2022マーメイドS(GⅢ)予想
こんばんは。ちゃろです。
土曜日の競馬は皆さん満喫されましたでしょうか。
さて、本日は波乱の決着が続く牝馬限定重賞「マーメイドS(GⅢ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
データについてはターゲットなど有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
▼ユニコーンSの血統分析はこちらから↓↓
6月19日 2022マーメイドS(GⅢ)血統予想
~マーメイドSの過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)
・父の好走数 日本系22回、米国系 1回、欧州系 7回
・母父の好走数 日本系 4回、米国系11回、欧州系15回
<血統のワン!ポイント>(過去10年)
・父サンデー系(ディープ系)が圧倒的に有利で過去10年で馬券になった馬30頭の内22頭は父サンデー系(ディープ系)
・近年のトレンドはそれに加えて母父にアメリカダートの血統。エーピーインディ系やアメリカ型ミスプロ系が特に好相性
・母母父にヨーロッパ型のノーザンダンサー系やナスルーラ系など少し重厚な血統を持っていると好走しやすい
~マーメイドSと阪神芝2000mのその他のポイント~
・50キロから53キロの軽ハンデ馬
・近5年で3回馬券になっている1枠1番。2勝の2枠3番。
・とにかく上がりが出せる馬の結果が良い。過去3走以内に上がり最速または過去3走内で2度上がり3位以内を記録
・タフな条件下でペースはスローかミドル。ハイペースにはなりにくい
・基本的に距離延長はきつい。前走マイルの馬は3着まで
以上から
血統的にはサンデー系×アメリカダート血統の馬・・・①
軽ハンデ(50キロ~53キロ)の馬・・・②
過去3走で上がり最速または過去3走で上がり3位以内を2度記録した馬・・・③
を狙ってみたいと思います
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
阪神 マーメイドS(GⅢ)分析と予想
~出走馬全頭血統分析~
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適正、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価、狙い目該当
血統構成
血統分析・一言コメント
の順に表記
①スルーセブンシーズ 牝4 52 秋山真
前走:22年湾岸S(3勝ク)3着
血統:B 能力:D 該当:①②③
<血統構成>父ドリームジャーニー(LS)×母父クロフネ(AD)×母母父シアトルスルー(AN)。
<血統分析・一言コメント>父サンデー系で母系はアメリカ血統。軽ハンデで内枠も魅力的。ただし3勝クラスも突破できていないので実力不足は明白。相手関係の難しさはもちろんあるが、狙い目条件にもバッチリ該当して条件的には面白そうな1頭。
②ゴルトベルク 牝5 53 荻野極
前走:22年中山牝馬S(GⅢ)16着
血統:E 能力:E 該当:②
<血統構成>父キングカメハメハ(KK)×母父ディープインパクト(DI)×母母父トニービン(EN)。
<血統分析・一言コメント>ダイナカールーエアグルーヴの牝系で活躍馬多数の名牝系。母グルヴェイグは12年のこのレースの勝ち馬。ディープの瞬発力、スピードは良いが、4ラインにはアメリカ血統を持たないので理想としてはもう少しアメリカ血統のスピードを補強したい。軽ハンデは追い風。オープンでもどこかで活躍できる気配はあるがここかどうかはやや疑問。
③ソフトフルート 牝5 54 川田
前走:22年都大路S(L)4着
血統:C 能力:C 該当:③
<血統構成>父ディープインパクト(DI)×母父キングマンボ(EP)×母母父サマースコール(AD)。
<血統分析・一言コメント>秋華賞3着、エリザベス女王杯4着と地力上位。血統的にもあまりケチをつけるところはないが、昨年のこのレースで1番人気8着と期待を裏切っている。当コースは【0-0-1-2】と好相性とは言いにくい。決め手不足が気になるが、昇級戦だった昨年は過大評価ともとれる。一流馬との対戦経験を重ねた今、昨年と同斤量というのはプラスだ。
④ステイブルアスク 牝4 51 藤岡康
前走:22年シドニートロフィー(3勝ク)5着
血統:D 能力:F 該当:(①)②③
