2022シンザン記念(GⅢ)予想
こんばんは。ちゃろです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、本日は活躍馬を多数輩出する伝統の3歳戦「シンザン記念(GⅢ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
データについてはターゲットなど有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
1月9日 2022シンザン記念(GⅢ)血統予想
~シンザン記念の過去血統傾向~
<ワン!ポイント>
※データは京都時代(~20年)を含む
・昨年からは中京開催。モーリス産駒(RB系)のワンツー決着
・父ストロングリターン、モーリス、ロードカナロアが好走数2回で1位
<系統の分析>
・父RB系が好走数5回とかなり結果を残している。DI系、LS系が3回と続く
・母父はLS系が好走数6回と1位。ED系が5回で続く。母父は2強状態となっている
・父母父はAD系、ED系が3回ずつで好走数1位。すなわち父母父ノーザンダンサー系が好走
・母母父はED系が7回と圧倒的に多く好走している
~シンザン記念と中京芝1600mのその他のポイント~
※データは京都時代(~20年)を含む
【枠順】
・基本的にフラット。あまり有利不利はない
【年齢・性別・斤量】
・出走数で見ても牡馬が圧倒的に多いが、牝馬が走らないわけではなく20年のサンクテュエール、18年のアーモンドアイは勝利している
【波乱度】
・過去5年で1番人気の勝利は1度。(18年のアーモンドアイのみ)
・過去5年7番人気以下も必ず馬券に絡んでいる
・3連単配当は3年連続で10万オーバーで3歳戦にしては荒れ傾向
【その他】
・土曜日(8日)の馬場傾向は完全に前残り、逃げ先行が有利で後ろからの差しは届きにくい。そのため若干内枠優勢か
・中京開催の昨年も前残り馬場で先頭、2番手の馬が馬券になった。そのため昨年は上がりがあまり問われなかった
・ペースは平均ペースが多い
以上から血統的には欧州色が強く、タフな条件でも力強く走れるであろう馬を狙ってみたいと思います
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
中京 シンザン記念(GⅢ)血統出馬表と予想
~出走馬全頭血統分析~
馬番 名前 性別馬齢 騎手(血統組み合わせ)
前走
近5走ベストパフォーマンス(BP)
血統適正、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価
血統、近走からのコメント
の順に表記
①ビーアストニッシド 牡3 岩田康(AD系×DS系)
前走:21年京都2歳S(GⅢ)2着
BP:21年京都2歳S(GⅢ)2着
血統:E 能力:C
<血統分析>父アメリカンペイトリオット×母父ネオユニヴァース。母母父キングカメハメハ。父アメリカ型血統が馬券に絡んだことがないレースなので評価はしにくいが。
<一言コメント>当コースは新馬戦で3着の舞台。前走は距離延長だったがハナを切る積極的な競馬で見せ場十分。今回は距離短縮だが、同様にすんなり進めれば実力は上位。
②ラスール 牝3 ルメール(LS系×ED系)
前走:21年新馬(東京・芝1600m)1着
BP:21年新馬(東京・芝1600m)1着
血統:C 能力:D
<血統分析>父キタサンブラック×母父シングスピール。母母父ウッドマン。半兄のシャケトラ(父マンハッタンカフェ)は日経賞、AJCC、阪神大賞典とGⅡ3勝。昨年3着のバスラットレオンもディープ×サドラーズウェルズ系だった。血統は近いが走り方のタイプは異なる。
<一言コメント>新馬戦は圧巻の内容。新馬戦特有のドスローの流れではなかったが、しっかり好位のインにつけて追われるとぐんぐん加速。2着馬に3馬身以上の差をつけて快勝。3、4着馬も勝ち上がっておりレースレベルも高い。今回はメンバーも強化されるが、どうやら1番人気に支持されそう。グランアレグリア2世となれるか。
③ソリタリオ 牡3 C・デムーロ(RB系×KK系)
前走:21年こうやまき賞(1勝ク)1着
BP:21年こうやまき賞(1勝ク)1着
