手（２回）。

【ペース・脚質】・・・過去１０年はハイペース０回、ミドルペース７回、スローペース３回。極端にハイペースになることはなく、ミドルかスローで落ち着く。昨年もそうだがスローの場合は逃げ切ることも可能で前有利な展開になる。年によって３３秒台の上がりが要求されることもあるが、基本的には３４秒後半の上がりで必要か。

～スプリングＳで狙うべき馬～

以上から

血統的には父ダンジグ系の馬・・・①

サンデー系×欧州型の馬（または欧州型×サンデー系）・・・②

父もしくは母父が欧州型且つ母母父が欧州型の馬・・・③

前走が朝日杯ＦＳ、ホープフルＳ、共同通信杯で３着内に好走している馬・・・④

を狙ってみたいと思います

それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう

中山　スプリングＳ（ＧⅡ）分析と予想

～注目馬の血統分析～

人気上位馬を中心に血統的に気になる馬を数頭ピックアップして分析します

馬番　名前　性別馬齢　騎手

前走成績

血統適性、能力実績（ＳＡＢＣＤＥＦＧ）の８段階で評価、狙い目該当

血統構成・血統分析・一言コメント

の順に表記

アイスグリーン牡３５６西村淳

前走：２３年あすなろ賞（１勝ク・小倉２０００ｍ）１着

血統：Ｃ　能力：Ｄ　該当：②③

＜血統構成＞父モーリス（ＲＢ）×母父スペシャルウィーク（ＬＳ）×母母父エリシオ（ＥＤ）

＜血統分析＞父モーリスは香港での３勝を含むＧⅠ６勝。自身と異なり産駒は字面通りロベルトやサドラーズウェルズの影響でスピードより馬力に寄るタイプが多く、距離延長や外枠の期待値が高い。ワンペースの持続戦で力を発揮するタイプが多い。母系は母父にサンデー系の長所を母系から伝えることができるスペシャルウィーク。半姉のディアンドルは福島牝馬Ｓなど重賞２勝。

＜一言コメント＞約半年ぶりの前走では課題であった折り合いを克服する内容でしっかり我慢ができた競馬。今回も折り合いがカギになるが集中して走れれば実力上位。

オールパルフェ牡３５６大野

前走：２２年朝日杯ＦＳ（ＧⅠ）６着

血統：Ｃ　能力：Ｃ＋　該当：②

＜血統構成＞父リアルスティール（ＤＩ）×母父ルーラーシップ（ＫＫ）×母母父アグネスタキオン（ＳＳ）

＜血統分析＞父リアルスティールはラヴズオンリーユーの全兄でドバイターフ（ＧⅠ）を含む重賞３勝。国内ＧⅠは惜しくも制覇こそならなかったが皐月賞などで２着３回の実績がある。母系からはスタミナと底力を強化。逃げ残れる能力を補強したのは母系から。３代母のアルヴァーダは米国芝重賞２勝。

＜一言コメント＞前走は逃げ切れなかった形だがスプリント並みのハイペースを引っ張ったのはまさにこの馬。前に厳しい流れの中で６着という着順は決して悪くない。血統的には距離延長も問題なく、自分のペースで走れれば距離は適性範囲。

セブンマジシャン牡３５６戸崎

前走：２３年京成杯（ＧⅢ）３着

血統：Ｄ　能力：Ｃ＋　該当：②

＜血統構成＞父ジャスタウェイ（ＳＳ）×母父メイショウサムソン（ＥＤ）×母母父クロフネ（ＡＤ）

＜血統分析＞父ジャスタウェイはスピードを武器に天皇賞（秋）などＧⅠ３勝、日本競馬史上初めて世界ランキング１位となった。母系は欧米のノーザンダンサー系のクロス。母父メイショウサムソンは０６年の皐月賞、ダービーの二冠馬で春秋天皇賞も制覇した。近親にはノームコア（香港Ｃなど）、クロノジェネシス（有馬記念など）がいる一族。

＜一言コメント＞当コースは新馬戦で快勝した舞台。前走の３着はこの馬にとって不本意なものかもしれないが、ホープフルＳからのローテで仕上がり切らなかったのは間違いない。今回は間隔もありフレッシュな状態で臨める。メンバーレベルを考えればここは通過点。

ベラジオオペラ牡３５６横山武

前走：２３年セントポーリア賞（１勝ク・東京１８００ｍ）１着

血統：Ｂ　能力：Ｃ　該当：なし

＜血統構成＞父ロードカナロア（ＫＫ）×母父ハービンジャー（ＥＤ）×母母父サンデーサイレンス（ＬＳ）

＜血統分析＞父ロードカナロアは香港スプリント連覇などＧⅠ６勝。非常に総合力が高く瞬発力やスピードは素晴らしい素質を持つ。内枠や距離短縮で期待値が高い。母系の良さを引き出すことができる万能種牡馬。母父には今や欧州型ノーザンダンサー系の代表格になったハービンジャー。牝系をたどると「エア」の冠名の一族で近親に函館記念を勝ったエアアンセムらがいる。上記該当には入らなかったがロードカナロアは母方の特徴を出すと考えると欧州型×サンデー系に該当する。

＜一言コメント＞負けなし２連勝で初めての重賞に挑む。キャリア２戦はコースこそ違うものの道中先行から上がりは３３秒台という内容の濃いものだった。ただ単にスピード馬なわけではなく、中山コースも問題なさそう。

ホウオウビスケッツ牡３５６横山和

前走：２３年フリージア賞（１勝ク・東京２０００ｍ）１着

血統：Ｄ　能力：Ｃ＋　該当：なし

＜血統構成＞父マインドユアビスケッツ（ＡＤ）×母父ルーラーシップ（ＫＫ）×母母父ディープインパクト（ＤＩ）

＜血統分析＞父マインドユアビスケッツはドバイゴールデンシャヒーンを連覇するなど米国とＵＡＥでＧⅠ３勝。自身はヴァイスリージェント系のデピュティミニスターの３×４という強いクロスを持ち、スピードや仕上がりの早さをストロングポイントとして産駒に伝えている。母系はルーラーシップ×ディープインパクトで芝中距離に適性がありそうだ。

＜一言コメント＞過去２戦は逃げてしぶとく勝ち切る競馬。今回は相手強化に距離短縮ローテでおそらくハナにこだわらない可能性が高いが、逃げなければ競馬ができないタイプではない。馬場の回復状況は不明だが少し渋った方がこの馬には良いだろう。

☆上記以外の狙い目該当馬

▽狙い目①父ダンジグ系

ハウゼ

▽狙い目②サンデー系×欧州型（または欧州型×サンデー系）

グラニット、メタルスピード、アヴェッリーノ、トーセンアウローラ

▽狙い目③父か母父が欧州型で母母父も欧州型

グラニット、メタルスピード、アヴェッリーノ、ウィステリアリヴァ、ジョウショーホープ、シルトホルン、トーセンアウローラ、ハウゼ

▽狙い目④前走朝日杯ＦＳ、ホープフルＳ、共同通信杯で３着内

該当なし