2022ローズS(GⅡ)予想
こんばんは。ちゃろです。
先週の競馬は皆さんどうでしたでしょうか。
私の方はといいますと
京成杯AHはこのブログで推奨しました◎ファルコニアが勝利。
セントウルSは◎サンライズオネストから○メイケイエール、△ファストフォースで決まり両重賞ともに的中🎯と良い結果を残すことができました。
平日も地方競馬が盛り上がっていますね。
15日(木)は4場で重賞開催があるすごい日なんですよ。
門別「旭岳賞」、川崎「戸塚記念」、名古屋「ベイスプリント」、園田「西日本ダービー」
ねっ!盛りだくさんですよね!!興味がある方はぜひそちらもチャレンジしてみてください。
ちゃろは地方競馬も応援しています。地方には地方の素晴らしさがありますのでぜひこのブログの読者のみなさんにも知っていただけたら嬉しいです。(NARの回し者でもなんでもありませんので。念のため笑)
さて、本日は牝馬三冠最後の秋華賞の前哨戦「ローズS(GⅡ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
データについてはターゲットなど有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
▼セントライト記念の血統分析はこちらから↓↓
9月18日 2022ローズS(GⅡ)血統予想
~ローズSの過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)
・父の好走数 日本型 21回 米国型 3回 欧州型 6回
・母父の好走数 日本型 7回 米国型 9回 欧州型 14回
<血統のワン!ポイント>(過去10年)
・20年から中京開催
・父サンデー系(ディープ系)が有利で過去10年で馬券になった馬30頭の内21頭は父サンデー系(ディープ系)
・20年からの中京開催で分析すると父はディープ系かキンカメ系。父か母父にディープ系を必ず持っていた
・母父は近年のトレンドは米国型血統
・母母父には欧州型のやや重厚な血統が好相性。サドラーズウェルズ系やゼダーン系、ロベルト系など少し重厚な血統を持っていると好走しやすい
~ローズSのその他の好走ポイント~
【枠順】・・・過去10年で1枠が2勝、2着1回、3着1回で好成績。勝率、連対率はトップだったが、中枠、外枠も結果が残っており枠による有利不利は少なくフラット
【ローテ】・・・過去10年の3着内トップはやはり前走オークス組(13回)でその他を大きく離している。前走条件組はやはり前走で勝利していることが条件
【脚質】・・・好走馬の4角位置を分析すると1番手の馬がトップ(6回)。開幕して間もない馬場で逃げ脚質は有利のようだ。続いたのは9番手(4回)、7番手(3回)。瞬発力とスピードが問われるため差しも十分届く
【ペース】・・・過去10年はハイペース1回、ミドルペース3回、スローペース6回。近4年はすべてスローペースで33秒台の上がり勝負になっている
【性別馬齢】・・・3歳牝馬のみなので省略
【斤量】・・・定量戦なので省略
~中京芝2000mのポイントと特注種牡馬~
・正面直線の坂の途中がスタート地点。そのまま1周回るコースでスタートからは上りが続くこともあってスローペースになりやすい。
・後半は下りが続くことで後半は徐々に加速していくことから息の入らない流れとなり、最後には急坂も待ち受けるため先行馬には厳しく、基本的には長く脚を使えるスタミナ自慢の差し馬有利のコース。
【中京芝2000m】
<特注種牡馬>
・シルバーステート
<割引種牡馬>
以上から
血統的には父か母父ディープインパクト(ディープ系)の馬・・・①
父サンデー系×米国型血統の馬・・・②
高速上がりの実績がある馬・・・③
を狙ってみたいと思います
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