血統:B 能力:D
<血統分析>父モーリス×母父キングカメハメハ。母母父フレンチデピュティ。祖母のライラプスはクイーンCの勝ち馬。父RB系は好相性。モーリス産駒も相性が良い。母父キンカメは懸念材料で、ミスプロ系含めてもあまり結果は残せていないが。
<一言コメント>全成績【2-2-0-0】の安定感が大きな武器。当コースでも勝ち星を挙げている。前走でも3角からポジションを上げ、後続の追撃を振り切った。相手は強くなるが、経験は大きなプラスになるはず。
④ジャカランダ 牡3 幸(DI系×AP系)
前走:21年万両賞(1勝ク)5着
BP:21年新馬(新潟・ダ1800m)1着
血統:G 能力:F
<血統分析>父キズナ×母父エンパイアメーカー。母母父マウントリヴァーモア。血統だけ見れば明らかに瞬発力不足。むしろパワー系でダートの方が合いそう。
<一言コメント>成績は4戦1勝で、勝ち負けしたのも新馬戦のみ。過去のレースではどうしても追走に苦労してしまう。中1週のローテも厳しそう。
⑤アールチャレンジ 牡3 団野(SS系×KK系)
前走:21年野路菊S(OP)7着
BP:21年未勝利(小倉・芝1800m重)1着
血統:F 能力:F
<血統分析>父イスラボニータ×母父キングカメハメハ。母母父ヘクタープロテクター。血統的にはもう少しスピードや瞬発力があってもいいが、今のところは足りておらず、完成度がは低めか。
<一言コメント>2戦目の小倉で初勝利。後方一気からの追い込みで単勝万馬券を演出した。前走はキレ負けの印象。力のいる馬場の方がいいだろう。
⑥カワキタレブリー 牡3 松山(AD系×DI系)
前走:21年デイリー杯2歳S(GⅡ)3着
BP:21年デイリー杯2歳S(GⅡ)3着
血統:D 能力:C
<血統分析>父ドレフォン×母父ディープインパクト。母母父テンビー。ドレフォン産駒は芝でも走ってはいるが、やはりダートの方が向くと考える。現時点では早熟なのはメリットで完成度の高さでは他馬より上。
<一言コメント>函館の1200mでデビュー。徐々に距離を伸ばして順応してきた。前走は33秒5の上がりを記録するなど溜めて伸ばす競馬もできる。更なる上積みがあれば一発も。
⑦シーズザデイ 牡3 鮫島駿(KK系×LS系)
血統:F 能力:E
<血統分析>父ドゥラメンテ×母父マーベラスサンデー。母母父カーリアン。字面血統から見れば重賞では明らかに瞬発力が足りない。
<一言コメント>実戦は12月の新馬戦ただ1度だけ。新馬戦にしては流れるペースを牽引したが、しっかりと逃げ切った。距離延長やペースなど心配な点もあるが、まずは自分のペースで進めることが大切。
⑧ウナギノボリ 牡3 吉田隼(AD系×LS系)
前走:21年こうやまき賞(1勝ク)2着
BP:21年こうやまき賞(1勝ク)2着
血統:D 能力:E
<血統分析>父ドレフォン×母父サンデーサイレンス。母母父カーリアン。近親にセントウルSなど重賞3勝のサンアディユがいる。確実な脚を使える上がりの速さは牝系から。あとは気性をコントロールできれば血統以上に爆発力を感じる。
<一言コメント>当コースは前走で経験し2着。左回りも合いそう。ゲートには難があるが、後方一気で追い上げるスピードは魅力的。前走も34秒6の上がりはメンバー最速。この舞台でどこまで。
⑨レッドベルアーム 牡3 川田(LS系×AP系)
前走:21年東スポ杯2歳S(GⅡ)5着
血統:D 能力:D
<血統分析>父ハーツクライ×母父アンブライドルズソング。母母父ストームキャット。半姉レッドベルローズは(父ディープインパクト)フェアリーS3着。半兄レッドベルジュール(父ディープインパクト)はデイリー杯2歳Sの勝ち馬。半兄レッドベルオーブ(父ディープインパクト)もデイリー杯2歳の勝ち馬。サリオスやドウデュースなどハーツクライ産駒でも2歳でイメージ以上に結果を残している。重賞ウイナーの半兄たちはディープインパクト産駒。瞬発力勝負にならない今回はチャンスか。
<一言コメント>新馬戦は余裕の内容。前走はやや力んだか自慢の爆発力は不発。折り合いも欠いていたように見えた。そこを考慮すれば距離短縮はプラスか。素質自体は文句なし。叩き2戦目で立て直す。
前走:21年万両賞(1勝ク)1着
BP:21年万両賞(1勝ク)1着
