犬でもできる競馬血統予想

血統を中心に組み立てた競馬予想をだれでもわかりやすいように書きます。筆者が犬顔らしいのでこんなタイトルですが深い意味はありません(笑)

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2022函館記念(GⅢ)予想

 

こんばんは。ちゃろです。

 

土曜日の競馬は皆さん満喫されましたでしょうか。

今日の函館2歳Sはビッグアーサー産駒のブトンドールが優勝。やはりこの重賞にはサクラバクシンオーの血が似合いますね。ぜひ直系を残してほしいなぁと願います。

 

さて、本日はサマー2000シリーズ第2戦「函館記念(GⅢ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。

 

※おことわり

データについてはターゲットなど有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。

 

▼函館2歳Sの血統分析はこちらから↓↓

wankokeiba.hatenablog.com

 

 

 

7月17日 2022函館記念(GⅢ)血統予想

 

函館記念の過去血統傾向~

 

 

<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)

 

・父の好走数  日本型 17回  米国型  2回  欧州型  11回

・母父の好走数 日本型  8回  米国型  5回  欧州型  17回

 

 

<血統のワン!ポイント>(過去10年)

日本型×欧州型のもしくは欧州型×日本型の組み合わせが成績上位

・出走頭数が多いのもあるが父サンデー系ディープ系)が好成績)

・中でも父はLサンデー系欧州型ノーザンダンサーロベルト系に注目

米国型は父、母父どちらに入ってもやや不振

 

函館記念と函館芝2000mのその他のポイント~

函館記念

前走1着馬が不振

前走GⅡ組が好走、続くGⅢ組。巴賞組はやや不振

4歳馬の成績が一番良いが、7歳馬まで活躍馬は幅広くいる

1人気が大不振で過去10年で馬券になったのは19年のマイスタイル(1着)のみ

7~9人気の複勝率が36.7%、10人気以下の複勝率も11.6%と高水準

・基本的に先行馬が有利だが、意外にもタフな条件で差しが届くケースも。ただし4角で5番手以内につけるなど捲ってポジションを上げる必要がある

8枠は3着こそあるが過去10年連対はなし2~4枠が好成績。内枠の先行馬が有利という裏付けか。

 

【函館芝2000m】

・スタート地点は4角奥の引き込み線。スタートしてから最初のコーナーまでは300mも距離があるため洋芝ながらハイペースになりやすい

・ペースが落ち着く向正面は上り坂

・小回りで勝負どころが早いこともあってイメージ以上にタフな条件

雨が降る場合は馬場が荒れやすいのでさらにタフさが増してしまう

 

 

以上から

血統的には日本型×欧州型のもしくは欧州型×日本型の配合の馬・・・①

前走GⅡ、GⅢを走り、連対していない馬・・・②

前走から斤量減の馬・・・③

を狙ってみたいと思います

 

それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう

 

函館 函館記念(GⅢ)分析と予想

~出走馬全頭血統分析~

馬番 名前 性別馬齢 騎手

前走成績

血統適正、能力実績(SA)の8段階で評価、狙い目該当

血統構成

血統分析・一言コメント

の順に表記

 

①ハヤヤッコ    牡6    57    浜中

前走:22年天皇賞(春)(GⅠ)15着

血統: 能力: 該当:③

<血統構成>父キングカメハメハKK)×母父クロフネAD)×母母父サンデーサイレンスLS

<血統分析・一言コメント>大ブレイクしたソダシの近親。ハヤヤッコ自身も19年に重賞ウイナーになっている。ダートでも近走は勝ち切れないレースが続き、芝に再転向して3戦目となる。さすがに力が衰えてきたと考えるのが普通だが、前走は適性外でノーカウントでいいだろうし、距離短縮は間違いなくプラス。初めての北の大地で新たな境地を開ければ。

 