<血統構成>父オルフェーヴル(LS)×母父タイキシャトル(TT)×母母父コマンダーインチーフ(ED)。
<血統分析・一言コメント>父サンデー系は好成績。母父タイキシャトルはアメリカ血統だが、ごりごりのダート血統というよりは遡るとヘイローに繋がるという意味ではサンデーサイレンスと同じ。アメリカ血統の中ではやや芝よりといったところだがスピードは強化している。最軽量ハンデだが、血統云々よりはそもそも3勝クラスも突破できておらず1、2勝クの勝ち上がりもダート。この条件が適性ではなさそう。
⑤トウシンモンブラン 牝4 51 高倉
前走:22年テレ玉杯(2勝ク)1着
血統:E 能力:F 該当:②
<血統構成>父ルーラーシップ(KK)×母父エンパイアメーカー(AP)×母母父マンハッタンカフェ(LS)。
<血統分析・一言コメント>最軽量ハンデの51キロは好条件。クラスで言えば前走やっと2勝クを勝利したばかりだが、紫苑Sではファインルージュの0.5差と適性がないわけではない。速い脚が使えないので馬場は渋った方が向きそう。もう少し瞬発力強化の血がほしい。
⑥ヴェルトハイム 牝4 51 西村淳
前走:22年シドニートロフィー(3勝ク)4着
血統:F 能力:F 該当:②③
<血統構成>父ロードカナロア(KK)×母父シロッコ(EM)×母母父シュテルンケーニヒ(EN)。
<血統分析・一言コメント>この馬も最軽量ハンデはもちろんプラス。しかし血統で見れば明らかに瞬発力の血が足りない。母系も重厚なヨーロッパ型血統。このレースでのサンデー系の優位は明らかなのでサンデーの血を内包しない馬は厳しい。実績的にも3勝クで逆転までは・・・。
⑦ウインマイティー 牝5 54 和田竜
前走:22年メトロポリタンS(L)4着
血統:D 能力:D 該当:①
<血統構成>父ゴールドシップ(LS)×母父カコイーシーズ(AP)×母母父ロモンド(ED)。
<血統分析・一言コメント>サンデー系×アメリカダート血統という面では条件を満たしている。ただ距離が伸びて好走を見せる姿は母母父ロモンド(英2000ギニー優勝馬)の影響も受けていると考えられる。ゴールドシップ産駒はサンデー系の中ではキレで勝負するよりヨーロッパ型のような馬力と持続力で勝負する馬が多く少しスピード不足の印象もある。当コースは忘れな草賞を制した縁起の良い舞台だが、それ以来の勝ち星となるか。
⑧キムケンドリーム 牝5 52 小沢
前走:22年東北S(3勝ク・ダ)1着
血統:F 能力:G 該当:②
<血統構成>父オルフェーヴル(LS)×母父カーネギー(ED)×母母父マルゼンスキー(ED)。
<血統分析・一言コメント>父はサンデー系のオルフェーヴル。母父のカーネギーはモーリスの母父でもあるといえばイメージしやすいだろうか。タフさには強いが少しスピードを伝える能力は弱め。母母父もニジンスキー系のマルゼンスキーで4ラインにアメリカ血統を持っておらずスピード不足は明白だ。それに加えて1年半以上ぶりの芝レースでは軽ハンデでもちょっと好走のイメージが湧かない。
⑨ルビーカサブランカ 牝5 55 岩田望
前走:22年福島牝馬S(GⅢ)5着
血統:E 能力:C 該当:③
<血統構成>父キングカメハメハ(KK)×母父ダンスインザダーク(LS)×母母父シャーポ(EP)。
<血統分析・一言コメント>すっかり牝馬重賞の常連になってきた。ハンデは軽くなく、血統的にもアメリカ血統が不足している。前走まで13戦連続上がり3位以内の末脚は魅力的。後方から展開待ちにはなるがツボにはまれば末脚が炸裂する可能性も。
⑩アイコンテーラー 牝4 53 亀田
前走:22年新潟大賞典(GⅢ)9着
血統:C 能力:D 該当:②③
<血統構成>父ドゥラメンテ(KK)×母父ケイムホーム(AP)×母母父ジャワゴールド(EM)
<血統分析・一言コメント>父ドゥラメンテはキングカメハメハ産駒だが、牝系の良さを受け継いでおり、サンデー産駒比較しても劣らない瞬発力とスピードを持つ。母父はアメリカ型ミスプロ系でミスプロのクロスも入る。1人気に推された前走はペースアップに対応できず9着と期待を裏切った。重賞になると壁に阻まれて好走できていない。このメンバーでどこまで。
⑪クラヴェル 牝5 55 北村友
前走:22年日経新春杯(GⅡ)8着
血統:E 能力:B 該当:③
<血統構成>父エピファネイア(RB)×母父キングカメハメハ(KK)×母母父サンデーサイレンス(LS)。
