2022CBC賞(GⅢ)予想
こんばんは。ちゃろです。
宝塚記念から1週間が経ちますが、まだまだ競馬は続きます。
皆さん土曜日の競馬は満喫されましたでしょうか。
私は仕事をしておりましたが、しっかりと3場チェックしております。
三浦騎手の騎手変更で仕事が伸びましたがね(苦笑)
骨折の疑いということで無事であることを祈っています。
さて、本日はサマースプリントシリーズ第2戦「CBC賞(GⅢ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
データについてはターゲットなど有料課金をせず手作業で集計していますのでデータはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
▼ラジオNIKKEI賞の血統分析はこちらから↓↓
アップをお待ちください
7月3日 2022CBC賞(GⅢ)血統予想
~CBC賞の過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)
・父の好走数 日本系 13回、 米国系 9回、 欧州系 8回
・母父の好走数 日本系 11回、 米国系 10回、 欧州系 9回
<血統のワン!ポイント>(過去10年)
※同じコースは昨年のみとなります
・過去10年の好走数を種牡馬で見ると父ディープインパクトが4回で1位だが、サンデー系(ディープ系)が得意とする条件ではないのは明らか。父アメリカ型ミスプロ系を筆頭にヨーロッパ型ミスプロ系やキングカメハメハ系などミスプロ系が好相性
・父、母父でプリンスリーギフト系やボールドルーラー系、フォルティノ系が好走している(まとめるとナスルーラ系)
・父サンデー系(ディープ系)の中では母父アメリカ型ノーザンダンサー系が好相性。母父からもスピードの血を補給するのがポイントとなりそう
<昨年の傾向から見る期待以上・期待外れ>
・ファストフォース(8人気1着)(ロードカナロア×サクラバクシンオー)
・アウィルアウェイ(6人気3着)(ジャスタウェイ×キングカメハメハ)
・ヨカヨカ(1人気5着)(スクワートルスクワート×デインヒル)
・ビオグラフィー(4人気11着)(ロードカナロア×サンデーサイレンス)
~CBC賞と小倉芝1200mのその他のポイント~
・CBC賞は本来中京開催ですが、今年は昨年に続く小倉開催(ちなみに20年は阪神開催)。過去傾向をチェックする際はその違いをマークしておく必要がある
・中京1200mと小倉1200mは左回り、右回りと回りが異なります。またコース形態の最大の違いはスタートから第3コーナーまでの特徴が大きく異なる。中京はスタートがやや上り坂からスタートするが、小倉は2コーナーのポケットからのスタートで直後は下り坂、3コーナーまでの距離は最後の直線よりも長い。よって必ずと言っていいほどハイペースになりやすい。
・1200mというスプリント戦ですから逃げ、先行は有利ではあるが、ある程度地力のある馬でないと最後にスタミナが尽きて垂れてしまう。
・同コースで行われる北九州記念でも後方にいた馬が3着に突っ込んでくるケースが時より見られる
・勝ち馬という点では逃げ、先行が有利ではあるが、馬券という意味では差し馬も注意しておく必要がある
・馬場が渋った場合には内枠、前のポジションがさらに有利になる傾向がある
・小倉1200mのコースはこのレースに限らず枠順の有利不利は小さい。また馬体重500キロ前後の大型馬の相性がいい
<CBC賞のその他のポイント(競馬場が異なるので参考程度)>
・圧倒的に成績がいいのが5歳馬。このレース3連勝中
・ハンデ戦だが、好走の斤量に関してはバラツキがあり分析が難しい
・昨年は13頭立てで51キロ以下の馬が1番人気のヨカヨカを含めて6頭いたが最高で5着までだった
以上から
血統的には父ミスプロ系の血を持っている馬・・・①
4ラインにナスルーラ系の血を持っている馬・・・②