中京 ローズS(GⅢ)分析と予想
~出走馬全頭血統分析~
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適正、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価、狙い目該当
血統構成
血統分析・一言コメント
の順に表記
①セントカメリア 牝3 54 福永
前走:22年月岡温泉特別(2勝ク)2着
血統:D 能力:C 該当:なし
<血統構成>父ドゥラメンテ(KK)×母父エリシオ(ED)×母母父カヴィアト(AN)
<血統分析>半兄アドマイヤラクティはコーフィールドC(豪GⅠ)の覇者。半兄アドマイヤジャスタは函館記念の覇者。父ドゥラメンテはスピード、キレを持ち母系を引き出す傾向があるが、この馬は母父エリシオの影響を強く受けている。ノーザンダンサー系の中ではスピードを持つタイプだが、日本の馬場ではやはり馬力に寄っている。瞬発力はやや足りず先行抜け出しで長く脚を使うのが好走パターンで脚質は微妙。
<一言コメント>当コースで2戦2勝。絶対の相性の良さを持つがいずれも重馬場。タフな消耗戦には自信を持つ。前走は速い時計の新潟で着差0.1秒の惜敗。速い時計の馬場でも対応できるようになってきた。力は確実につけている。
②ブルトンクール 牝3 54 浜中
前走:22年遊楽部特別(1勝ク)1着
血統:F 能力:E 該当:なし
<血統構成>父エピファネイア(RB)×母父グラスワンダー(RB)×母母父サンデーサイレンス(LS)
<血統分析>父も母父もロベルト系の欧州型血統。父は特注種牡馬のエピファネイア。ここまで勝ったレースは逃げたレースのみ。逃げても速い上がりでまとめる必要があるのでそこがやや疑問。
<一言コメント>徐々に距離を伸ばしてきた。2000mは初めてだが、血統的にも問題はないだろう。どちらかというと問題は瞬発力の方。決め手がないなら前へとハナに行く可能性もある。
③ミナモトフェイス 牝3 54 鮫島駿
前走:22年未勝利(新潟芝1800m)1着
血統:E 能力:F 該当:②
<血統構成>父キタサンブラック(LS)×母父アンブライドルズソング(AP)×母母父クラフティプロスペクター(AP)
<血統分析>サンデー系×米国型血統で適性は悪くないが、瞬発力がなくその分少しパワーに寄っている印象。デビュー戦で夏の新潟とはいえ33秒3の末脚を見せたがその後はやや影を潜めている。
<一言コメント>前走は未勝利戦差しの利く馬場で先行してしぶとく粘る競馬。5戦目にしてようやく初勝利を挙げた。距離延長は問題ないが、展開の助けは少しほしいところ。
④パーソナルハイ 牝3 54 吉田豊
前走:22年優駿牝馬(GⅠ)16着
血統:C 能力:C+ 該当:①②(③)
<血統構成>父ディープインパクト(DI)×母父シティジップ(AP)×母母父ティズナウ(MA)
<血統分析>母はデルマーオークス(米GⅠ)の勝ち馬父は特注種牡馬のディープインパクト。母系はアメリカのスピード血統で適性はピッタリ。ただしここまでの戦績ではこの血統タイプが持つ末脚を溜めて瞬発力を生かすレースをしていない。血統的には狙い目があってもいいのだが判断にやや迷う1頭。
<一言コメント>前走のオークスは馬場的にも先行馬にはやや厳しかった。3走前の桜花賞では0.2秒差と大健闘。2走前のフローラSでは内前有利なバイアスはあったが勝利寸前まで粘りを見せ2着と好走。実績上位でメンバーレベルでは引けを取らない。個人的にはぜひ差す競馬を覚えてほしいと思うのだが・・・。
⑤ラリュエル 牝3 54 坂井
前走:22年都井岬特別(1勝ク)1着
血統:B 能力:D 該当:①
<血統構成>父ディープインパクト(DI)×母父キングカメハメハ(KK)×母母父シルヴァ―ホーク(RB)
