２０２３京成杯オータムＨ（ＧⅢ）予想
こんばんは。ちゃろです。
皆さん競馬は満喫されていますでしょうか。
さて、本日は「京成杯オータムＨ（ＧⅢ）」の血統分析を行っていこうと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
※おことわり
・データについてはあくまでも”ちゃろ調べ”ということでご了承ください。皆様の予想のご参考になれば幸いです。
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９月１０日 ２０２３京成杯オータムＨ（ＧⅢ）血統予想
～京成杯オータムＨの過去血統傾向～
＜父・母父のワン！ポイント＞（過去１０年）
・父の好走数 日本型 ２１回 北米型 ２回 欧州型 ７回
・母父の好走数 日本型 ６回 北米型 ８回 欧州型 １６回
※中山開催のみ（１４年は新潟開催のため）
・父の好走数 日本型 １９回 北米型 ２回 欧州型 ６回
・母父の好走数 日本型 ５回 北米型 ８回 欧州型 １４回
＜血統のワン！ポイント＞（過去９年）
・新潟開催を除く過去９年で父日本型のサンデー系（ディープ系）は馬券になった馬３０頭の内１９頭を占める。父サンデー系（ディープ系）にとってはものすごく相性の良い重賞と言える。
・過去９年の勝ち馬はすべて父か母父にサンデー系の血を持っていた。
・サンデー系の中でも特に優秀な成績を収めているのがディープ系。サンデー系の３着内１９頭の内、実に１１頭がディープ系。もっと言えば１０頭が父ディープインパクトだった。
・馬券になった父サンデー系の母父に注目してみると北米型７頭、欧州型１２頭。ただ数字以上に近年は父サンデー系×母父欧州型血統が優秀で、１８年からの近５年に限定すれば父サンデー系で馬券になった１１頭の内、１０頭が母父欧州型だった。
・サンデー系以外で注目したいのがサドラーズウェルズ系、ダンジグ系といった馬力やタフさを売りとする欧州型ノーザンダンサー系。父サドラーズウェルズ系は出走数が多くないながらも過去９年でゴットフリート（１３年３着）、ジャンダルム（１９年３着）、グレナディアーズ（２１年３着）と馬券になっており意識しておきたい。
～京成杯オータムＨのレース質～
※このコーナーでは血統以外のファクターから好走馬を炙り出します。
今回は過去９年で集計します。
今回の注目ポイントは
【枠順】・・・中山開催の過去９年では勝率、連対率、複勝率のいずれも５枠がトップだった。これといった理由は思いつかないが人気より走っている馬が多いのも事実。内、外で比較すると内枠よりも外枠の方が成績が良い。中山１６００ｍの外枠は外々を回るため不利というデータがあるが、このレースに関してはは外の方が良さそうだ。また、最内枠の１枠は成績が良いのでここは押さえておきたい。
【ローテ】・・・過去９年の３着内トップは前走関屋記念組（６回）、続くのが中京記念組（５回）。さらにＮＨＫマイルＣ組、ヴィクトリアマイル組（ともに２回）が続く。関屋記念組、中京記念組は前走で２、３着だった馬が堅実に走る傾向がある。近２年は中京記念組が勝利しているものの小倉開催だった点は押さえておく。今年は中京開催でその判別が難しい。それでも基本的にはサマーマイルシリーズを走った馬から注目していきたい。
【ペース・脚質】・・・過去９年はハイペース２回、ミドルペース５回、スローペース２回。ペースのバラツキがあり前、後の有利不利がはっきりしているがペースや馬場にもよるところが大きい。ただし近年は前々で決着することも多く、基本的には先行馬を評価したい。
【騎手】・・・過去９年で戸崎騎手が２勝、２着１回と４回馬券になっており好相性。近年は馬券になっていないが田辺騎手が１３年から１７年の５年で４回馬券に馬券になっていた（新潟開催含む）。他に複数馬券になっているのは横山典騎手、吉田隼騎手、松岡騎手、北村宏騎手（いずれも２回）。
【性別・馬齢・斤量・厩舎など】・・・馬券になった馬は牡馬１８頭、牝馬９頭でやや牡馬有利程度であまり意識する必要はない。馬齢は３歳から７歳まで馬券になっているが、基本的に安定しているのは５歳馬。反対に軽ハンデも追い風となり３歳馬が人気になりやすいがあまり好走していないのもポイント。ただしトップハンデの成績も芳しくなく過去９年で勝ち馬はいない。
～気になる血統馬～
▼ラインベック
父も母も三冠馬。
▼ラインベック
父も母も三冠馬。きょうだいにはジナンボー（新潟記念２着２回）、アカイトリノムスメ（秋華賞）がいる説明不要の名血。ディープインパクトの直仔はこの馬ただ１頭。分析からするとやや母系の欧州色が弱いが、今年３月に当コースの東風Ｓを勝っており、適性は十分。関屋記念からのローテも評価できる
▼グラニット
血統的には非常に面白いと思う１頭。ディープインパクトとアンブライドルドという爆発的なスピードを父系から受け継ぐ一方で母系はガッツリと欧州のスタミナ血統。逃げてそのスピードを持続するという脚質は血統に合っている。人気の割に不振なことも多い３歳馬だが、この馬はそもそも人気にはならないだろうし、妙味も生まれると考えられる。重賞のイメージがない鞍上にはやや不安を覚えるが、ハンデ５１キロを最大限に生かせればチャンスあり。
▼アスクコンナモンダ
こちらもサンデー系×欧州型というこのレースの好走パターンに合致する血統。母アンナモンダはドイツにルーツを持ち、独１０００ギニー（ＧⅡ）やイタリアＧⅠを制した馬。条件戦上がりだが、大事に使われてきており、５７～５８キロの斤量も苦にしない。一気に才能が開花しても不思議ではない。
～京成杯オータムＨ血統予想～
＜血統出馬表＞
・予想は土曜夜までにアップ予定です（→更新済みです）
※あくまで前日時点での予想です
馬場状態などを見て狙いを変更する場合はTwitterでお知らせしますのでぜひフォローお願いします。
土曜日の紫苑Ｓは前日時点で馬場を読み間違えて不完全燃焼。中山競馬場の馬場は完全に回復傾向にありますね。今回はいつも以上に血統にこだわります。
馬券の妙味、血統、騎手相性、ローテ。
私はこの馬から狙ってみることにします。
◎④メイショウシンタケ
○⑨ラインベック
▲⑦グラニット
△⑧アスクコンナモンダ
皆さまの馬券が的中し素敵な日曜日となりますように！
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