前走脚質「逃げ、先行(3角、4角を5番手以内)」の馬・・・③
5歳馬・・・④
(斤量51キロ以下の馬はやや割引)
を狙ってみたいと思います
それでは、これらのデータや傾向を参考にして今年の血統出馬表を見て予想をしてみましょう
小倉 CBC賞(GⅢ)分析と予想
~出走馬全頭血統分析~
馬番 名前 性別馬齢 騎手
前走成績
血統適正、能力実績(SABCDEFG)の8段階で評価、狙い目該当
血統構成
血統分析・一言コメント
の順に表記
①レインボーフラッグ 牡9 53 国分優
前走:22年安土城S(L)17着
血統:D 能力:F 該当:②
<血統構成>父ジャングルポケット(EN)母父ダンスインザダーク(LS)母母父レインボウクエスト(EN)
<血統分析・一言コメント>9歳馬となった今年は既に5戦を消化。血統は父系、母系とも欧州色の強い組み合わせでスプリント適性は高いイメージはない。高齢馬で上積みも薄そう。
②アネゴハダ 牝3 49 藤懸
前走:22年由比ヶ浜特別(2勝ク・東京1400m)1着
血統:D 能力:C 該当:③
<血統構成>父キズナ(DI)母父ウォーエンブレム(AP)母母父スターボロウ(ED)
<血統分析・一言コメント>キズナ産駒の牝馬は牡馬に比べるとパワーが不足する替わりに母系からのスピード能力を伸ばすケースが多数ある。距離適性は1400mからがベストで1200mへの距離短縮は微妙だが、小倉2歳Sでは3着の実績もありコース適性はある。フィリーズレビューの3着馬で前走は2着馬を3馬身突き放す快勝。条件戦ではレベル違いを見せた。さらにそこから3キロ減の49キロで出走できるのは大きな魅力だ。
③レジェーロ 牝5 54 団野
前走:22年天王山S(OP)16着
血統:E 能力:E 該当:④
<血統構成>父キズナ(DI)母父ロックオブジブラルタル(ED)母母父メジロマックイーン(HE)
<血統分析・一言コメント>父キズナ、母系は欧州色が強い。もともとキレる脚を持つわけではなく、長く持続する脚を使うことで結果を出してきた。しかし近走ではそのズブさが目立つようになり粘りを見せることができない惨敗もしばしば。まずは好走のきっかけをつかみたい。
④シホノレジーナ 牝5 49 角田河
前走:22年清洲S(3勝ク・中京ダ1200m)16着
血統:E 能力:G 該当:②④
<血統構成>父ダイワメジャー(SS)母父シンボリクリスエス(RB)母母父トニービン(EN)
<血統分析・一言コメント>父や母系からわかるようにキレる脚は持っていない。先行して抜け出ししぶとい脚で粘るのがこの馬の持ち味。このあたりは血統のイメージ通りである。決め手不足は顕著で勝ち切れないことから距離を縮める、ダートに変える、障害に挑戦するなど様々取り組んできた。49キロは魅力だが、このメンバーで久しぶりの芝スプリントでは厳しいか。
⑤テイエムスパーダ 牝3 48 今村
前走:22年皆生特別(2勝ク・阪神芝1200m)1着
血統:C 能力:D 該当:②③
<血統構成>父レッドスパーダ(TT)母父アドマイヤコジーン(AN)母母父マイニング(AP)
<血統分析・一言コメント>メンバー最軽量ハンデとなる48キロ。父も母父も日本の主流血統ではないが、スピードには定評のある血統配合。小倉1200mならば主流血統は問われないので条件的には向くはずだ。それを裏付けるようにコース適性は【2-1-0-0】と抜群だ。6月に2勝クを卒業したばかりで格上挑戦だが、前走は時計も魅力的で素質を見せておりこの舞台で通用しても不思議ではない。このハンデキャップを最大限に生かした先行策で見せ場を作りたい。
⑥メイショウケイメイ 牝6 51 小沢
前走:22年安土城S(L)12着
血統:E 能力:G 該当:①
<血統構成>父ワークフォース(EP)母父デュランダル(SS)母母父フサイチペガサス(AP)