<血統分析・一言コメント>昨年の2着馬。母のディアデラマドレはこのレースの勝ち馬で適性は十分だろう。血統字面的にはアメリカ型血統が4ラインになく狙いたいイメージとはやや異なる。牡馬混合重賞やエリザベス女王杯でも3着を記録しており、実績だけで見れば上位なのは間違いない。休み明けのデキと前年51キロに対し今年は55キロで挑む斤量がやや不安。
⑫マリアエレーナ 牝4 55 坂井
前走:22年京都記念(GⅡ)8着
血統:C 能力:D 該当:(①)
<血統構成>父クロフネ(AD)×母父ディープインパクト(DI)×母母父キングカメハメハ(KK)。
<血統分析・一言コメント>数が少なくなってきたクロフネ産駒は見極めが難しいが牝馬は芝での活躍馬が多い傾向は変わることがない。この馬も新潟牝馬Sを制し、愛知杯は2着と牝馬重賞戦線の中心となっている。まだ重賞制覇の経験こそないが実力は上位。以前は脚を溜めて33秒台の末脚で勝負する姿が多かったが、ここ数戦は先行して持続力の競馬が目立つ。絶対的な逃げ馬不在の今回は展開のカギになる可能性もある1頭。ちなみに叔父はダービー馬・ワグネリアン。
⑬ハギノリュクス 牝5 52 酒井
前走:22年福島牝馬S(GⅢ)14着
血統:E 能力:G 該当:②
<血統構成>父ルーラーシップ(KK)×母父アグネスタキオン(SS)×母母父アヴェニューオブフラッグス(AN)。
<血統分析・一言コメント>父、母父はややキレ不足な印象を受ける配合。母母父はアメリカ型ナスルーラ系(ボールドルーラー系)の血を持っておりこれ自体はプラスだ。過去戦績を見ればキレやスピード不足でダート中距離路線を走っていたことは明らか。久々の芝レースとなった前走の福島牝馬Sでも変わり身を見せることはできず。前走からの上積みはどこまであるかがポイント。
⑭ラヴユーライヴ 牝5 53 川須
前走:22年愛知杯(GⅢ)12着
血統:B 能力:E 該当:①②③
<血統構成>父ディープインパクト(DI)×母父ストームキャット(AD)×母母父ミスタープロスペクター(AP)。
<血統分析・一言コメント>今をときめく名牝系出身。全兄はリアルスティール、全姉はラヴズオンリーユーという説明不要な活躍馬が多数いる。ディープ×アメリカダート血統と血統は間違いなく合う。問題は能力と実績だが、きょうだいと比べるとやや決め手に欠ける部分はあるだろう。2勝ク、3勝クでなかなか勝ち切れなかったのも決め手が足りなかったから。前走からの上積みはもちろんあるだろうが、どこまで秘めた才能を開花できるか。
⑮ホウオウエミーズ 牝5 53 松山
前走:22年福島牝馬S(GⅢ)6着
血統:E 能力:D 該当:②
<血統構成>父ロードカナロア(KK)×母父アグネスタキオン(SS)×母母父ホワイトマズル(ED)。
<血統分析・一言コメント>血統は少しキレ不足に映る。スピードは悪くないが爆発的な末脚を使う事ができず大崩れこそ少ないが善戦止まりも多い。4ラインにアメリカ血統を持っていないことが影響していると考える。斤量減自体はもちろんプラスだが、坂を2回登るコースへの適正としてはパワーも足りない。
⑯リアアメリア 牝5 55.5 幸
前走:22年府中牝馬S(GⅡ)17着
血統:C 能力:E 該当:①
<血統構成>父ディープインパクト(DI)×母父ロックポートハーバー(AP)×母母父ミスターグリーリー(AP)。
<血統分析・一言コメント>今レースのトップハンデとなる55.5キロを背負う。父ディープに母系はアメリカ血統と適性は合う。3歳時のローズステークス以来勝ち星がなく、早熟血統と言われても仕方がない状態だ。今回は長期休み明けでトップハンデと条件はかなり厳しいがもう一度浮上のきっかけとなる走りを見せれるか。
~マーメイドS血統予想~
◎①スルーセブンシーズ
〇⑩アイコンテーラー
▲⑭ラヴユーライヴ
△⑫マリアエレーナ
△③ソフトフルート
△④ステイブルアスク
無理に人気を狙う必要のない重賞なので実際の馬券はオッズ妙味で印を少し前後させた買い方をすると思います。
私は印上位の単勝とワイドを購入予定ですが、3連系馬券を購入される方で予算が許す方は幅広く流すのがおすすめです。
↓↓皆様の応援が励みになります。応援お願いします!!
↑↑ポチっとクリックをお願いします!競馬・血統理論ランキング
よかったら上記ボタンをポチっとお願いします。
パソコンなら右端に、
スマホなら少し下にスクロールすると上に、
現在の順位が表示されますのでまたそこから入っていただけますと幸いです。