2022小倉2歳S(GⅢ)予想
こんばんは。ちゃろです。
今週の競馬は皆さん満喫されましたでしょうか。
さて、本日はナツコク最終週の出世レース「小倉2歳S(GⅢ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
データについてはターゲットなど有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
▼札幌2歳Sの血統分析はこちらから↓↓
▼新潟記念の血統分析はこちらから↓↓
9月4日 2022小倉2歳S(GⅢ)血統予想
~小倉2歳Sの過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)
・父の好走数 日本型 13回 米国型 5回 欧州型 12回
・母父の好走数 日本型 7回 米国型 12回 欧州型 11回
<血統のワン!ポイント>(過去10年)
・近年の活躍で目立つのは父ディープ系で昨年は馬券内独占。ただ17~19年はディープ系を含めたサンデー系がやや不振でキンカメ系、ナスルーラ系、ストームバード系などが上位を占めていた
・母父の好走数は米国型、欧州型ともにほぼ五分。米国型や欧州型というくくりを意識するより少し大きく見てミスプロ系やノーザンダンサー系くらいのイメージがよさそう
・母系(母父か母母父)にノーザンダンサー系の血を持っている馬がよく好走している
~小倉2歳Sのその他の好走ポイント~
【枠順】・・・過去10年で3枠が3勝でトップ、4枠と8枠が2勝ずつで続く。1枠の不振が顕著で連対はゼロ。ただ複勝率を加味すると2枠3枠の成績は良く内枠が単純に不利とは言いにくい
【ローテ】・・・過去10年の勝ち馬、3着内トップは前走新馬組だが、出走頭数も多いためで近年のトレンドで狙いたいのはここ3年で2勝しているフェニックス賞組。またレース格を問わず馬券内30頭中28頭が前走勝利しており、勢いのある馬を狙うのが鉄則だ
【脚質】・・・好走馬の4角位置を見てみると2番手の馬が最多で4勝。3着内で見ても4角2、3番手の馬の好走数が多く脚質は先行有利
【ペース】・・・過去10年はハイペース9回、ミドルペース1回でとにかく流れやすい。2歳馬戦の短距離ハイペースとあって最後は馬力やスタミナが求められることも多い
【性別馬齢】・・・過去10年で牡馬5勝、牝馬5勝と全くの互角。3着内だと牡馬17頭、牝馬13頭。出走頭数を考えれば十分に牝馬でも戦える
【斤量】・・・馬齢限定戦なので省略
~小倉芝1200mのポイントと特注種牡馬~
・スタート地点は2角奥のポケット。スタート直後から下り坂で向こう正面は平坦なコース。そのため序盤から速いラップを刻むレースが多く、典型的な前傾ラップとなる。
・小回りなので開催前半は前残りもあるが、馬場が荒れたり開催が進んだりすると差しも決まるコース。馬場状況をしっかり見極めたい。
【小倉芝1200m】
<特注種牡馬>
・モーリス
以上から
血統的には3代までの4ラインにダンジグ系、ヴァイスリージェント系、ストームバード系を内包している馬・・・①
前走逃げ、先行で勝利している馬・・・②
を狙ってみたいと思います
※本当はサンデー系×米国型血統やダンジグ系、キングマンボ系を狙おうと思ったのですが、あまり該当馬がいなかったので上記条件には入れていません。
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
小倉 小倉2歳S(GⅢ)分析と予想
~出走馬全頭血統分析~
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適正、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価、狙い目該当
血統構成
血統分析・一言コメント
の順に表記
①ロンドンプラン 牡2 54 松山
前走:22年新馬(小倉芝1200m)1着
血統:D 能力:C 該当:②
<血統構成>父グレーターロンドン(DI)×母父アフリート(AP)×母母父サクラユタカオー(JN)
<血統分析>父は新種牡馬のグレーターロンドン。現役時代は中京記念を制した。血統的にはヘロドの血を持っているが、後方一気の爆発力はやはりディープの血。母系はダートの名血アフリートにサクラユタカオーとスピード血統。この舞台は向きそう。
<一言コメント>前走は道中促しっぱなしの追走だったが、何とか好位のポジションで粘り、最後はしぶとくもうひと伸び。完勝とは言い難いものの、使った伸びしろは十分ありそうだ。ただ1枠はデータでは大不振。
②アウクソー 牝2 54 横山典
前走:22年新馬(福島芝1200m)1着
血統:C 能力:C 該当:①②