②ジェネラーレウーノ    牡7    54    丹内

前走:22年巴賞(OP)11着

血統: 能力: 該当:③

<血統構成>父スクリーンヒーローRB)×母父ロックオブジブラルタルED)×母母父ストームキャットAD

<血統分析・一言コメント>皐月賞セントライト記念で見せたスタミナと持続力を生かす競馬は近走すっかり影を潜めている。昨年から8戦中7戦で二桁着順と本来の力を取り戻せていない。ダメ元でハナを切る可能性はあるが、結果を残すのは厳しそうな印象だ。斤量は前走比較でこのメンバー最大の5キロ減は大きなプラス。函館男を背に復活好走につなげたい。

 

③フェアリーポルカ    牝6    55    武豊

前走:22年福島牝馬S(GⅢ)8着

血統: 能力: 該当:①②

<血統構成>父ルーラーシップKK)×母父アグネスタキオンSS)×母母父ヌレイエフ(ED

<血統分析・一言コメント>牝馬ながら500キロ前後の体格を生かした馬力がこの馬の最大の武器。時計のかかる馬場は得意で昨年の変則開催で函館開催となったクイーンSでは0.2差の4着となかなかの好走。中山や福島で結果を出してきたように小回りはもともと大得意。今年はここまで精彩を欠いた走りとなっているが、休養明けのフレッシュな状態で上積みがあれば重賞2勝の実力を再度見せることができるだろう。

 

④アイスバブル    牡7    54    水口

前走:22年巴賞(OP)10着

血統: 能力: 該当:①③

<血統構成>父ディープインパクトDI)×母父キングカメハメハKK)×母母父ミスターグリーリー(AP

<血統分析・一言コメント>昨年の2着馬。父ディープで母系はキングマンボに米国型ミスプロ系と血統上は中央の広いコースに向きそうな血統。7歳を迎えてズブさが増していることは間違いなく、今や中央コースよりタフなローカルコースは向きそう。もともと瞬発力を長所としたタイプではなく、適性自体はありそうだ。

 

マイネルウィルトス    牡6    56    M・デムーロ

前走:22年目黒記念(GⅡ)2着

血統: 能力: 該当:なし

<血統構成>父スクリーンヒーローRB)×母父ロージズインメイTT)×母母父マイネルラヴEP

<血統分析・一言コメント>昨年は3番人気も8着だったが、そこからさらに力をつけて重賞でも勝ち負けできる実力をつけてきた。父スクリーンヒーローから受け継ぐスタミナは十分。東京2500mという東京の中ではかなりのタフな条件のGⅡで2着2回という実績が証明している。京都や東京を得意としていることから小回りのローカルは決して苦手ではないが、得意というわけでもなさそう。叩き良化型で間隔が詰まるのは良いが、スタートからの追走にやや苦労するタイプで距離短縮となる今回はローテ的にはマイナス評価となりそう。

 

⑥タイセイモンストル    牡5    54    高倉

前走:22年弥彦S(3勝クラス)1着

血統: 能力: 該当:①③

<血統構成>父ルーラーシップKK)×母父ダンスインザダークLS)×母母父トウショウボーイJN

<血統分析・一言コメント>4戦目にして3勝クラスをクリアしたが、長距離血統の配合で、瞬発力やスピードが不足しているのが特徴。速い上がりは使えないのでコース自体は合いそう。先行して長く脚を使い粘り込むのがこの馬のスタイルだが、スピードがないのでそもそも先行できるかが一つのポイントになりそう。

 

⑦スマイル    牡6    54    坂井

前走:22年新潟大賞典(GⅢ)10着

血統: 能力: 該当:②

<血統構成>父ダイワメジャーSS)×母父ミスターグリーリー(AP)×母母父グラインドストーン(AP

<血統分析・一言コメント>ダイワメジャーは産駒は距離適性が短くなる傾向がありマイラーを生み出すケースが多いが、本質的にはダイワメジャー自身がそうであったように2000m前後をこなす能力がある。この馬はダイワメジャー同様に500キロ半ばの馬体重を持つ大型馬で特徴をよく受け継いでいる。ただし瞬発力は皆無であることが多く上がりのかかるタフな条件でないと好走できないため適性以上に距離が長いところを走らなければならない状況もあったようだ。やはり重賞は最低限のスピードが求められるため、渋った馬場でレースを行いたい。