<血統分析>半兄はドバイゴールドCなど重賞3勝のステイフーリッシュ。他にも活躍馬多数の名牝系一族出身。父は特注種牡馬のディープインパクト。母系は配合相手の長所を引き出すキングカメハメハ。米国型血統ではないので狙い目②には入らなかったが米国型並みにスピードを持つ馬も多い。加えて母母父はロベルト系とかなり適性は合いそう。ただ瞬発力勝負の春の重賞で結果は出なかった。ひと夏越えて力をつけたところを見せられれば。
<一言コメント>前走はローカルで回りも異なるが2000mを経験できたことは大きい。マイルよりももう少し長い方が合うのかもしれない。春の重賞では相手なりに走ったが決め手不足な一面もあったが、ひと夏越えたこの舞台で成長した良血馬の姿を。
⑥サリエラ 牝3 54 ルメール
前走:22年1勝ク(東京芝2000m)1着
血統:C 能力:D 該当:①③
<血統構成>父ディープインパクト(DI)×母父ロミタス(ED)×母母父タイガーヒル(ED)
<血統分析>母サロミナは独オークス馬。全姉サラキアは府中牝馬Sの覇者で有馬記念2着。半兄サリオスは朝日杯FSを制すなどGⅠを含めた重賞で実績多数。母系は完全なる欧州型血統だが、ダンジグ系の影響もあって瞬発力、スピードを兼ね備えている。
<一言コメント>6月の1勝クでは約半年ぶりの実践且つ超スローペースで完全に前残りの展開の中32秒9の豪脚で差し切り快勝。素質は説明不要で伸びしろは十分。きょうだい達に引けを取らない実力はもちろん重賞でも通用するレベル。
⑦メモリーレゾン 牝3 54 古川吉
前走:22年北海ハンデ(2勝ク)1着
血統:B 能力:C 該当:②③
<血統構成>父オルフェーヴル(LS)×母父ノボジャック(AD)×母母父トニービン(EN)
<血統分析>サンデー系×米国型血統で母母父にトニービンを持つ血統構成は求められる能力にかなり近い。ただオルフェーヴル産駒がこのコースであまり相性が良くないのが少し懸念されるところ。このメンバー最多のキャリア3勝で5戦中上がり最速を4回記録。決め手も十分。
<一言コメント>小倉1200mでデビューも前走は1800mまで距離を伸ばして勝利。函館の馬場も問題にせず上がり最速をマーク。使える末脚が確実なのは大きい。距離適性はややギリギリなイメージで斤量は前走からプラス3キロと条件は厳しくなるが、末脚を武器にどこまで。
⑧アートハウス 牝3 54 川田
前走:22年優駿牝馬(GⅠ)7着
血統:E 能力:C+ 該当:③
<血統構成>父スクリーンヒーロー(RB)×母父ヴィクトワールピサ(LS)×母母父ロストコード(AM)
<血統分析>母パールコードは秋華賞2着。父スクリーンヒーローはロベルト系で成長力や馬力を強化する。母系にもリボーの血を持ち馬力に優れるが、脚を溜める競馬ができれば新馬戦や忘れな草賞のように速い上がりを出すこともできる。
<一言コメント>オークスは2人気に推されるも脚を溜めきれず距離も長かった。初めての長距離輸送が影響した可能性も。2000mはベストな距離。忘れな草賞で見せた捌きと非凡な決め手を距離短縮でもう一度。
⑨エグランタイン 牝3 54 池添
前走:22年1勝ク(小倉芝2000m)1着
血統:D 能力:D 該当:①②
<血統構成>父キズナ(DI)×母父ディストーテッドヒューマー(AP)×母母父マリブムーン(AN)
<血統分析>ディープ系のキズナ×米国ダートの血統。牝馬なので米国ダートの血がスピード方向に出れば瞬発力も強化できるが、少しパワーに寄っているか。もう少し瞬発力のキレが欲しいところ。
<一言コメント>2走前は出遅れが響き、位置取りも悪く外々を回る競馬でも差のない2着。前走はスムーズで楽勝だった。馬体が着々と出来上がり力をつけている。斤量増に相手強化は計り知れないが、末脚を溜める競馬ができれば。
⑩マイシンフォニー 牝3 54 武豊
前走:22年1勝ク(札幌芝2000m)2着
