2022サウジアラビアRC(GⅢ)予想
こんばんは。ちゃろです。
さて、本日は秋の東京開幕を告げる出世レース「サウジアラビアロイヤルカップ(GⅢ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
データについてはターゲットなど有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
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10月8日 2022サウジアラビアRC(GⅢ)血統予想
~サウジアラビアRCの過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)
・父の好走数 日本型 19回 米国型 2回 欧州型 9回
・母父の好走数 日本型 5回 米国型 13回 欧州型 12回
<血統のワン!ポイント>(過去10年)
・父サンデー系(ディープ系)が圧倒的に有利だが、ここ2年はやや不振。ただ基本的にはサンデー系(ディープ系)×米国型血統の配合を狙うのが鉄板。
・父サンデー系以外ならキンカメ系。この場合の母父はサンデー系かノーザンダンサー系。好走する血統は決まっている。
・母母父も米国型血統が優勢。求められるのは瞬発力、スピード、そして成長の早さ。
・興味深いのは20年や16年など馬場が渋ったときは一気に欧州型血統の土俵に。不良馬場の20年は父欧州型血統が掲示板独占。
~サウジアラビアRCのその他の好走ポイント~
【枠順】・・・過去10年で6枠、5枠、8枠の順に好成績。2枠は不振で過去10年連対ゼロ。開幕週なのに内枠より外枠の方が好成績なのは興味深い。
【ローテ】・・・過去10年で馬券になった馬の半数以上が前走新馬戦(16回)。続くのは未勝利戦(6回)。重賞組なら新潟2歳S組(4回)。連対するには前走勝利が絶対条件で過去6年は前走から3~4か月の間隔が開いている。距離延長組はマイナス。
【脚質】・・・過去10年から分析すると4角2番手、3番手、6番手が好成績。先行して直線では33秒台の速い上がりの競馬が理想的。
【ペース】・・・過去10年はハイペース3回、ミドルペース3回、スローペース4回。近年はスローペースが多い。
【性別馬齢】・・・過去10年は牡馬9勝、牝馬1勝。3着内好走も牡馬24頭、牝馬6頭と牡馬優勢。
【斤量】・・・定量戦なので省略
~東京芝1600mのポイントと特注種牡馬~
・2角の出口周辺からスタートして長い向正面をフルに走る。3~4角を回って長い直線と坂をクリアしてゴールとなる。瞬発力を要求される傾向があり、逃げ切るのは至難の業。
・瞬発力が要求されるのが基本だが、安田記念やNHKマイルカップなど道中締まったレースになる場合は瞬発力ではなく持続力のレースとなりやすい。
【東京芝1600m】
<特注種牡馬>
・クロフネ
・バゴ
<割引種牡馬>
・キズナ
以上から
血統的にはサンデー系×米国型血統かスピード血統の馬(もしくはキンカメ系×サンデー系orノーザンダンサー系)・・・①
同距離か距離短縮の馬・・・②
3か月~4か月の休み明けの馬・・・③
を狙ってみたいと思います
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
東京 サウジアラビアRC(GⅢ)分析と予想
~出走馬全頭血統分析~
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適正、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価、狙い目該当
血統構成
血統分析・一言コメント
の順に表記
①グラニット 牡2 55 嶋田
前走:22年新潟2歳S(GⅢ)6着
血統:D 能力:D 該当:②
<血統構成>父ダノンバラード(DI)×母父フサイチコンコルド(ED)×母母父ペンタイア(ED)
<血統分析>父はディープインパクト直系のダノンバラード。父と母父の構成はコントレイルと同じで成長は早いタイプ。母系は欧州色が強いノーザンダンサー系のクロス。
<一言コメント>当コースは新馬戦で3着。2走前は逃げて圧勝。前走の新潟2歳Sは控える競馬で伸びなかったが違う形のレースを経験したことは大きな収穫。おそらくハナで展開のカギを握る1頭。
②ブーケファロス 牡2 55 菅原明
前走:22年ダリア賞(OP・新潟芝1400m)3着
血統:E 能力:E 該当:なし
<血統構成>父ビッグアーサー(JN)×母父ダンディコマンド(TT)×母母父ブライアンズタイム(RB)
<血統分析>父は高松宮記念の勝ち馬でサクラバクシンオーの血を直系でつなぐビッグアーサー。母父は現代競馬ではやや貴重な存在となってきたハビタット系。母母父はロベルト系でターントゥのクロス。
<一言コメント>ここまで3戦のキャリア。初勝利は2戦目の未勝利戦。福島1200mは稍重の馬場でハイペースにも恵まれたがしっかりと差し切った。続くオープンのダリア賞でも上がり最速をマーク。前走からさらに200mの距離延長はやや未知の領域だが自分の競馬がハマれば。
③ミシェラドラータ 牡2 55 大野
前走:22年すずらん賞(OP・札幌芝1200m)5着
血統:D 能力:F 該当:①
<血統構成>父キンシャサノキセキ(SS)×母父フレンチデピュティ(AD)×母母父ストームキャット(AD)