 

スカーフェイス    牡6    55    岩田康

前走:22年大阪杯(GⅠ)6着

血統: 能力: 該当:③

<血統構成>父ハーツクライLS)×母父クロフネAD)×母母父キングマンボ(EP

<血統分析・一言コメント>ハーツクライ産駒らしく勝ち味に遅いがジワジワと成長を続ける晩成血統。6歳となった今、まさに充実期を迎えている。新春の中山金杯では2着、前走の大阪杯は15番人気で6着と大健闘といえる。メンバーが楽になる今回は実力上位とも言える。北海道の洋芝は未知数だが、右回りは得意としており適正としては問題なさそう。一点気になるのは馬体減で帰厩してそれを戻した調整方法。当日の馬体重やパドックも注目したい。

 

⑨アラタ    牡5    56    横山武

前走:22年都大路S(L)5着

血統: 能力: 該当:①③

<血統構成>父キングカメハメハKK)×母父ハーツクライLS)×母母父ピストレブルー(EM

<血統分析・一言コメント>過去函館では2戦2勝と好相性。父キングカメハメハは母系の良さを引き出す特徴があり、母系を見るとハーツクライと欧州マイナー血統の組み合わせ。馬力やスタミナは持っているが、スピード勝負には分が悪そう。器用さが生きる小回りに加えてタフな洋芝はこの馬には追い風。5歳を迎えてもまだまだ成長を見せそうな晩成血統だけに上積みがあればチャンスも。

 

⑩ウインイクシード    牡8    56    藤岡佑

前走:22年巴賞(OP)4着

血統: 能力: 該当:③

<血統構成>父マンハッタンカフェLS)×母父ボストンハーバーAN)×母母父マジェスティックライト(AP

<血統分析・一言コメント>目黒記念を勝っているウインキートスの半兄。瞬発力はないが、持ち前の馬力が生きるコースで先行して粘る競馬になれば力を発揮できる。洋芝実績もありその実力は侮れない。しかし本来の走りを考えるとややスピードが衰えているか。

 

⑪レッドライデン    牡5    54    丸山

前走:22年福島民報杯(L)16着

血統: 能力: 該当:①

<血統構成>父エイシンフラッシュEP)×母父ディープインパクトDI)×母母父シーキングザゴールドAP

<血統分析・一言コメント>今年1月に連勝で条件馬を卒業。OP馬となって初めて挑んだ前走の福島民報杯は前半3F33秒2というとんでもないハイペースに巻き込まれ大差負け。あまりのペースだっただけにここはノーカンと考え3カ月の休養はプラスに働く。ただ本質的には叩き良化型でもあるので注意。父に重厚なドイツ血統であるエイシンフラッシュが父、ディープインパクトが母父という配合だが、脚を溜める競馬に専念すれば33秒代の脚も使うことができることから母系の長所も受け継いでいる。函館コースの適正は未知数だが、できれば良馬場の方が理想になりそう。

 

⑫サンレイポケット    牡7    57.5    鮫島駿

前走:22年鳴尾記念(GⅢ)3着

血統: 能力: 該当:②

<血統構成>父ジャングルポケットEN)×母父ワイルドラッシュAM)×母母父サンデーサイレンスLS

<血統分析・一言コメント>7歳を迎えて衰えるどころか更なる充実期を迎えている。勝ち星に疎いことは今更でもないが、凡走は少なく今年も重賞で3着2回の実績。計算できるが圧倒的な強さではないためオッズ妙味の見極めが非常に重要となりそう。血統的には父に少なくなったトニービン直系のジャングルポケット、母父は米国型マイナー血統のワイルドラッシュという配合だが、牝系(母母父サンデーサイレンス)の影響が出ているのか血統に似合わない末脚も持ち合わせている。宝塚記念への出走は叶わなかったが、時計がかかるこの舞台は適正も合いそうだ。