<血統分析・一言コメント>父ワークフォースはキングマンボ系の中では重厚なタイプでスピードにはやや欠けるが、スタミナを競う厳しいスプリント戦で期待が持てる種牡馬。母系は短距離のスピード血統という配合だ。近走の成績からは活路を見出せず厳しそう。目立つ上積みもなさそうで・・・。
⑦スナークスター 騙6 52 富田
前走:22年天保山S(OP)13着
血統:F 能力:G 該当:②
<血統構成>父ネオユニヴァース(DS)母父サクラバクシンオー(JN)母母父ケンマール(EN)
<血統分析・一言コメント>父ネオユニヴァースはサンデー系の中ではダートや渋った馬場での活躍馬を多く出す傾向があり、母父のサクラバクシンオーとの配合で少しはスピードが強化されているだろうが、過去の戦績から見てもわかるように芝よりダートの方が向くだろう。約4年ぶりの芝でしかも重賞では上昇度は高くない。
⑧タイセイビジョン 牡5 57 川田
前走:22年春雷S(L)2着
血統:D 能力:C 該当:④
<血統構成>父タートルボウル(ED)母父スペシャルウィーク(LS)母母父エルコンドルパサー(EP)
<血統分析・一言コメント>昨年のこのレースの4着馬。トップハンデの57キロだが、昨年も57キロだったためそこまでの心配は不要。1200mは現在2連続で2着とスプリントの流れにも慣れてきた。後ろからの競馬が濃厚で展開には左右されるが、ハイペースで前が潰れる展開になれば勝機が見える。
⑨ロードベイリーフ 牡5 54 和田竜
前走:22年韋駄天S(OP)2着
血統:C 能力:D 該当:④
<血統構成>父ヴァンセンヌ(DI)母父キングカメハメハ(KK)母母父ギルデッドタイム(AM)
<血統分析・一言コメント>父ヴァンセンヌの母はあのスプリンターズSを制したフラワーパーク。ディープ系の中では距離適性が短いタイプと考えることが自然だろう。母系にはダマスカスの血を持ちダートよりのスピード、パワーを併せ持つ。競走成績にはムラがあり走ってみないとわからない側面はあるが、前走初めての千直競馬で見せたスピードは調子が上向いてきた証。当コースの相性も【1-1-0-2】と良く更なる上積みに期待。
⑩メイショウチタン 牡5 54 荻野極
前走:22年オーロカップ(L)11着
血統:D 能力:F 該当:①③④
<血統構成>父ロードカナロア(KK)母父マイネルラヴ(EP)母母父ダンスインザダーク(LS)
<血統分析・一言コメント>父ロードカナロアに母系にマイネルラヴとダンスインザダークという配合。マイネルラヴ自身はスプリターズSなどを制し、1200m~1600mなどで活躍した。ダンスインザダークのイメージはステイヤーだが、母系に入るとそこまでスタミナだけを伝える印象はない。近親にファインルージュがいる牝系。今回の実戦は半年以上の休み明けでそのデキは注視する必要がある。ただし昨年のこのレースは12着でその他も1200mでは結果を残せておらず距離適性があっているとは言いにくい。
⑪カリボール 牡6 54 西村淳
前走:22年芦屋川S(3勝ク・阪神1200m)1着
血統:D 能力:E 該当:②
<血統構成>父ジャスタウェイ(SS)母父サクラバクシンオー(JN)母母父エラ(AD)
<血統分析・一言コメント>3勝クで戦うこと14戦。ようやくオープン馬の仲間入りを果たした。半兄に朝日杯FS2着のモンドキャンノがいる。父や母父を見ても距離は短い方がいいだろうが、生粋のスプリンターというイメージはなく、距離適性は微妙。3勝クでも目立つ凡走は決して多くないが、勝ち切る決め手の不足はこの馬の大きな課題だった。重賞挑戦で相手も強化されどうか。
⑫スマートリアン 牝5 53 秋山真
前走:22年安土城S(L)5着
血統:D 能力:C 該当:③④
<血統構成>父キズナ(DI)母父ミスターグリーリー(AP)母母父ジルザル(ED)