<血統分析>父は短距離からマイルで力を発揮するSサンデー系のキンシャサノキセキ。母系は米国型ノーザンダンサー系のクロスでスピードと持続力に優れる。
<一言コメント>メンバー最多のここまで5戦のキャリア。勝利は6月の函館未勝利戦。その後函館2歳Sなどを走ったが掲示板がやっと。今回は400mの距離延長や使い詰めのローテなど不安材料も多いが、経験が生きてくれば。
④マイネルケレリウス 牡2 55 石川
前走:22年新馬(東京芝1600m)1着
血統:C 能力:E 該当:①②③
<血統構成>父ルーラーシップ(KK)×母父アグネスタキオン(SS)×母母父サッカーボーイ(EM)
<血統分析>母は福島牝馬Sの勝ち馬のマイネカンナ。父ルーラーシップはスタミナと馬力に優れる。母系はスピードとパワーがある配合。母母父のサッカーボーイはステイゴールドの近親でスピードと馬力を強化している。
<一言コメント>ローテーションで好相性の6月の東京新馬を勝ち上がった。道中は7~8番手を追走し、直線では34秒0の末脚で弾けアタマ差の勝利。レースはそれ以来でしっかりとこのレースに照準を定めてきた。この舞台で見せた末脚よ再び。
⑤ノッキングポイント 牡2 55 ルメール
前走:22年新馬(東京芝1600m)1着
血統:D 能力:B 該当:②③
<血統構成>父モーリス(RB)×母父キングカメハメハ(KK)×母母父サンデーサイレンス(LS)
<血統分析>母はフローラSの勝ち馬でオークス2着のチェッキーノ。母母は京都牝馬Sの勝ち馬のハッピーパス。父はモーリスだが、やはり瞬発力とスピードは母系の良さがしっかりと伝わっている。
<一言コメント>推定1人気。6月の開幕週、東の新馬戦で最初に勝ち上がったのがこの馬。道中は折り合って5番手で進め最後は圧巻の33秒2の末脚で3馬身差の圧勝。レベルの違いをまざまざと見せつけた。過去8年の優勝馬は6月の東京で勝っている馬だった。ローテーションも追い風で今のところ死角はない。
⑥レッドソリッド 牡2 55 三浦
前走:22年札幌2歳S(GⅢ)9着
血統:F 能力:E 該当:②
<血統構成>父ドレフォン(AD)×母父ローエングリン(ED)×母母父サンデーサイレンス(LS)
<血統分析>父は昨年の2歳リーディングで5位に入ったドレフォン。芝・ダート兼用の二刀流種牡馬。母系は母父にサドラーズウェルズ系のローエングリン。母母父サンデーサイレンスだが、4ライン中3ラインがノーザンダンサー系でキレより持続力で勝負するタイプ。
<一言コメント>小倉の新馬戦を快勝したが、前走の札幌2歳Sでは積極果敢に先行するも9着と大敗。ただ逃げ馬が飛ばした影響や3角からのまくりもあって前の先行馬にはつらい流れだった。もう一度立て直したい。
⑦ドルチェモア 牡2 55 横山和
前走:22年新馬(札幌芝1500m)1着
血統:B 能力:D+ 該当:①
<血統構成>父ルーラーシップ(KK)×母父ディープインパクト(DI)×母母父ストームキャット(AD)
<血統分析>母は桜花賞馬アユサン。父はスタミナ、馬力に長けるルーラーシップで距離は長い方が得意。母系はスピードとキレを補充する血統。新馬戦の内容を見る限りはやや父系が強いか。
<一言コメント>札幌1500mでデビュー勝ち。洋芝に当日発表稍重の馬場でタフな環境だったが、物ともせずに果敢にハナを切り、4角で差を詰められた後続を直線で再度引き離す快勝劇。持っているポテンシャルは高い。
⑧シルヴァーデューク 牡2 55 戸崎
前走:22年未勝利(新潟芝1800m)1着
血統:D 能力:F 該当:①②
<血統構成>父シルバーステート(DI)×母父ロックオブジブラルタル(ED)×母母父サンデーサイレンス(LS)
<血統分析>父シルバーステートはディープインパクト後継の一頭。ロベルトの血を持ちややスタミナよりな馬が多いが母系との配合次第でクラシック適応馬も出せる。母父は成長力の早いダンジグ系のロックオブジブラルタル。母母父もサンデーサイレンスでサンデーの3×3。
<一言コメント>新馬戦は3着でキャリア2戦目となる未勝利戦での勝ち上がり。まだまだ粗削りだが、前走は3番手追走から上がり最速の34秒2をマーク。左回りも問題なくさらに前進があってよい。
⑨フロムナウオン 牡2 55 津村
前走:22年新馬(福島芝1800m)1着
血統:D 能力:F 該当:②③
<血統構成>父モーリス(RB)×母父キングカメハメハ(KK)×母母父サンデーサイレンス(LS)
<血統分析>父、母父、母母父の構成は人気のノッキングポイントと同じ。牝系を見るとマイルGⅠ2勝のグランプリボスが近親にいる。
<一言コメント>新馬戦は決して良い内容だったわけではない。エンジンがかかるのが遅く4角から激しく追われた結果での辛勝。ただ逆に言えば全くの未完成の状態で勝ってしまうこの馬のポテンシャルは計り知れない。前回は速い上がりがでない福島の馬場。東京では吉と出るか凶と出るか。
~サウジアラビアRC血統予想~
◎④マイネルケレリウス
〇⑦ドルチェモア
▲⑤ノッキングポイント
注⑧シルヴァーデューク
△
△
△
消②ブーケファロス
馬場状態が非常に難しいですが、馬券は最大でも4頭まで。
前日に人気と私の評価は全然一致していないので、ここは少し強気に馬券を買ってみたいです。
「予想は真剣に馬券は少額に」がモットーなので高額勝負はしませんが。
でもそれなりに狙ってみたいと思います。
皆さんの馬券が的中しますように!!
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