<血統構成>父サトノアラジン(DI)×母父シーザスターズ(ED)×母母父パントレセレブル(ED)
<血統分析>父はディープ産駒の中ではスピードに特性がありマイル以下を得意とするサトノアラジン。母系はノーザンダンサー系のクロスで母父は21年欧州リーディング2位のシーザスターズ。ダンジグ系だがスタミナと馬力に溢れる血統。狙い目該当①ではストームバード系とダンジグ系を内包。
<一言コメント>前走は外枠から馬なりで好位につけると、最後の直線でも伸びて2着に5馬身差の圧勝。この競馬を再現できるようなタフな馬場なら。
③ゴーツウキリシマ 牝2 54 富田
前走:22年ひまわり賞(OP)3着
血統:F 能力:G 該当:なし
<血統構成>父ナムラタイタン(AP)×母父グラスワンダー(RB)×母母父サンデーサイレンス(LS)
<血統分析>鹿児島産。父ナムラタイタンは現役時代武蔵野Sを制するなどダートで活躍。サウスヴィグラスの後継といえばわかりやすい。母系もあまりスピードに優れておらずこの条件では厳しそう。
<一言コメント>ここまでメンバー最多の4戦を消化も勝利はまだ遠い。このメンバーの重賞ではベストパフォーマンスでも・・・。
④メイショウコギク 牝2 54 和田竜
前走:22年新馬(小倉芝1200m)1着
血統:D 能力:D 該当:②
<血統構成>父サトノクラウン(ED)×母父ハーツクライ(LS)×母母父コジーン(AN)
<血統分析>父も母父も中長距離で活躍。2歳短距離のイメージは血統的には皆無。
<一言コメント>前走は当コースでの新馬戦。スタートから楽な手応えで先頭に立つ。3角でやや詰まるも4角から先頭にかけては再びその差を広げ5馬身差の快勝。まだまだ走りは若いが伸びしろは十分だ。
⑤クリダーム 牡2 54 武豊
前走:22年函館S(GⅢ)2着
血統:E 能力:D 該当:なし
<血統構成>父ハーツクライ(LS)×母父サクラバクシンオー(JN)×母母父スティールハート(TT)
<血統分析>父は成長力とスタミナに定評のあるハーツクライ。2歳戦やスプリントのイメージには程遠いが、前走を見る限りは母父サクラバクシンオーの血が強く出ているか。スピードを生かした早め先頭から粘りこむ展開が理想。牝系はトウショウ一族に繋がる牝系。
<一言コメント>前走は重賞で2着。内容もハイペース外差し馬場で前が潰れて差しの展開ながらこの馬だけが逃げて2着に残った。スピードの生きる小倉は合いそう。できれば良馬場でのびのび走りたい。
⑥メイショウヒュウガ 牡2 54 北村友
前走:22年新馬(小倉芝1200m)1着
血統:E 能力:C 該当:②
<血統構成>父ダンカーク(AP)×母父キングカメハメハ(KK)×母母父サンデーサイレンス(LS)
<血統分析>父はダートで存在感を示す米国血統の塊ダンカーク。母系はキンカメ×サンデーだが、やはり印象はパワーを生かしたダート血統。パワーの求められる馬場なら可能性あり。
<一言コメント>前走はスタートがあまり良くなくテンから道中は促しながらの追走。とても勝つ馬の動きには見えなかったがハイペースの恵まれや渋った馬場も味方につけて最後は我慢比べの一戦を制した。ローテは中1週でどこまでコンディションを保てるか。
⑦ミカッテヨンデイイ 牝2 54 今村
前走:22年フェニックス賞(OP)1着
血統:C 能力:D 該当:①②
<血統構成>父イスラボニータ(SS)×母父ステイゴールド(LS)×母母父サーキャット(AD)
<血統分析>父イスラボニータはフジキセキの後継。やはりマイル以下の距離適性となりそうだがスピードは健在。母父にステイゴールドが入り馬力を強化している。サンデー系代々の末脚は持っている。狙い目該当①で母母父はストームバード系。
<一言コメント>前走ローテは好相性のフェニックス賞。その前走は前の馬がやりあった影響はあるものの図ったような見事な差し切りを見せた。新馬未勝利を勝たずしてOP特別勝利となったが、3戦続けて見せた末脚は魅力的。
⑧ニシノトキメキ 牝2 54 亀田
前走:22年未勝利(小倉芝1200m)1着
血統:D 能力:E 該当:①②
<血統構成>父リアルスティール(DI)×母父ダイワメジャー(SS)×母母父プラティニ(EM)
<血統分析>新種牡馬のリアルスティール産駒。サンプルは多くないがリアルスティール自身が良血で期待も高い。母系は母父ダイワメジャーでサンデー系×サンデー系の配合。私の見解ではサンデー系同士の組み合わせだからといって瞬発力が増長するわけではない。母系にプラティニを持っており瞬発力より持続力タイプ。狙い目該当①ではストームバード系を内包。
<一言コメント>一叩きされた前走はスタートから飛び出して先頭へ。前半3F33秒3というハイペースを押し切って逃げ切った。今回も自分でペースを作る展開が理想的。
⑨プロトポロス 牡2 54 福永