血統:B 能力:D 該当:①②
<血統構成>父ディープインパクト(DI)×母父ソルトレイク(AD)×母母父カポウティ(AN)
<血統分析>半兄のマイラプソディは京都2歳Sの勝ち馬。ディープ×米国型血統で瞬発力とスピードを持つ血統。ただデビューから3連続道悪で勝ちきれないなどローテの不運も重なっていた。まだスピードの爆発力は発揮しきれておらずバタ委が本格化してくれば潜在能力を発揮できるはずだが。
<一言コメント>前走は勝ち馬が楽に逃げて4角前に一息。こちらは3角から追い続けて最後も鋭く迫ったが届かなかった。展開のアヤもあり、コース替わりで瞬発力勝負になるのは追い風。あとは自分の走りができれば。
⑪ヴァンルーラー 牝3 54 小沢
前走:22年三木特別(2勝ク)2着
血統:F 能力:E 該当:③
<血統構成>父ルーラーシップ(KK)×母父フォレストキャンプ(AD)×母母父サマースコール(AD)
<血統分析>父はこのコースの割引種牡馬ルーラーシップ。母系は米国型ノーザンダンサー系のクロスでスピードやパワーに優れるが、3歳重賞に求められやすい瞬発力が確実に不足している感がある。当日道悪などタフな馬場や展開になれば出番がないとも言えないが・・・。
<一言コメント>当コースは初めてだが、右回り【2-1-0-1】に対して左回り【0-0-1-3】とコース替わりは確実にマイナス。高速決着には向きそうもなく厳しい一戦となりそう。
⑫ヒヅルジョウ 牝3 54 菱田
前走:22年1勝ク(札幌芝2000m)1着
血統:E 能力:C 該当:なし
<血統構成>父ハービンジャー(ED)×母父グラスワンダー(RB)×母母父サンデーサイレンス(LS)
<血統分析>父も母父も欧州型のスタミナ血統。過去速い上がりで勝った経験もなくこのレースに求められる適性とはややズレる。
<一言コメント>前走はペースがスローではなかったものの後続馬につつかれることなくマイペースの逃げがはまったが、血統から見ても札幌から中京へのコース替わりはプラスとは言いにくい。斤量増、メンバーレベルを考えると厳しい戦いにはなりそう。当コースは未勝利で2回走り8着、4着。そのころとは違う成長した姿を見せたい。
⑬ベリーヴィーナス 牝3 54 藤岡康
前走:22年1勝ク(小倉芝2000m)9着
血統:E 能力:F 該当:①
<血統構成>父キズナ(DI)×母父ニューアプローチ(ED)×母母父ポリッシュプレシデント(ED)
<血統分析>キズナ×サドラー系の配合。母母父もダンジグ系で4ライン中3ラインがノーザンダンサー系。血統からはやや瞬発力が足りずスピード不足に映る。
<一言コメント>前走はハナを切る展開だが、直線早々力尽きた。極端に早いペースでもなく、力負けの印象は否めない。今回は前回の比ではない相手強化でここでは。
⑭ルージュリナージュ 牝3 54 松山
前走:22年都井岬特別(1勝ク)1着
血統:D 能力:D 該当:①
<血統構成>父スピルバーグ(DI)×母父ルーラーシップ(KK)×母母父クロフネ(AD)
<血統分析>父はディープ系のスピルバーグ。母系にはルーラーシップとクロフネの血を持つ。瞬発力がないわけではないが、道悪馬場でも結果が出ているように脚を長く使う展開を得意とする。距離延長は良さそうだが。
<一言コメント>もともと1800mでデビューし末脚には定評があるタイプ。キャリアは多くないが左回りが【2-1-0-2】と割と得意な方だろう。ここ3戦は道悪でだから好走した可能性もある。末脚は持っているが高速決着に対応できるかがポイント。
~ローズS血統予想~
◎⑤ラリュエル
〇⑦メモリーレゾン
▲⑩マイシンフォニー
△⑥サリエラ
△④パーソナルハイ
△⑨エグランタイン
消①セントカメリア
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