2023東スポ杯2歳S(GⅡ)予想
こんばんは。ちゃろです。
皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。
さて、本日は「東スポ杯2歳S(GⅡ)」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
・データについてはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
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・アップされるまでお待ちください
11月18日 2023東スポ杯2歳S(GⅡ)血統予想
~東スポ杯2歳Sの過去血統傾向~
<父・母父のワン!ポイント>(過去10年)
・父の好走数 日本型 22回 北米型 1回 欧州型 7回
・母父の好走数 日本型 4回 北米型 11回 欧州型 15回
<血統のワン!ポイント>(過去10年)
・父日本型のサンデー系(ディープ系)は過去10年で馬券になった馬30頭の内なんと22頭。1年間分析してきた中でもこれほど突出することは珍しく、父サンデー系(ディープ系)にとっては絶好の舞台と言える。
・相性抜群のサンデー系(ディープ系)についてもう少し詳しく分析していこう。もっとも馬券になっていたのはディープ系(というよりディープインパクト)で9回でトップだった。
・ディープインパクトの好走は東京など広いコースではいつものことではあるが、注目したいのはそこだけではない。マイル以下に良績があるSサンデー系が3勝を含む馬券内7回と非常に好成績を残している。1800mのレースでSサンデー系がこれだけ好走するのは非常に珍しいケースでそれだけ短距離志向が強いということがわかる。かなりレアなのでこの機会に下記このレースでのSサンデー系好走馬を紹介する。
▼22年1着ガストリック(父ジャスタウェイ)
▼21年2着アサヒ(父カレンブラックヒル)
▼21年3着テンダンス(父ジャスタウェイ)
▼20年1着ダノンザキッド(父ジャスタウェイ)
・逆に言えば同じサンデー系でもスタミナを長所とする種牡馬を分類したLサンデー系はやや不振。過去10年で1着になったのはイクイノックス(父キタサンブラック)1頭のみ。スワーヴリチャード(父ハーツクライ)も2着に敗れ、昨年もハーツコンチェルト(父ハーツクライ)が1人気で3着に敗れている。
・父サンデー系優位だが、それ以外にも軽く触れておこう。成長が早く2歳重賞で穴を開けやすい北米型血統はこのレースは大不振。過去10年で馬券になったのは16年1着のブレスジャーニー(父バトルプラン・ファピアノ系)ただ1頭。広いコースで距離もあるこのレースは成長力の早さだけでは押し切れない。
・父欧州系も数字は高くない。強いて言えば日本の主流血統の一部を担っているキングマンボ系(キングカメハメハ、ドゥラメンテなど)が3頭馬券内に来ている。しかし勝ち切れず2着までという成績。20年にはタイトルホルダーも2着に敗れた。
・父系の解説が長くなってしまったが、母系にもさらっと触れておこう。テーマは「スピードの強化」。馬券になった父サンデー系との配合は北米型、欧州型とも11頭ずつだがイメージとしては北米型の方が合いそう。北米型ミスプロ系の母父アンブライドルズソングは3回馬券になっている。母父北米型の場合は母母父も北米型であることが理想的。
・母父欧州型の場合もイメージは同じで「スピードの強化」が大切。リファール系、ダンジグ系、キングマンボ系などスピードを持った母父欧州型の成績が良い。
・中京開催は綺麗に3分割される部分があり、血統としての傾向は少し掴みにくい。
・中京開催ではナスルーラ系の血を持つ馬が好走している傾向がある。
~東スポ杯2歳Sのレース質~
※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。
今回の注目ポイントは
【枠順】・・・過去10年では勝率、連対率、複勝率のすべてで1枠がトップの三冠を達成。2枠は勝ち馬こそいないが連対率、複勝率ともに3位。3枠は勝率、連対率、複勝率のすべてで2位と内枠が有利。5~8枠も走らないわけではないが1~3枠と比較すると数字は少し落ちる。そしてなぜか4枠が【0-0-0-13】で1頭も馬券になっていない。