前走:22年新馬(中京芝1200m)1着
血統:D 能力:B 該当:①②
<血統構成>父ウォーフロント(AD)×母父サンデーブレイク(AP)×母母父エンリケ(ED)
<血統分析>ダートにおける速いスピードの血を詰め込んだ配合。父ウォーフロントは米国短距離ダートで活躍し重賞1勝。母父サンデーブレイクはフォーティナイナー系にしては距離も持つ方で米国クラシックでも好走している。字面からわかるようにダートでも活躍できそうな血統だが、成長力の早さで十分勝負になる。狙い目該当①では父がダンジグ系。
<一言コメント>前走は中京の新馬戦。スローペースの中道中3番手で折り合うと最後の直線では他馬を置き去りにする力強い伸び。残り200mの時点で勝負をつける圧勝だった。流れや回りが異なるところが少々ネックだ。
⑩ゴールデンウィンド 牝2 54 坂井
前走:22年未勝利(小倉ダ1000m)1着
血統:F 能力:F 該当:①②
<血統構成>父ドレフォン(AD)×母父ゴールドアリュール(DS)×母母父シーキングザゴールド(AP)
<血統分析>芝がだめというわけではないが、ダートに強い血統が並ぶ。勝ち上がりもダートで馬場替わりはやや心配。狙い目該当①では父ドレフォンがストームバード系とヴァイスリージェント系を内包。
<一言コメント>新馬戦は9着と完敗。前走はダート1000mで初勝利。砂を被っても集中して走ったが、芝に戻してどこまで。
⑪バレリーナ 牝2 54 団野
前走:22年新馬(小倉芝1200m)1着
血統:C 能力:D 該当:②
<血統構成>父ダイワメジャー(SS)×母父マンデュロ(EM)×母母父ウッドマン(EP)
<血統分析>ダイワメジャー産駒らしく持続力がこの馬の売り。母系からスタミナや持続力をさらに強化している。阪神大賞典などGⅡ3勝のシャケトラは近親。
<一言コメント>前走は内からスッと先頭に立つと最後の直線は4角を空ける位置取りで最後までしっかりと伸び切った。ローテとして連闘なのはマイナスだがダイワメジャー産駒で叩き良化なら。
⑫ウメムスビ 牡2 54 角田河
前走:22年フェニックス賞(OP)4着
血統:D 能力:E 該当:なし
<血統構成>父ファインニードル(AP)×母父シンボリクリスエス(RB)×母母父サンデーサイレンス(LS)
<血統分析>父は今年の新種牡馬で春秋スプリントGⅠ制覇のファインニードル。産駒は生粋のスプリンターというよりマイル前後で活躍しそうなイメージ。母父はロベルト系のシンボリクリスエスでスタミナ、馬力を強化している。
<一言コメント>前走はスタート良くハナに立つも道中つつかれ続け4角ではおつりがなかった。小倉1200mはここまで2戦を経験しておりキャリアを生かしたい。
⑬シルフィードレーヴ 牝2 54 西村淳
前走:22年新馬(小倉芝1200m)1着
血統:E 能力:E 該当:①②
<血統構成>父アメリカンペイトリオット(AD)×母父クロフネ(AD)×母母父メジロマックイーン(HE)
<血統分析>米国のスピード血統の塊であるアメリカンペイトリオット産駒。母系はクロフネとメジロマックイーンの組み合わせでそのスピードと持続力を強化している。函館記念を勝ったラブイズブーシェは近親。狙い目該当①では父系からダンジグ系、母系からヴァイスリージェント系。
<一言コメント>前走の新馬戦ではスタートで飛び出し好位に。内枠がまったく伸びない馬場で外枠恩恵は大きかったが、追われて伸びてしっかりと勝ち切った。心配なのは中1週のローテ。
~小倉2歳S血統予想~
すみません。今回狙いたい馬が正直いません。
血統で魅力を感じる①ロンドンプランを本当は狙いたかったのですが、最内枠ではこの馬場で不利が大きく狙いにくいです。
現在1番人気の⑨プロトポロス は成長の早いダンジグ系の米国配合ですが、開催最終日の小倉では狙えませんし人気馬ですので期待値も低いです。
このブログを見てくださる皆様がいらっしゃる以上、適当に印をつけることはできませんので、今回は1頭だけチョイスしました。馬券はもちろん単複でオッズと相談しようと思います。
この1頭のみで勝負します!!
よかったら上記ボタンをポチっと押していただくと記載しています。
理由はランキングにて
パソコンなら右端に、
スマホなら少し下にスクロールすると上に、
現在の順位が表示されますのでまたそこから入っていただけますと幸いです。
〇
▲
△
△
△
消
↓↓皆様の応援が励みになります。応援お願いします!!
↑↑ポチっとクリックをお願いします!競馬・血統理論ランキング
よかったら上記ボタンをポチっとお願いします。
パソコンなら右端に、
スマホなら少し下にスクロールすると上に、
現在の順位が表示されますのでまたそこから入っていただけますと幸いです。
↑↑ポチっとクリックをお願いします!競馬・血統理論ランキング