血統:C 能力:D
<血統分析>父ダイワメジャー×母父キングカメハメハ。母母父トニービン。母母のレディパステルはオークスなど重賞3勝。溜めてからの直線スピードはやはり牝系から受け継いだ。
<一言コメント>新馬戦2着で格上挑戦となった前走の万両賞で33秒3と上がり2位に1秒も差をつける圧巻のスピード。もちろん展開には恵まれたのは間違いなく、まだ粗削りだが力はある。レベルが上がって追走ができるかがポイントとなりそう。
前走:21年未勝利(阪神・芝1600m)1着
BP:21年未勝利(阪神・芝1600m)1着
血統:F 能力:F
<血統分析>父ディーマジェスティ×母父フォーティナイナー。母母父カーリアン。母母のシンコウラブリイはマイルCSなど重賞6勝。ここはレベルが高いが、血統的には今の馬場には合いそう。完成度が追い付くかは疑問。
<一言コメント>発馬に不安があるのは大きな懸念。それでも前走単勝142.9倍の低評価を覆して勝ち切ることのできる末脚は魅力的。ただし、ハイペースだったために前が総崩れしたのも間違いない。相手強化の中で力を発揮できるか。
⑫ジャスティンヴェル 牡3 西村淳(KK系×TT系)
前走:21年万両賞(1勝ク)11着
BP:21年新馬(新潟・芝1200m)1着
血統:F 能力:E
<血統分析>父ドゥラメンテ×母父タイキシャトル。母母父ストームキャット。近親に阪神JFを勝ったサークルオブライフ。ダッシュ力とスピードの持続力は牝系から。血統的には距離延長はマイナス。
<一言コメント>新馬戦の勝利は1200m。その後は1400mを2戦使って今回は初のマイル。前走では1枠で揉まれたこともあり、持ち味の上がりの瞬発力を示せなかった。得意の左回りで巻き返しを狙う。
⑬ショウナンアメリア 牝3 池添(KK系×SS系)
前走:21年未勝利(東京・1400m)1着
BP:21年未勝利(東京・1400m)1着
血統:E 能力:F
<血統分析>父ロードカナロア×母父ダイワメジャー。母母父ジャイアンツコーズウェイ。血統的に見てもスピード自体は悪くないが、種牡馬たちの長所を打ち消しあっている可能性があり、決め手不足に映る。
<一言コメント>初勝利まで4戦を要した。それでもリアグラシアやサークルオブライフなど戦った相手が強かったのもまた事実。前走は溜めをきかせて上がり最速の34秒3を記録して弾けた。新潟や東京など左回りは連対率100%だが相手が強くなって・・・。
⑭モズゴールドバレル 牝3 坂井(AP系×ED系)
前走:21年新馬(中京・芝1400m)1着
BP:21年新馬(中京・芝1400m)1着
血統:F 能力:E
<血統分析>父オプティマイザー×母父ロックオブジブラルタル。母母父ベルメッツ。半姉のカメコ(父キトゥンズジョイ)は英2000ギニーなどGⅠ2勝。父はアメリカの芝重賞3勝。父アメリカ型血統でマイナスなのと牝系から分析すると距離延長はプラスにはならない。
<一言コメント>成績は1戦1勝。確かにまだ未知数の面も多いが、力は持っている。新馬戦では3番手を追走し、追われるとあっさり抜け出して完勝。距離は1400mの方が向きそうな気もするが、ものすごいポテンシャルを秘めている可能性も。
⑮セルバーグ 牡3 和田竜(RB系×SS系)
前走:21年京王杯2歳S(GⅡ)7着
血統:C 能力:E
<血統分析>父エピファネイア×母父キンシャサノキセキ。母母父ブロードブラッシュ。父は好相性のRB系。血統的には前走よりは上積みがある。
<一言コメント>新馬戦は先行してそのまま抜け出す強い競馬。前走は道中でかかってしまいそのロスが響いたか最後の直線で粘り切れず。道中で折り合うことができれば伸びしろはありそう。
以下は血統出馬表となります。
~シンザン記念血統予想~
◎③ソリタリオ
〇⑮セルバーグ
▲⑩マテンロウオリオン
△⑧ウナギノボリ
△②ラスール
△①ビーアストニッシド
↓↓皆様の応援が励みになります。応援お願いします!!
↑↑ポチっとクリックをお願いします!競馬・血統理論ランキング
よかったら上記ボタンをポチっとお願いします。
パソコンなら右端に、
スマホなら少し下にスクロールすると上に、
現在の順位が表示されますのでまたそこから入っていただけますと幸いです。