【ローテ】・・・過去10年の3着内トップは現在4年連続で勝利をしている前走新馬組(11回)。未勝利組(5回)、アイビーS組、萩S組(ともに2回)と続く。新馬戦から馬券になった11頭の内、前走阪神1800mが3頭、東京1800mが2頭いた。また同距離(前走1800m)が8頭。距離短縮が2頭、距離延長は1頭のみだった。前走未勝利も同じような傾向があり、前走新馬・未勝利の場合は東京もしくは阪神の同距離もしくは距離短縮を狙いたい。
【ペース・脚質】・・・過去10年はハイペース1回、ミドルペース3回、スローペース6回。基本的にはスローからの瞬発力勝負になるのが基本。馬場にもよるが33秒台の末脚は必須。年によっては32秒台が出たケースもある。4角位置でいうと6番手の馬が最も馬券になっており5回、3番手、7番手が4回ずつ馬券になっていた。逃げ切りはかなり難しく4角1番手で馬券になった馬は1頭もいない。
【騎手】・・・短期免許で来日中のムーア騎手が2勝を含むトップタイの3回馬券になっている。世界のムーア恐るべし。他には戸崎騎手と川田騎手が3回。川田騎手は近4年で3回馬券になっていて相性が良い。続いてルメール騎手、柴田大騎手、武豊騎手が2回ずつ馬券になっている。
【性別・馬齢・斤量・厩舎など】・・・番組が分かれて牝馬の出走が少ないが、過去10年馬券になったのはすべて牡馬だった。所属は大きな差はないが輸送の関係かは不明だが関東馬がやや有利。ちなみに調教師ランキングは友道厩舎がトップで3回馬券になっている。
~気になる血統馬~
推定1人気のシュトラウス。父モーリス、母父アドマイヤベガという配合。母ブルーメンブラットはマイルCSの勝ち馬で牝系を辿るとBCマイルを制したコジーンも同じ一族という良血。
不良馬場の新馬で強さを発揮。前走は高速馬場で切れ負けした感があるがあのボンドガールとクビ差の3着。しまったペースを経験したのは大きい。ただ血統の本質的には究極の瞬発力勝負になった場合は血統的な裏付けはやや薄い。父サンデー系でないのも少し引っかかる。
▼フォルラニーニ
父エピファネイア×母父ステイゴールドの配合。やはり注目したいのは牝系で母リナーテは重賞制覇こそならなかったが京王杯SCの2着。近親には菊花賞や有馬記念を制したサトノダイヤモンドやホープフルSを制したドゥラエレーデがいる超良血。ちなみに母母マルペンサは亜国でGⅠ3勝。
新馬で2000mを勝っており距離は全く問題ない。エピファネイアやダンジグの血を持つあたり成長が比較的早そうな印象も受ける。新馬戦しかキャリアがない分、仕方ないのだがスローしか経験をしていないため、追走が一つポイントになる。能力は間違いなく高い。
▼シャンパンマーク
このレースに圧倒的に好相性を見せる父サンデー系(ディープ系)のキズナ。半兄は今年のNHKマイルCを制したシャンパンカラー。父ドゥラメンテの兄と比較してこの馬の父キズナはどうかと注目していたが良い意味でらしからぬ非常に高い瞬発力を見せた。ちなみに牝系を少し広げて見ると桜花賞馬のジュエラーや重賞4勝のワンカラットもいる一族。
新馬戦の上がりは33秒1と切れ味があり、最後のレースラップは11秒0-11秒0と非常に速く、レベルの高いレースだったことがわかる。このレースの勝ちパターンである脚を溜めて爆発するイメージがしやすい。有力な1頭だ。
▼ガイアメンテ
ガイアメンテは父ドゥラメンテでサンデー系ではないのだが、ドゥラメンテはサンデーの影響を強く受けており、ディープインパクトなどサンデー系の瞬発力が生きる舞台で好走しやすい特徴を持つ。母ミュージカルロマンスはダートの本場アメリカでBCフィリー&メアスプリントなどGⅠ2勝。
札幌2歳Sの予想の時に言ったが、間違いなく札幌向きではない。その分東京にコースが替わる今回はその血統的な能力を爆発させることができる機会ではないかと考えている。もちろん良馬場が理想的。前走の大敗で人気を落とすのであれば馬券妙味も。
~東スポ杯2歳S血統予想~
<血統出馬表>
・予想は金曜夜までにアップ予定です(→更新済です)
※あくまで前日時点での予想です
馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。
◎⑥ガイアメンテ
○⑤ショウナンラプンタ
▲③ファーヴェント
△⑨フォルラニーニ
△⑧シャンパンマーク
※予想が反映されていない場合はXにコメントまたはDMください
皆さまの馬券が的中し素敵な土曜日となりますように!
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