<血統分析・一言コメント>キズナ×母父アメリカ血統の牝馬だとパワーが不足する替わりにスピードが強化される。距離適性はマイルあたりが良さそうで1Fの距離短縮がプラスとなるかどうかはやや微妙。前走は直線で不利がありベストなパフォーマンスではなかった。先行力があり開幕週の馬場は合う。ここで巻き返しを。
⑬モントライゼ 牡4 55 北村友
前走:22年京葉S(L)16着
血統:D 能力:D 該当:なし
<血統構成>父ダイワメジャー(SS)母父ネイエフ(EP)母母父ストームバード(ED)
<血統分析・一言コメント>京王杯2歳Sの覇者で今回と同コースの小倉2歳Sでも2着の実績を持つ。2歳から3歳春までの実績を考慮すると少し成長力は乏しいか。前走の初ダートはノーカウントでもキレる脚はもともと持っておらず、先行して粘り込む展開に持っていきたいところだ。
⑭タマモティータイム 牝5 50 国分恭
前走:22年やまびこS(3勝ク・福島ダ1150m)15着
血統:E 能力:F 該当:①④
<血統構成>父ロードカナロア(KK)母父フジキセキ(SS)母母父ノーザンテースト(ED)
<血統分析・一言コメント>父ロードカナロア、母父フジキセキと芝の短距離のイメージは持てる配合だが、現状は厳しく3勝クすら突破できていない状態での格上挑戦はハンデを考慮しても間違いなく厳しいものになる。唯一の救いは当コースを【3-1-0-3】と大得意にしていること。勝利のすべてを上げている相性の良いコースで番狂わせを狙いたい。
⑮スティクス 牝4 52 幸
前走:22年韋駄天S(OP)10着
血統:B 能力:E 該当:①③
<血統構成>父ロードカナロア(KK)母父ネオユニヴァース(DS)母母父ケープクロス(ED)
<血統分析・一言コメント>父ロードカナロアから受け継いだスピードを武器に芝の短距離戦で必ず1、2番手で走るダッシュ力が特徴。それでもオープンでは2ケタ着順で3連敗中だ。父や母系のダンジグ系からくるスピード自体は悪くないが、そのスピードを持続することのできるスタミナが不足している。開幕週の小倉はもちろん前有利ではあるが、極端なハイペースになりやすいため先行馬はスタミナと持続力が問われるケースも多い。当コース2勝と好相性だが、少し心配な面も多い。
⑯アンコールプリュ 牝7 53 藤岡康
前走:22年韋駄天S(OP)14着
血統:E 能力:E 該当:②
<血統構成>父ディープインパクト(DI)母父ウイニングチケット(EN)母母父トウシヨウボーイ(JN)
<血統分析・一言コメント>3歳時には重賞戦線の常連だったが、ここ数年は精彩を欠く走りが続く。父ディープ×トニービン系でスプリンターというイメージは薄い。母系のトウショウボーイからスピードを受け継いでいるものと考えられる。年齢を重ねることでの上積みは乏しく、頭打ち感がある。今走も結果を出すのは簡単ではなさそう。
⑰ファストフォース 牡6 56 松山
前走:22年高松宮記念(GⅠ)9着
血統:B 能力:C 該当:①②③
<血統構成>父ロードカナロア(KK)母父サクラバクシンオー(JN)母母父デインヒル(ED)
<血統分析・一言コメント>昨年のこのレースの覇者。ロードカナロア×サクラバクシンオー×デインヒルといういかにもな平坦な短距離に向きそうな配合だ。昨年はハンデ52キロに恵まれたことも勝因の1つだが、当コース適性は【2-1-0-0】と連対率は100%。今回は昨年から4キロ増となる56キロを背負うが、前走のGⅠから比べれば1キロ減。さらに相手関係は大幅に楽になる。
~CBC賞血統予想~
<良馬場想定>
〇⑰ファストフォース
▲⑫スマートリアン
△⑤テイエムスパーダ
消②アネゴハダ
この馬は実力もあるでしょうが、1人気では到底買える馬ではありません。
消⑧タイセイビジョン
この馬は後方からなので3着まで。3連馬券なら押さえたいところです。
【買い方】
馬券は本命◎と対抗○⑰ファストフォースの単勝や本命からワイドで買おうと思います。
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