 

⑬ギベオン    牡7    57    池添

前走:22年宝塚記念(GⅠ)10着

血統: 能力: 該当:③

<血統構成>父ディープインパクトDI)×母父ゴーストザッパーAD)×母母父アーチ(RB

<血統分析・一言コメント>ディープインパクト産駒だが、母系が強く出ており持続力を生かす競馬に長けている。左回りの方が得意な印象こそあるが、距離短縮で2000mになるのはプラスだろう。鳴尾記念ではこのレースで有力視されるサンレイポケットと差のない競馬。相手関係も前走よりは確実に楽になる。先行して立ち回りを生かす自分の競馬に専念できれば。

 

⑭サトノクロニクル    牡8    56    斎藤

前走:22年巴賞(OP)3着

血統: 能力: 該当:①③

<血統構成>父ハーツクライLS)×母父インティカブ(RB)×母母父カーリアンED

<血統分析・一言コメント>8歳になった今年も既に3戦を消化するほど元気だが、勝ち星には約5年間見放されている。重賞での好走は持続力や馬力、スタミナが問われるレースが多い。前走はOP特別ではあるが3着に入り約1年ぶりに馬券になった。距離延長もこの馬には向く。成長曲線を考えればお世辞にも旬とは言えないが、年齢を重ねて増したズブさに函館の洋芝は合いそう。

 

⑮アドマイヤジャスタ    牡6    55    吉田隼

前走:22年鳴尾記念(GⅢ)10着

血統: 能力: 該当:①②③

<血統構成>父ジャスタウェイSS)×母父エリシオ(ED)×母母父カヴィアト(AN

<血統分析・一言コメント>一昨年の勝ち馬だが、昨年は16着と惨敗。このコースにめっぽう相性のいいジャスタウェイ産駒。血統的には瞬発力が不足しているが、パワーや持続は持っていそうな血統。近走は浮上のきっかけを見いだせていないが、勝った2年前と同じ鳴尾記念からのローテで巻き返しを狙う。

 

⑯ランフォザローゼス    セ6    54    柴山

前走:22年巴賞(OP)6着

血統: 能力: 該当:①③

<血統構成>父キングカメハメハKK)×母父ディープインパクトDI)×母母父トニービンEN

<血統分析・一言コメント>藤沢和調教師のラスト府中重賞となったダイヤモンドSで低評価を覆し2着となった激走は記憶に新しい。しかしその後は相手も強く精彩を欠いた走りが続いていた。しかし前走の巴賞では6着ではあるが勝ち馬に0.4差と復調の気配を見せた。血統はキンカメ×ディープの主流配合で牝系はダイナカールにつながる名牝系。3歳時の活躍を考えれば早熟性は否めないが、2年ぶりとなる函館記念の挑戦で復活を印象付けたいところ。

 

函館記念血統予想~

 

今回はおそらく私史上最大の穴狙いをします。

 

◎⑮アドマイヤジャスタ

〇②ジェネラーレウーノ

▲⑫サンレイポケット

△⑬ギベオン

△⑭サトノクロニクル

△③フェアリーポルカ

△⑤マイネルウィルトス

 

本命、対抗がまったく人気がないので

どちらかが来たら当たるような馬券を予算、オッズとにらめっこして買います。

単勝馬単よりやはり3連複などの方が妙味があると思います。

予算が少ない人はワイドもおすすめです。

予算がある人は3列目総流しも戦略としてありだと思います。

 

皆さまの馬券が的中しますように!!

 

 

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